銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

茨城県北芸術祭 補遺 その6

2016-12-31 08:54:25 | 日記
海か?山か?芸術か?のキャッチコピーをパラフレーズするなら、技巧か?時か?コミュニケーションか?という茨城県北芸術祭でした。総走行距離1,000キロオーバーの大ロード芸術祭でした。自分たちの体重を別にするならば、風のように次々と展示を見ては廻った15日間でした。水戸に戻って来る時刻の西の空には、いつも月と惑星がくっきりしていました。  アートの技には敬服しました。われわれはプロの職人性ってのがやはり好きで、見て聞いて触って納得できる機会をいつでも待ってるものなのでした。突飛もない発想を裏打ちする、綿密な検証、確かな技術、そういうものはやはり感動につながってきました。  展示の多くは廃校や施設に飾られていました。多くの人が訪れ、華やかで賑やかでしたが、誰もが閉幕後のそれらの場所の寂しさを感じてはいなかったでしょうか。あるいは県北芸術祭が開催されなかった別の時空を、想像しはしなかったでしょうか。カラッと晴れた晩秋の青空が、心象風景に追い打ちをかけます(やはり芸術は秋か)。機会があってたまたま訪れた地は、何もなければ見知ることもなかった場所だったと思います。拠点を移動する際にふと見掛けた常磐炭鉱の奇態な遺構や、英訳された常陸国風土記の誘い等も含め、地域の隆盛と衰退をいちいち目の当たりにしました。それらは多くの作品に生と死として内包されていたように思えます。  あちこちの拠点で地元の方や観光客、ボランティアの皆さんと、いろいろ言葉を交わしました。展示された作品は直接的、間接的にコミュニケートを希望してくるものが多く、アートの意味ってなんだろうと思ってましたが、それはそういうことのようでした。  さてシリーズ化された祭りに今後足を運ぶかと云えば、変容したり尻すぼみになったりと色々なとこを見ちゃうんだろうなと勘ぐらないでもないが、乗りかかった舟ということでお付き合いは続ける積りでいる。主催をはじめ、関わったすべての皆さまにお疲れ様、である。
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2016年7~9月

2016-12-30 20:54:58 | 日記
7月は封切翌日にシン・ゴジラを観る。傑作。ネットで評をたくさん読み、作品の旬を味わう愉しみを知る。結局3回見た。  8月は Little Martha のギターTab譜が完成。2012年の着手以来さんざんいじって来たが、これを以って打ち止めとした。ツイッターのURLが入って、名刺も兼ねている。欲しいと云う方は、どうぞご一報ください。K.Yairi のトリプルオーモデルは予想を裏切らず好調、ただ練習の方はヘリオトロープ・ブーケというラグタイムで想定外に難航、その他ではバッハのロ短調パルティータからコレンテを復習、アルペジオ好きを再認識する。  ここまで来ると二ケタ月はもうすぐそこ、この頃には茨城県北芸術祭のウワサは耳に届いていて、2016年はいよいよクライマックスを迎えようとしていた。
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2016年4~6月

2016-12-29 12:37:07 | 日記
曲はレギュラー・チューニングでアレンジされた、ラグタイム・ナイチンゲール → キスメット・ラグ → ヘリオトロープ・ブーケ とラグタイムのレパートリを増やすべく頑張っている様だったが、モノになってるのは現時点でひとつもない。一方、長年放っておいたバート・ヤンシュのレディ・ナンシーをリライトして取り組んでもいて、こちらはもう少しだけ可能性がある。6/5に旧知の Due Luce を宇都宮に聴きに行き、帰り際にギター屋を覗いて回ったら火が付いたらしく、結局月末にお茶の水で通算6本目を衝動買いする。セコハンはネックやフレットに難があるので、初めて新品を入手。K.Yairi のトリプルオーモデル with ロングネック。  サディク・ハキム・トリオ「ビット・オブ・モンク」がCD化される情報をキャッチ、他のプログレッシヴ盤と共に購入。その他、閉店間際のレコード屋などでも少し買い漁り、ライブラリはJAZZ全盛期に近くなった。
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2016年1~3月

2016-12-28 06:54:20 | 日記
年の瀬恒例のダイジェストである。書くに当たって3か月分づつ読み返すが、自分に起きたことだけ、ただ書き連ねる傾向が強くになってて、はっきり退屈。外界の交流を維持拡大すべきじゃないのか、とかなり危機感が募ります。  ギターはF・ソルのイ長調練練習曲をオタルナイ・チューンで練習(実はレギュラーで弾けなくなった)、主にクリサンセマム(Chrysanthemum、菊)をやっていた。宇留野信章さんの個展「天子の羽音」を見に行き、アルバトロスJRのライブに涙する。その流れで Little Feat のボックスセットを入入手、反動で Steely Dan の1枚目も。ジョシュア・リフキンのラグタイム・リバイバルの契機となった名盤。宮内悠介「アメリカ最後の実験」読了。
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暖かい年の瀬

