銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

秋口なのです

2022-08-27 18:26:04 | 日記
 此処しばらく耳コピしてなかったので、3曲選曲して作業に入った。やれば出来る子であってくれ。
 先般壊れたコンポを買い直したが、当然MDは搭載されておらず、其れは耳コピ中断の格好の言い訳となっていたが、そろそろ秋口(人生の)だし、やっとかないとねえと、再開を思い立つ。そこで、前世紀末に使用してたラジカセが復活した。此奴はCD機能を有さない。ので、コンポのスピーカから出た音をボタンを押し録音する、いわゆる空気媒介方式である(on air)。実際に耳にした通りの音で再現されるのは利点と云っていい。
 その昔、末広町にあったJAZZ喫茶「ダウンホーム」で、plays Tadd Dameron(1975 Xanadu)を録音させて貰った。空気媒介のお相手は名器JBL4343である。その頃乗ってたトラッドサニーで、どの位再生したことか。曲間にマスターがコーヒーのサイフォンをカチャカチャやる音が入ってて、今となっては大変貴重な遺産かも。
 銀杏坂のS&Fでは、dinner music(1977 Watt)を同じ様にして録音させて貰った。当時、未だCDを購入していなかったのだ。店には音源が無かったが、偶々同席したレコ蒐集家のT氏が自宅からわざわざ持ってきて下さると云う!こちらは録音中に電話が掛かってきた、あの黒電話は今でも店にあるのだろうか?
 上記二件の録音も、この度復活したラジカセで行っている。音の良し悪しは気にならない性質だったことを改めて思い出した。そーそー、俺は極々チープに出来てるのだ。そんじゃまた頑張って、音と格闘すっかね。。
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ギター・ハノン

2022-08-12 09:43:52 | manuscript
「ギター・ハノン」は2006年に浦田泰宏さんが著されたフィンガリング教本で、彼の有名なピアノ教本を下敷きにしている。最近になってようやくその勘どころが判ってきたので、ぼちぼち練習に取り入れているのだ。(気の長いこと、なんとかの如し!)




原譜はエレクトリックギターでのピック弾きを想定している様なので、アコギ弾きのフィンガーピッキング向けに手を入れた。最初に来る「三度→四度」音程の跳躍(下降パターンでは逆になる)がポイントです。

ハノンは勿論フィンガリングを習得するための教本なのだが、或る音型をスケール上の7つの音の上に展開する形式を踏む関係で、ダイアトニックな音の並びとかハーモニー等を知らず知らずに習得する利点もあるように思う。
それにしても、メカニカルな練習譜を書くにはけっこう気を遣う。フィンガリングは右手と左手を列挙せねばならぬし、その組み合わせが重要だし。一方、ピアノでは退屈の代名詞みたいなハノンが、ギターで弾くとなかなか楽しい。この楽器の管楽器的側面が表に出て来るからだと思う。
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