銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

underground × 2

2020-07-27 17:31:58 | 日記
宮内悠介さんの著書は何冊か拝見しているが、好きな映画監督にエミール・クストリッツァーさんを挙げておられる。少し前、新作プロモーションで来日した監督にいそいそと単独インタビューをされていて、嬉しげな気配がこっちまで漂ってきた。宮内作品の理解にはやはり映画も見ねばのう、と四連休に1995年作の「UNDERGROUND」を借り出した。難解だったらどうしよーと危惧したが、幸いそうはならず、かしましいブラス(=金管楽器)の咆哮に染まった猥雑な画面が美しく、悲しいのだった。ただただくるくる回るシーンのシークエンスと云ったら。  いっぽう今日、twitterにセロニアス・モンク氏のジャケ絵が流れ付いて、うちのライブラリには確か、、と取り出したのが1967~8年録音の「UNDERGROUND」。かの村上春樹さんが何かの本で採り上げて我が意を得たり!の一枚でしたが、特にA面2曲目の『ugly beauty』。モンクと同僚的なピアニストであるSadik Hakim 氏が’78年録音でこれをカヴァーしておりますが、いずれ劣らぬ名演です。モンクのCDはまた少し集めてみようかなあ。。

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そこは密で

2020-07-25 08:19:51 | 日記
息子の Morris トルネードに触る機会があったが、こんなに良かった?本務機で苦労してるフレーズがさらっと弾・け・て・しまうとドキッとする。母屋に置きっ放しの Takamine にしても同じで、そうなると一刻も早く飛んで帰り、自分ので確かめたくなる。この辺も病気っぽいw うちの K.Yairi 製 YF-OOO18 CTM が先月で4年を経過した。カスタムと付いてるのは本来630ミリの絃長を大型並みの645ミリに拡張してるからで、併せてネック幅も42ミリ→44ミリに広げ、指弾きプレーヤーに配慮してる。今年に入り一層弾いてる積りだったが、距離はもう少し詰めたい所。一挺の楽器でも取り込むのはなかなか大変だ。スタイルがいわゆるOMに近いことで迷いがあった様な気がする、今後は単なるトリプルオータイプとして扱っていきたい。
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速習法

2020-07-23 03:15:29 | manuscript
譜面も出来たし、じっくり取り組んでみるか、などと云うのは嘘で、本心は早く弾ける様になりたい、が中々そうは行かぬジレンマ。ちょっとアプローチを変えよう。CDから gladiolus rag をMDに落とす(いまだ現役)。曲の構成通り4セクションに分割し(devide 機能)、一個ずつ弾けようが弾けまいがとにかく合わせで弾いてしまう。普通は弾けるレベルから徐々にテンポUPするのだが、それだと最後に収まるべきカタチがつかめない。なら、そちらを先に押さえて取り掛かれば良いのでは?と云うのが仮説で、細部は後で手を入れる。一方、ネックつまりいちばん弾けない箇所(理由は様々だけど)は流石に先にピックアップし、其処だけの練習を書き出したりして(譜例)対策は怠らぬ。ソレが弾けるテンポで全編をさらう、これが練習の本当の王道だ。

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十年後のなんとやら

2020-07-17 08:07:03 | 日記
病院の記録によれば4回目の、大腸内視鏡検査に臨んできた。先月の人間ドックで便潜血の項に (+) が付いてしまったので。まあ前回は「数年後に又やりましょう」と云って医師と別れたから、そろそろ潮時ではあったのだが。前回までと違うのは腸洗浄剤が在宅注入になったことで、検査準備が整った態勢で病院へ。ってあなた、いきなり突っ込むひと無いでしょう!ちょっとイタタタな感じで年取ったなあと思いましたが、結果は「ポリープありませんよっ」てなアッサリしたもん、何とか生きて生還しました。今週はこれで眼医者にも行ってきょうは歯医者で、医療ずくめの一週間だった。。

https://blog.goo.ne.jp/halcyon1772/e/5fc0f26e4025081dc90951da45b4ffda

https://blog.goo.ne.jp/halcyon1772/e/da970878ece519addfadddcb5692c6b3
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こんなもんですか

2020-07-11 21:59:04 | manuscript
初ヒグラシを聞いた本日、gladiolus rag の編曲に一区切り付く。演奏が慣れればたおやかな響きで辺りを笑みに包むだろう。いつも入れないタイトルも書き込んだ。「知り合いのなかにラグタイムの小品をギターで弾ける人間が1人や2人いたのも昔のことのようだ。」とプロデューサーのサム・チャーターズが書いてるが、狙ってるのは大体そんな所で、ラグタイムは少々長尺だがひとまとまりのソロ音楽として理想的な形式(のひとつ)だと思う。


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はんどう

2020-07-09 23:17:22 | 日記
gladiolus rag ばかり弾いてる反動が来た。で、久々の my dear boy。最初4小節と続く4小節が繋がらぬ。ブルーノートが弾けんと思ってたら、メロディに混ぜてた発音しないノートが演奏ソースを奪ってたと判明。がーん、自分のアイデンティティだと思ってたのに。しょうがないので不要音はこの際ぜんぶ省き、すっきりクリアに。これに限らず思い入れの強い曲は、其れゆえ適当な処でアプローチを切り上げるのが良いようだ。耳コピも練習も程ほどに、と気付けばずいぶんと気も軽くなる。軽くなった所で放っといた ragtime Oriole の手入れ。こちらは忘れた運指の再履修だが、音の間引きとフィンガリングの手直しも併せて。一年置いて改めて見直すとアラがあらあら。。
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ヘッドにカーボンの横スジがっ

2020-07-05 21:38:32 | 日記
先日、切った爪がPCのキーの隙間に入って慌てたが、昨日は抱えたギターのサウンドホールから入り込み、からからと乾いた音のする。逆さにして振り落とそうとしたがストラップが邪魔でやむなく外すと、ギターって軽い!? 計ってみたら1.9キロ。音がしなくなったのを確認後も元に戻さず、左ひざに乗せて軽い感じで弾いてる。これが本来の姿なんだろねえ。
gladiolus rag はおおまかな流れはいいにして、細かい所で音を加えたりポジションを変えたり。セクション3は小粒でも堂々と弾きたいものだ。
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棚卸し、経過報告②

2020-07-03 11:27:14 | manuscript
S.ジョプリン作の the chrysanthemum、菊と云う意味ですが之を2015年に浜田隆史さんの演奏で聞いて以来、ずっとやってます。昨年4月に人前で弾いたんだけど、それでも未だ通りが悪い。練習のせいかと悩みましたが、これはもう構造の問題だと又々フィンガリングを直しました。2カッコ後半部分がそれで、次の小節にうまく接続します。同じフレーズに別のフィンガリングを当てるのは不合理かと思いましたが、廻り道も時として必要なのかと。修正はこれで最後にしたいけど、少し弾き込まんと結論は出ないな。 ♩=69の緩いテンポで。



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棚卸し、経過報告

2020-07-01 17:28:49 | manuscript
「これまで手掛けた曲の整理」が上半期の目標だった。俎上に上がったは全部で42曲、etta baker さんのナンバー3曲をソフトで書き出し(下の譜は crow jane)、marigold や kirby puckett's rag など通らなかった10曲を集中練習、新しいバッハのレパを追加、ついでに予定になかった gladiolus rag のオタルナイ・チューニング編曲、それと並行してクラシック・ラグを復習、と結構やったかも。レパートリってなあギター抱えたら何気なく手が動いて弾き出せるくらい馴染んでこそ、とよく判った半年であった。

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