窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

横浜商科大学でお話しさせていただきました②

2018年11月22日 | リサイクル(しごと)の話


  11月21日、昨年に続き、横浜商科大学・梶文彦先生の授業「中小企業の海外進出」において、僕ほか社員3名でお話しさせていただきました。



  授業のテーマが「海外進出」ということで、フィリピン・スービックにある弊社工場の話が中心とはなりましたが、今年は7月に会社紹介の動画を作成したことで、まずそれを学生の皆さんにご覧いただくことにより、口頭での説明ではなかなか理解しにくいナカノ株式会社の仕事の全体像と実際に仕事をしている若手社員の姿を把握していただきました。



  その上で、僕から改めてスービック工場の設立経緯、戦略上の位置づけ、海外進出のメリット・デメリット、生活インフラなどについて説明させていただきました。今年は映像の助けが随分役立ったと思います。



  ナカノ株式会社では、現在6名の横浜商科大学出身者が在籍しており、営業部、リサイクル部などそれぞれの分野で活躍しています。ということで、横浜商科大学は我々にとっても身近な存在ですし、学生さんにとっても卒業生からの生の声の方が親近感があるだろうということで、後半は卒業生二名から就職の動機、これまでのキャリア、実際の仕事ぶりなどについて話してもらいました。


 
  工場勤務だ、営業だといっても、学生の皆さんにはその本質的な楽しさや遣り甲斐というのは見えなくて当然だと思います。たとえインターンシップの経験があったとしても容易に分かるものではありません。また悲喜交々あるのが世の中という中で同じ大学から社会人のスタートを切った卒業生が人生をどのように捉えて今日にたどり着いているのか?我々も綺麗ごとではなく本音でお話しさせていただきました。学生さんから「OBの方がどのように仕事をして活躍しているのかが生の声で聞くことができてとても良かった」との声がいただけたことは、我々としても励みになります。



  最後は、これから就職活動をされる学生さんにとっても気になるであろう採用の話をさせていただきました。こちらも弊社の現状について本音でお話しさせていただきました。担当者も随分熱が入っていたように思います。



  今年も貴重な機会をくださった梶文彦先生には心より感謝申し上げます。学生の皆さんの少しでもお役に立てたのでしたら、大変うれしく思います。ありがとうございました。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
コメント
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