銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

Bert&John

2019-04-29 19:37:53 | 日記
4/20(土)のリーブギャラリーでは、昨日掲示した my dear boy を alman と云う曲に続けて「Bert&John」のタイトルで演奏した。alman は Bert Jansch が Rosemary Lane(1971)で弾いている。短い曲をメドレーで弾くアイディアは以前ネットで拝見した、その方は the Earle of Salisbury と組みにして弾いていた。それだと調はイ短調~イ長調だ。長調好きの私はヤンシュとレンボーンの友情を称える積りで、イ長調同士のこの組み合わせにした。
余談だが、ますむら・ひろしさんに二人の音楽家の相克と永遠の和解を描いた「手風琴」と云う一遍があり、後年その中のコマが二人に似ていて腑に落ちるものがあった。皆さんはいかがですか?
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my dear boy(更新)

2019-04-29 07:29:44 | manuscript
楽譜浄書ソフト muse score の使い方を覚えた頃、面白くて散々書き散らした譜のひとつ。ライブ後に気付いた点を織り込んで、再び掲示します。全編を上下二パートに書き分け、下パートの指使いは出来るだけ記入しました。今度はどうよ。



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その先へ続く

2019-04-28 08:12:55 | manuscript
昨晩は啖呵を切った割に譜面がだめだめで、でももう原稿も無いんで直しませんっw リーブギャラリーで弾いたもう一つのラグ、maple leaf rag にも触れましょう。本当はピーチェリン・ラグが入る予定でしたが(何と云っても§C が魅力的)、maple の調子が良さそうだったので急遽入替え。ジョプリンのラグは四つから成るセクションを A→B→A→C→D の順で演奏しますが、ス、スタミナが最後まで保たない!D を弾く頃にはもうへばってます。しかし D 自体、込めたものが抜けてしまうよな肩透かし感があり、フィンガリングを修正する内にようやく行ける様になりました。そもそも本家の浜田御大がチューニングを編み出す際、これを弾けることを意識したと云う割に、そのプレイも自分と同じ陥穽にハマってると感じることがあり、オタルナイチューンの永遠の課題なのかも。

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from「Self - Reference ENGINE」

2019-04-27 21:49:06 | manuscript
オタルナイ・チューニングによる古典ラグタイム・シリーズは、もう私のライフワークのひとつだ。打田十紀夫プロデュースによる浜田隆史さんの「Climax Rag」(1999)が余りに素晴らしく、ここ数年喰らい付く様にやってる。しかし、ここ半年暇さえあれば触ってきた The Chrysanthemum だが、そう易々とは行かせてくれぬ。(A)は「オルタネイト・ベースが途切れる所を気づかれないようにするのも、一つのテクニックかも知れない。」と浜田氏がコメントする典型例で、ポジション移動やら絃を跨ぐピッキングやら技術的な問題を最後までクリア出来なかった。しかしライブというヤマを越えると見えて来るモノもある、気づかれないテクニックが難しいなら、いっそオルタネイト・ベースのまま進行すれば?というアイディア(B)。要はノリによるリズミック戦である。いま試してる最中だが、何とかなるだろう。「私は何度でもそれを乗り越えてみせる。」



https://blog.goo.ne.jp/halcyon1772/e/3d952ec479dcb295981c99ffbcf6f23a
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リーブこぼれ話

2019-04-26 19:34:48 | 日記
明日土曜は本番だ、ワキャー!とばかり泥縄的な練習に我を忘れてる我に、当の草木染め作家からメールが来る。以下、転載。

作家「ギャラリーのオーナーの知合いが自分も弾かせてほしいというので、了承ください。」 17:13
ワレ「承知しました、クラシックかな?(恐る恐る)」 17:22
作家「ジャズギターの弾き歌いらしいです。我々の後にやって頂くということで。」 17:40 注;弾き語りのことらしい。
ワレ「さ、さんせ~」 17:56

まさかの直前乱入!了承こそしたものの千々に乱りるわが心。夜の町で流しをやってたとの話も伝わってきたが、大体ジャズギタリストがアンプなしで演る筈ない、ということはきっと。。。
当日、ドンピシャでした。ギャラリーの上の階で絵画教室を開いたばかりと仰るセンセー、もちろんフラメンコの奏者!ただ引っ越し等もあって最近爪を切ったとかで、やたら弾きにくそうではあったが。アルハンブラを含む三曲、ボーカルも交え、見事に噛ましてくれましたですよ、これが。くー
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バッハを fingerpicking style で②

2019-04-25 12:34:15 | manuscript
昨日の続き。全36小節とキリのいい具合になってますが、23小節目がグノーがアレンジの際に付け足した小節で、バッハのオリジナルには無いのです。確かに22~24小節は曲のヤマ場であり、これを抜けるとカタルシスが待ってるんですが、私も同部分については三小節ぜんぶに「シ→ド」というカウンターメロディを入れて大いに盛り上げた積り。最後の34~36小節は、昔 NHK の夕方のTV番組でよく使われたエンディングテーマの和声を借りました。いっとう最後の和音、最初はドミソだったけど、ふと下にソを追加したらいよいよ NHK っぽくなって面白かったぜ。TAB が無いけど、ギター弾きは是非お試し下さい。

