銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

やっぱりね

2012-02-29 19:33:22 | 日記
昨晩は早めに帰宅して、やっぱりヴィオラ・ケースを開けてしまった。恐るべし、BWV.18。開けてしまえばいつもの如くで、絃はモチロン切れたりしないで駒もペグもそのまんまの状態、弓だけは先日ウインズ・ユー@牛久で張り替えを済ましてあるから、弾くのに何の不都合も無し。思い出し思いだしバッハのチェロ組曲1番プレリュードやら、BWV.998のアレグロやら、タドタドシク弾きました。カミさんも帰宅った第一皇子も、珍しいもの見るよな目をこっちを見とったな
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ブログネタを求めて都行き①   Viola de Bach!

2012-02-27 12:29:50 | 日記
 Viola de BACH! ~ヴィオラ・アンサンブルでバッハ三昧~   2012.2.26(日) 四谷・絵本塾ホール

付き合いが始まって干支が一廻りするか?という友人まるちゃんが、ヴィオラのみの布陣で演目はバッハ限定というかな~りマニアックな演奏会の企画を始めたのがほぼ一年前、満席のお客さん(平均年齢、かなり高め)でムンムンするコア石響、もとい絵本塾ホールでの見事な開花を見聴きできたのは大変うれしいことでした。以下、逐一コメント

○ブランデンブルク協奏曲3番より BWV.1048
ちょっと外したかな?でも編曲、難アリだよねえ。弓は節約して使うこと

○平均律クラヴィーア曲集1巻より前奏曲とフーガ2番 BWV.847
ソロイスティックな場面が緻密なアンサンブル・パートに華を添えて、予想外の大健闘。首謀者がいなかったのが良い結果に・・・

○ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ1番 BWV.1027
これも編曲が?だった。トリオ・ソナタ方向で編曲した方がよかったのでは?しかし、1stが‘聴かせて'くれたのと、腰まである長い髪が揺れる様がたいそう美しかったので、許す

 ~ 休憩 ~

○カンタータ「天より雨と雪の降る如く」よりシンフォニア BWV.18
この響きはバッハのオリジナルにかなり近いのではないか。長いこと弾いてないヴィオラを引っ張り出そうかな、とチラッとでも思わせた凄い曲。まるちゃんはこういう類の曲のデタシェがとにかく上手い、他メンバーも是非、参考にしてみて

○プレリュード、フーガそしてアレグロ BWV.998
リュートの為に作曲された当該曲のヴィオラ二挺用編曲をしたのは私である。この編成で弾けるよう音を当て嵌めた程度の仕事だが、演奏終了後、お集まりの皆さんにご紹介いただく光栄に預った。どちらさまも、ありがとうございました。実際、評判もよかったので、気をよくしてしまった。セザール=フランクは自作の交響曲の初演(不評だったんだって)から帰宅し、『私の思った通りに響いたよ』とニコニコしながら妻に語ったそうな。話せば長くなるこの曲のこれまでの経緯については、2009.10.14付の弊ブログ「2004年9月18日」をお読みください。まるちゃん的解釈が相方の好サポートでしっかり客席に伝わっていたことも付け加えておきたい(よくもまあ、こんなに解釈が違うなあ、というのは置いといて)

○トランスフォルマシオンⅠ -シャコンヌによる4つのヴィオラのための (BWV.1004) 野平一郎
各パート2人ずつ総動員のせいでオケっぽい演奏になってしまったのは、予想通りとはいえチト残念。個人的にはひとりひとりが無伴奏を弾いてるつもりでやってくれると、と高望み。アンコールは力みが取れてスッキリよく仕上がった。ラストで2ndが思いっきりカウンターをぶってたの、カッコ良かったな
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違和感

2012-02-24 12:36:20 | 日記
肩こりらしいんです。生まれてこの方、なった事なかったけれど。両の肩甲骨が震源地で、左腕が肘から指先までピリピリとしびれております。ひとさし指と中指を突くと、まるで救急ばんそうこうの上から触ってるような感じ。まあ、ギターは普通に弾けるんだけどね。誰かとシンクロしてるのかなあ?
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いよいよ暖かく

2012-02-23 08:48:44 | 日記
そうそう、ディランを聴いてる話をしましたが、あのダミ声に惑わさるけどディランの音域、実は結構高い。先日も「激しい雨の降る」(今日の水戸も雨)でリフレインの処をいっしょに歌っていたが、これがワシの高い音域とかぶさるのだ。(音高というものは判らんもんなんです)ダミ声ってのはいろんな倍音が混じってるんだろうから、どう聴くかによるけれど結果として豊かな声には違いない。やぱりスーパースターって、いろんな要素が入ってるんだね
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どうかしてる?

