銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

bird song と the first time ever I saw your face

2020-02-27 22:40:13 | manuscript
変則チューニングの曲をマスターしたい時は一曲だけじゃダメで、小さくとも群れにしないとイケない、とはオタルナイ・チューニングをやって得た教訓のひとつだ。steppenwolf の再履修に当たり共に浮上してきたのは、勿論周知のモーダルDナンバー。やってる人しか通じないと思うけど、ホームポジションに人差し指を据えるか中指を据えるかは、ちょっとした問題だ。それで弾き勝手がだいぶ変わってくる。譜例は、上) bird song は2フレットに1の指(=人差し指)を、下) the first time ever I saw your face は2の指(=中指)を据えている。曲によって代えればいいじゃん、と云う結論まで、けっこう時間を要した。

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steppenwolf

2020-02-24 23:51:56 | manuscript


手許のレパートリを整備中と先日書いたが、まあ順調。変則チューンはなるべく避ける積りだったが、過去曲の敗者復活の機会でもあるので、Dave Evans 氏の有名なギターインスト・アルバム『Sad Pig Dance』(1974)から表題曲を再び採り上げた。耳コピの段はスムーズだったが、その後のネット情報でそもチューニングが違うことが発覚し、やる気をなくしたのだった。しかし自分の採譜(チューニングはモーダルD)でも対応は出来るのだし、と気を取り直して、ついでにネットのTAB譜からとことんパクらせて貰った。きょうは余裕をこいて、偕楽園の梅見物にも行ってきた。すごくいい天気で行楽客はみな幸せそうだった。いいことだ。

https://blog.goo.ne.jp/halcyon1772/e/8d9c3c2976d23f0f4611d0ad897a7ed0
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jansch vs 渡

2020-02-22 23:57:18 | 日記
OPA@栄町 ゆかりの客Sさんがお亡くなりになった。古くは mojo hand@五軒町で顔を合わせたことも。手の内を明かさない方と云うことで知人間に共通認識があったが、bert Jansch のファンだった処までは個人的に聞き出していた。英国フォーク&ブルーズの愛好家は(ここ地方に於いては特に)少数だったから、つい口を滑らしたのだろう。趣味嗜好さえ判ればこっちのもの、早速OPAのおかみに持ち掛けて追悼しようとなった。のだが、始めたらこれまた分が悪い。最初ペンタングル『バスケット・オブ・ライト』からスタートし、後はソロを順に掛けようと目論んだが、居合わせた客のウケがいま一歩。まあ、今晩は私以外に三人ほどではあるけど。やっぱ60年代半ばに自宅にテープレコーダを持ち込み、たったひとりで録音したなんてシロモノをじっくり聞くなんざ、ちょっと修行の為せるワザなのだ。でイシキをあちらに飛ばした後、故人がステージを拝んだことのある高田渡氏の継ぎ接ぎ録音に切り替えた。これがぐっと来る。氏の演奏はジョン・ハートを始めとする米国フォーク&トラディショナルを根底に据えたものだが、そんなこんなは知らなくたって飄々とした語り口は同胞の共感を呼ぶのだ。根っからの洋楽ファンである私も、その辺りは逆らえない。母国語ってやっぱりカルマ(業)なんだろね。この事態を重く見たライブラリ事務局は、次回ウケ狙いで今井美樹の特集を組むことを目論んでいる。興味のある方は是非、来週の金曜(もしくは土曜かも?)OPA@水戸市栄町へ。

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た、棚卸し

2020-02-20 21:59:52 | 日記
干支一回り分の成果を形にしようと思ったのは、先日の90EASTのステージ後だ。他人に聞かせるレパが僅少。それがカッコ悪いって練習中の生渇き(そう云うのに限って難易度が高い)をステージに掛けて莫迦にされる。こっちだって人の子、ステージに立ったら少しは褒められたいワイ。レパートリが貧弱な原因は、譜が未成か、練習を投げ出したかどっちかだ。ここはひとつ過去を振り返って棚卸しをしよう。で前提として、極端な変則チューニングや特殊技術を駆使する曲は外した。スケールとコードが咄嗟に浮かばず、従って体に取り込み辛いヤツは後回し。もう一つ、譜の統一と中身のチェックで楽譜浄書ソフトMuseScore2に全部入力することにしたのだ。かのデイヴ・ヴァン・ロンクだって、自分のレパを全部譜面にしていたと云うではないか。と云う訳で、退職して余り余った時間を毎日パソコンの入力に費やしている。ギターを抱っこして確認しいしい打ち込み。気持ちよく演奏できて、尚且つ聞き映えがしそうなものを優先した(演奏時間も短い方が宜しかろう)。で、ざっとリストアップしたのが30曲余り。難易度が高いのを除いても20強は下らない、そんなら立派なレパートリではないの。