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バッハを fingerpicking style で①

2019-04-23 18:07:44 | manuscript
しばらくリーブギャラリー@桜木町ネタが続きますが、お付き合い下さい。今回のミニライブは実はアンコール用含め3曲も削ったプログラム、本番が近づくにつれ、あ、あれも出来んこれも出来んと斜陽のジオン公国みたくなってしまい、思い切りよく枝葉を切り離した結果、木村不二雄くん(チェロ)とのデュオの比率が高まったのだった。J.S.Bach が作曲した平均律クラヴィーア曲集第一番ハ長調のプレリュードをいつも指鳴らしに使ってるのだが、グノーが乗せたメロをチェロで弾けば、そのまま二重奏になるなと踏んでいた、当初は。ところが遠い長野の地で試してみたところ、細かい分散和音ゆえギターの音量とアタックが絶対的に不足、対策を迫られる。それなら音数を減らし、和音を入れて音量を増大しよう、というコンセプトの元、出てきたアイデアが、フォークソングの伴奏技法で云うところのスリーフィンガーなのだった。

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スラスラの病い

2019-04-23 06:45:15 | 日記
桜木町のミニライブから一夜明けての日曜、懲りずに朝から昨日のおさらいをしてみるのであったが、これが何ともスラスラ弾けますわよ、奥さま!と云う経験は何度かしてる。私の様な者のところにも緊張と焦燥はやってくるもので、そもそも人前の演奏が憚られる難易度高い曲ばっかで構成される曲群が悪いのだが、レパに定着させるには何でもかんでも儀礼は通過せねばならず。本番ギリまでフレージング及びフィンガリングを試し、果敢に修正を入れてしまう悪いクセ、だが切羽詰まった状況が良い気付きをもたらしてくれるのは事実だったり。いきおい本番、翌日と連続でぐ、ぐやじい思いをせねばレパは増えないから、性分はしょうがない。今回はやり尽くしたハズの My Dear Boy が蓋を開けたらよもやの引っ掛かり、そして翌日はアイディアのヤマ!!!昨晩それを全部譜面に落とし込み、更新を果たしますた。
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第11回 木村 不二雄 染色展 and assorted love songs

2019-04-21 11:49:22 | 日記
場所はリーブ・ギャラリー@桜木町。「自然の色で染める昭和のくらしと風景」の副題の許、長野県須坂市で草木染工房「風」を営む主(あるじ)が1年半ごとに故郷横浜に飾る錦。「崖屋・にぎやかな未来(長野県知事賞を受賞)」「崖屋・四季の物語」は3m×1.1mの大作。緻密な構図および描き込みとオトボケが織りなす相変わらずの作風で、ご来場の方々から惜しみない称賛を浴びていた。しかし同じ作者の手になる着物の柄が余りにシャープだったのが印象に残ったので、画像はそちらを。



で、今回はそれどころでない。企画からいち年半、満を持しての夕刻5時、此処リーブギャラリーで押し掛けミニライブが始まったのだった。セトリ(セットリスト)を挙げよう。① Lady Nancy、② Alman & My Dear Boy、③J.S.Bach Prelude BWV.846-1、④Ave Maria(Vc 木村不二雄)、⑤The Chrysanthemum、⑥Maple Leaf Rag 。①②は英国フォークトラッドの Bert Jansch と John Renbourn、③④はチェロとギターのデュオ用のオリジナル編曲、⑤⑥は浜田隆史編曲によるラグタイム、という訳で干支が一廻りした自分のギターライフを総決算してみましたが、さてどんな風に聞こえたんやら?足を運んでくれた大学時代の三人のオケ仲間(謝謝!)に拠れば、演奏云々はともかく音は聞こえてたそうなので(生音だった)、なんとか今後に繋がることが出来そうです、よかった(sigh)。折しも武道館では同時刻、来日公演中のエリック・クラプトンの最終公演が進行してたんだそうだが、彼の知る処ではないよねw
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笠間でおじゃま

2019-04-16 12:43:30 | 日記
このところあっちこっちのオフブックに行って、CDを買い漁っている。漁る云うても、一店あたり2~5枚だけど。(古本もだいたい同数)先日、今井美樹の retour をようやく探し当てた!と大層な記事を書いたが(それはオフブックではない)、その後近隣店で同じブツが2枚も見つかったw 要するに半径の拡げ方がなってないということか。
いっぽう先週金曜、UTSU工房@笠間におじゃまして KORG のクリップチューナーを買ってきた。店の試奏で使ってるのと同型なので、お馴染みである。同メーカーのちゃんとしたメトロノーム兼用チューナを専用ピックアップ付きで所有してるのに、わざわざ買い直す行為に腹を立てるギター弾きもいらっしゃると思うが(「第一、そっちの方が正確にチューンできるじゃん!」)、もうコードは嫌、使わねばならぬなら最小限で!という紐アレルギー故、そこは大目に見てやって欲しい。
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鹿島鉄道再訪

