『ダークフォース』(DF)とか、 あとは読み物、落書き、日記などのブログ。

DFなどのブログを始めてみました。

小説というより、かなりテキスト寄りです。
更新遅めですが、よろしくです。^^

『ダッシュ! 古蔵さん。』

2017年04月30日 19時07分56秒 | -ためぞう の ぼうけん。- (仮)
<レイアウトを少し変更して、試行錯誤しています。
PCからページが読みにくかったら、すいません。>


   『ダッシュ! 古蔵さん。』


 昨今、人のエピソードで、
やたら長い回想編に耽っている古蔵さん。
それも、ポンコツの古蔵さんからの想い出サルベージなので、
作業が難航し、更新も遅れ気味です・・・。
公正してないので、誤字脱字もすいません。


古蔵さん
「オレのせいに、してんじゃーねーよッ!!

 ・・・あとついでに、オレの話で、
 試作とかてきとーに、試すのどうよ?

 オレとためぞう君は、都合のいい捨て駒扱いな感じ、
 少しかなしーよ。」


 ネコのレスラーマスクを、エリスねーさんから、
強制的に被せられた時は、散々悪あがきをして、
美少女を見かけるや、問答無用で惚れ吹き矢の雨で、
餌食にしたりと、(見えない力で、無効化されてはいますが。)
やんちゃな行動で、やりたい放題の、
節操なしの古蔵さんでした。

 ですが!? 今はなんと、
改心したと見せ付けんばかりに、日々のバイトも皆勤賞でこなし、
便利すぎるレアアイテム、当たれば一目惚れ間違いなしの吹き矢に、
頼る事も、ほとんどなくなって、
今や街のマスコット化して、みなさんに愛される日々です。

 エリスおねーさんは、本当に素敵な、
美人のおねーさんですねっ!
どんな出来の悪い義弟でも、
立派に更正させる、その責任感が素晴らしいですっ。

 これからもいっぱい、
おねーさんの姉弟(妹)の契り志願者が、
現れそうですねっ♪


アリス会長さん+レイカさん
(それって、ホントに可能なんですかッ!?)


古蔵さん
「しれっと、オ、オレを追い込むような、
 爆弾発言してんじゃねーよッ!!
 せめて、ためぞう君卒業までは、
 枠増やさないでネッ?」


 申し送れましたが、この場は番外の辺境の地、
ダッシュ! で物事を片付けてしまおうという、
堕落と奈落の狭間みたいな感じの、極限エリアです。


古蔵さん
「!? ちょっと待って。
 オレ、自分の回想モードで、
 あんなにルフィアに愛されちゃってるじゃん!

 微笑ましくも、笑顔が素敵な女子高生、
 鈴木さんと、ルフィアの間に迷い挟まれて、
 円満解決の策とか、考えちゃったりしてるのね。

 どんだけオレがロンリーな気分で、
 これまで耐えしのいで来たか、
 わかってはいただけませんでしょうか?

 人肌恋しい、古蔵さんなんですっ!!」


 ロンリーが長い方は、古蔵さんだけではありません。
むしろ、ほとんど誰も異性とは上手くいっていないと、
言い切っても差し支えないでしょう。

 あらゆる色々諸々お持ちな、アリス会長さんも、
才女で美少女で、七つの奇跡を同時に起こせそうな、
レイカさんだって、

 みなさん出会いには、飢えていらっしゃるのですっ。


アリス会長さん+レイカさん
(うおぉ・・・、
 何にも言えないですョ!!)


 コソコソとやり取りを見つめている、
美少女二人も、しっかりうろたえているようです。

 という理由で、
まだ古蔵さんの順番ではないでしょう。
遥か遠くの、どれかの選択肢の先で、
満たされて微笑ましい未来が見えるようです。

 100億パターンあるルートの、
どれかは存じませんが。


古蔵さん「無理って言ってるじゃんッ!!」


 ◇ はい、ダッシュ行きますよ~。

   15秒以内に、以下の選択肢のどれかを選んで下さいねっ♪
   慎重かつ真面目に素早く選ぶのがコツです。


→ 1)ルフィアさんはさっぱり諦め、可愛い女子高生に走る。


  2)鈴木さんはネコ船長に任せ、なんとなくルフィアさんを追う。


  3)素直に実家に帰って、そこそこちやほやされて、丸く収まる。
    (豪華、お花セットを送らせて頂きますッ!!)


  残り2秒・・・。


古蔵さん
「なっ・・・。
 ええい、1番と2番のいいとこ取りでッ!!!」


  残念!! 時間切れです。


 選択肢は音も無く消え去った・・・。


アリス会長さん+レイカさん
(ひ、ひぃ!!

 ここは素直に、ためぞうさんを探しましょう。
 数々の試練と甘いワナを乗り切っている、
 ためぞうさんがいないと、無理ですってッ。)


 アリス会長さんとレイカさんは、
二人で顔を合わせると、的確に出口の方向へと、
駆け出して行ってしまいました・・・。

 ちなみにその「EXIT」と書かれた、
闇にぼんやりと浮かび上がる、その非常口は、
古蔵さんには、見えていません。


古蔵さん
「お、おいっ、
 オレの知る限りの最強ラスボスJKさんたちが、
 真っ先に逃げ出しちまったぞッ!!

