ダークフォース続き(仮)新規 Twitterは@14ayakosan です

ダークフォースDFと続きに仮セカンド。Twitterは @14ayakosan 新規とDF追加再編です

日記 3・31

2015年03月31日 14時02分40秒 | 日記
 こんにちは、井上です。


 明日から、新年度ですね。

 桜が綺麗に咲いています。


 2015年度もよろしくお願い致します。 (^-^)



 最近は、自分の師である、

 お医者さんの先生に、

 いろいろと教えていただいています。


 ジャンルは違いますが、

 先生のお話は、とても参考になっていまして、

 その引用が、作中にもたびたび、使われております。


 最近の目標は、


 ・ 先生から、竹細工を教わりたい。(まずは、お箸から。)


 ・ 暖かくなってきたので、自転車で散策したい。


 ・ DFの設定とか資料を作りながら、新規に話を作りたい。


 ・ まずは、とりあえず、DFのエンディングの一つを絵コンテなどにしたい。


 ・ 落書きでも、絵が描ければ。


 くらいな感じです。



 DFのエンディングは、だいたい決まっていて、


 ・ ヒロインを救う為に、主人公が戦う。


       ↓


 ・ ヒロインは、

   味方を守る為に、『想いの力』と呼ばれる、

   バリアを最大で使ってしまって、


   すべての力を失うのですが、

   それを救う方法があると、

   主人公は知らされ、


   実行します。


   ◇ そのプロセス。


     ・ 一つの光(ヒロイン)を守る為に、

       六つの影(光と合わせて、計七つ。)を背負います。


     ・ ダークヒーローみたいな感じで、

       最期の試練として、

       元の味方に、立ち向かいます。


       (味方の強化と、ヒロインを守る為。)



     ・ 『悠久のメイ』を目覚めさせると、

       ヒロインは、彼女として目を覚まします。


       『悠久のメイ』 = ヒロインのそのオリジナルの人。


     ・ で、ハッピーエンドです。



     ・ その話に、起伏を付ける作業をやっています。




 新規のストーリーは、

 ゼリオス銀河設定をそのまま背景にして、


 「フォース ネクスト」か、


 「ネクサス フォース」(ともに仮称)辺りで、


 ストーリーを、書こうかな、見たいな感じです。


 短編というか、90分アニメくらいのテキスト量くらいにしたいです。




 更新は、遅れそうですが、

 資料的なものをアップし続けていければと思っています。


 「ためぞうの冒険」は、新年度で、また書く予定です。



           では、またですー。  ^-^
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世界観について、(仮) - 2015年度版 -

2015年03月16日 16時21分27秒 | 資料(落書き級ですいません^^:)
 DFシリーズでは、

 世界の管理に『エクサー』という船が使われています。


 あらゆる環境を物理法則の許す範囲で構築できる、

 箱舟になります。


 その箱舟の船長的な人が、『管理者(エクサー)』と呼ばれ、

 よくラスボス設定されています。


 この管理者は、どちらかといえば、

 世界の安定に貢献しているので、


 倒してしまうと、

 代わりに自身が、エクサーを勤めなければ、

 高確率で、世界は衰退していきます。


 エクサーとは、

 (起源は、単位 エクサに由来。

  テラの1000倍 ギガの100万倍。)


 ようは、

 ファンタジーワールドを丸ごと一つ設定可能な、

 世界の中心を果たすコアのようなものです。


 エクサー級の主な役割は、

 当初は、外宇宙からの来訪者の迎撃の為の旗艦でしたが、


 旧式のエクサー級は、その役割を終え、


 新式のエクサーが導入されると、

 (既存のエクサー級は、全て新式に改良済み。)

 外敵を一切避けつけない、絶対防御の盾として、


 一つの世界の進化(より、強い戦士の獲得。)の為に、

 一星系を守護しています。



 ◇ 新式 エクサー級の主な役割。


   世界に存在する力、

   ライトフォース(LV99まで)

   ダークフォース(LV600まで)


   の管理。


   世界にリミッターを付け、それを超えさせないのが、

   主な役割となっています。


   高性能なものほど、LV限界値を押さえ込む事が可能。(LV99がリミットの限界値。)




    ◇ LV601を超えてしまった場合。


      自力でLV制御可能な、セバリオス等は、

      何ら害をもたらしませんが、


      制御出来ない者が行使すると、

      自身の世界の位置を、

      周囲に探知され、

      より強力な王(覇王)に侵攻を許してしまいます。


      一度探知されたら、もう隠すのは不可能なので、

      守り抜くか、軍門に下るしかありません。


      他の覇王の下なら、再度、世界を隠蔽できます。



      覇王が何故、侵攻して来るかというと、

      地図情報を外敵に知られない為で、


      放置しておくと、カオスフォースの世界に、

      侵攻されます。



   カオスフォースの世界。


   混沌に溢れた、LV制御不可な世界。

   存在を知られてしまった、

   LV管理可能シップ『エクサー級』を奪取にやって来ます。


   カオスフォースの世界は、

   エクサー級を建造する技術を持たない為、

   LV管理シップを欲しています。


   LV管理されていない者たちは、

   戦闘毎に、強さを増していき、

   自己の限界を超えた時点で、急速に崩壊します。


   (主にLV601で、100時間程度で消滅。)


   LV制御の拠点さえ手に入れれば、

   半永久的に存在が可能で、

   外銀河、カオスフォースの世界では、


   旧文明が残した僅かな数の、

   (存在確認数は、6基と中心の1基で計7基。)

   LV制御シップを奪い合う、

   戦いが延々と繰り広げられています。



   話がややこしいので、

   ここからは、適当です。^^:



   ◇ 新規ワールドの設定は、(サーヴァと呼ばれる一つの世界。)


     基本エクサー級をコアに用いて行います。


     下位のギーガ級でも可能ですが、

     防御力が備わっていません。



     ワールドの設定(ファンタジーなものなど。)


        ↓


       スタート


        ↓


     つじつま合わせは、しません。(これをやると制約が多くなるので。^^:)



        ↓



     キャラを活躍させる。



        ↓



     つじつま合ってないかな?とおもったら、(仮)を使用。



        ↓



     好きにやるのがいいのではないかなーと、


     現時点では思っています。



     適当にやってた方が、

     味のあるキャラが作れたりしたりするのかなとか。




     適当ですいません。 ^^:




 最近になって、個人的に思っているのが、

 キャラクターの設定で、

 個性のあるキャラを、

 二、三人登場させておけば、


 ストーリー(雑談がおおいです。^^:)は、

 ある程度、流れていくので、


 キャラ設定の為に、

 けっこういい加減な感じで、

 『ためぞうの冒険。』を書いてたりします。


 個人的に使いやすいキャラでいうと、

 「マイオスト」(中年でそこそこ博識で、微妙に強い。)

 などは、

 キャラ設定目的で使わないようにしてたりします。


 まったり、やっていこうかなと思っています。

 好きで書いていないと、なかなか長続きしないもので。^^:



 設定する世界(ストーリー)は、


 出来るだけ、小さな話にしようかなとか、

 思っています。

 その方が、強敵エリアと接した時が、

 展開が楽かなーとか、そんな感じです。


 ロボットアクションとか、

 そういうのもいいと思います。



 なので、パワーインフレを起こさない対策として、

 エンディングの一つ(いくつあってもいいと思っています。)

 から、作成しています。


 最期のラスボスは、


 宰相のレイカ  = 7つの戦士能力を同時発動出来る究極の戦士。


 永遠のアリス  = あらゆる能力を完封して、純粋なパワー対決をする究極の戦士の一人。


 悠久のメイ   = ヒロインとなるキャラのオリジナルの存在。なので、戦いにくい。


 無限のルフィア = 五つ全ての限界を超えた、100%体の戦士の王。最大限界の完成形。


 に、三人の未設定キャラが眠りについているという感じで、


 その7人の誰かが、ラスボスの予定です。



   ◇ LVの最大限界は、1000(999+1)になります。


     LV最大値を発揮する為には、

     変換可能な質量・エネルギーが周囲に存在しているという条件が付きます。


     LV600以上は、規格外の力の為、

     それを達成するには、それだけの質量を持ち込む必要があります。


     例)セバリオスの場合。


     機動要塞フォーリナを出現させることにより、

     その莫大な質量から、力を得ています。


     LVの高いキャラは、コスト(変換用の物質)が高いので、

     配置は、基本地上になります。


     地上から離れるほど、パワーがダウンしていきます。(星の力を得れない為。)