2012-02-22 19:14:09 | 日記
今朝は大変暖かかった、いつもより10分早く愛犬と散歩に出掛けたのだが、セーターは着てかなくても良かったかも。春が一歩一歩近づいてる、というのに、ワシの仕事は全然先が見えん、どうなっとるんか~!・・・ま、自分(だけ)が悪いんですが。BWV.996ジグは全編20小節、その前半のうち、やっと1~2小節の指振りに納得がいきました。基本、どの指も連続して弦を弾かない様にするらしいのですが、5,6弦の端っこに出てくるバス・パートではそんな事も言ってられまい、とちょっと独特な塩梅になってしまいましたが、それでもリズミカルでありさえすればなんとかなる様です。アー、早く世間さまも頭の中も春になっちまわないかな~、そして春は別れの季節なのです
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生まれた頃の音楽

2012-02-21 19:54:05 | 日記
昨日、牛久まで往復のお供は Bob Dylan の the Freewheelin' でした。ちょっとここんとこ元気なくて、少し勇気づけてくれそな音楽をと選んでみたら、これだった。ようやく歌とかシンガーとか、そういうのが分かってきたのかなあ。「北国の少女」とか「くよくよするなよ」とか、ホントいいです。ディランの弾くギター(ギブソンJ-50)も歌を素晴らしく引き立てているし。音楽の源泉(のひとつ)を知ったからには、それがどんな風に血肉化していくか、今後のお楽しみということで
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今年もかー

2012-02-20 19:48:51 | 日記
愛犬の散歩で茨大を一周するのだが、国道118号線に掛る歩道橋に今年もアレが出てしまった、アレを見るとユーウツになるんだ。さて、アレとは?アレとは「確定申告はお早めに!」という税務署の横幕なのである。ワタシの場合は自分の申告じゃなくて人様の申告なのであるので、それはいわゆる職業というものなのであるが、嫌なものは嫌なのである。あー、申告のない国に行きたい
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周辺の音楽

2012-02-19 19:00:37 | 日記
行き着けの酒屋、やまやの店内で流してる音楽が最近変わった。ハードバップ・ジャズである。アート・ブレイキーのドラムかのう?聞き覚えのあるハイハットの音、さっきも掛かってた曲が判りそうで判らず暫く店内のスピーカーの下で立ち尽くしてしまった。後で考えたら、ありゃあ gone with the wind のコード進行だ。ハードバッパーは既成のコード進行に粋なメロディを乗っけて自分の曲にしちゃうのだ。
一方、クラシックのライブラリを会社に作ろうとしていた社長にちょっと協力したら、ちょっと持ってけって言われて、ブラームスの第2交響曲のレコードを借りてきた。小澤征爾指揮サイトウキネンオーケストラの'91年盤。ガッコにいってた頃、ライブラリはこの曲で初めてスコアの読み方を覚え、西洋音楽というものの構造と歴史を学んだものさ。小澤の指揮は処どころで印象を強めるようなダイナミックなもので、往時に親しんだドイツものとは結構違う表情をしていたような。
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無事、終了

2012-02-18 12:27:06 | 日記
折からの雪で開催が危ぶまれた the Youngbloods のレコード鑑賞会でしたが、告知通り無事に終了しました。掛けた順に、high on a ridgetop('72)、the elephant mountain('69)、そしてjesse colin young のリーダー作 on the road('76)。参加して頂いたのは mojo hand マスターの田中さん、アシスタントのすどーちゃんでした(土曜夜ライブに向けての店内設営、ご苦労様)。
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告知です

2012-02-16 12:38:18 | 日記
明日の晩8時ころから、mojo hand @水戸市五軒町で往年の名バンド the Youngbloods のレコード鑑賞会をやります(CDだけど)。私のライブラリに在ります数枚とリーダー Jesse Colin Young のソロ作数枚を順次掛けていこうと思います。山下達郎さんと大貫妙子さんで有名なバンド‘Sugar Babe’の名は、このヤングブラッズが歌っていた同名の曲に由来するんです。さらに大滝詠一氏も初めて山下宅を訪れた時、部屋にあったヤングブラッズのレコードを見つけて、お互いの音楽性に共通点を見出したとか。どお?面白そうでしょ。興味ございましたら是非お出で下さいませ。あ、そういえば田中さんに許可取ってなかったな、大丈夫か・・・
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あかでみっくう

2012-02-15 12:37:19 | 日記
strum (英)は「〈弦楽器・旋律を〉軽くかき鳴らす,つまびく」という意味の動詞、strum on the banjo は「バンジョーをかなでる」となります。これがギター教則本だと、「複数の弦を弾いて和音を鳴らす」という奏法を指すことになる(らしい)。ブンチャッ、ブンチャッとやる時の「チャ」がその一例だが、これを親指ピックでやるにはコツが要る。後打ちのリズムなのであんまり大きくやるとサウンドのバランスが崩れるからだ。弦に対して少し寝かせて、軽く撫でる感じ?ところで strum を別の辞書で引いたら「楽器を下手に弾く」とあった、余計なお世話だ
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もうすぐ里帰り