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ちょっと間が空きそう

2020-02-17 23:22:35 | manuscript
ちょっと間が空きそうだったんで、とりあえず何かブッ込もうと云う以上の譜では無いんですが。Georgia Camp Meeting 締めの一節。一小節二拍それぞれにキッチリ2つのコードが当てらてるだけでも大変なのに、Aaug は拍ウラのコード!これを全部セーハでこなすのは無理だろうって小セーハ(6絃全部でなくその中の3~4絃程度を押さえる部分セーハのこと)の適用を試みたけど、まだしも全セーハの方がマシだったと云う結論になりました。

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対抗進行

2020-02-13 22:16:49 | manuscript
CD紹介の陰で懸命に譜面を整備中。Georgia Camp Meeting、譜の書出しを2009年11月17日に終え乍ら、結局これまで弾けなかったナンバーで、そういうのはゴマンと転がってる。何故そうなった?を検討しつつ、敗者復活戦をスタートしよう。
曲の元ネタは the New Ragtime Guitar に収められたエリック・シェーンバーグのアレンジと演奏。「デイブ(レイブマン)よりもシンプルで」との解説に頷きつつ、譜はまとまったがその先が進まない。イ長のキーも難しいが、ウォーキング・ベースに運指が付いて行けないのが主な原因だと思う。譜例に示すようにバス(赤)の上行と、メロディ(緑)の下行、こういうのを弾き分けねばならぬと云う事だ。聞いててカッコいいは、即ち(その分だけ)難しい、である。

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思い立ったので

2020-02-12 20:28:30 | 日記
退職記念にアンプを貰った、使わないと勿体ないがギターマイクが使いにくい。講演等に使うボーカルマイクの転用なのでステージ上の使い回しがいまいちなのだ。電子工作の得意な古い知り合いに相談したら、シールドの方を軽量化すれば?とのご託宣。部品を見繕って作ってくれる、とのことで発注してきた。そんなこんなでつくば市まで来てしまったが、大学近くのオフブックでラヴェルとドビュッシーのクワルテットを。パレナン四重奏団による69年録音、セラフィム盤と云うのが泣ける(泣)。すごくいいが、も一度イタリアSQ盤を確認したくなった。そしてパット・メスィーニイ・グループのピアニスト、Lyle Mays さんの訃報がネットに。慌てて American Garage (1979 ECM)を棚から出し繰り返し聞く。なんだかものすごく、懐かしい感じのする盤、ご冥福をお祈りします。

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rock bottom collection⑦

2020-02-10 20:36:02 | 日記
最終回は、これまでのカテゴリに漏れた「その他」の項。



Alternative Folk Collection vol.2 / V.A.(1998 Sony Music Entertainment(Japan))
カルメン・マキ、遠藤賢司、シバ、岡林信康、古井戸と云ったCBSに残る音源(未発表を含む)のコンピレーション。ディランのアルバム「ブロンド・オン・ブロンド」を思わせるオルガンは、岡林の満足のいくものだったであろう。なんて解説がグッと来てしまう。【水戸駅南】

Twist It Babe 1931-1940 / Bo Carter (1992 Yazoo)
ブルーズを一枚。この秀逸なジャケットは我が家でもピカいちである。テクニカルな解説を寄せているのは、誰あろう John Miller。【石岡】

Song Cycle / Van Dyke Parks (1968 Warner Bros)
この盤もジャケットが素敵。中身は聞いて驚く、種々の音楽のごった煮である。この頃、出物が少ないかな?などと思ってたらこんな名盤が湧いて出て来るので、足繁く通っては棚を端から端まで検分するのである。。【石岡】

中古レコード屋と云うのは単なる店に留まらぬ、音楽好きの情報交換の場だ。お互いを直接知るわけではないけど、ブツを交換する中で私たちは其れと知らず知見を広め、新たなフィールドで聴く喜びを噛みしめる。そう思うからこの頃は、これは!という盤でも積極的に放出する場合がある。願わくば自分が味わったあの感じを他の方にも共有して欲しい。最近、オーパ@水戸市栄町通いを再開したが、それはレコード盤を聞ける環境に戻ったと云う事。久しぶりに餌箱も漁ってみるか。
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rock bottom collection⑥

2020-02-09 11:01:48 | 日記


Full View / the Wynton Kelly trio (1967 Milestone)
Nobody else but Me / Frank Strazzeri (1997 Fresh Sound)