2016-12-23 00:39:55 | 日記
春の雨、ではありませんよね?明らかに冬の雨なのに、この暖かさと云ったら、この甘さと云ったら。   さて気が付けば12月もどん詰まり、2016年のダイジェストを書くべき時期に来ていたのです。予定としては最後にもう一回だけ、茨城県北芸術祭について書く積りで、その後4回シリーズで申年を振り返りたいと思います。それでわそれでわ
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立派なシロモノ

2016-12-21 21:42:27 | 日記
件のキップについて、少し詳しく書いておく。地紋は機関車の動輪をあしらったのに、JNR(=国鉄)の文字。津田沼→(西船橋接続)→神楽坂。日付は昭和46年10月29日で、料金は110円。裏には「地下鉄線への接続は西船橋駅に限ります。」とある。国鉄津田沼駅から総武線に乗って西船橋駅で帝都高速度交通営団東西線に乗り換え、神楽坂駅で降りる。西船橋側が開通したのは昭和44年だそうだから、まだフレッシュだった頃だろう。これが258頁と259頁の間に挟まってました。   バート・ヤンシュのBirdsongはようやくTAB譜が出来上がり。二種類あったのを折衷しました。ただどちらも、歌いだしの三小節が 4/4 + 3/4 + 4/4 となっているのだが、私の聞く限りでは 4/4 + 4/4 +3/4 なので、そう直させて頂きました。ようやくスムーズになったぜ
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古書の愉しみ

2016-12-20 12:33:09 | 日記
益子の古本屋を訪れたとて、何も買わないで帰るわけにもいかぬ。哲学書やらグラフィックやら知ったかぶりして眺めて、さーてSFがない!困った。小説、随筆のコーナー(と表示があるわけではないが)に司馬遼太郎さんの「街道をゆく」という本があったので、それを買ってきた。昨日開いてみたら、本の発行年と同じ、昭和46年のキップが出てきた。硬券である。前の持ち主が栞(しおり)に使っていたわけだ。
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流れってことで

2016-12-19 19:16:45 | 日記
会社の近所にカフェがオープンした。名を「HIGH HARBOR(ハイ・ハーバー)」と云ふ。日曜の午前、お茶としゃれ込む(コーヒーですが)。店主がぜんぶDIYでこさえたという内装。居心地がよい。聞いてみると笠間で営業してたそうで、大家の事情からやむなく水戸に戻ったそうだ。でもこれも流れだから、と飄々とした様子。笠間つながりで閉店した「かしゃま文化会館」の話題になって、どうも車掌(「かしゃま文化会館」の雇われオーナー。貨車を改造した店舗から、そう呼ばれていた。)が益子あたりに潜伏してるとの情報を得る。この機会だからとメールすると、かしゃまから少し離れた「ギャラリー門」と返事が返ってきた。1時半まで居るという。ありゃりゃ、これも流れか、とカミさんを連れて「門」へ。鉄と木の作家、須知大さんも在廊中で、しばし歓談。いやー、懐かしい。最近はどんなとこ、行ってんの?益子。益子は何処?カフェ「イチトニブンノイチ」。それじゃ俺らといっしょじゃん。益子なら「内町工場」っていう古本屋さんがステキですよー。車掌、相変わらずひとを乗せるのがウマい。(しかし、県北芸術祭なんて面白かったんですかねー、とか云ってる。)そんで我々は「2シーヴォ(旧;かしゃま文化会館)」で高齢のロッカー、アイデコシンヤさんとカレーを食いながら歓談した後、県道1号線伝いに益子へと向かったのだ。12月も押し迫った日曜の午後、抜けるよな青空、こんなドライブは涙が出てくるね。カミさんにはいまいち伝わらないようだが。
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レギュラー、再び

2016-12-16 23:57:18 | 日記
同じバート・ヤンシュの曲でも、元は云えばレギュラー・チューニングで書かれたレパートリを充実させるのが目的でわなかったか?ということで、当初目標であったハズのレディ・ナンシー(ローズマリーレーン収録、1970年)、ようやく大体頭に入れました、ん、もう大丈夫。実はきょう、寄る年波に勝てず病院通いしてきたのですが、診察を待つ間も惜しんで譜面とにらめっこしてましたよ、甲斐あって最後のよくわからんかった部分もまあ流れくらいは判ったか?あとはもう擦り込む様に練習するしかないのです。
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のような

2016-12-14 23:48:29 | 日記
休日は YAMAHA FG-75 を引っ張り出したりしてますが、普段は本務機一挺で。白土活性の如く、二機あれば事足りる!(以上は分る人だけ分かって下さい。。)しばらく前からストラップを装着して、以前そうしてた様に立奏に戻しました。これの方が疲れんし、寒くないなあ。ただ困るのは机の上に広げた譜面、自分で書き付けたやつだと不安定なかたちしてっからか、よく見えないのだなあ。指番号もわやだし。そこで、記号でなく模様、若しくは絵のようなものだと思うことにしました、書き付ける時もそうだと意識して、鉛筆は絵筆ってことで。イマジネイション豊かな音楽になってくれると幸いです
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やっとります