     中には、星を駆る者(星ごと移動して来る。)

     と呼ばれる戦士がいて、


     ・ 覇王 タルスメフィー。


     ・ 絶対者 アリス。


     ・ 覇王 カロリナ。


     ・ 雷帝 セバリオス。


     ・ 覇王 アスラフィル(フィル・フィオの兄妹の覇王。)。


     ・ 覇皇帝 サードラル。


     などが、機動要塞(天駆ける星。)を所有しています。



     機動要塞は、発掘する事が可能なので、

     冒険者により、発掘される事があります。


     その場合、星のクリスタルというアイテムで手に入ります。

     大きさは、10cmほどです。


     ファーストの遺産である、

     シップ 『ウイング オブ ホープ』から、

     舞い落ちた羽が、結晶化したものになります。



     新式 エクサー級(エクサー01 - 改 -。)以降の船は、

     ウイング オブ ホープに積まれた、

     設計図を元に強化されて、

     ロールアウトされています。(もしくはカスタムパーツの供与により強化。)


     テラ01星系(NO,01 アリスアリサ)は、

     その存在を公開して、この設計図を他のエクサー級に送り続けています。



     追記あるかも知れません。


     ではまたー。 ^-^
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戦士LVについて。 - 2015年度版 -

2015年03月14日 21時56分45秒 | 資料(落書き級ですいません^^:)
 戦士LVとは、

 純粋に、その所有する力を、

 数値化したもので、


 数値が = 実力とは、なっていません。


 LV + 戦闘回数(経験値)で、


 戦士の強さは、変わってくるので、


 LVが高い = 強い とはなっていませんが、


 一戦士の強さを測る、目安のように使われています。




 ◇  通常世界のLV限界値。


    最大 99(+1)


    周囲に存在する物質、質量を、

    使用可能なエネルギーに変える力、

    ライトフォースを用いた場合の戦士のLV。


    強行な物質変換(ダークマター等)を使用しないので、

    環境を破壊する磁場や、引力を発生させないのが、

    このクラスの強み。


    世界のLV上限が99で管理された世界は、


    最高クラスのレベル制御シップ

    『エクサー級』が用いられている。


    ◇ 『エクサー級』シップ。


      いわゆる一つのプラネタリウム。


      世界を丸ごと内包して、

      強力な物理防御力(約10億の無限駆動は、

      恒星すら体当たりで吹き飛ばす。)で、

      侵入者の一切を受け付けない。


      一つの星系を管理し、

      ニセの星系マップ(電磁場)を他に投影して、

      その存在を光学情報等では悟らせないシステムを持つ。


      他の圧倒的重力(ブラックホール等)に一切屈しない、

      最新鋭の箱舟。


      このクラスのシップなしでは、

      通常世界は、維持が困難。


      仮に、他の世界からの来訪者があったとしても、

      その強制力で、LVを99以下に抑える。



 ◇ ダークフォースの世界。



   最大LV600(全ての質量・エネルギーを変換した場合の限界。)の世界。


   あらゆるものが、とてつもなく重い。

   水の中を進むが如くである。


   旧式の管理シップ、あるいは、

   管理限界に達したシップが、

   世界を保護できていない空間。


   強力な戦士たちは多いが、

   通常であれば、淘汰され、

   その王者によって、

   強力なエクサー級シップが配置され、

   LV限界を99にされる。


   強さとは、戦闘経験値であり、

   それを極めた王者が、世界に限界を付ければ、

   未来永劫、王として君臨出来る。


   それが「覇王」の輩出であり、


   各覇王は、屈強で最新のエクサー級シップを、

   必ず主星系に用いる。


   それは、エクサー級シップには、

   物理攻撃そのものが通用しないからである。


   エクサー級シップを多数保有する大覇王は、


   この仕組みを利用して、

   エクサー級シップによる要塞を建造している。


   最大LVの600を用いても破壊されない闘技場、


   ・ 覇王タルスメフィーの 『ドーラベルン要塞』


   ・ 覇王ファルベリアの 『ランカスター鎮守府』


   ・ 戦神アークシオンの 『グランドクロス最終防衛ライン』


           などが、それ等にあたる。



 ◇ 新規ロールアウトのエクサー級シップについて。



   テラ01にて、十億年もの歳月をかけて、

   ロールアウトされた、新型の2000隻にも及ぶ、


   『新式 エクサー級』シップは、


   まだ一隻も配属されていない。


   これ等が、新規ワールドの創生に用いられる予定。


   形状は様々で、300m級から、

   太陽ほどの大きさのものまで、

   運用方法に応じて、多様に製作された。


   主な役目は、銀河の未踏破域に、地図を形成する事にある。


   大型艦の特徴 = 移動速度が見込めないが、

            自身を恒星にして、星系を作り出せる引力を持つ。


   小型艦の特徴 = 高速で、地球型惑星を探査、入植。

            もしくは、恒星を持つ星系に創生することにより、

            新規にフロンティアを獲得する。

            防御力は、大型と同等である。


   新式エクサー級の真の目的は、

   ゼリオス銀河以外の、宇宙域への到達でもある。



 ◇ カオスフォースの世界。



   LV管理がされていない、崩壊した世界。


   点在する、旧文明 『ファースト』の遺産である、

   LV管理システムの争奪戦のみが、

   延々と繰り広げられている。


   ファーストの後期のシップは、

   LV800に対応したモデルもある為、


   そのシップを軸に構成された拠点の防御力は、

   現時点では、無敵である。


   瞬間防御力が1000億を超えてくる為、

   一切のダメージが無効化される。


   その高度な技術水準が世界を停滞させ続けている。



             起源は、310億年以上前の一銀河とされる。
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ルフィア (黒髪のルフィア。)

2015年03月14日 21時26分03秒 | 資料(落書き級ですいません^^:)


 いつも落書きですいません。^^:


 リンカさんが、5%から、

 95%にパワーが上がると、ルフィアになります。

 性格は、とてもいい子です。


 元々は、リンカさんとして、

 眠りに付いたまま経験値を取得していたルフィア(無限の色彩のルフィア 100%)

 でしたが、


 その経験を取得する為には、

 リンカさんを吸収する必要があるので、


 それぞれが同時に存在出来るように、

 「黒髪のルフィア」となりました。


 ルフィア100%の時代は、

 絶対者アリスの右腕として、

 異界の魔王と対峙していた事になっています。


 瞬間芸ですが、1秒ほどLVを限界解除して、

 LV 800付近まで上げられます。


 際限なく上がるので、1秒で止めないと、

 LV1000を超えて、戦闘不能になります。


 『最大限界』のスキルを持っていないので、

 LV最高値を長く維持出来ないですが、


 ゼリオス銀河内では、常時LV599を保てます。(最大LV600)



   ◇ 『最大限界』 = 最大レベルを常に維持出来る。


     セバリオス、宰相のレイカのみが持つスキル。




 黒髪のルフィアと、リンカさんは同時に存在出来ますが、

 マジカル設定であるよう、

 リンカさんの希望として、

 同時に存在出来ないフリをしているだけです。


 黒髪のルフィア 95%の力

 本田 凛花    5%の力で、


 100%を安定させています。


 という感じになっています。 ではー。 ^^
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ためぞうハルトの伝説 第三十七話 ターンD 「ためぞう、ゆけむりの彼方で・・・。」

2015年03月09日 19時30分17秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
ためぞうの冒険 II (長いので省略) 三十七話 Dパート。



   「ためぞう、ゆけむりの彼方で・・・。」



    - 十億年後・・・。(仮) -



シオン君「また、二人になってしまったね。


     アリス姉さん。」


アリス姉さん「ためぞうさんは、

       私の心の中に、

       ずっといるから。」


 ためぞうが、目の前にいます。

 カラオケコーナーでピザ食いながら、

 ジョイスティックで、遠隔プレイで、

 ゲームコーナーの格ゲーやってます。


ためぞう「いや、いるからね。

     まだ、五分もたってないでしょ?


