奕保氏からのメッセージ
作家・立松和平氏は宮崎奕保氏に自然について質問されています。
《立松和平》
こうやって鳥が鳴いていて、永平寺はいつも自然に包まれていて一般的にもいいところだと思うんですが、禅師様は大自然のことをどのようにお考えでしょうか」
《奕保禅師》
自然は立派やね
わたしは日記をつけておるけれども
何月何日に花が咲いた
何月何日に虫が鳴いた
ほとんど違わない
規則正しい
そういうのが法だ
法にかなったのが大自然だ
法にかなっておる
だから、自然の法則をまねて人間が暮らす
人間の欲望に従っては迷いの世界だ
真理を黙って実行するというのが大自然だ
誰に褒められるということも思わんし、これだけのことをしたらこれだけの報酬がもらえるということもない
時が来たならばちゃんと花が咲き、そして黙って、褒められても褒められんでもすべきことをして黙って去っていく
そういうのが、実行であり、教えであり、真理だ
これで、「宮崎奕保さんのこと」を終わります。お読みいただきありがとうございました。(no4580)
◇きのう(12/14)の散歩(11.762歩)
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