加古川大堰ができて加古川の水は、豊かになったようにみえる。
でも、加古川はよそよそしく、なっているように思えるのだが・・・
加古川は、長い歴史の中で地域を支えてきた。
また、将来もそれは変わらない。
シリーズ「(第三部)加古川を歩く」は、坂田月代さんの組曲「加古川」の序章「播磨の川よ」の紹介からはじめた。
最後も、組曲「加古川」の第三章「汚される川」を紹介してこのシリーズを終わりたい。
汚される川
(一) ドドッドッド ブルドゥザーが走る
山が崩され ゴルフ場ができる
寺の壁落ち 仏像がゆれる
松は枯れはて きのこははえず
ふるさとの山 どんどん変わる
(二) ドドッドッド ブルドゥザーが走る
たんぼつぶされ ゴルフ場ができる
緑の芝生 鳥さえこない
農薬しみて 川へとそそぐ
ふるさとの川 どんどん変わる
人の心も うすれるばかり
(三) ドドッドッド ブルドッザーが走る
畑はつぶされ ゴルフ場ができる
汚水集まり 下流へとながる
日ごと飲む水 汚れてやまず
ふるさとの土地 どんどん変わる
命守れと 願うばかり
詩集『天使の素足』(坂田月代)より
そんな加古川にはしたくない。加古川は、地域の宝物。
*次の企画(四部のテーマ)を決めていません。ゆっくり考えます。よい案があれば提案ください。
「ひろかずのブログ」は、しばらく休憩します。