     ゲーム、1ラウンド終わってないから。」


 シオン君は、プレイに戻って行きました。



    - これまでのあらすじ。


      温泉にとっても満足のためぞうは、

      ゲームコーナーで、楽しくやっています。 -




アリス会長さん「ファルさんにお願いがあるんです!

        ためぞうさんの格闘ゲームのフィールドを、


        ファルさんの適当な領地に入れ替えて、

        本気が出せるように、

        してもらえると、嬉しいですっ。」


 きゅんと可愛い感じで、

 アリス会長さんは言いますが、

 表情は淡々として、眉の一つも動かしません。


 ファルさんは、大はしゃぎで引き受けました。


ファルさん「はい!


      武術大会用のスーパーアリーナを、

      ご用意しますねっ。」


 ファルさんは、冷や汗を拭いながら、

 勤めて明るく振舞います。


 普段のお花屋さんでの成果がでましたねっ。


ファルさん「(ローゼさん、救援よろしくですッ!!)」


ローゼさん「(やれるだけの事は、がんばります!!)」


 ゲームは、


 ・ 『チーム ためぞう。』


   ジャスティス=カイザーハルト二世(ためぞう。)


   レミーアさん。


   + 反逆のセバリオスさん。(いい想い出を作りたい。)



 ・ 対 『チーム サフィリアさん。』


   サフィリアさん。


   エリスねーさん。


   レオクスさん。


   シオン君。


   + 挑戦者 スーパーRさん。



 で、行われています。


ためぞうハルト「相手、増えてんじゃん!!」


 両チームは、スーパーバトルアリーナへと、ワープしました。

 はた目には、何も変わっていません。

 仲良く浴衣姿でゲームやってる雰囲気です。


 エリナ先生のいるカラオケルームに、

 ゲーム画面が映りました。


 カラオケの字幕も流れているので、

 歌いながら、観戦できます。


エリナ先生「なるほど、


      こうやって、欲しいヒーローを、

      集めているわけですね。」


アリス会長さん「はい、さすがですね。」


ファルさん「そーだったのかー!!」


 ファルさんの目付きが、

 スカウトモードになりました。


 見た目は、何も変わっていないような画面ですが、

 アリーナは、ドーム球場くらいあります。


 LV限界が、600まで開放されました!


 (通常は、LV99に制限されています。)


セバリオスさん「フッ・・・、

        肩が凝っていた所だったんで、


        ちょうど良かったね。」


 言ってる感じは、優しいですが、

 表情がマジになってます。


 激しいオーラを纏った、セバリオスさんの剛拳から、

 必殺奥義が放たれます!


セバリオスさん「『グランド、コレターァァァアア!!』」


 大地を数十億ボルトの電撃が駆け抜けます!!


レミーアさん「やばいッ!」


カイザーためぞう「オオゥ!!」


 レミーアさんと、カイザーさんは、

 セバリオスさんのバリアで守られています。


 セバリオスさんの攻撃 → サフィリアさんに、18500ダメージ!


              エリスねーさんに、22000ダメージ!


              レオクスさんに、150000ダメージ!


              シオン君に、8000ダメージ!


              スーパーRさんには、効いていない!



レオクスさん「素手で、そんなに強いんですかッ!」


エリスねーさん「・・・あれ、弱攻撃ですよ。」


サフィリアさん「えぇーーー!?」


シオン君「さすがです! ボク、がんばりますよっ。」


 謎のマントのスーパーRさんは、

 そよ風ほどにもならなかったようだゾ!


カイザーためさん「どんだKぇぇぇぇぇえ!!!」


セバリオスさん「うん、

        今のためぞう君なら、

        スーパーさん、足止め出来るよね?」


ためぞうハルト「た、ためぞうって今は言ってはダメです!!」


レミーアさん「(やっぱり、ためぞう先輩なんだ。


        ・・・ありがとうございます。)」


 レミーアさんは、ちょっと照れている。


サフィリアさん「あれ、なんだかレミーアさんが、

        デレっとしちゃってますね。」


 今日に限って、サフィリアさんは、なんだか目がいいぞ!


レミーアさん「(ナイショにしとこう・・・。)」


 次に動いたのは、レオクスさんだ!


レオクスさん「セバリオスさんが、素手なら、

       私だって、体術勝負です!


       『プラズマサンシャイン、キィーーークッッツ!!』」



 あの日の夏の思い出を、

  思い起こさせる、そんな閃光。


 君がポンって叩いた背中は、

  日焼けで少しいたかったけど、

   そんな事より、ひまわりみたいな君の笑顔が、


 僕の胸を、熱くさせてくれて嬉しかった・・・、。



 レオクスさんのキック→ カイザーさんに、250000ダメージ!


             セバリオスさんには、効かない!


             レミーアさんは、セバリオスさんに守られた。



レミーアさん「(・・・なんか、いい。


        久しぶりに、いいです~。)」


レオクスさん「セバリオスさん、


       何故、そっちに付いたのですかッ!」


セバリオスさん「うんとね、

        多勢に無勢で、

        バランス取れてないと思ったから。


        ダメかな?」


レオクスさん「そーでしたか、ハッハッハッ・・・。


       (ダメなんて、言えないでしょ!)」


エリスねーさん「カイザーさんってのが、たぶんボスだー。


        みんな、狙えー!!」


 シオン君のギャラクシー=ツンデレ=ビーム!!


 → カイザーさんに、効いているぞッ!



 レオクスさんの、ムーンサルト=かかと落としッ!!


 → おおっと、カイザーさん、これは強烈だぁ!!


 カイザーためぞうは、よろけている。


カイザーさん「ちょっと、まってね。


       まだ、勘が戻ってないの。」


セバリオスさん「よし、強めに攻撃します。


        ハーーーーーーーッ!

        ゆけむりパワー全開!!


        『バスターライトニングフレアー! 湯上りほっこり風。』」


 セバリオスさんは、

 レミーアさんだけを守って、

 ふんわり全体攻撃です。


 → カイザーためぞうハルトに、500000ダメージ!!!


 → レオクスさんに、300000ダメージ!!


 → シオン君に、150000ダメージ!!


 → サフィリアさん+エリスねーさんに、ふんわり 0.1ダメージ!


 → スーパーRさんの謎なマントにダメージ!


 スーパーRさんの正体が分かった。


セバリオスさん「あれ、リンカさんでしたか。」


 セバリオスさんがリンカさんと呼んだ、

 黒髪の女性は、

 確かに同じ黒髪ですが、

 シルエットが全く違います。


 ナイスバディです!


観客のファルさん「まさか!?」


浴衣の観客A氏「その者ォ!

        謎のマントを纏いて、

        光輝の王に従う、永久の女戦士にして、

        無限への扉の番人ナリィ!!


        最強伝説 マーク II は、

        真であったかァァァアア!!!」


カイザーためぞう「ル、ルフィアいるじゃん!!」


 ルフィアと呼ばれた女性は、

 確かにリンカさんにも似ていますが、

 マジカルな感じで大人っぽいです。


セバリオスさん「拳を交えてみたいと願った相手が、

        そこにいた! って感じだね。」


レオクスさん「そ、そんなに強いんですか・・・。

       あの、リンカさんのお姉さんぽい方。」


エリスねーさん「ああ、丸腰のセバリオスじゃ、

        多分、ルフィアには勝てない。


        三対一で、

        なんとか引き分けたって感じだからね。


        セバリオスに、私に、バルマード王の三人で。」


 黒髪の綺麗な、ルフィアさんは、

 ファイティングポーズを取りました。


 ルフィアさんのハイキック → セバリオスさんは、ダメージの99・9%を無効化!


              → セバリオスさんに、780万ダメージ!!!


観客のファルさん「マジかーー!?