 ちょ、
 一体、どのくらい危険な状況なワケ? オレ。」


 ・・・古蔵さん、ここは貴方の妄想世界。

 わかっていますか? 貴方はわりとよこしまな心を、
その内にひたすら押し込めて、純情好青年っぽい事を、
結構な事、やってきたわけですね。

 では、そこに押し込められたままの、
たぎるようなリビドーが、今もスパーキングしそうな、
そんな臨界状態だとしたら、

 ふつー、乙女さんお二人は、
妄想でも餌食になるのを恐れたりしますよね?


古蔵さん
「オ、オレを欲求不満の変態みたく言うなって。

 ・・・そのだな、ピュアピュアになっちまった今のオレが、
 笑顔でこのオレを、更正してくれた可愛い女の子とだな、
 逃げられちまった婚約者の狭間で、
 ゆらゆらと揺れちまってるんだよぅ・・・。

 なあ教えてくれよ、
 番外編のスピード狂の神さまよォ。

 どんな試練の先でもいい、
 いつか、一世さんみたく、心穏やかに暮らせる日が来るって、
 可能性だけでもいいから、一言、言ってはくれまいか・・・。」


 ・・・。

 おっと、失礼。
フリーズしてしまいましたね。
すぐ再起動するので、電源を切らずに少しお待ち下さい。


  フワワァァーーーーン♪ フワァフワーーーンッ♪


 ようこそ、貴方の創りし妄想世界、
   『シャングリラVII(セブン)』へ。

 ではまず、この冒険の書に、
生年月日とお名前を記帳下さい。

 おや、貴方にはすでに『冒険の書 1』に、
「古蔵さん」というキャラクターが登録されていますね。

 このキャラクターを選択しますか?
 (残り時間 2秒・・・。)


古蔵さん
「お、おいっ、
 たった残り2秒で、しかも古蔵さんしかねぇのかよっ。

 さすがに2秒で新品の冒険の書に、
 イケメン最強主人公なんて、記帳出来るかーッ!
 大事なキャラメイクくらい、せめてじっくり凝らせろよォ!!

 しかも、本名が「古蔵さん」登録って何?

 ってか、オレの今まで築いてきた輝かしい栄光とか、
 そこら辺、どーなんてんの?

 新たな街で、ねーさんのフォロー無しで、
 また最初っから積み重ねろとでも。

 ええいっ、
 オレの告白とか、悩みとか、一体、
 何度オレに、心の中で、
 恥を晒させる気なんだよッ!!!

 ここって、オレのフリーダム、
 妄想の世界の中なんだよねっ!?」


 おおお・・・。
お喜び下さい、まさに今世紀最大の奇跡ですよっ。

『LV535 古蔵さん』で確認が取れましたっ!
フフッ、さすがはワタシ。

 なかなかのツワモノさんですねーッ。
       (ヨッ、アンタは大統領ッ!!)

 過去の恥ずかしい想い出の数々も、
そこそこの実績も、ちゃんと残ってるみたいですねっ。
では、妄想世界の続きをお楽しみ下さいネ♪

 残り時間は、あと60秒ですっ。


古蔵さん
「・・・。

 ここは素直に、なにもせず時間を過ごそう。
 たった、一分では何も出来ん。」



  ピキーーーンッ!


 ◇ お待ちかねの選択肢ですっ!!
  (残り20秒。)


→ 1)黒髪のルフィアさんと妄想世界で幸せにオレはなる!(夢です。)


  2)純情JK、鈴木さんとアブナイ関係にオレはなる!!(妄想ですっ♪)


  3)めんどいから、いっそハーレムモードよォ!!!(妄想ですが。)


 ・・・熱く語り過ぎてしまいましたね、

   フゥ~。(あと、1秒。)


古蔵さん
「つか、
 この無理難題押し付けてる、
 てめぇは何処の何者なんだよッ!!

 タイム的に選択の余地がねぇんなら、
 オレの純情ピュアハートを、揺れ動かすんじゃねーよッ

 まったく・・・。」


 妄想の中の古蔵さんっ。
もしかして、私の事が気になってますかーっ?
何なら、すぐにでも貴方の目の前に現れても、
いーーーーんですョ☆

 クックックッ・・・。


純情古蔵さん
「落ち着けオレ、
 ここはオレの妄想の中、
 つまりこのオレが最強な、言ってて少し虚しい場所だっ!!

