ダニー食堂

右往左往の日々。

さよならコロナド~再び移動開始

2009-12-16 | もう1品
島のダイナーで最後の朝ごはん

巨大なブレックファースト・ブリトー
チーズとハムと卵とハッシュドポテトが「親の敵」の如く詰まっていて、3/4は食べきれずお持ち帰り。


結婚生活を始めた思い出の地をバタバタしながら、しんみりする間は微塵も無く昨日去りました。


軍から派遣されてきた引越し業者、ひとめでそれをコタツと判断する辺り「アメリカ人ながらなかなかやるわね」なんて思ってたけど台所の荷物に取り掛かっていた時に何かを持ってあたしのところにやって来たの。

「僕ら仕事柄、色んな家で色んな物を見てるからこういうことは珍しいんだけどさ

「コレは一体ナニ?」





豚の鼻の穴にお箸を突っ込めば簡単に持ち上げられる優れものだよって教えてあげたわ。


今日中に我々の新天地、モントレーに到着します。


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明日、島へ帰ります

2009-12-10 | もう1品
昨日は強風で楽しめなかったホワイトサンズ国立公園。
朝イチでリベンジ。


ミラクル日産車をビジターセンターの駐車場で切り離してから園内へ。




その後、帰宅すべくひたすら西へ。




アリゾナ州へ突入




明日の晩、4ヶ月ぶりにアパートに到着予定
原状をちゃんと保っているといいんだけど・・・(郵便物とか凄いことになってそうだわ)

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雪道で震え砂漠で目を閉じる

2009-12-09 | もう1品
出発から6日目、多湿のミシシッピの空気に慣れてしまった為か夫婦でお肌がカッサカサよ。
某J&J社の24時間潤うはずの保湿クリームを4時間おきに出してるわ。





でも虹が出るということはそれなりに湿度があるという解釈でOK?


あまりに平和で退屈な景色の為に居眠りしてしまったあたし。
目覚めるとダニーが必死の形相で雪道を運転してるのよ、一気に目が冴えたわ。

ノーマルタイヤな上に、後ろにはポンコツ日産を連れている我々の車。
ハンドルを取られたりしながら手に汗を握る状況に追い込まれた為に、写真を撮る気にもならない肩が凝る時間が続いたの。

そんな思いをしながら到着したホワイトサンズ国立公園




車の窓を3cm開けるのもためらうくらいの突風と砂の為、画像は全て車中から。
そんなチキンな我々をよそに堂々と外を歩く人を見ると皆さんスキー用のゴーグルをしてるのね。

ホワイトサンズ国立公園を訪れる皆さん、水・日焼け止め・保湿剤・サングラスとゴーグルです。

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ニューメキシコの洞窟でドラえもんの長編を想う

2009-12-08 | もう1品
亀裂の入ったフロントガラスで今朝も元気に出発。


同じ景色に飽きてきた頃、


ニューメキシコ州に突入


久しぶりに見る平野じゃない土地



到着した先はカールスバッド国立公園


わんぐり開いた洞窟の入り口を進むと












とてつもない広さの洞窟で、2時間以上歩き回ったわ。
真冬の平日だった為か来園者が少なくて、二人とも黙るとあまりの静けさに逆に耳が痛くなったくらい。
昔に観たドラえもんの長編作「のび太と竜の騎士」を連想させる規模のデカさ。

