ひとり旅への憧憬

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りっくんランドへ行ってきた 6

2024年05月17日 21時50分58秒 | Weblog
久々に「りっくんランド」を再開したい。

一通り館内展示を見終え、次に屋外に展示されている車輌類を見に外へと出た。
今回どうしても実際に見てみたかった車輌があった。
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「車輌」とひとくくりにしてしまったが、厳密に言えば「履帯(キャタピラ)」と「装輪(タイヤ)」とに分けられるらしい。
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先ずは「自走砲」


「74式自走榴弾砲(105mm)」
既に2000年に退役している自走砲であり、配備された後の当時としては性能的に不足とやらで、実際に配備された数はごく僅かだったらしい。
ということは、ここに展示されて見ることができること自体が珍しいのかも知れない。
開発と製作においては、ある意味金の無駄遣いだったのかな・・・


「75式自走りゅう弾砲(155mm)」
当時としては珍しい自動装填装置を備えていた。
ただし装薬は手動で装填していた。
過去形の説明になっているのは、2016年に退役しているため。
現在の陸自では「99式自走155mmりゅう弾砲」と「19式装輪自走155mmりゅう弾砲」が配備されている。

因みにだが、自走砲は一見すると戦車と似ているが、きちんと区別されている。
詳細までは分からないが、自走砲は履帯(キャタピラ)でも装輪(タイヤ)でも特には関係ないらしい。
対して戦車は一般的には履帯であり、更には重装甲が不可欠となっている。
これは直接的に敵と相対し、直接照準による攻撃となるためであり、逆を言えば敵からも直接的に攻撃されることから重装甲となっている。
また、自走砲は遠距離の敵に対しての攻撃が主であり、それ故に戦車よりも有効射程距離の長い口径の大きな砲を装備している。
この程度しか知らない。


「87式自走高射機関砲」
これが一番見てみたかった。

自走式の35mm対空機関砲(×2)を装備し、索敵レーダーと追尾レーダーとを利用することで敵ヘリや航空機を攻撃する。
画像の二連機関砲の上部に見えるのが索敵・追尾レーダーである。
また、機関砲の角度は5°まで下げることができることから、対空のみならず地上の敵に対しての攻撃も可能となっている。
ただしだ、「87式」ということは配備されてから既に40年近い年数が経っている。
いつ退役してもおかしくない年数だし、最新式の開発については分からない。(調べてはいない)


87式機関砲のアップ画像。
レーダーと連動して自動追尾しながら攻撃する。
動画でしか見たことはないが、戦車の主砲と同じくらいの迫力があった。


「90(きゅうまる)式戦車」
今更説明は不要だろう。
当時はソ連(ロシア)による北海道侵攻に対する迎撃(攻撃)の為に開発配備されたと聞いたことがある。
また、車輌の大きさから重量もかなりあり、日本の地形には不向きではないかという話も聞いたことがある。


「10(ひとまる)式戦車」
最新の戦車であり、機動力を見直したことにより90式より車体は軽く小さい。
最大の特徴の一つに、「ロックオン」したままの走行が可能だということが挙げられようか。
正式には何と言う装備なのかは知らないが、敵車輌(物体)を一度ロックオンすれば、走行中に車体の向きを変えても砲塔はロックオン状態を維持していることができるというもの。(でいいのかな・・・)
そして部隊同士で敵車輌(物体)の位置や様々な情報を共有できるシステムもあるらしい。

それにしてもお腹一杯胸一杯になるほどの思いになった。
館内外問わず、何処を見ても陸上自衛隊一色。
これで何かしらの軽食が食べられるコーナーがあればもっと嬉しいのだが・・・
例えるならば、陸自隊員が訓練や演習で食べている戦闘糧食を食べることができるレストランがあればこんな嬉しいことはないのだが・・・

最後に向かったのが「さくら」というお土産コーナー。
お店の看板をよく見てみると「ARMY SHOP SAKURA」と書かれた看板があった。


お土産コーナー「さくら」

ネットでも陸自関係のショッピングができるHPはいくらでもあることはわかっているが、やはり実際にこの目で見て手に触れてから買いたい。
恥ずかしい話だが、いい歳してやや興奮気味だった。

職場へのお菓子、自分と自宅へのお菓子はもちろんだが、実生活と趣味で使える実用品があることはわかっていたので、今回は吸水速乾性に優れているTシャツと、日帰り登山の昼食時に食べる予定の戦闘糧食をチョイスした。


購入した品々。


90式戦車部隊のオリジナルTシャツ。
自宅の花壇やプランターの入れ替えの時だけでなく、大汗をかく夏期登山においても着用できる。


戦闘糧食(カレーライス)
ルーだけでなくご飯も備わっており、水を入れることで熱を発し温かな食事ができるもの。
Tシャツ同様に是非登山に持って行きたい。

前述したが、次回は午前の部に訪れ少しでも良い写真を撮りたい。
また、春になれば多くの駐屯地で記念行事が催されるだろう。
その時にも実用性のあるものを購入したい。
そしてもう一つ。
災害支援活動について、できる範囲内でよいから活動内容を知りたいと思っている。
写真や動画だけでは分からない苦労があるだろう。
また、ある意味知らせたくはない苦労もあるだろう。
支援活動をしている自衛隊の方々だけが知っている苦労について、直接話を聞き是非とも知りたいと思っている。
同じ日本人として知っておくべき事があるような気がしてならない。

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