 ・・・だよな、
 オレが自由に出来る、『妄想ワンダーランド』だから、
 無敵の会長さんも、謎のラスボス美少女のレイカさんも、
 逃げ出したんだよ。

 きっと、そうだよ。
 なっ、自分を信じろよ。
 今のオレは、誇りを持って汗水流して頑張ってる、
 ねーさんが褒めてくれた、『古蔵さん』なんだッ。

 ねーさんを信じる、自分を信じろッ!!!」


 そう言って、古蔵さんは目を閉じて沈黙してしまいます。
瞑想でもして、その果てない欲望を鎮めていらっしゃるのでしょうが、
ためぞうさんと違って、古蔵さんに、
その忍耐があるのかどうかは、疑わしいものです。


古蔵さん
「無駄口叩いてるくれえなら、
 さっさと出て来いやぁ、コラァ!!!」

妄想の中の天の声
「はーい。」


古蔵さん
「返答も早えYOォ!!」


 それまでぼんやりと、
ピンク色の霧がかかったような場所だった、
古蔵さんの夢のワンダーランドに、
天上から、純白の階段が現れると、

 そこから天上の女神のように美しい女性(ひと)が、
白いドレスを纏って、古蔵さんの元へと、
一歩、一歩と降りてきたのです。


古蔵さん
「マ、マジなのか・・・。

 いや、ここはオレの妄想世界なんだ、
 落ち着けオレ、頼むよ・・・。」


 緊張で硬直する、ネコのマスクマンの古蔵さん。
例え、妄想だろうが、夢だろうが、
エリスねーさんのネコのマスクは無敵なのです。

 そのありがたい効果のおかげで、
古蔵さんの呆けて情けない表情は、
今もしっかりと、目と口の部分以外は、
安全第一でガードされています。

 安心して、うろたえていて下さいねっ。


  ◇ エリスねーさんの、プロレス愛の加護発動ッ!!

    → 古蔵さんに『ラッキー+☆1』の付与!(今回限定。)


 よい風が吹き始めましたねっ。


 ・ 選択肢ダッシュ! を100%ブロック!!

 ・ イケメンに見える効果、妄想限定600%!!

 ・ 古蔵さんのHP(ハートポイント)が10倍になった!!

 ・ 今日の仕事分の宅配を、全部ためぞう君が肩代わりした!!

 ・ 何故かみなさんの視線が、古蔵さんに優しい!! (誰かは不明。)

 ・ 妄想をリアルに感じる事の出来る感度が、2000%になった!!

 ・ いつでもやめたい時の妄想が止まる、九回の守護神が待機!!
   (年間の防御率、堂々の0,00の無失点ッ!!!)

 ・ 妄想の制限時間が、無期限になった!!
   (ちゃんと、帰ってきて下さいねっ♪)


古蔵さん
「つまり君は、
 オレの悶々とした日々が生み出した、
 その・・・。」


 目の前にその姿を現したとても美しい美少女は、
ルフィアさんにさらに磨きをかけて、
究極に美化されまくった、妄想古蔵さんの、
現実で見ていたルフィア姫のイメージそのものです。

 おろおろとたじろぐ古蔵さんに、
来ました、次回予告っーークゥ!!!


古蔵さん
「ここで、引っ張るんかいっ!!」


                   つづきます・・・。
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『ルフィアさん パート4.2』

2017年04月16日 19時53分38秒 | -ためぞう の ぼうけん。- (仮)

