JA7NI - AKITA GRABBER

2200m band Grabber for DX

スーパーラドアンテナの商品テストー2

2012-04-10 17:18:36 | インポート

今回はアースを外した時の指向性の確認である。

写真のように、自作SRAから電池式の受信機FT817に直接つないだ。
自宅からの電波はほぼ完璧な垂直偏波で連続送信中である。
アースがない場合は手を離すと同調がずれるので、Sが最大になるCを予測し設定した。
最初はシリンダーをコイル上端に密着させて測定、SRAは横置、地上1.5mとした。
結果:予想通り、水平面はきれいな8に字である。
ところが、ふぃっとSRAを立てると横置きより強くなり、水平面無指向であった。
無線小屋の屋根に上がって横、縦を測ってみても同じ傾向であった
そこで、シリンダーを写真のようにコイルから5cm離し、コイルとジャンパー線で接続してみても、同じ強さであった。
縦にすると、シリンダーを離しても、横置きより、6dBほど強い。

つまり、磁界系アンテナの受信電界よりもモノポールとしての受信電界が強いのである。

次に自作SRAと同じく電池式受信機で指向特性の商品テストを行った。
結果:横置きではきれいな8の字で自作と全く同じ指向性であった。
    クローバ形や、半クローバ形では断じてなかった。
    
 :低い周波数でSRAの実験中にシリンダーや円盤を付けてわずかの感度アップを感じたのは、
 モノポール容量冠の効果であった。