2016-12-13 12:35:50 | 日記
See How the Golden Bird, Tries to Fly

Birdsong(by バート・ヤンシュ)の最初の一節ですが。。。もうここでつまづいている。。。Tries to Fly が上手くリズムにハマらんです。。。4/4 + 3/4 + 4/4 という変拍子ではあるのですが。。。如何に普段、テキトーに聞き流してるか、というのはありますが、いやいや、ちゃんと採ろうとしたら、あそこは絶対引っ掛かるという確信が以前からあったのも事実で。。。一晩考えておりましたが、四分の何拍子ってなリズムの取り方でなく、八分音符のビートで数える。八つのビート、六つのビート、八つのビート、とまあ、ウラ拍をしっかり感じてやる、ということですか。実は真ん中のところは「2掛ける3」ではなく「3掛ける2」で取るのですね、こうすると上手くいく(ハズ)。いやー英国トラッド・フォーク、面白いですね。
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テコ入れ

2016-12-12 12:39:13 | 日記
英国トラッド・フォークの譜面を虫干しする休日。二日ともいいお天気でしたからね、ああいう青空を見てると悲しくなるもんですが、脇のカミさんには一向に通じないようで。さて、John Renbourn はやれば弾けそな曲が7曲くらいあるのかな。みーんな、当Blogを賑わしては消えてったものばかりですが、今度という今度こそ、がっちり群れにしてレパとして定着させたいところです。バート・ヤンシュの方は、運転中だとか手の空いてるときにバードソングの歌詞を呪文のように唱えつつ、暗記に励んでおります。みんな、どうやって歌えるようになるのか知りませんが、私は中学生レベルです。最近、抑揚をつけてワン・センテンスごと覚えるのがよさそうだ、と悟りました。単語一個一個だとダメなんすね。ようやくそんなレベルのヴォーカルです。  近所の本屋が再開、津原泰水さん「クロニクル・アラウンド・ザ・クロック」があったので、店のお祝いを兼ねて買ってしまった。「ヒッキー~」が未だ読み終わってないのにねw。
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なんて幸せ

2016-12-11 21:46:22 | 日記
しばらく前に石岡ロックボトムで、フランク・ストラツェリ(読みは自己流)のソロ・ピアノ集をジャケ買いしたって書きましたが、11曲入ってる中に小粋でまとまりが良い、素敵なバラードがあるのです。Blame it on my Youth 。その昔、コーリング・ユー(映画バグダッド・カフェの主題歌)が収録されたホリー・コールの人気盤がこのタイトルだったんで覚えていたんですが、感銘を受けたので久しぶりに探して聞いてみたけど全然忘れてる。他の音源を当たるうちに浮上したのが米国トランペッター、チェット・ベイカーのヴァージョン。本人のドキュメンタリー映画のサウンドトラックとのこと。伴奏のピアニストは、と探っていくとこれがどうもストラツェリなのですね。映画は87年から撮影が開始されたそうですが、ソロピアノ盤も同じ87年5月に録音されてるのです。ふたつを聞くことができるなんて、幸せ。
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イチ押し

2016-12-08 12:39:07 | 日記
昨日までラグ、ラグって云ってたのに、ひょんなことで英国フォーク・ブルーズのレコードを頭から聞き直してしまうなど、節操ないというか尻が軽いというか、大事なことです。以前からいつも感心してるんですけど、バート・ヤンシュってポリフォニーが素晴らしいですよね。ギターの上にはいっつも三本くらいのラインが乗っかってる。音楽が豊かって、こういうのを云うんだな。コールがあって、レスポンスがあって。それは米国トラディショナルやボブ・ディランなんかにも共通するんだけど。1971年にリリースされた名作「ローズマリー・レーン」は当時のバートの自宅で録音されたもの、その雰囲気までもが伝わってきそうな、そんなレコードです。
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年の締め括りだと云うのに

2016-12-07 18:54:45 | 日記
スイッチが入って BIRDSONG のTAB譜を入手。DLしても放ってしまう事が多く関係各位に申し訳が立たないので、ずっと自粛していましたが。。。このところ弾いてる曲ってラグタイムが殆ど、たまに違うジャンルをと英国フォーク・ブルーズ、なんてやれればカッコいいけど、何故かこの分野の曲はレパートリとして収まりが悪い!群れにならないと扱いづらいのです、やはりモーダルDという変則チューニングが悪いのか?それさえ克服すれば、愛奏曲は立ちどころに数曲増えるかも?ただ、何年ぶりかで捉えどころのないチューニングにトライしようと思ったは、ひとえに楽曲のリズムが面白いからで、これが取っ付き難さを上回る気がしたからです。ま、大風呂敷を広げる前に取敢えず一曲ってことで
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