   『ルフィアさん パート4.2』



 銀河皇帝の執務室と呼ぶには、あまり簡素で小さな一室の、

 その中央に置かれた長テーブルに、

 向かい合うよう置かれた、

 革張りの椅子に腰を下ろすタルスメフィー帝に、

 心をこめた一杯の紅茶を置くルフィア姫。


 ルフィア姫も、品良く菓子が盛り付けられたティーセットを置くと、

 芳しい香りの湯気の向こうの彼に、

 向かい合うように、ゆっくりと腰を下ろしたのです。


 あらためて目にする、銀河一と言っても過言ではない、

 七色の色彩の美く長い髪を、その腰まで垂らした美姫のルフィア姫。


 一目で誰をも魅了するであろう、奇跡の絶世の美貌の持ち主は、

 彼だけの為に、優しく微笑んでいるのです。


 緊張に手先が震えるのを抑える彼、タルスメフィー帝が、

 そんな彼女には、とても愛おしく見えたのです。


タルスメフィー帝
「・・・その、こうやって向き合うのは、

 初めてというか、とても久しいので少し緊張している。


 ハハッ、情けないなぁ。

 もう何年、君と一緒に居るんだオレは。」


ルフィア姫
「そうですか・・・、

 その、私も少し緊張しております。


 何なのでしょうね、このこそばゆい感じは。

 話したい事は、たくさんあるのですが、

 それが言葉に出てこなくなってしまいそうです。」


 タルスメフィー帝は、恥じらいを誤魔化すように、

 皇室ご用達の、三段のティアースタンドに盛られた、

 綺麗な包装の茶菓子に手を伸ばします。


 ごはごはッ! っと、

 焼き菓子を喉に詰まらせるタルスメフィー帝。

 まだしっかり熱い、紅茶で流し込んで、

 今度はその熱さに耐えるように、額に汗を流す姿は、

 滑稽そのものです。


ルフィア姫
「御身をもって、

 危うい食し方を示して下さっているのですネッ!」


 危うく自身がそうなる運命を、

 先に犠牲になる事で、教えてくれた彼に、

 冗談っぽく言ってみせる、ルフィア姫です。


 彼女も彼女なりに、

 普段なら有り得ない温度の間違いに、


 ああ、自分はこんなにも彼を意識していたんだと、

 照れながら顔を少しだけ背けてしまいます。


 彼の姿が、その視界からほとんど消えたその一瞬の事ですが、

 安易に正義感だけで、アリスアリサの求めに応じ、

 二度と戻れぬ地へと旅立ち、


 のちに悔いを残さすに済んだ事に、

 ルフィア姫は、ホッと安心したようにも見えました。


 体裁を取り直したタルスメフィー帝は、

 少し真面目な表情で、視線を戻したルフィア姫に向かって、

 こう言ったのです。


タルスメフィー帝
「オレが焦って、

 義姉さんに頼み込んで準備してもらった、

 来月のその・・・、

 指輪とかの交換? 一件だが、


 あれは無かった事にして欲しいっ!!」


 思わぬ彼の言葉に、内心、驚いたルフィア姫。


 ですがその言葉に対してルフィア姫は、

 少々いたずらっぽく、その淡い艶やかかな桜色の唇の乗せて、

 彼にこう返すのです。


ルフィア姫
「えっ、

 別の姫君に心を持っていかれちゃったのでしょうか!?


 ・・・おろおろおろ。


 少し寂しくも思いますが、

 確かに宮中には、

 様々な華やかで麗しい美貌のお持ちのお姫さま方で、

 溢れかえっていらっしゃいますもの・・・。


 では、私の事は側室にでもなされるのでしょうか?

 それとも、チェンジの意味で、

 遠方に飛ばされてしまうのですかっ!!


 さっ、寒い所だけはお許し下さいっ、

 陛下ッ!!!」


タルスメフィー帝
「違ぁ~~~~うッ!!!


