銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

The Entertainer(続き)

2020-10-13 19:27:37 | manuscript
 the classic rags of Scott Joplin 掲載の14曲から7曲( 1曲増(^^♪ )をレパに加える計画。ずっと敬遠してきたが、取り掛かると予想外に面白い、ragtimeと云う米国由来の音楽が色々見えてきた様な。スジの方から後押しコメントも頂き、大変心強い。
 今回は下属調に転ずる§3のオレンジ(=俺*アレンジ)だが、それに先立ちハーモニーを書き抜いたガイドを示す。いきなり弾こうとするとフィンガリングの綾に囚われて成果が出ないもの、ひとつコード慣らしから入りましょうや、という寸法である。
 押さえ方が難しいコードはダイアグラムを参照の事、筆者も此れで只今指慣らしの最中。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハンドマッサージャーと佐久の大杉

2020-10-12 16:25:20 | 日記
 第三皇子からハンドマッサージャーを贈られれた。ローマの休日よろしく突っ込んだ手をケアをしてくれる。両手用だが、左端に置くと右手はちょっと。ギター弾き疲れにちょうど良い。
 きょうは八郷に赴いたので、思い出して佐久の大杉に参拝。最後の梨とぶどうも買って、いいところ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

The Entertainer(1902)

2020-10-11 19:22:08 | manuscript
the classic rags of Scott Joplin 掲載の14曲から6曲をレパに加える計画、今回は番外編。掲載譜をバラし、フルスクラッチのオレンジ(=俺*アレンジ)だ。課題は三つ。

① key はC ・・・ 色んなアレンジがあるが、ここは原曲と同じハ長調で。

②レコードに似せる ・・・ ギター編曲では中々難しいが、聞こえる通りに弾きたいのは人情。練習のモチベもそれに尽きる。ragtime は伴奏の音選択も重要だが、一方でピアノ譜にある音を我々の耳が全部捉えてるかと云うと、実はそうでもない。詰まる所、ピアノが耳にどう聞こえてるか?が頼りだ。

③易しい ・・・ ①②がOKでも、弾き難いのは論外。



(注)譜中の × は、不完全発音(©浜田隆史)。次に来るミはメロディなので、そちらをはっきり弾いて下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Kismet Rag(続き)

2020-10-10 12:09:44 | manuscript
kismet rag(1913)の補足。kismet とは運命の事、彼の名曲に倣ってこちらもドォー、ソドミソォーと審判のラッパが鳴る。当時の楽譜はスフィンクスと絡みつく蛇をあしらった表紙だし、タイトルはイントロ由来に違いない。さて、その譜だが実はイントロに「引っ掛け」があった、つまりソォドォー、ソドミソォーなのである。 だが Dick Fegy 氏がギター編曲に際し「それ、大袈裟すぎね?」と削ったのかも知れず、そんな想像もクラシック・ラグの楽しみかも。私はソを元に戻したが、これは運命に逆らってるのか?それとも原典通りだから、運面に従順なのか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Kismet Rag

2020-10-09 21:56:49 | manuscript
the classic rags of Scott Joplin 掲載の14曲から6曲をレパに加える計画、今回はお待ちかねの kismet rag(1913)。人懐こいプレイを聞いてレパに加えたいと思った方も多いのでは?左が掲載譜で右がオレンジ(=俺*アレンジ)。§1冒頭は、1絃解放をガイドにCコードの3つのフォームが順に降りてくる絶妙のアイディアで作られた。ただメロディは右の様に聞こえるべきで、その辺はオリジナル譜でないと判らない。2小節1拍目はメロディを補完すべく親指が高音域に出張し、直後のバス音が無いので聞いて「?」となる有名な所。普通の指運びでも弾けるので直してしまったが。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Heliotrope Bouquet

2020-10-08 14:57:57 | manuscript
the classic rags of Scott Joplin 掲載の14曲から6曲をレパに加える計画、ひとつアドヴァンテージがあって、heliotrope bouquet(1907)は完成している。Joplin のギターアレンジ集の耳コピが挫折し掛かった所へ Stefan Grossman のCD「My Creole Belle(1976)」が到着、収録のTAB譜で全体が見え始めたのが2016年夏で、ちょうどYairiが我が家にやって来た頃だった。しかしそれからが相当な難産で、弾ける目途が立ったのはようやく今春。イントロと§1の前半を。ピアノ譜も交えて多少オレンジ(俺*アレンジ)しました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