JAZZは少ない。実はもっとあったが、2000年に他で購入したのも含め手許に残すやつだけチョイスし、残りは処分してしまったのだ。一体わたしに何があったのでしょう?ま、それは置いといて、ウィントン・ケリー盤には彼の「枯葉」も収録されており、名高いヴィージェイ盤と比べても遜色のない出来。on a clear day とかバカラックの walk on by とか、ポップな選曲ときびきびしたプレイが相俟って、いつもそばに置いておきたい好アルバムである。対するフランク・ストラツェリはソロ。バルセロナ録音。rockbottomが一時期大量に仕入れたフレッシュサウンド・レーベルの一枚で、見ず知らずのピアニストをジャケ買いしたら当たりだった。特に blame it on my youth が気に入っている。
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rock bottom collection⑤

2020-02-08 09:18:29 | 日記
2004~2006年、rockbottom@水戸駅南のカンタベリ棚は空になった。今回はプログレのおはなし



学生時代にハットフィールズ&ザ・ノースを齧ったことがあるが、集めたのはこの時が初めて。スラプ・ハッピイ、其れと深く関わるヘンリー・カウに焦点を絞った。どの棚もそうだと云やあそうだけど、カンタベリ棚の臭気は特に独特だ。

Downtime / Peter Blegvad (1989 ReR)
スラプハッピイ一味のひとり。詩人で絵描きでソングライターで歌手、ギターも上手い。ペン画が散りばめられた全編手書きのぶ厚いブックレットのせいで、CDはずっしり重い。カンタベリに帰って来たな、と思った一枚。

Acnalbasac Noom / Slapp Happy (1982 ReR)
独ポリドールにリリースを断られた第二作は英国ヴァージンで陽の目を見たが、それは聴き易いリアレンジのリテイク、原盤はこちら。裏話を使い始めのネットで漁り、一緒に咀嚼。ファウストのサポートが良い。タイトルは『カサブランカムーン』の逆さ読み。

Little Red Record / Matching Mole (1972 Columbia)
ロバート・ワイアットも随分聞いた。ソロ諸作も良いが、マッチング・モウルの二作目は特に印象深い。ラストのスモーク・シグナルの消えて行くところとか。

Album / Shelagh Mcdonald (2000 Mooncrest)
英国女性SSW、何故カンタベリのカテゴリなのかと云えば、ピアノでキース・ティペットが参加してるから。店のオヤジが教えてくれたのさ。新品を勧められたが、棚に中古が転がってた、そんなこともある。look over the hill and faraway は名演。【石岡】
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rock bottom collection④

2020-02-07 09:29:25 | 日記
フォークギターを拾得し、症状が悪化の兆しを見せ始めた、今から10年前のはなし



Splashdown / Hot Tuna (1984 Relix)
水戸駅南店で長いこと見掛け乍らスルー、その閉店後の2008年夏に石岡店で取得、なんで早く買わなかったの!と後悔しきりの名盤。ヨーマ・カウコネン(ギター)とジャック・キャサディ(Eベース)によるデュオ。splashdownとは着水の意だが、その前に〔宇宙船の〕が付く。道理の円盤ジャケだが、跳び上がってるのはマグロ(=tuna)よか、どう見ても。。。

How About Me / John Miller (1974 Blue Goose)
以下、再録ですがw、店の感じはよく伝わると思うんで。
https://blog.goo.ne.jp/halcyon1772/e/d543a1c247bae877da17b02af1e618c4

the New Ragtime Guitar / David Laibman & Eric Schoenberg (1971 Asch)
作品の詳細は、どうぞ私の敬愛する以下のサイトをご覧ください。
http://www15.plala.or.jp/mitan/Fingerstyle_Guitar/R2.html

Blues Blue, Blues White ~ the Bluesville Years vol.7 / V.A.(1996 Fantasy)
その後、鈴木カツさんの日本語解説に従って、デイヴ・ヴァン・ロンク、トム・ラッシュ、ジェフ・マルダー、エリック・フォン・シュミットとプレスティッジ系列の盤を一枚ずつ揃えていった有難いコンピレーション盤。こう云うのを扱ってる店って本当に重宝します。
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rock bottom collection③

2020-02-05 08:01:18 | 日記


Together / Jesse Colin Young (1972 Ridgetop)
on the Road / Jesse Colin Young (1976 Ridgetop)

ヤングブラッズの首謀者、ジェシ・コリン・ヤングのソロアルバム1作目とライブ盤。買ったのはどちらも銀杏坂店か?ざっとバンドのメンバーを紹介しましょう。スコット・ローレンスのピアノ(現在、先生もなさってる様です。習いたい!)、ドラムスのジェフリー・マイヤー、ホーンはジム・ロザメル、ベースのデヴィッド・ヘイズはヴァン・モリソンと繋がりがあるそう(バラカン情報)。ハープはヤングブラッズのロードマネジャーだった‘アースクウェイク‘アンダスン、そしてブラッズのオリジナルメンバー、ジェリー・コービットと奥さんのスージーがハーモニーで参加、スージーはホンワカしたジャケ絵も描いていますね。