         ほ、欲しい、ルフィアさん。」


観客のローゼさん「確か、古蔵さんが逃げられた、

         お嫁さんが、ルフィアさんですよ。」


観客のファルさん「・・・逃げられてて助かったー。


         フゥー。」


セバリオスさん「ためぞうくん・・・もとい、

        ジャスティス=カイザーハルト二世君。


        早く、彼女を止めるんだ。

        まだ、彼女はパワーをコントロール出来ていないんだ。


        全体攻撃は、エリスやサフィリアさんにも及ぶから、

        防ぎようがない。」



 レミーアさんは、セバリオスさんにガッチリ守られています。


レミーアさん「(うん、いい風が吹いてきましたネ・・・。)」


 レミーアさんは、ホロリとうれし涙です。


 セバリオスさんだけは、

 その圧倒的防御力と、ほぼ無限の体力で、

 わりと余裕で耐えられます。


 耐えられるけど、攻略手段がないといった感じです。


セバリオスさん「うん。」


レオクスさん「やばいよーー!!」


カイザーためぞゥ「やばいよぉ!!!」


 女子全員が、セバリオスさんに寄って来ました。

 近くにいると、安心です。


サフィリアさん「尊敬します!」


エリスねーさん「私がいないと、

        セバリオスはねぇー。」


シオン君「ボクも、守ってもらっていいですか?」


レミーアさん「(・・・勝った。

        ありがとう、セバリオスさん!)」


 なんだか、セバリオスさん、

 モテてるようにも、見えなくもないですね。


カイザーためぞう「確実に、モテてるだろう!!!」


 観客のファルさんも、ローゼさんも、

 守られるって、素敵だなってドキドキしました。


ファルさん「青春ですよね! 出来てますよね!?」


ローゼさん「ええ・・・そう信じたいですw」



 リンカさん大人ヴァージョン的なルフィアさん。

 辺りを良く見ると、そのリンカさんがいません。


ルフィアさん「ねえ、ため様。


       せっかく温泉に来てるんだし、

       入ってきてもかまいませんか?」


 ためぞうハルトさんと、ルフィアさんは、

 何だか、知り合いっぽいです。


カイザーさん「ため様って、ここで言うな!


       そうだな、風呂行きたいなら、

       このオレに倒されるのが一番はやいぞ。


       なんといっても、勝ち残れば、

       続けて遊べるからな。」


ルフィアさん「はーい。


       では、一回だけワザ使わせて下さい。」


 女子たちは(シオン君も含む。)、

 セバリオスさんから離れません。


 レオクスさんは、ワザが来るの!? とあたふたしてます。


 ためぞうは、レオクスさんにこそこそと呟きます。


カイザーためぞう「一撃だけ耐えるガートをやってもらっていいですか?

         その後ろで、奥義溜めますんで。」


レオクスさん「あ、はい。」


 レオクスさんがその力を防御に回すと、

 とんでもない厚みのバリアが出現しました。


 ルフィアさんは、そこまで待って、

 奥義を出してきます!


ルフィアさん「ぐーパンチ!」


 そのちょろめな名とは、裏腹に、

 有り得ない数の追尾ビームが無数に飛んできます!


 堅牢なバトルアリーナの壁も、たやすく削り取る、

 脅威の威力に、ファルさんはぽかんと口が開いています。


観客のファルさん「う、うそん!?

         アレはLV600のスーパー戦士でも、

         簡単には破壊できない設計なんですが。」


 ビームはレオクスさんと、セバリオスさんが、

 何とか防ぎきります!


 その時!

 奥義のチャージを終えた、

 カイザーためぞうハルトの大技が唸りを上げます。


カイザーさん「『ドラゴンタイガーアターック!!』

       (カイザーさんは、まだ奥義を習得していません。)」


 それは、通常の強パンチと強キックのダブルアタックでしたが、

 通常の相手なら、まず耐える事の出来ない、

 高スペックのワザです。


 基本性能だけで、カイザーためぞうさんは、がんばっています。


カイザーためぞう「(オレも、奥義が欲しいんだよォ!!!)」


 渾身の一撃でしたが、ルフィアさんの髪を揺らす事も出来ずに、

 ペチっと、叩き落されました。


ためぞうハルト「うぎゃぁ!」


 → カイザーためぞうに、1億ダメージ!!!


サフィリアさん「ええぇ!?」


エリスねーさん「・・・だよなぁ。」


シオン君「やばいよー!」


レミーアさん「守られるって、イイですね。」


 ためぞうは、まだ終わっちゃいない!

 HPで耐えられなくとも、

 ためぞうには、気合いがある!!


カイザーためぞう「行くぜ、ルフィアよォ!!」


 カイザーためぞうは、進化しています。

 素早くルフィアさんの背後に回りこむと、

 こう囁くのです。


ためぞう「(もうすぐ、大浴場の入浴時間が終わりますぜぇ。)」


ルフィア「!?」


 カイザーためぞうの、スプラッシュ=スパ=バックブリーカーァァア!


 ルフィアの身体が宙を舞い、

 用意された、ふかふかなマットにふにゃんと沈む!!


カイザーためぞう「1,2,3!!


         勝者、カイザーーハルトォォオオオ!!!」


 アリーナは、歓声に沸きます!

 ためぞーコールが鳴り止みません。


 他の方たちは、いい試合だったと、

 各自、大浴場や、ゲームコーナー、

 お土産コーナーなどに戻って行きました。


ルフィアさん「それでは、お風呂行って来ます~!」


 ルフィアさんは、何だか久しぶりの旅行で、

 とても嬉しそうです。


 会場に残されたためぞうは、

 握手とサインを求められて、簡単には帰れそうもありません。


 温泉イベントもほとんど取りこぼすでしょう・・・。


 カラオケルームのエリナ先生たちも、

 ノリでやってみた課外授業を放り出して、

 歌いに歌いまくっています。


 カラオケルームに残された、

 アリス会長さんに、レイカさん、

 ファルさん、ローゼさん、セリカさん。

 きちんと順番を守って、歌っています。


アリス会長さん「ためぞーさんの凄いところは、

        『1億ダメージ』を耐えたという事です。」


ファルさん「言われてみれば、凄過ぎる!?」


ローゼさん「潜在力が、もの凄いのですね、

      知らぬうちに感じていた魅力の一つでしょうか。」


 アリス会長さんは、こう続けてます。


アリス会長さん「さらに言うと、

        ためぞうさんは、ルフィアさんの仕える主なのです。


        現在は、強すぎて封印っぽい扱いのルフィアさんですが、

        その5%の力を受け継いでいるリンカさんが、


        彼女のその5%の力で、LV500を超えてくるのです。


        では、その100%とは、どのようなものでしょう?」


セリカさん「やべえよ・・・、

      一人で無双出来る強さだよ。


      何とかの六魔王とかいうのを、

      三人、同時に相手して、勝ったらしいよ。」


ファルさん「!? ・・・私たちは、たった一人を全力で、

      追い返すのが精一杯だったのに・・・。」


ローゼさん「・・・お、お風呂行って来ようかな。」


ファルさん「わ、私もぜひ!」


 ルフィアさんは、様々の種類の温泉を満喫して、

 マッサージチェアで、フルーツ牛乳を飲んでいると、


 いつの間にか、リンカさんに戻っていました。


 浴衣のサイズが大きすぎて、

 チラっと柔肌が見えたり、見えなかったり。


浴衣のA氏「想い出、絶好調でござるよォ!」


浴衣のB氏「長い戦いだったんだな・・・・。

      私は、戦ってないんだなッ!」


浴衣のJ氏「リンカさんのチラ見せはオレたちが守りぬくんだ!

      でないと、この想いのレア度が下がってしまうぜ!!」


 三人は、マッサージチェアの誓いを立てました。

 抜け駆けなしよ、みたいな意味も微妙に入っています。


 ためぞうは、あれからしばらくして、

 帰って来れました。

 ゲームセンターも営業時間を過ぎています。


 時刻は、10時過ぎといったところです。


 普段なら、みなさんお休みの時間ですが、

 変なテンションになって、目の冴えた、

 サフィリアさんや、レミーアさんたちは、

 何だか、まだまだ元気みたいです。


ためぞう「うお!?

     ワンカップやチューハイやらのビンや缶に混ざって、

     エナジードリンク(うなぎ・スッポン風味。)があるではないか!


