JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

福岡県宗像市(JCC 4026)移動運用報告①

2010-10-12 | 移動運用結果報告

10/10に福岡県宗像市(JCC 4026)筑前大島に移動運用運用に行ってきましたのでご報告します。

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【注】遠征移動の場合は計画やその他の日も含めご紹介していますが、今回は全体的に不成績のため筑前大島での全市全郡コンテスト参加の模様だけをご紹介します。

 

昨夜から全市全郡コンテストか開催されています。昨年は同じ福岡の能古島からQRVし、思いがけない21/50MHzのオープンに遭遇し楽しいコンテストでした。しかも6エリアでX50P唯一のログ提出者だったため賞状もゲットしました。

今年は宗像市の筑前大島です。宗像市は宗像大社のお膝元です。航海安全の神様であり、全国の宗像神社や厳島神社(広島の厳島神社は分社)の総本宮でもあります。一般には本土にある辺津宮が宗像大社と呼ばれますが、本来は大島にある中津宮、沖ノ島の沖津宮の3つの宮の総称なのだそうです。

筑前大島は福岡県最大の離島で、2008年の夏に一度訪れています。ごく近年まで大島村を名乗り、福岡県で最後まで残った離島町村でしたが、宗像市と合併し消滅しました。かつての大島村は福岡県ではQSOの難しい町村として知られていました。

 

この大島の最高所にある御嶽展望台は標高200mあまりと高さはさほどでもありませんが、唐津あたりまで北部九州全域を見通せ、さらに北九州市越しに瀬戸内海へと抜けるルートがあり意外とワイドにいけそうですのでコンテストで使ってみることにしました。

今回も50MHzをメインに21と430MHzのアンテナを持って行きます。どこにエントリーするかはQSO後に決めればいいので楽です。

 

前回同様博多からJRに乗って東郷駅を目指します。朝7時45分発の船に乗りますので早起きしなくてはなりません。西にある福岡は夜明けが遅いのでまだ暗い中を出発です。どうやら雨は降らないようです。

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博多駅には九州新幹線の宣伝キャラになった西郷さんがいます。撮影時点では修正済みなのですが、設置当初は着物のあわせが左右逆で死人になっていたり(この表情では遺体に見えなくもないですな)、設置を巡って熊本市から抗議を受け、やむなく熊本駅設置分だけは他のキャラに置き換えたりと受難続きみたいです。西郷さんは西南戦争で熊本を焼け野原にしたため、熊本では今でも嫌われているのだそうです。幕末に京の町に火を放った長州が今でも京の町衆からよく思われていないのと似ていますね。

早朝で妙に酒臭い電車に30分ほど乗って東郷駅に到着。神湊の渡船場に向かいましょう。神湊からは「フェリーおおしま」という市営フェリーで大島に行くことができます。

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待合所の売店でお弁当を買っておきました。

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前回乗って勝手が分かっていますので、一番下の階にある和室に寝転がり休んでおきます。約25分の船旅です。到着の案内放送まで寝てましたがあまり揺れなかったです。ただスラスター(接岸時に左右方向の位置を微調整するための小さなスクリュー)が動くとうるさかったです。
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大島に到着。妙に豪華な待合所は相変わらずですね。港からも御嶽展望台が見えています。赤い矢印で示したところが御獄展望台です。

中津宮の脇から登って行きます。登山道は相変わらず誰も使わないのかクモの巣が多くて快適ではありません。距離は800mながら急な階段が続いたりと結構ハードです。

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やっとこさ御嶽展望台に到着。標高は能古島や志賀島の最高所より高いですが、展望台が2階建てと最低限の高さしかなく、7MHzのアンテナが張れないのが惜しいです。

 

ちょっと長くなりましたので続きは次回です。

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