受付で歩きながら説明が聞ける機械を貸し出していて、3ドル払うんだけど借りる価値大アリ。
あたしは日本語のを借りました。


←今晩はドミノピザ


旅も人生も楽しいことだけでは済まないらしい

2009-12-07 | もう1品
あまりの寒さにさすがのダニーも完全冬装備。


テキサス特有の牛、ロングホーンも寒そう




ちなみにコレは岩手の短角牛↓


朝霧の中でコーヒーを飲んでいた地元のおいちゃんが撮ってくれた





昔はコレをコーラで割って飲んだわ


そう


彼らは・・・


ワイルドターキー


州立公園のひとつ




ちっちゃいけどダニー




夏に来たい場所


一通り観光を済ませテキサス西部へ


ここまでは平和だったんだけど、突然
バチバチバチバチバチ

冬は滑り止めのために砂を撒くのは知ってたんだけど、テキサスはスケールがでかいのね。
砂じゃきっと物足りないんだわ。




前を走るトラックのタイヤに弾かれて





無数の小石が飛んできたの。


それらを全面で受け止めた我々の車のフロントガラスに亀裂が・・・・

亀裂だけじゃないわ、前面キズだらけ。
真後ろの日産車もおこぼれを受け我々のテンション急低下

超ブルーのまま本日の宿へ


明日は良いことありますように・・・・

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←こちらに再度参加しました


テキサスのサンタに願いを叶えて貰う

2009-12-06 | もう1品
旅程3日目の朝、あまりの寒さに軍手をはめるあたしの隣で変わらず素足にサンダルのダニー。

寒々しいホテルのプール。「温水」らしいけど前日からひとけ無し。


とりあえず元気に出発。



ヒューストンに突入



すごかったわ。
ウィンカーも出さずに一気に5連の車線変更とかアクロバティックな走行が至る所で行われて、後ろにミラクル日産車を引きながらも制限速度ギリで走る我々をヒューストンの皆さんは物凄いスピードで追い越していくの。
そんな状況の中で交通事故を見掛けなかった辺り、3人乗りバイクで溢れる台北の街と似てるわね。





刻々と景色は変わって本日の宿に到着。
Johnson Cityという小さな町。




サンタがカウボーイハットな辺りテキサス


たまたま入ったギャラリーの女主人に「この町のクリスマスイルミネーションは東京ディズニーランドの次に素晴らしいから暗くなったら出直していらっしゃい」と出所が怪しい情報を親切に教えてくれたの。

真に受けて出直してみた。





ホントだ!

感動しているところにサンタクロースを発見。
しかも暇そう。

チャーンス!!

「一度やってみたい」と常々願っていながらこの歳まできてしまいました。お願いできますでしょうか・・・と恐る恐る尋ねたあたし。

サンタの懐は世間で聞くとおり大きかったわ。

若干まだ残る羞恥心が邪魔をして遠慮がちに乗ってる32歳。


←好きかもテキサス

あれから4ヶ月

2009-12-05 | もう1品
ついにミシシッピを後にしました。
昨晩ルイジアナに入って、今日は一日の大半をルイジアナ州の真ん中辺りで過ごしたの。

ケイジャンの歴史を学ぶべく「地球の歩き方~米国南部」を手に2箇所まわって、うち1箇所でケイジャン料理のバッフェにに巡り合って食べ収めの儀。
ガンボからナマズのフライ、ザリガニ料理を充分に堪能して、〆はタバスコ工場へ。


あたしもデカいけど、これもデカかった。


世界何十カ国に輸出されているタバスコだけど、実際ここの工場が生産の100%を担ってるとのこと。
そうは言っても決して大きくもなくとても地味な感じの生産部。




1ガロン(4.5Lくらい??)のタバスコの瓶


店頭に出回っている赤と緑のタバスコのジェラート(サンプル)

甘さの中に確実にピリピリとする不思議な味。

その他の試食も盛りだくさん


途中の道路で1ドル取られるけど入場は無料、お土産(小瓶のタバスコ3種)と多数の試食付。
ルイジアナ州南部を通過される方、ラフィエットという街で寄り道する価値ありです。

南部といえども、今日は雪!
テキサスに入っても雪!

一体どうなっちゃってるのかしらね。

←日本から持ってきた腹巻が大活躍中

予定変更、結果はオーライ

2009-12-02 | 米国南部にて準備中
今日のランチはザリガニと前もって計画していた我々。

着いた先は、まるでガレージのような建物。
(雨に気を取られ肝心の写真を撮り忘れました

躊躇しながらも1歩店内に踏み入れるとそこは別世界・・・・ではなくて、内装にも殆どお金を掛けない店側のポリシーが3秒で判る感じ?
でも綺麗にお掃除されていて、店員さんもスゴク感じがいいのよ。

期待に胸を躍らせてメニューについて尋ねると残念な答えが。
まだザリガニの季節には早かったようで今日は置いてないんですって
(っていうか、ザリガニって季節ものなんですね)

仕方が無いので前菜にワニの唐揚、メインは茹でた海老に変更。

先週末ニューオリンズで食べたワニのソーセージはガッカリだったけど、今日の唐揚はなかなかイケるじゃない。
例えるなら「歯応えの強い鶏の唐揚げ」、居酒屋で酔っ払ってこの料理を出されたらきっと何の疑いも無く食べてしまうのではないかと思ったほど。

そして海老登場、1.5lb(およそ700g)。


スパイスの効いたお湯で茹でられたらしくて、何も付けなくても十分にビールが飲める味。
あたしの中ではケイジャンチキンと1・2を争う位置にランクイン!

大満足だった本日のランチ、一番感動したのは料理じゃなくて常連と思われるおいちゃん。
席に着くなりメニューも見ないでウェイトレスに一言。



「ワニ」



「おー、アメリカ南部ってこういうことなのね~」と撤退2日前にしていたく実感。


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