     未成年は、そっちのドリンクを飲まされたと見た。」


 ためぞうは、けっこう試練的なものに出くわす確率が高いので、

 こっそりと、自室の301号室に戻ろうと思いました。


セリカさん「ふふふ・・・、


      ためさんや、私もエナジーが溢れてる方だよ。」


 廊下で、セリカさんがカバディの構え II !


ためぞう「あの後、どんな感じになってるの?」


セリカさん「うんとね、

      チューハイ組は、普通に酔っておつまみとか、食べてる。

      ファルさんは、ぎりぎり滑り込んで、セーフ。


      ドリンク(旅館に持ち込みを頼んだのはセリカさん。)組は、

      バトルが盛り上がって、

      結局、エリナ先生とリンカさん以外はマットに沈んだ。


      くらいかな?」


 説明を求められると、丁寧に答えてくれるセリカさん。

 さすがは、現役の魔王さんです。


ためぞう「オレ、味方だよね?」


 セリカさんは、くつろぎスタンスに戻った。


セリカさん「まーあれだよ、

      この私でも、エリナ先生とリンカさんは、強敵だから、

      ノリで構えてみた。」


ためぞう「サフィリアさんとか、レミーアさんは無事なの?」


セリカさん「セバリオスさんと、レオクスさんが守ってたから、

      嫉妬魂を煽って、バトルが激しく盛り上がったよ。


      セバリオスさんとレオクスさんは、頑張ったんだけどね。


      エリナ先生のダブルラリアットに沈んだ・・・。」


 二人は、301号室ですやすやと就寝しているようです。


セリカさん「それで、サフィリアさんとレミーアさんを、

      何故か浴衣の三人組が救出に来て、

      二秒でやられた。」


ためぞう「想い出、稼ぎまくっとるな、A,B,J氏」


 その後、リンカさんはエリナ先生に連れられ、

 温泉場外バトルに向かったが、

 エナジーチャージが時間切れで、再度補充に来ているらしい。


エリナ先生「あら、おかえりなさい。」


リンカさん「ためぞうさん、ども。」


ためぞう「うぉー、セリカさん任せた!」


セリカさん「フッ、任されたぜ・・・ためさん。」


 セリカさんは、エナジーチャージ中の二人に、

 いきなり奥義をぶちかまして、

 二人を、健康マットレスに沈めました。


セリカさん「『奥義 カウンターダブルボンバーァァァ!!』」


リンカさん「ワザ、決まった後に、言うのやめて・・・コテッ。」


エリナ先生「『奥義 カウンターカウンターギャラクシーラリアットッ!!!』」


 セリカさんも、ゆるふわマットに沈められました。


エリナ先生「メロンソーダでもいただきましょう。」


 ゆったりとマッサージチェアに座ったエリナ先生は、

 シュワっと炭酸なのど越しに満足しながら、

 次の挑戦者を待つのでした。


エリナ先生「レオクスさんのお父さんでも、来ないかしら。

      今なら、勝てそうな気がします。」


 ためぞうは、途中で同じ境遇のシオン君と出会いました。


ためぞう「旅行は楽しめてる?」


シオン君「はい!」


ためぞう「セバリオスさんまでやられたらしい・・・、

     ここは二手に分かれよう。」


シオン君「そ、そうなんですか!?

     はい、わかりました。」


 シオン君は、何故かその後、

 エリナ先生の待つカラオケコーナー付近の、

 マッサージチェアへと向かいます。


シオン君「これ、使ってみたかったんですよね!」


エリナ先生「あら、いらっしゃい。」


 シオン君は、選択肢を過ったようです・・・。


シオン君「おぉ!?」


 肩こり、腰痛がなおりました。


 ためぞうは、逃げ回るうちにすっかり汗だくになってしまっていたので、

 貸切の出来る露天風呂で、ひとッ風呂浴びようと、

 入泉料 500円を払いました。

 雰囲気のあるなかなか素敵なお風呂です。


ためぞう「なんだか、やっとゆっくり出来たってかんじで、

     ホッとします。


     せっかく温泉に来れたんだから、

     それっぽい効能も持ち帰りたい、ためぞうです。」


 すると、貸切なはずなのに、

 人影があります。


ためぞう「なにー!?」



  ・ 誰がいたでしょう? ためぞうさん。



    → 1、ほのかに頬を染める、アリス生徒会長さん。


      2、大和撫子の艶めく柔肌、北条 レイカさん。


      3、ワンカップ飲んでる、エリスねーさん。



ためぞう「1と2は、絶対選べないよね、

     ためぞう、冒険する前に、エンディングだよね?



     ・・・3、を選ぶしかあるまい。」


エリスねーさん「よう、ためぞう。」


 ためぞうは、エリスねーさんの入浴は見慣れています。

 ためぞうが子タヌキだった頃は、一緒に入っていたくらいなものです。


 運よく、エリスねーさんはタオルを巻いて入浴しています。

 ゆけむりパワーが全開でぼかしを入れてくれるので、

 普通に会話が出来ます。


 ためぞうとしては、エリスねーさんを女子と意識した時点で、

 一定のエンディングを迎えてしまうので、

 (だらけているようで、実はすごくしっかり者の、器量良しの出来たお姉さん。)

 ためぞうもそこは、注意をしています。


ためぞう「久しぶりだよな、風呂とか。」


エリスねーさん「ああ、そうだねぇ。

        ためぞうの背中もすっかり大きくなっちゃったね。」


 エリスねーさんからは、わりとハッキリ見えているようです。

 ためぞうは、葉っぱを上手く操っています。


 エリスねーさんは、お星様を見上げています。


エリスねーさん「ここまで来ると、こんなに綺麗に星空って見えるもんなんだね。

        そりゃ、家でもしっかり見えるけど、

        高地での星空ってのは、酒を美味くさせるよね。」


ためぞう「飲みすぎるなよ。

     ねーさんは、三本ぐらいでやめとけよ。」


エリスねーさん「いつか、ためぞうとか、

        みんなと飲めるようになって、また来たいね。」


ためぞう「それも、そうだなー。」


 ためぞうが見上げる夜空も、

 何だか特別なもののように思えました。

 きっと、一人で見上げる空ではないからだと思います。


 エリスねーさんがのぼせないように気を使って、

 ためぞうは、そろそろ上がろうと言います。

 ちょっとだけ、頼りがいの出てきた弟分が、

 エリスねーさんには、ちょっと嬉しかったようで、素直に上がりました。


レイカさん「あれは、ためぞうさんとエリスさん!!」


アリス会長さん「姉弟で語りたい時もあるのでしょう。

        そういう視線では、見れませんか?」

レイカさん「てへ。

      すごくいいなって、思います。」


 レイカさんも、ずいぶん笑顔が多くなったと、

 アリス会長さんは安心しました。


 そして、アリス会長さんは、

 シオン君をオモチャにしているエリナ先生の元に向かいます。


アリス会長さん「たまには、姉弟の仲を深めたいと思いまして。」


エリナ先生「あら、そういうことなら。ウフフ・・・。」


 エリナ先生は、あっさりとシオン君を渡してくれました。


アリス会長さん「今日は、同じ部屋で寝ましょうね。」


シオン君「ボクは、サフィリアさんと、レミーアさんと寝るんだッ!!!」


 そんなシオン君の頭を、アリス会長さんは、

 優しく撫でてあげます。


シオン君「・・・ありがとう、姉さん。」


 シオン君は、上目遣いで照れています。

 アリス会長さんは、簡単に誰かを褒める方ではないからです。


アリス会長さん「これまで、良く頑張ってきましたね。


        サフィリアさんの物になってしまう前に、

        少しはお姉さんらしいことでもしておきましょう。」


シオン君「サ、サフィリアさんの物って!?」


 こうして、みなさん素敵な眠りにつきました。


 翌日、お土産を買っての出発です。


サフィリアさん「温泉カスタードまんじゅう、下さい。」


レミーアさん「ついでに、ペナントも下さい。」


サフィリアさん「わ、私もペナント買うー。」


 旅館のロビーで、

 セバリオスさんと、エリスねーさんが話しています。


エリスねーさん「旅行ありがとうな、セバリオス。

        お前もずいぶん、変わったよな。

        いい意味でな。」


セバリオスさん「エリスが満足して、サフィリアさんたちが喜んでいるなら、

        それに越した事はない。

        ・・・私は、変わったかな。」


エリスねーさん「レオクスさんや、

        ためぞうの影響があるんじゃないかね。」


 名前を呼ばれたレオクスさんが、ゆっくり輪に入って来ます。


レオクスさん「ありがとう、セバリオスさん!

