Steve Reich "Daniel Variations" Nonsuch 2008
新曲は前作の"You Are (Variations)"と似た編成の曲。故人の書いた印象的なセンテンスにメロディを付けて歌わせ、それをアンサンブルの上にのっけるというスタイルである。"You Are"より重くて暗い。
水準以上の作品であることは確かだけど、「"City Life"みたいなサンプリングをガンガン効かせた曲はもうやってくれないんだなあ」とか、「"Different Trains"あたりから、ミニマル音楽のイメージとは程遠いドラマチックな曲ばかり書くようになったなあ」とか、聴きながらいろいろ頭に浮かんできてしまう。
併録の"Variations for Vibes, Pianos & Strings"は1970年代後半頃の作品スタイルをほうふつとさせる曲で懐かしい印象。気に入った。
5月にアンサンブル・モデルンを連れて来日し、オペラシティで公演するそうだが、たぶん行けない。いや、もっと若ければ静岡市からでも駆けつけたと思うけど。聴いている僕の方が歳をとってしまった。
新曲は前作の"You Are (Variations)"と似た編成の曲。故人の書いた印象的なセンテンスにメロディを付けて歌わせ、それをアンサンブルの上にのっけるというスタイルである。"You Are"より重くて暗い。
水準以上の作品であることは確かだけど、「"City Life"みたいなサンプリングをガンガン効かせた曲はもうやってくれないんだなあ」とか、「"Different Trains"あたりから、ミニマル音楽のイメージとは程遠いドラマチックな曲ばかり書くようになったなあ」とか、聴きながらいろいろ頭に浮かんできてしまう。
併録の"Variations for Vibes, Pianos & Strings"は1970年代後半頃の作品スタイルをほうふつとさせる曲で懐かしい印象。気に入った。
5月にアンサンブル・モデルンを連れて来日し、オペラシティで公演するそうだが、たぶん行けない。いや、もっと若ければ静岡市からでも駆けつけたと思うけど。聴いている僕の方が歳をとってしまった。