 そ、そのだな、

 改めて、自分からだな、

 申し込みたいとそう思っただけだ。


 断じて、あの黒歴史を蒸し返して、

 勝手にバカおやじが実践中の、

 『銀河横断・酒池肉林絶倫計画』なんて、


 親子で同じ発想をしてた、

 こっぱずかしい過去のオレは、

 きれいサッパリ忘れちゃって、誤解しないでねっ?」


 そう言って、丁度よい温度に冷めた紅茶を一気に空にし、

 おかわりをねだるように、カップを突き出した彼に、

 ルフィア姫は頷いて、スッと受け取ると、

 慣れた手付きで、紅茶を注いでいきます。


ルフィア姫
「初めて出会った頃を、

 なんだか思い出してしまいました。


 あの頃は、こんな堅苦しい立場におさまるとは、

 思いもしませんでしたよっ。


 そもそも、子供っぽかった私になど目もくれず、

 サリアさんや、綺麗な姫様たちを見つけては、

 その後ろを、ずっと追っかけ回していましたね・・・。


 ・・・エリスさんという、女性なのにカッコいい、

 素敵な御方がいなければ、

 そこらで私たちは、別行動となっていたのでしょうね。」


タルスメフィー帝
「義姉さんには悪いが、

 あのカリスマに救われっぱなしなのは、

 今もたいして変わらない。


 あれだけカッコいい姿をいつまで続けて、

 自称『23才 独身』を、続ける事になるんだろーなぁ。


 は、果てが見えねぇ・・・。」


ルフィア姫
「そんな暴言、もしエリス様のお耳にでも入ったら、

 帝位ごと剥奪されて、それこそ、

 陽の当たらない、銀河の果ての極寒の辺境にでも飛ばされ、

 ござ一枚手渡されて、


 生涯を、孤独な辺境の番人として、

 さみしーく、終えるんでしょうね・・・。」


 そう言ったルフィア姫が、

 そのしなやかな人差し指を唇にそっと添えると、

 こう迫ってきたのです。


ルフィア姫
「もし、私から先に告白したとしたら、

 こ、断られるとも思いませんし・・・、


 陛下の面子も地に落ちて、

 マイオスト様やライエン様といった、

 揚げ足取りのお上手な方々が、


 張り切って、銀河最強の盛大な祝賀会を、

 用意してくれそうですよねっ♪」


タルスメフィー帝
「や、やめてくれ・・・。


 すでに舐められてるヤツらに、

 底無しの甲斐性無しと罵られると思っただけで、

 背筋がゾクッとするぞ。


 ・・・いいお飾りにされて、

 この先ずっと、好き勝手に仕切られるのが、

 目に浮かぶようだ。」


 その光景を簡単に想像出来るほど、

 彼らの実行力を知っている彼は、


 冗談だよね、っと誤魔化すような仕草を披露して、

 これ以上、自分を懲らしめないでと、

 ねだってみせるのでした・・・。



ルフィア姫
「・・・では、陛下がそのお言葉を下さるまで、

 しばらくお世話になりたいと思いますが、


 そ、それでよろしいでしょうか?」


タルスメフィー帝
「ぜ、是非、お願いしますーーッ!!」


 完全に立場は逆転していますが、

 引っ張るよりは、引っ張られる方に慣れている彼にとって、

 ルフィア姫の方から、リードしてくれるのならばと、

 その底無しの勇気の無さを救われるような想いでした。


 エリス元帥は、模範となるような素晴らしい女傑でしたが、

 教育者には、向いていなかったようです。



 こうして、初めて二人で笑いながらの、

 微笑ましい時間は、すぐに過ぎていきました。


 お互い照れたような表情をしながら、

 意識を取り戻していく二人を見つめる、

 アリスアリサや、エリス元帥は、


 上手くいったこと確信したのか、

 余裕ある表情で、二人を再度迎え入れるのでした。


 ただ、マイオスト元帥とライエン元帥は、

 面白くなさそうに、しらけた顔をして、

 自力で立ち上がるタルスメフィー帝の後ろ姿を、

 ぼーっと見ています。


ライエン元帥
「さて、飲みなおしますか。」


マイオスト元帥
「そうですねぇ・・・。


 運の尽きを期待していたのですが、

 こちらの運を持って行かれたような気分です。


 後はお任せして、我らは愉快に明日の話でも、

 語り明かしましょうかね。」


 そんなオッサン二人に、

 エリス元帥の鋭い視線が突き刺さりますっ!


エリス元帥
「ルフィアの代わりにはなりそうも無いが、

 平和な世の中に、お前らのような軍師や闇商人っぽいヤツらは、

 百害あっても一理なしの、ごく潰しだろ。


 俺たちの冒険はこれからだッ!! の根性で、

 立派にアリスアリサ様の下で、役にでも立って見せろよ。


 ちなみにあたしがお前らに、

 行く行かないの選択権を与えるなんて、

 思ってねーよな?


 ここは、素直に行って来いよッ!!

 ハッハッハッ!!!」


オッサン二人
「そ、それはどうかご容赦をッ!!


 エリス姐さんに我らは付いて行きたいのですッ!」


 その光景を哀れに思ったのか、

 心優しいアリスアリサは、エリス元帥の説得を試みます。


アリスアリサ
「あ、いえっ、


 (マイオスト様とライエン様と、バルマード様には、

  言えないのですが、初期の段階から、

  オリジナルの方のかたに、ご活躍いただいております。
  
  
  決して、今の皆様がにせものとか、コピーではないのですが、

  それを説明すると、とても長いお話になるのです・・・。)


 お気持ちだけで、結構ですよ。


 私はエリス様や、ルフィア様と、

 再び出会えた事だけでも、十分に嬉しく思っていますので・・・。」


エリス元帥
「せっかくこちらへと出向いていただいたのに、

 土産の一つも出せないというのは、

 大変、心苦しい限りです。


 ルフィアの1%も、お役には立たないでしょうが、

 妙に使えたりするヤツ等なので、

 ルックスは残念な感じですが、

 使い捨ての駒としてでも、世の為にお使い下さいませ。」


 非常に困った様子を見せる、

 光の中の美神、アリスアリサです。


 エリス元帥の心意気も十分に承知している為、

 そう返されては、何も言えなくなってしまいます。


 エリス元帥は、彼女が敬愛してやまない唯一の存在、

 『ノルン』という人物に、とても雰囲気が似ているのです。


 そういう意味では、最も傍に居てほしい人物は、

 個人的趣味だけで言うなら、エリス元帥以外にありません。


 ただ、その敬愛が重なる彼女の、

 その楽しい生活を失わせてまでという、両天秤には、

 ほしいという感情はどうしても負けてしまうのです。


 今のエリス元帥には、気になる可愛い義弟を、

 真の一人前にするという目標が、

 やりとりを見ているだけで、理解出来てしまいます。


 エリス元帥は、光の中のアリスアリサを戸惑わせたのを気にしてか、

 彼女に普段見せない微笑みを返します。

 すでに面識のあるエリス元帥は、

 アリスアリサの機嫌でさえ、簡単に変える力を持っているようです。


 元が美しいエリス元帥ですが、その性格から、

 女性らしい微笑みを見せる事など、普段なら有り得ません。


 長く流れるエメラルドの髪の、

 戦女神と讃えられる彼女のその姿は、

 かのアリスアリサさえ、気押させるように凛として美しい姿です。


 これには取り巻きのマイオスト元帥もライエン元帥も、

 言葉を失って見惚れています。


 かつて、このエルザード世界の破滅の神として恐れられた、

 『絶対神 セヴァリオス』でさえ、魅了した彼女の微笑みに、

 つい頬を赤らめるアリスアリサ。


アリスアリサ
「エリス様がそうお望みならば、

 有難く、二人の英雄を私たちの同志として、

 歓迎する事にしましょう。


 そ、それでよろしいですよね?