       エリスさん、一緒に来れて嬉しかったです。」


エリスねーさん「え、あ、その・・・。


        良かったですね!」


 エリスねーさんは、

 レオクスさんの事を、とてもカッコイイ王子様と意識しています。

 このおかげで、距離がなかなか縮まりませんが。


ためぞう「お土産、ちゃんと買ったか?

     ねーさん、銘菓とかいらないの。」


エリスねーさん「いるー!」


 こうして、一行は温泉旅館を後にしました。


エリスねーさん「帰ってきた時に、町のシンボルタワーとか見えると、

        なんだかホッとしますよね。


        でわ、またです。   ^-^ 」
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ためぞうの冒険 II 第三十七話 「ゆけむり。」 Cパート。

2015年03月06日 19時12分18秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
 ためぞうの冒険 II 第三十七話。



   「ゆけむり。」 Cパート。



 あらすじ。


  - ためぞうは、温泉には入れました。 -



 旅の宿での楽しみといえば、

 楽しい夕食ですね。


 セバリオスさんご一行は、

 畳の大広間で、山や、海の幸のご膳を頂き、

 のんびりと、各部屋に戻って、

 くつろいでいる所です。



  『第一回 ヒーローを探せ(仮)。』



 と、持ち込まれた車輪付き黒板を前に、

 変な授業が始まっています。


 ためぞうのゆけむり物語は、

 すでに終わっているようです。


ためぞう「まだ、晩メシ食ってねーヨ!


     想い出、全然、

     作ってねーよォ!!」


 ためぞうの熱いシャウトは、

 スルーされています。


 むしろ、心の中で言ってみた感じの、

 吹きだし扱いで、処理されています。


 そう、

 その温泉旅館の一角を借りて、

 授業を行うエリナ先生の、

 サービス旺盛な課外授業を、

 止められるツワモノなど、

 この温泉地にはたどり着けないからです。


エリナ先生「春ですね。


      先生は、フレッシュですよ。」


 ためぞうは、

 カラオケコーナーを一部屋貸切で行われている授業を、

 素直に受けています。


ためぞう「えー、

     ためぞうとしては、

     いろいろな冒険は出来ていませんが、


     先生を困らせるような事は、

     立場的に無理がありますので、

     自重しております。」


 ためぞうは、

 カラオケ部屋に呼ばれたメンツに、

 バトルを予感しています。


  - ポップコーンや、ピザを注文して、

    カラオケの途中で、

    いきなり授業に強制参加させられた方たちリスト。 -



   ・ アリス会長さん。(ためぞうを、応援しようの会だと誤解している。)


   ・ セリカさん。(うっかり相部屋になった、うかつ者代表。)


   ・ レイカさん。(会長さんの親友で、ためぞうの応援だと誤解した方。)


   ・ ファルさん+ローゼさん。(春なので、なんかセット扱いされている。)


   ・ 浴衣のA氏。(完全な、まきぞい。)



浴衣のA氏「いつでも、かかってくるでござるョォォオ!」


   浴衣のA氏は、言葉のわりには、

   ためぞうの浴衣の袖を外しません。


   他の、リンカさんや、

   サフィリアさん、レミーアさん、

   B氏、J氏たちは、

   となりのボックスで、楽しく歌っています。


ためぞう「大丈夫、オレはここにいる。」


 友情っていいですね。


 ためぞうも、A氏の浴衣の袖を離しません。


エリナ先生「はい、

      いいですか、みなさん。」


 エリナ先生は、普段通り点呼を行います。


エリナ先生「はい、セバリオス君。」


セバリオスさん「はいっ!」


 セバリオスさんが、呼ばれました。

 ちょっと離れたゲームコーナーにいたようです。


 ガチでバトルをしたら、

 常勝しそうなセバリオスさんでも、

 この強制力には、逆らえないようです。


ためぞう「どんだけ、強いヤツらを集める気だよォ!」


 ためぞうの独り言です。


 ためぞうは、エリナ先生をいい気分のまま、

 旅行をエンジョイして欲しいと願う、

 いいヤツなので、

 ちゃんとお座りして聞いています。


 かの銀河最強! 最速伝説ッ!!

 で、永遠にトップを走り続けるアリス会長さんが、

 おとなしくしているのに、


 ためぞうがそのレースに参加するのは、

 きっとエリスねーさんをガッカリさせるので、

 ためぞうも、おとなしく

 ためぞうをしています。


セバリオスさん「すまんな、ためぞう君。

        エリスを喜ばせてあげたいのだ。


        エリナ先生は、

        地元じゃ、私より強い感じの方なので、

        わかってくれるよね?」


 すでに一定の想い出を、ゲットしたセバリオスさんは、

 余裕があります。


 サフィリアさん、エリスねーさんと一緒に映っている、

 ファンシーな、写真をスマホで見せてくれました。


ためぞう「オレたち(+浴衣のA氏)と、

     セバリオスさんを同ランクに置かないでくれよッ。


     オレは、シオン君と一緒で、

     けっこう試練続きで、(でも、ドキドキはした。)

     想い出残せてねーんだよ。」


浴衣のA氏「それがしも全力ダッシュで、

      いいメモリーは作っているでござるよ。」


 A氏も、しっかり写真とか取ってます。

 浴衣のリンカさん、

 ホーネルの妹設定のネリアさんと仲良く、


 中央でヒップホップ決めてる、浴衣のA氏が映っています。


 ためぞうが、うっかりしている間に、

 ゲームコーナーで、みなさん盛り上がっていたみたいです。


ためぞう「オレ、どーするYO!」


 失われた時間を取り戻すには、

 中盤戦以降を盛り上げる他にないでしょう。


ローゼさん「今、九回裏 ツーアウトです・・・。」


ためぞう「延長しても、三回ねーよ!」


 でも、ローゼさんとの言葉のキャッチボールは、

 楽しそうなためぞうです。


ローゼさん「あのアリサ副会長さんを、

      マウンドからおろした、

      そのハンパない肩の強さを、

      侮ってはいけません、よね?


      ファルさんッ!」


ファルさん「あ、はい!」


 話を振られたファルさんは、

 ちょっと焦っていますが、

 ローゼさん抜きでは、

 ファルさんは困ってしまいます。


 目の前に、アリス会長さん、

 エリナ先生と、強力なスラッガーが待ち構えているからです。


ためぞう「オレ、どっちチームなの!?


     落ち着け・・・、

     ここは、温泉旅館のカラオケルームだ。


     あ、黒板にスコアボードが書いてあるしッ!」


 九回裏 ツーアウト満塁。

 一打 逆転サヨナラのチャンスです!


 スコアは、3-0でいい勝負をしています。


ためぞう「何の勝負なんだよ、


     だいたい、オレ、夕飯食い損ねてるよ!」


 ローゼさんと、ファルさんが、

 テーブルの上の、ピザとポテトを進めてくれます。


ためぞう「確かに、うめぇよ・・・。」


 ためぞうが、ある程度納得したみたいなので、

 エリナ先生は、授業に戻ります。


エリナ先生「はい、いいですか。


      本来、ファンタジーな冒険を行うのに必要な、

      『勇者枠』が、

      アレスティル君に取られているので、

      なかなか冒険に出にくくなっています。


      勇者を名乗るのは自由な事ですが、

      勇者的な待遇が得られないのは、


      モチベーションに繋がらないですよね?」


ためぞう「はうぁ!」


 ためぞうは、瞬時にエリナ先生が、

 都合のいい事を言ってくれていると、理解しました。


 そう、ためぞうは勇者ではないのです。

 むしろ、セリカさんの魔王軍の四天王という、

 倒される側の立場にいるのでぇす!


