銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

お百度

2021-12-23 14:23:08 | 日記
 9月の道の駅かさまオープン以来封印してたutsu工房参りを昨日再開した。流石に平日は通常の交通量に戻った様子。godinの倒れた魂柱を直して貰う。もう倒さないぞと心に決めたが、ま、きっとまた倒れるであろうw
 もうひとつの目的は、11/5に入荷したASTURIAS D1 Mahoと云うドレッドノオトの品定め。何でもメーカーのラインナップにその名がない謎機種で、店主曰く特注か試作でないかと。
 触ってみると此れが音ばかりか造りまでまろやかなギター、トップとサイドの継ぎ目部分が愛しくなってしまうと云うw 最近練習してるmarigoldに留まらず何曲も弾いてしまったが、隣接のカフェに居るカミさんから催促の電話が来たので、やむなく終了とした。
 柔らかな感触が消えてしまう前にyairiに移植しようとそそくさと家に帰ったが、この技は結構むずかしい。
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西海岸の夜

2021-12-13 21:58:33 | 日記


 4月にスタートしたバイトが今日で一段落、新しいCDに針を落とし、ひとりお疲れさまパーティをやってる。音源の方は、若し だうんほーむ@水戸末広町 に足を運んだことのある方ならご存じかも知れない。Pete Jolly の And Friends (1990 V.S.O.P.)である。
 この盤は毎夜、店のクロージングを務めていた。’94年から通い出した私は何時からそうだったか判らない。が、気が付いたらそういう位置付けだったのだ。’99年の閉店間際に Greg Cohen / Way Low(1996 disk Union)がその座を引き継ぐ迄それは続いた。



 老舗のJAZZ喫茶らしい所作であるが、客も年季が入っててクロージングなにするものぞ(そも、その意識なし)って閉店時刻後も居座ってる。あの頃は茨大JAZZ研メンバーも交じってたから勢いは相当なものがあった。マスターは再生機器を一切止めてテーブルの話に加わり、時は延々と過ぎるのだ。
 ’62、3年頃のレコードからの編集盤という事らしいが、そのころ勃興したメインストリームやフリーなんて何処吹く風、ただただスウィングに身を任すだけの絢爛豪華なサウンド(ピアノ的にね)、ハードバップに凝り固まってた当時ではとてもそうは楽しめなかった類の音楽である。
 などと懐古的な所にハマってたら三男坊が山程の酒とツマミと共に見逃した映画のDVDを買ってきてくれた。退職祝いだとか。次のバイトは来年3月いっぱいなのだがw ちなみに pete jolly は長男からの贈り物である。

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弾きおろしの夜

2021-12-12 16:43:38 | 日記
 先週木曜、ペーパームーン@水戸で告井延隆さんのソロLIVEを聞いてきた。氏はギター一挺でビートルズの楽曲を初期から後期まで分け隔てなく弾くと云うコンセプトの元、地道なライブ活動をなさってる。今回の来水は三度目とか。
 小柄な体でスケール651ミリのYAMAHAを抱え込む様にしてのステージ。johnの命日が昨日だった事もあり、彼のペンになる曲を中心に展開。標準チューニングにサムピック、他の指はピンポン球の破片を爪に貼り付けてるとファンから伺った。
 特筆すべきは其の右手捌き、時折ラスゲアードも交えたシュトラムが、ぐいぐいとグルーヴを伝えてくる。云ってみればシュトラムの波間からメロディが顔を出してる様な感じ。レコードに聞くビートルズのあのサウンドをソロで表現することが、演者の狙いなのかも。
 そういうアプローチに思えたせいか、これまで聞いてきたソロギターとはちょっと趣の違うもので、改めてこの楽器の巾広さなど考えた時間だった。終演後、ファンとの会話にすこし混ぜてもらった。いい年の取り方をしてる方という印象が残った。
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