 エリス様ぁ・・・。」


 その場を圧倒していたアリスアリサが、

 恋をした一人の乙女のように恥じらい、

 もじもじとした様子を抑えるのに、一生懸命のようです。


オッサン二人
「・・・あはは、

 これはやられましたな。



 まさかここまでの影響力をお持ちとは。

 これは、新たなフロンティアで、

 我らも腰を据える必要がありそうですネ・・・。」


 ライエン元帥と違って、

 すでに想い人が存在したマイオスト元帥には、

 かなりの割り切りと覚悟が要る、冒険のようです。


 マイオスト元帥は、ライエン元帥の方をチラッと見て、

 羨ましそうに、呟きます


マイオスト元帥
「独身貴族の貴殿が、こんなにも輝いて見えるなんて、

 女運の無さも、ある意味ラッキーかも知れませんねぇ・・・。」


ライエン元帥
「!? お言葉を返すようですが、

 ただの片思いを結びつけた時点で、そう言われたいものです。


 ・・・やめましょう、所詮我らが小競り合いをしても、

 低層の揉め事と称される事でしょう。


 せめて協力し合って、少ないパーセンテージを、

 1%でも向上させる方が、良策でしょう・・・。


 どうして天は、我が身に姫君攻略と軍略の両方の才を、

 授けてくれなかったのか、


 考える時間だけは、今後十分に取れるでしょうから。」


マイオスト元帥
「ですな・・・。

 ライエン殿の知略と、私の調達力を合わせて、

 左遷されても、窓際部入りは回避したいものです。」


 肩をガックリと落とすオッサン二人を、

 エリス元帥が両方の背中を引っ叩き、

 こう励ますのでした。


エリス元帥
「何、勘違いしてんの?

 左遷じゃねーよ、栄転だよっ。



 アリスアリサ様、

 こいつ等に、銀河中から集めた自慢の美少女軍団の、

 一部のパンフでも、見せてやってくれませんでしょうか。」


アリスアリサ
「あ、はい。

 エリス様が、お望みならば・・・。」


 すると等身大の個性豊かな美女や、美少女たちの姿が、

 立体映像で映し出されます。

 そこには、ルフィア姫にも劣らぬ、

 麗しき姫君たちが華やかに立ち並んでいるのです。


オッサン二人
「ま、まじすか・・・。」


 そのビジョンを可愛い義弟に見せない為に、

 エリス元帥は、タルスメフィー帝の顔を、

 明後日の方向に固定して、ロックしています。


タルスメフィー帝
「ヘッドロックは、マジでキツイぜっ!!

 ギブ、ギブ、ギブッ!!!」


エリス元帥
「あはは、遠慮すんな!」


 そして、映し出された美女群が消えた頃には、

 すでに二人の元帥の姿は、光の中へと消えていました。


 残された二枚のメモ紙には、

 それぞれが残したメッセージが、残されていました。


エリス元帥
「ほう、挨拶も紙一枚ってか。


 まあいいさ、ギャラクシー級の攻略難度が待ってるとも知らずに、

 あいつら、アホだな。」


 エリス元帥の誘惑から、何とか我に帰ったアリスアリサは、

 あまりに酷い二人の言われ様に、同情しつつ、

 目の前のエリス元帥に、魅入ってしまわぬよう、

 注意しているようにも伺えます。


 ちなみに残されたメモの内容はこうでした。


『姐さんっ、婚活頑張って来ますッ!!

 未来の写真入りの年賀状を、楽しみにしていて下さい。

             第1の子分 ライエンより。』


『人の出会いは一期一会ですね。

 ハインには、私が星になったとお伝え下さいませ。

 エリス様も、頑張って下さいネッ!!

 では、また何処かで。     ☆ マイオスト♪』



 エリス元帥は、ポイッっと紙クズを破り捨てると、

 アリスアリサに向かって、深く頭を垂れて謝意を述べます。


エリス元帥
「アホ共が、お世話になります。


 面倒をおかけ致します事を承知で、

 彼らにも、ささやかな祝福を賜れば、

 嬉しく思います。」


アリスアリサ
「はいっ、お任せ下さい!!