Together は中古レコードRockBottom@石岡に未だ一枚、在庫がございます。この機会にどなたか入手されては?
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rock bottom collection②

2020-02-04 06:38:00 | 日記
JAZZ喫茶に入り浸り、所持品もそっちばっかだったウチのライブラリは、バート&ジョンそしてヤングブラッズで変わり始めた。



Elephant Mountain / the Youngbloods (1969 RCA)
水戸駅南店の棚にこの盤を見つけた時の驚きと云ったら!左手にしっかり握りしめ、右手で別の獲物を探すのです。最後を飾る長尺の ride the wind、ヴィブラフォンのソロが収束し、代わってピアノが入って来る件は最高。

Ride the Wind / Youngbloods (1971 Raccoon)
上記にはライブ盤があり、店のエレピ大好きSさんに取り寄せをお願いした。「届きました?」 「未だですっ!」を何度繰り返したことか。ちなみにブラッズでバナナが弾いてるのは一貫してウーリッツァーである。ここでも長尺の the dolphin が聞きもの。後日、ピーター・バラカン氏にリクエストしてNHK-FM『weekend sunshine』で掛けて貰った。銀杏坂店。

High on a Ridge Top / the Youngbloods (1973 Warner Bros)
ふらっと店に立ち寄って何気なしに覗く棚、期待感が薄いほど掘出し物は輝く。ザ・バンド『ラスト・ワルツ』の向こうを張る I shall be released が聞けるのがこの盤。ブルーズがとにかく好きだったジェシがバンドの最後のレコを締め括るナンバーにロバート・ジョンソンを持ってきたのもむべなるかな。銀杏坂店。

Beautiful! Live in San Francisco,1971 / the Youngbloods (2005 Sundazed)
駅南店の棚にまたもやふらっと入ってた、まさかの新作。内容は Bay Area FM station におけるスタジオ・ライブ、頃合いとしては Good & Dustyのライブ盤と云うべきもの。草原で友人たちと写ってる内ジャケのスナップもいい。

彼らが起こしたRaccoon(あらいぐま)レーベルにはドラマーの故ジョー・バウアーがベーシストのスティーヴ・スワロウと残したレコがあり、店内の餌箱で見掛けたことがある。ほ、掘らなくちゃ。
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rock bottom collection①

2020-02-03 18:26:55 | 日記
日頃お世話になってる地元の中古レコードショップRockBottomさん。足繁く通い出したのは、'90年代の終わり頃。当時は水戸の銀杏坂、駅南、そして石岡と三店舗あったが、現在は石岡のみ。数多購入した(それ程でもないけど)中から我がライブラリの中核に位置する22枚を紹介する新春特集を組みました。どの店で買ったか判るものは、それも表記します。



the Lady and the Unicorn / John Renbourn (1970 Transatlantic)
Sir John Alot of Merrie Englandes Musyk Thyng and Ye Grene Knyghte / John Renbourn (1968 Transatlantic)
Rosemary Lane / Bert Jansch (1971 Transatlantic)

高校の時分、アコースティック・ギタリストの最高峰は誰?と云う音楽雑誌を読み、そのひとつの回答が英国ペンタングルの2人だった。JAZZばかり聞いてて耳新しいのが聞きたくなった時、そのことを思い出した。2002~3年だったと思う。買ったのは全部、水戸の駅南店、会社が引っ越しして店が近くなったのだ。耳で探ったりネットで調べたりして、譜面を書き出し何曲かをレパートリに取り込んだ。この三枚から英国フォーク・ブルーズに入れたのは本当に幸運だった。探し求めてるその時に店の棚にあった、それを通して私たちは世界とつながるのだから。
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end of a holiday の補遺

2020-02-01 22:48:57 | manuscript


せっかく譜面もまとまったのにプレイを投げてしまう原因を探るのが今回の目的、しかしどうも曲によって理由は様々らしい。この曲に関して云えば、フィンガリングの詰めが甘かったかなあ。そこに手を入れてみました。

【左手】 6小節1拍目のコードはEm。簡単で有名ですが、ここでのフォームはちょっと複雑。2フレットを小セーハして全部の指を動員すると、押えが安定するのです。この時、手首の角度を考えないとコード・チェンジに支障が出るですね。

【右手】 丸で囲んだ音符がメロディ、これが浮き立つ様に弾ければ合格ですが、そうなるとそれ以外の伴奏音型にどの指を当てるか? これが最大のポイントでした、 4絃に音が来るとどうしても親指で弾きたくなるものですが、ここは全部人差し指と中指のコンビネーションに任せ、親指はバスに徹する采配。それに統一したことで指廻しが単純化され、従って音質も均一になりました。 
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