2012-02-13 21:48:41 | 日記
Duny's Coke と熱い握手を交わした翌日曜、オジさんも頑張らねばのう、と午後は初号機 Epiphone をそのまま車に積んで(つまりケースが無い)一路、かしゃま文化会館へ。室内よか屋外で練習した方が開放的だし、音量もいや増すだろうとテント下に陣取って練習開始、ホント寒いのによーやる。その甲斐あってか、音像も心なしかクッキリしてきた感じ。かしゃま常連のほとんどが久野陶園のイベントに出払っており、ごく少数しか残ってなかったのも幸いだった。帰りがけにUTSU工房へ顔を出すと、どうやら2号機 S.Yairi の調整が始まったらしい、期待して来週を待とう。またサムピック買っちゃった、これで4つ目
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ペーパームーンでDuny's Cokeを聴く

2012-02-11 22:39:03 | 日記
昨年12月に聴いて以来、是非ライブをまた聴きたいと思っていたご当地バンド、Duny's Coke を聴ける機会が巡ってきた。場所はライブラリも深いお付き合いのある水戸スクランブル交差点近く「ペーパームーン」。パーカスを挟んで左にマーチンD-28('67年もの)右にマーチン000-28という豪華な布陣。1曲目は笠間ライブの時と同じく「少年たちの夏休み」から。チャイムの通奏低音に子供たちの小さな歓声がこだまする叙情的ナンバー。彼らの音楽はそうした‘憧れ’こそが具現化してるんだと思う、おなじみの「Irish」を聴くといつも涙が零れる。未だ名のない新曲も加え、おしまいはこれも定番の「静かな夜」、自らの One More のサインとともに繰り出される第2コーダの新鮮なこと。次は3月4日の水戸芸術館、朗読とのコラボがまた楽しみ
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ま~た、やってる

2012-02-10 12:39:38 | 日記
いじられキャラを自認する知人が実際はそんなんじゃネ~!のに対し、この私こそはレッキとした「弄られキャラ」である。事の発端は水曜夜、久々に mojo hand にでも行んべーと家を出たら、居るは居るは。厨房にマスターとすどーちゃん、カウンターにコーさん、そこへゲンさんがやってきて、初対面だけどやたらアコギの上手いシバヌマ氏(先に判ってれば自重したのに)、果ては店がはけたビストロババ主人まで。その時、カウンターにいた私がモーリスをだっこしてたのはバッハのジグの指回りを睡眠学習的に習得する為だったのであるが、それが仇になって急に出演要請が。後で気づいたのだが、ライブラリっていわゆる学習モードになってる時は普段のレパートリの名前さえ出て来ないほど無防備な状態に陥っているのだ、そんなんでマトモな演奏が出来る訳ないだろ(何たる言い訳)。まあ、そんなこと言わなくたって例によって例の如く的演奏だったのはそれはそうなんですが、何故かこの晩はクレームが留まるところを知らない。曰く、「音が小さい!」「弦をこすってんじゃねーよ、弾(はじ)くの!」「演奏に起伏がない!」「間違えた処でいちいち止まるな!」等々。挙句の果てに、「チミの英語の発音はなんかドイツ語みたいねー!」みたいなご意見まで飛び出す始末、絵に書いたような言われ放題である。店内の砲塔と言う砲塔に狙われてる気分、昨晩見たアニメ「大砲の街」がいけなかったか。この後、シバヌマ氏のギターとゲンさんのヴォーカルによる模範演奏に追い打ちを掛けられ、またまたダメダメな夜が更けていく。
しかし、このまんまじゃ引き下がれんっ!と珍しく一念発起して翌日は練習を開始、でもフレイト・トレイン、キャンデーマンといったいつものナンバーを「色気がない!」と前日に一刀両断されてしまっており、一体何をやればよいのやら。結局、浮上したのは一度たりと人前でやった事のないラグタイムの古典「セントルイス・ティクル」。サムピック付けて鏡の前で2時間、頑張りましたよ私は。で夜になり、肩を怒らして再び mojo に乗り込むと、あちゃー、この晩はコーさんに加えてイイダ名人がおられたのだ!また撃墜?
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何を今さら、ですが

2012-02-08 17:53:58 | 日記
第三皇子に勧めたら全然面白くなかったぞ、自分で見てみれ!と突っ返され、返却直前に大友克洋『MEMORIES』を見ました。すげーよ、これ。うはー、凄い。後で確かめたら'95年の作とのこと、死にます死にます。最終話「大砲の街」は公開当時からその凄さが喧伝されてきましたが、やっぱり良かったよ、見てよかった。見たこと無い人は死ぬまでに必ず見る事。初めて大友作品に接したのは、おそらく'79年、東急目蒲線武蔵小山駅脇の定食屋で週刊アクションに載った「east of the sun、west of the moon」。いや、もう絵もストーリーもいいのっす、こういうの読みたかったーと思いましたっけねえ、当時
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