 それよりも早く、顔をお上げ下さいませ。

 こ、困ってしまうのです・・・。」


 ルフィア姫もタルスメフィー帝も、

 大いなる存在に気を使わせるエリス元帥に、

 リスペクトの眼差しを送っています。


エリス元帥
「私もやり残した事を終え次第、

 御身の下へと駆けつける所存であります。」


アリスアリサ
「あの、いつでもよろしいので、

 お気になさらずに。



 あと、ルフィア様の能力の事ですが、

 そこだけは、エリス様にお願いいたします。


 では、ルフィア様へとこの光輝をお返しし、

 私もテラ01に戻ろうかと思います。


 ・・・いつでも、想いは繋がっていると、

 思っていても構いませんか?」


 そう少し不安げに問う光輝の乙女に向かって、

 その眩い光に照らされながら、

 エリス元帥は肯定するように、微笑んで頷きました。


アリスアリサ
「タルスメフィー様には、

 ご武運をお祈りいたします。


 二つ目の月によって、新たな光の道が示されます。

 その日は遠くない未来に訪れるでしょう。


 愛すべきものを守る為、共に力を合わせたく思います。


 ルフィア様の事では、ご心配をおかけした事に陳謝を述べて、

 再会の時までの挨拶とさせて頂きます。」


タルスメフィー帝
「多大なるお気使いに、感謝申し上げます。


 正しき覇道を歩めるかはわかりませぬが、

 創世主様のご期待にお応え出来る様、

 精進して参りたく存じます。」


 こうして光輝は収束し、その輝きはルフィア姫への内へと、

 煌めきとなって戻っていったのでした。




 後になって、現れた月の名を、

 エリス元帥は『ゼータ VII(セブン)』と、

 タルスメフィー帝に伝えます。


 それは、大銀河ゼリオスの中心へと繋がる扉であり、

 未知なる星空を駆ける為の『翼』でもある、と。




               その5へと続きます。
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『ルフィアさん パート4.1』

2017年04月16日 19時50分23秒 | -ためぞう の ぼうけん。- (仮)

   『ルフィアさん パート4.1』



(パート4.1と4.2にわけてあります。

  誤字等の校正が終わっていませんので、すいません。^^:)



 ふと何かのキッカケに思い出す、

 そんな風景・・・。

 人の中で最も美しく残っている、

 そんな大切な場所は、まるで万華鏡のように、

 想いを巡るたびに鮮やかで様々な光を、

 見せてくれるものなのかも知れません。


 それは、初めて褒めて貰った事、

 誰かを、好きになった時の事、

 素敵な人たちとの出会い、

 そして、故郷と呼べるような居場所・・・。


 それらには、人それぞれの形が無数に存在しているでしょう。

 たとえば、故郷といっても、

 それははじまりの場所だけとは限らず、

 大事な想いを残した場所や、

 また、大切な人と一緒に見る、その風景だったりと、


 感情や願いというフィルターの色によっても、

 より美しく彩られていく事でしょう。



 タルスメフィー帝とルフィア姫が現れた場所は、

 普段と何一つ変わる事のない、

 整然と書類の積み上げられた、彼の執務室でした。



 愛用し続けた為にクッション部が、やや硬い感じになっていた、

 執務室のテーブルの椅子に、タルスメフィー帝は座っています。


 その彼と椅子との間には、

 ルフィア姫が慣れない手付きで作ったと思われる、

 小さなクッションが敷いてあります。


 多少不恰好な、水色の四角いクッションでしたが、

 機能的は十分で、なかなか心地よい反発力が、

 長時間の作業を支えてくれそうです。


タルスメフィー帝
「はは、この椅子のクッションを貰ってから、

 何年くらい経つんだろうね。


 相変わらずの心地良さで、姫の洋裁の機会の一つを、

 減らしてしまっているようだが。」


ルフィア姫
「陛下が遠慮して、時々空気椅子をして、

 ふざけて遊んでいらっしゃるから、

 物持ちも良いのでしょう。

 代わりが要るのでしたら、下手なりに作ります。


 脚を鍛えるのであれば、

 議事堂内での、ながら散歩の階段の昇降運動や、

 庭に出たりして、花壇の土弄りでもしていた方が、

 よほど、お気も紛れてよいでしょうに。」


 その言葉を、ルフィア姫が発した瞬間、

 彼女はこの執務室に妙な違和感を感じたのです。


 お茶を入れようとしても、それを入れるカップも、

 湯沸し器やハーブも見当たりません。

 彼女が普段、何気なく使っている物がなかったり、

 微妙に位置がずれているのです。


 再現されたこの普段と変わらない様子の執務室は、

 姫の目線では再現されていないとしたら、

 これは、タルスメフィー帝の想いの中にある、

 彼の知る執務室だと、ルフィア姫は気付いてしまいます。


 そう知った瞬間から彼女の中に、

 タルスメフィー帝の言葉では語り尽くせないほどの、

 大切な想いが、とても温かく流れ込んでくるのです。


 その時、ルフィア姫はこうも思うのです。

 その事を、彼に気付かせてはいけない・・・。


 と同時に、


  - 二人の見ている景色がこれほど近いのなら、

    その違和感が無くなってしまった時こそ、

    本当の意味で、想いが『一つ』になるのね・・・。- と。



 そう気付いたルフィア姫には、もう、

 今この瞬間にでも、自分の想いを記憶に重ねて、

 二つの想いを一つにする事が出来るとわかっていました。


 何処かで、その一歩を躊躇わせる枷(かせ)が、

 彼女の心の奥に、あったからです。


 それを隠し続けたまま、二人の願いを叶えるのは、

 ルフィア姫には可能でした。


 ただ、その真実をひた隠し、

 自分に素直になれば、それでいいのです。


ルフィア姫
「のどが渇いてはいませんか?