 いい事言ってるエリナ先生に、

 ためぞうは、なんだか素直になれました。


ためぞう「だから、逆転シーンなんだ・・・。」


 話を聞こうと思ったためぞうでしたが、

 アリス会長さんの走者一掃のタイムリーで、

 試合は、3-3の同点です!


 その時です。

 ドアフォンに、プルルルルッと音がなります。


店員さん「残り時間いっぱいですが、どうされますか?」


ためぞう「え、延長で。」


 セリカさんが三振して、

 守備の交代のようです。


ためぞう「うおぉ、

     あのセリカさんから、三振とれるヤツが

     投げてるのか!?」


 マウンドには、レオクスさんのお父さんが立っていたようです。


サードラルさん「どうも、レオクスの父です。


        ためぞう君がいるから、

        エリナ先生は今が、楽しいように見えます。」


 エリナ先生の後ろには、

 かなり強い方がおられました。


ファルさん「うおー!?」


ローゼさん「今の私たちでは、

      レオクスさんのお父さんは、無理!」


 ためぞうさん、頑張ってと、

 二人は応援しているように見えました。


セリカさん「ためさんや、

      まずは、当てることが大事だよ。」


 スカッと三振しながら、

 湯上り気分のセリカさんは、

 冷えたラムネを飲みながら、

 やたらリラックスして言いました。


セリカさん「まあ、ためさんの冒険だからね。


      私の冒険じゃないので、

      ダメージゼロだね。」


ためぞう「オ、オレ、


     頑張るんだッ!」


 ためぞうは、元気に青春の歌を歌っています。



 ためぞうが謎な授業を受けている間に、

 他の方たちは、

 いろんな温泉イベントを達成し続けています。


 ためぞうは、勘はいい方なので、

 サフィリアさんや、レミーアさんや、

 エリスねーさんたちが、ワイワイとゲームセンターで、

 遊んでいるのも、微妙に聞こえてしまいます。


 レオクスさんもはしゃいでいます。


レオクスさん「この私がぁ!?

       サフィリアさんと、エ、エリスさんと同じチームですか。


       これは、何としても勝たなければなりませんね!

       行きますよ、レミーアさん!!」


 レオクスさんは、ためぞうのピンチを知っています。

 ですが、エリナ先生とレオパパ(サードラルさん。)は、

 どうも苦手なのです。


 やれる最善の努力をと、

 8人対戦出来る格闘ゲームで、

 レミーアさんに挑んでいます。


レミーアさん「私は、一人っすか!?」


 レオクスさんと、エリスねーさんは、

 ゲームにそれほど慣れていないので、

 実際のエースは、サフィリアさんです。


サフィリアさん「行きますよ、

         → ↓ ← B長押し Aッ!!

        『覇王MAXスピードビーーーームッ!!』」


 ゲームコーナーには、

 かなり最新の筐体が導入してあったので、

 そのビームは、もの凄いカッコイイ感じで、レミーアさんに放たれます!!


 レミーアさんの移動スピードは、通常の2.5倍を超える速さですが、

 ゲーム内のレミーアさんの装甲に、

 ビームが被弾します!


レミーアさん「しまったっ!」


 レミーアさんは、飛行ユニット付きの強化装甲を着けています。

 強化装甲は、ダメージゼロですが、

 外部ユニットの軽装6連装ビームを3基も一撃で持っていかれました。


サフィリアさん「私は、貴女の実力を知っている!

        だから、一気に行くのですッ!!」


 レオクスさんと、エリスねーさんは、ピョンピョンとジャンプしているだけですが、

 優勢なので、なんだか楽しそうです。


エリスねーさん「面白いですね!」


レオクスさん「はい!」


 サフィリアさんが、次なる奥義のチャージに入ります。

 レミーアさんはそれを止めに入りますが、

 ジャンプが気になって、うまく近付けません。


 サフィリアさんのオリジナルの強化装甲は、

 とんでもなく高い防御力があるので、

 通常攻撃は、ダメージゼロです。


 さらに、味方の二人にもその防御力の一部が供給されているので、

 レミーアさんの3連ビームでは、まずダメージが与えられません。


 レミーアさんが、ためぞうの視線に気付きます。

 カラオケルームの窓から、目が合ってしまいました。



 ・ レミーアさんに加勢しますか?



   → 授業中です。


     カラオケがためぞうの番です。


     行ってみる!



ためぞう「・・・。


     行ったほうがいい気がします。」


 カラオケルームでエリナ先生は、こう言います。


エリナ先生「チャンスは、成してこそ意味があるものです。


      ええ、例えためぞうさんが、

      あらゆる勇者のカッコイイ所を、

      妄想で語って、

      原稿用紙びっしりに、


      オレの名は、ジャスティス・カイザー・・・(以下、略。)。


      イケメン設定で、無敵。

      平穏な生活を送りたいんでしたっけ?

      冒険が向こうからやってくるとか、


      いろいろ書いてありましたね。」


ためぞう「おぉう!


     ・・・ハズカシイので、ご勘弁を!

     今は、健気なエプロンタヌキとして、

     穏やかに暮らしております。」


 エリナ先生は、ためぞうの知られたくない過去を、

 これまた丁寧に、みなさんに説明してくれました。


セバリオスさん「なるほど、

        強制力に抗えば、

        ためぞう君のようになるのだね。


        私は、レミーアさんを助けたいが、

        昔のためぞう君のように、

        ゲームのキャラが強くないのだよ。」


アリス会長さん「ためぞうさん、がんばって!」


 会長さんの瞳がキラキラしています。


浴衣のA氏「それがしも、行くでござるヨォ!!!(温泉旅行復帰のチャンス!)」


エリナ先生「勇者とか、ヒーローのお話は、

      私とアリス会長さんで、

      うまく何とかしておきますので、


      ためぞうさん、いってらっしゃい!」



   ◇ 世界でただ一人の勇者、アレスティル君は、

     伝説的リスペクト勇者として、殿堂入りし、


     新規、『勇者』募集受付が可能になりました。



       募集予定人数(仮)


      既存のワールド数に、

      アリス会長の新鋭勢力をプラスした、


      既存ワールド 4000以上 + 新鋭ワールド 約2000で、


      取りあえず、6000ほどの勇者募集となりました。


      呼称は、『ヒーロー』でも可です。

      戦隊もので行く場合は、

      5人戦隊レンジャーで、1勇者枠とお得です。



ファルさん「そんなに、ワールドあったの!?

      ・・・もっと、がんばらなきゃ。」


ローゼさん「桁が違いすぎて、もう何とも・・・。


      ためぞうさん、がんばってぇ!!」


レイカさん「やっぱり、ためぞうさんを応援しようよの会、

      だったのですね!」


 レイカさんだけは、平然としています。

 真のラスボスを務めるだけあって、

 ぜんぜん余裕なようです。


 レオクスさんのお父さんは、開いた口が塞がっていません。


レオクスパパ「うんと、修行してくるね。」


 レオパパは、修行の旅に出ました。


セリカさん「ためさん、応援してるよ。」


ためぞう「おう、行ってくるぜッ!」



 ・ どのキャラで乱入しますか?


   → ためぞう。 (スーパーハードモード。)


     たぬよし。 (タヌキの中では強いが、ウルトラハードモード。)


     カイザーハルト。 (ためぞうの正体は、バレないですヨ。)



ためぞう「これ、選択肢、いらねーじゃん!」


 レミーアさんの救援要請に、

 先んじたのは、プレイヤーA氏であった。


プレイヤーA氏「重装甲 ドラゴンカノン - 改 -


        ヨロシク、参上ゥゥゥウウ!!!」


サフィリアさん「← → ← → B長押し六段溜め! Aッ!!


        『エクサーフレアーァァァアア!!!』」


 A氏のドラゴンカノンは、

 レミーアさんの壁のなって、防御装甲を全開し、

 高出力ハイパービーム攻撃の直撃を受けた・・・。


 ドラゴンカノンの残影から、

 A氏の通信が、届く。


プレイヤーA氏「・・・レミーア殿、

        泣かないでほしいでありますぞ・・・。」


レミーアさん「!?」


 崩壊するドラゴンカノンのその堅牢な装甲が、

 レミーアさんを包むように、舞いながら消え行く・・・。


レミーアさん「・・・ごめん、ごめんね。


       もう、絶対、負けないからッ!!」


 エリスねーさんも、レオクスさんも、ホロっと感動している。


エリスねーさん「行きましょう、レオクスさん。」


 エリスねーさんが、マジになった!


