加古川大橋のことです。問題が発生し、改築が必要になっています。
その1:交通量の増加
東播磨(加古川市)と北播磨地域(山陽道)を結ぶ自動車専用道路(東播磨道)の工事は進んでおり、2024年度に全線開通予定です。
完成すると、このあたり、特に国道2号線の交通量はさらに増えることになります。
加古川大橋を通過する自動車は多く、加古川橋西詰・東詰め辺りでは大渋滞になるのは目に見えています。
その2:加古川大橋は老朽化が進む
加古川大橋は、一部改築はあったものの西行き車線(架設後90年経過)と東行き車線(同60年経過)は、朽橋です。
大水により今すぐに橋が崩れたり、流されるということは考えにくいのですが、遠くない将来に、架け替えが必要になります。造り変えには莫大の費用が必要です。
また、現在の大橋の橋脚は16本です。増水時に加古川の流れを阻害してしまっています。架け替え後は5本に減らすことで洪水対策にもなります。
危険な「16杭」
私の中学のころの話です。もう65年も前になりました。
加古川大橋の橋脚は東詰から順に1杭・2杭と言って西詰の杭を「16杭」と呼んでいました。
夏、水泳をしたのは2~3杭辺りでした。その辺では魚もよく取れました。
「16杭」は、高砂への用水路で、流れが速く、つかまるところが少ない危険な場所でした。