 できれは、特別に美味しいハーブティーなど、

 入れたく思いますが。」


タルスメフィー帝
「それはありがたい。

 さっそく、菓子付きで準備してもらおうかっ。」


 すると、少し奥の隠れた場所にある、

 ルフィア姫がお茶の準備をする、ささやかなパントリーに、

 たくさんのハーブの瓶と各所の銘菓が、

 華々しく彩るように溢れます。


 かなりリッチで、可愛らしいイメージに仕立て上げられましたが、

 可笑しくも嬉しいような気遣いのようにも映りました。


 ルフィア姫は何処か嬉しそうな様子で、

 お茶の準備を進めます。

 普段の彼女は、それほど感情を面に出す方ではありませんでしたが、

 その居心地は、彼女の心を少しくすぐったようにも見えたのです。


 彼女は、想いを重ねることが彼をの距離を縮めるように、

 感じていましたが、実際は少し違っていました。


 ただ、寄りかかるだけでも、その答えは見つかるものなのです。


 お互いに身を寄せ合い、必要と感じることで、

 それはもう支えあっているという、

 人らしさそのものの、愛情表現が出来ている証でしょう。


 問題は、自身の想いを伝えるだけの言葉が、

 二人とも見付からないという、
 その初々しさと恥じらいによるものです。と、

 アリスアリサは、二人にそう伝えたかったのでしょう。


 彼女は二人が、ずっとこのままプラトニックな関係のみで、

 有限の時を過ごすのは、一人の少女の想いとして、

 純粋にむず痒いのです。


 永遠に等しい時を、星々の子らを見守り続ける事を決意した時より、

 真に迫る脅威を排除するまでは、二度と少女には戻れない、

 彼女アリスアリサ女史の中にある、幼くも優しい心が、


 遂げられなくなるかも知れない恋を、

 放ってはおけない程に、おせっかいにさせるのです。


 目的の為にあらゆる努力を続ける、

 身体という器を失った、(アリス)アリサという一人の少女。



 自らが一人の少女であるにもかかわらず、

 自身の事を忘れさせてでも、

 まるで、我が子を見つめる母親のような目線に、

 その使命感のようなものが、彼女を置かせるのでした。


 それは、彼女を初期の段階で支えた、

 『ノルン』という一人の女性の影響が、

 とても大きかったのですが、

 彼女が登場するには、もう少し先のお話になります。


 タルスメフィー帝は、ルフィア姫の知る、

 この世界に残された有限の時の事を知りません。


 それは、彼がアリスアリサと邂逅出来るだけの条件、

 世界の理の、『三つの限界を超えし者』を、

 満たしていないからでしたが、


 その事実を仮に知っていれば、

 彼はもっと強引になれたはずですし、

 ルフィア姫ただ一人を守る為に、その帝位を捨てていた事でしょう。



  - 明日、全てが滅ぶかも知れないとわかっていて、
  
    それでも勇気をもてないなら、

    願いが叶う事など、永遠にないでしょう・・・。 -



 ルフィア姫も、エリス元帥も、

 ウィルハルト聖剣王、バルマード剣王、

 そして、彼の父帝トレイメアスでさえ、


 アリスアリサという、かけがえのない世界の救世主が、

 その滅びを防ぐ為に、一人でも多く仲間を必要としている事と、

 同時に、その域に達する者の出現の両方の存在を、

 多く必要としている事を、理解しています。


 その戦士を見出し、成長させる事の出来る、

 エリス元帥、バルマード剣王、大帝トレイメアスの三人は、

 この地に留まり、戦士の探求をした方が、

 アリスアリサにより貢献出来る事をわかっていました。


 広大になりすぎた、エグラート帝国によるその支配域を、

 最も強固に守護する事の出来る、

 桁外れの実力を秘めた、ウィルハルト聖剣王は、

 南西星域防衛に、欠かせない存在です。


 アリスアリサ女史の知るゼリオス銀河の全体図から見れは、

 タルスメフィー帝の帝国領など、ただの辺境の一部に過ぎません。


 彼女の知る星々の地図は、あまりにも壮大で、

 途方も無い宇宙域の果ての先にも、

 忌まわしき災厄である、『ハイデス』が存在しない事まで、

 知り得ています。


 その僅か数千兆分の1の大きさしか持たない、

 ゼリオスという名の銀河が、

 いかに脆弱であるかという、とても重たい危機感を、

 彼女はその胸の内に隠し、


 例え永久に等しい時に、足枷を科せられたとしても、

 最大限の尽力と解析技術、防御システム構築を根拠に、

 人々に希望を語り、微笑み続けているのです。


 そんな彼女に、自身の力を委ねているルフィア姫は、

 彼女、アリスアリサに感謝の念を抱きながら、




 同時に、その彼女の背負う重荷を少しでも軽く出来ないのを、

 申し訳なく思うのです。
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日記 2017.4.6

2017年04月06日 17時18分39秒 | -ためぞう の ぼうけん。- (仮)

 こんにちは、井上です。

 少し遅れましたが、年度初めですね。


 本年度もよろしくお願いします。


 とくにイベントなどありませんが、

 なんとなくの日記です。


 日記、すなわちご飯表という図式が、

 まだまだ続きそうですネ^^:



 ・ 朝ごはん 紅芋パン+ふわふわたまごパン。


 ・ 昼ごはん おかかのおにぎり2個+天そば。


 ・ 晩ごはん ぎょうざ+お吸い物+ごはんの予定です。



 み、短いですね。


 で、では、またですー。^^
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