 追加効果 → 真の姿である、『大鎧 強化装甲』にクラスチェンジした!


レオクスさん「ええ・・・、共に行きます。」


 レオクスさんが、本気を出した!


 追加効果 → 伝説の『覇王の鎧』を身に纏い、その手に無限のチカラを宿した!


 1ゲーム終わって、達成感の中、

 マッサージチェアで、ビンのコーラを飲む浴衣のA氏。


浴衣のA氏「プハーッ、見せ場は作ったでござるよ。


      あとでレミーアさんとも、

      記念写真取れそうですな。」


ためぞう「難易度、とんでもなく上がってるぞ!!」


 ためぞうは、仕方なく過去に鍛えまくったキャラの封印を解いて、

 カイザーハルトでの乱入です。


 イベントのカットインが入りました。


 - 創世の時代、

    一人の英雄によって、

     世界は、新たなステージへと、

       導かれました・・・。(かなり略)



          『英雄王』 降臨!! -



 フルオーケストラのファンファーレが流れ出し、

 ゲーム画面を劇場と化します。


ナレーション「ジャスティス、カイザァハルトォォォ!!!

       エレガンスに、乱入ゥ!!!」


 カイザーさん(ためぞう)が現れました。


 とても美しい容姿の王者です。

 あらゆる光の宝石に彩られた、黄金とレインボーの鎧に、

 長い金糸の髪が流れます。


サフィリアさん「!? あのお方は!」


レミーアさん「・・・私たちは今、伝説を目の当たりにしているんだわ。」


 普通のゲーム画面ですが、

 見る人によっては違って見えるようです。


エリスねーさん「強い!?」


レオクスさん「まるで、父を見ているかのようだ・・・。」


カイザーさん「『覇龍咆哮(バハムートハウルッ)!!』」


 エリスねーさんとサフィリアさんが同時に防御を展開し、

 レオクスさんが、迫り来る波動をとっさの奥義で緩衝します。


 → サフィリアさんに1000ダメージ!


   エリスねーさんに1000ダメージ!


   レオクスさんに1500ダメージ!



レミーアさん「まさに、覇王!」


 完全防御の上からダメージが抜けてきます。

 しかも、技は瞬時に放たれました。


レオクスさん「これほどとは・・・。

       まともに技を放たれたら、


       まずいですね。」


エリスねーさん「なんて威力なんだい、

        まるで、ヤマモト師の奥義を見ているようだね。」


 レオクスさんとエリスねーさんの、

 親密度が上がっています。


 もっとガンガンきてw

 と願ってしまうレオクスさんです。


サフィリアさん「守りきれずにすいません。」


レオクスさん「気にしないで、

       それは、私の仕事だよ。」


サフィリアさん「・・・あ、はい。」


 サフィリアさんとの親密度が上がっています。

 いいことづくめな感じです。


 ためぞうは、プレイヤー非公開の為に、

 何の得もありません。

 謎のネコのマスクマンになっています。


ためぞう「なんだよそれッ!」


 カラオケコーナーのセバリオスさんの横に、

 セリスさんが座りました。


セリスさん「一曲、行きます~!」


 セリスさんは、セバリオスさんに、

 危機を告げます。


 このままでは、エリス様も、サフィリアさんも、

 レオクスさんに持っていかれるでしょうと。


セバリオス「んっ!?

      それはいかんな。」


 セリスさんは、


 同じようにシオン君もそそのかしています。

 レオクスさんへのサフィリアさんの好感度は、

 それこそ際限なく上がるでしょうと・・・。


 好感度2000など些細な事です。


シオン君「行かなきゃ!!」


 サフィリアさん側に、

 セバリオスさんとシオン君が加わりました。


シオン君「!?


     なんて、強力な相手なんだっ。」


セバリオスさん「なるほど。


        (私が本気を出すと、

         親密度を上げる隙がないな。


         適度に加減して、お相手しよう。)」


カイザーさん(ためぞう)「(レミーアさんを守りつつ、

              適度にタイムアップさせて、引き分けよう・・・。)」


 すると、相手が一斉にレミーアさんに向かって来ました!


レミーアさん「ちょっと!?」


 レミーアさんは、自慢のテクでかわしまくりますが、

 多勢に無勢です。


 カイザーさんが、レミーアさんを救いに行こうとすると、

 セバリオスさんが立ちはだかります。


セバリオスさん「うむ、通してあげたいが、

        そういう作戦らしいので、

        よろしく頼む。」


 これまた、セバリオスさんがとんでもなく強く、

 カイザーさんは、一進一退の攻防です。


 ためぞうは、こざかしい策に出ます。

 トランシーバーでの通信です。


ためぞう < 「ためぞうっす。


        カイザーは、ためぞうの前のキャラっす。」


> セバリオスさん「え、そうなの?」


ためぞう < 「こうしている間にも、

        レオクス師匠とセバリオスさんに、


        見えない差がついていくのを感じます。」


> セバリオスさん「あ、そうだね!」


ためぞう < 「協力しますんで、

        うまくやっていただけませんか?」


> セバリオスさん「うん。

          レオクス君とは、互角でありたいからね!


          大事な想い出、作らないといけないねー。」


 セバリオスさんは、ためぞうと同盟を結びました。



セリカさん「さすが、ためさん!」



           Dパートにつづく。
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シオン君。 私服。

2015年03月01日 20時15分32秒 | 資料(落書き級ですいません^^:)



 なんとなく、

 シオン君はこんなイメージで書いてます。


 身長は低い感じで、

 金髪のショートカットです。


 そのサイズ故に、

 シオン君は強いというか、


 様々なサイズの装甲を着ける事が出来、

 他者の強化装甲を使い回す事が出来るという、

 強みを持っています。


 (加工の過程で、サイズ変更が出来ないレアな鎧を、

  ほぼ全て装備できます。)



 そんな感じで、

 女の子みたいな細身の設定になっています。


 適当ですいません。 ^^:
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エリス 大鎧。(強化装甲版。)

2015年03月01日 19時40分29秒 | 資料(落書き級ですいません^^:)


 エリスが防御用の装甲を着けてるイメージです。


 エリスは、ヤマモト(ためぞうのオヤジさん。)の指示で、

 セバリオス側に付いています。


 ヤマモトには、他に、リリス(エリスの妹。)

 セレン、ネティア兄妹の弟子がいて、


 ヤマモト家の覇道の為に(ためぞうに、真王になってもらう。)、

 裏で活動している設定です。


 エリスは、

 生粋のアタッカーであるヤマモトに従う内に、

 それを守る、ディフェンダーとなっている感じで、


 おかげで、かなり丸くなって、

 デレた感じになりました。



 ヤマモト並の実力を持ちながら、

 表には出ずに、

 その息子 ためぞうを見守っています。



 - 次のグランハルト王(ヤマモト二世)の為に、

         『王剣 オメガ』を守護しています。 -



 ヤマモトは今、ローゼさんに倒された事で、

 彼女を認め、協力する事で、

 次の限界に挑んでいる状態です。


 ヤマモトパワーを手に入れたおかげで、

 ローゼさんは、活動時間を大きく伸ばしています。

 代わりに、封印されたという事にしていますが、


 兄であるサードラルに対抗出来るよう、

 ヤマモトの勢力、

 『グランハルト剣皇(けんおう)軍団。』を強化中です。


 そこに、セバリオスを取り込もうとしている。



 みたいな、設定です。 ^^:
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落書き 3・01。 エリス。

2015年03月01日 19時26分03秒 | 資料(落書き級ですいません^^:)



 落書きですいません。^^:


 エリスも、無意識のうちに、

 ためぞうを想ってるみたいな感じで。


 最近、スケッチブックに、

 えんぴつで描いただけのものが多いです。


 ゆるい感じですが、

 そんな感じでまったりと、

 やっていけたらと思っています。
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