The Favorite

2020-10-07 20:50:20 | manuscript
the classic rags of Scott Joplin 掲載の14曲から6曲をレパに加える計画、weeping willow(1903)が上手く行ったので、立て続けに the favorite(1904)を。編曲はスウェーデンの Lasse Johansson 氏だが、打田十紀夫氏の解説にあるように大変易しいアレンジなので、オレンジ(=俺*アレンジ)は出番無し。此処さえキメれば後はOK!と云うフレーズが§1 に登場するので、そのフィンガリングを紹介します。一拍目は指示された弾き方だとコードチェンジが必要だが、それだと流れが途切れるのでプリング・オフを入れてひとまとまりとした。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Blake's Breakdown#2

2020-10-05 21:49:30 | manuscript
ラグタイム・ギターの教本ともなれば、ラグタイム・ブルースの項は欠かせない。これ迄逃げ廻ってきたが遂に年貢の納め時、駆け出しの頃に頂戴したMDでアナライズした。譜は私が再構成したもので、難曲で鳴る Blake's Breakdown#2 も此れを徐々に早くしてけば程なくレコードと同じに弾けますよと云うオススメの品である。早弾きに圧倒されて断念した向きも再度チャレンジして欲しい。スラー表記は無論誤りだが、深く考えず親指を絃から絃へ滑らせて下さい。下の譜はバスの進行を書き抜いた、上と比べると一拍目と二拍目が本来の位置より半拍先んじてるのが判る。



https://blog.goo.ne.jp/halcyon1772/e/12629d046e9a54c8fa38d7a45db2f635
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラグタイム譜の変遷

2020-10-04 15:48:01 | manuscript
譲られた楽譜は「the classic rags of Scott Joplin (日本版は1995年、原典はおそらく1988年)」の他、貴重な「プレイ・ラグタイム・ギター(日本版初版は1981年)」もあり、二冊に被った Pine Apple Rag が同じアレンジなのに譜が違っていて面白い。親指と他指の組合せを拍ごとに示すよう努めた旧版に対し、新版ではメロディとバスの二声を併置する音楽的なものに変わっている。Dave Van Ronk の St. Louis Tickle が古いセオリーで書かれたのを見つけた時は我が意を得たり!と喜んだものだが、現代の表記は概ね後者で統一されている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Weeping Willow

2020-10-03 19:22:43 | manuscript
the classic rags of Scott Joplin 掲載の14曲から、手始めに weeping willow (1903)をチョイス。オリジナル譜との比較から、編曲者 Ton Engels 氏がピアノを忠実にギターに置き換えようとした事が判明。なんと右手三声+左手と云うピアノのテクスチャをそのままギターに持ち込んでる。此れを譜面通りに弾くのは無理だろう、以前ならこの段で凹んだが、最近は弾きたい様に修正を加える(通称オレンジ(=俺*アレンジ))のがフツーなので、立ち止まったりしないのだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

'20年9月の備忘録

2020-10-02 11:20:00 | 日記
9/10で記述が止まったが、色々あって書いてるどころでなかった。以下、簡単に。

9/15 キッチンカフェおかりや@宇都宮で、運河の紅カモメ(小松崎健・浜田隆史・三好紅)を聞く。三者三様のソロがいい。地元のギタリスト小川倫生さんがいらして、終演後JAZZ談議で盛り上がる。

9/16 運河のカモメを追っかけるべく宮内家@南浦和へ行こうとするが、常磐線でトラブルが発生、泣く泣く途中駅から引き返す。

9/18 昔馴染みの顧客と後輩社員で酒杯を傾ける。後輩、何気に煩い。

9/23 シューベルトとフランクのCDを図書館に返却。フランクとブルックナーは2つ違い( ゚Д゚)

9/25 ガバスあべがラグタイムの楽譜を譲ってくれるとて、90EASTへ。ついでにその晩の演奏を聴く。



9/27 義妹一家と墓参り、昼食を共にする。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする