熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

鎌倉便り・・・大船フラワーセンター:ばら、シャクヤク満開

2015年05月11日 | 鎌倉・湘南日記
   牡丹などは跡形もなく消えてしまって、今、ばらとシャクヤク、そして、ルピナスが満開で、実に豪華で艶やかな雰囲気を醸し出していて、素晴らしい。

   ルピナスは、随分以前に、スコットランドの古城で美しく咲き乱れているを見て感激したことがあるのだが、久しぶりに、このフラワーセンターで見て、嬉しくなった。
   群稙されて咲き乱れているポピーなどをバックに、極彩色の華麗なルピナスを見るのも素晴らしいが、個々のブルーやピンクの花弁を、夫々、眺めてみるのも中々良いものである。
   
   
   

   ばら園に入って、真っ先に目につくのは、こんもりと小高くお椀状に設えられたモッコウバラであるが、これだけ大きくなると、見栄えがする。
   鎌倉文学館のばらは、まだ、満開には間があったのだが、このフラワーセンターのばらは、殆ど満開で、かなり、空間を取って植栽されているので、のびのびと咲いている感じである。
   
   
   

   京成バラ園に出かけた時もそうだが、私は、真っ先にイングリッシュ・ローズの植わっているコーナーに行く。
   京成バラ園は、ばら専門の会社であるから、どんどん、新しいバラに植え替えて、ばら園を更新していて、びっくりするような変わり方をしていて、その新鮮さに驚くのだが、鎌倉文学館で書いたように、植わっているのは、殆ど、古いバラばかりで、このフラワーセンターでも、文学館よりはまだましだが、やはり、更新は少ない。
   メイアンやコルデス、京成バラ園など多くのブランドバラが植えられているのだが、私が気付いた感じでは、イングリッシュ・ローズは、オレンジがかったパット・オースティンだけであった。
   そのような意味では、京成バラ園でのバラ鑑賞は格別で、新しい苗木が、どんどん売られているので、同じ満開に咲き乱れているバラを見るにも、楽しみが違う。
   大阪に、デビッド・オースチンのバラ園や京阪園芸のバラ園があるので、是非、一度行ってみたいと思っている。
   
   いずれにしろ、このフラワーセンターのバラは、見事で、大変楽しませて貰った。
   うららの優雅なピンクの美しさ、パパ・メイアンの鮮やかな深紅の存在感など印象的だが、黄色い鎌倉の大株が、綺麗に咲いていたのに気付いた。
   アトランダムに、撮ったバラの花のショットをいくらか示すと、
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

   シャクヤク園の華麗さも、バラ園に決して引けを取らない。
   シャクヤクよりも牡丹の方が豪華な感じがするのだが、花弁がシャクヤクの方がしっかりしているので、日照りや風による痛みに強く、それに、花数が多く咲くので、畑などでは、見栄えがして良いのかも知れない。
   シャクヤク園では、ガイド・ツアーが行われていて、演芸員が、薀蓄を傾けていた。
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

   すいれん池に行くと、ピンクの睡蓮がかなり咲いていて、綺麗であった。
   面白かったのは、サギ(アオサギの一種であろうか)が、すいれんの葉の上に待機して、水面近くに浮かび上がる小魚を器用に捕っているのに遭遇した。
   他のところへ行って帰って来てもまだいたので、相当長い時間根気よく捕食していたのである。
   狙った小魚は、殆ど失敗せずに捕っていた。
   足元を、大きな鯉が突き上げたらびっくりして飛び上がった。
   
   
   
   

   展示場では、山野草やクレマチスの展示をしていた。
   やはり、愛好家は凄いといつも感心して見ている。
   ところで、このフラワーセンターの入り口近くに巨大な楠が3本植わっているのだが、その新緑の鮮やかさを見ていると、植物の生命力の強さに感嘆せざるを得ない。
   とにかく、このフラワーセンター全体が、新緑にムンムンするほど萌えている。
   
   
   
   
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