2019-04-15 12:26:35 | 日記
先週の金曜、潮来へ行った帰り、鉾田を通過。鉾田と云えば石岡=鉾田を結んでいたローカル私鉄・鹿島鉄道の廃止から今年で12年になる。干支がひと廻りした勘定だが、一部区間がバス専用線として再活用された一方、其処に鉄道があったことを後世に伝える遺構は殆どが撤去されてしまった。鉾田駅と巴川駅(カーヴした線路配置が美しかった)はもう見る影もないが、その中間にあった坂戸駅は小高い丘のふもとで茂みに囲まれてひっそりと未だある筈なのだった。ところが廃線になって以降、此処を訪れたことがない。何故って付近の集落から向かう道(小道か)がなんとしても発見できなかったから。しかし今日、県道を流しているとなにやら道があるのを見つけた。思い切りよくハンドルを切って、細い坂道を下ってみると。。
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土曜さんぽ

2019-04-13 19:47:50 | 日記
coffeeが切れそう。赤塚のBEANSまでてくてく往復。途中、県道がR50に注ぐ交差点の程近く、PUNTOギャラリーではいつも仕掛けが待ち受けている。きょうは移動お茶屋の渡辺さんがいらっしゃった。愛車スバルサンバーのペイロードはお茶を淹れる道具と材料と本人でぎっしり、中国茶とハーブがメインでそのなかから花粉に利くハーブというのをブレンドしてもらった。柱はニワトコ、これにミントほか数種類を調合し、お湯が注がれる。小型の七輪が可笑しい。この周辺ではコーヒーを淹れる自動車屋タチさんを見掛けることはあるが、こちらは初めて。聞けばcafe「かしゃま文化会館」の車掌と古いお知り合いとのこと、古い知己のルーツを今頃また、掘り下げてしまった。そう云えば元気にしてるのかな?とメールしたれば返ってきたから、生存証明にはなるか。

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旅の音楽家

2019-04-11 12:38:30 | 日記
昨年暮れは宮内家@南浦和に二回、今年に入って両国フォークロアセンター、ミヨシギャラリー@千葉県とあちこちのライブハウスに通うようになった。地元では90EAST@水戸市米沢町、ペーパームーン@くろばね商店街辺りか。県外に足を延ばしてるのは、オタルナイチューンの祖、浜田隆史御大がはるばる小樽からやってくるので出迎えない訳にもいかず。弾きこもりなんで、家でレコ聴いて、ギターに触ってれば満足なひと、そういう晴れの日のカタツムリみたいなのを外に引っ張り出せる、旅の音楽家ってそこにシビレル憧れるである。自分でも最近はライブの良さなるものに気が付いてしまったらしい、始末に困る。願わくば我が街水戸か、せいぜい笠間に立ち寄ってくれると有り難い。電車賃はいいけど、時間、特に帰りの時間を気にしてるとゆったりしてられないし。そう云えばミヨシギャラリーでは終演後、延々続く宴会に混ざらして貰った、緊張する事もなく(色々アガリ症)過ごせてありがたかった。まあ、他人の家にゴミ持ってったり、騒音散らすのはやめよ
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一週間にふくふくRAGを三回も聴いてしまった春

2019-04-07 10:28:59 | 日記
運河の紅カモメ 小松崎 健(ハンマーダルシマー)、浜田 隆史(ギター、歌)、三好紅(ヴィオラ)
4月6日(土) 開場13:30/開演14:00 千葉・市川大野 SYUN-ICHI MIYOSHI GALLERY

灼熱の両国から一週間が経過した土曜、浜田さんはユニット運用に入った筈だが今どの辺に居るんだろ?などとネットを探ると、なに?市川大野?初聞きだが千葉辺り?ピンポン、其処は常磐線→武蔵野線でカンタンに行けるエリア。じゃ、行こと今回は車で(twitterにかまけてたら、目の前を電車が)。
着いて思ったんだが、むかし住んでた浦和辺りの気配が其処此処に。丘陵由来のアップダウンの多い地形、十分な量のこんもりした茂み、初めて行く場所はいつもwonderです。
きょうのライブを一言で云えば、「縁あって持ち寄りホームパーティに伺ったら、やたら楽器の上手いひと達が混じってて、半日もワイワイお邪魔しちゃいました」な感じ。三好さん(長いこと北海道のひとと思ってたw)のヴィオラが入ったバンドは余裕しゃくしゃくで、そこはやはりスリーピース・マジックか?同じメロディを三者で受け渡す、たったそれだけで音楽が活き活きしている。もう duo は解散して trio で再出発したら?くらい言いたかったが、そこはぐっと抑えてライブアルバム制作の提唱に留めておいた。
この日ギャラリーにはとんでもなく上手いアイリッシュフィドルの弾き手が居らして、もうアイリッシュがやりたくてやりたくてしょうがない小松崎さん(いい名前だ)が終演後、早速セッションを始める。この手のプレーヤは足で拍子を取るのだが、なんと彼女、つま先とヒールを交互に打ち鳴らすのだ。これ、できないかんね。
酒と料理が大量に振舞われ、何時とはなしに大宴会。今度は三好さんとフィドラーで何かやりましょ?となったが、しかし適当な譜面が。。あ、これでいいか。と出てきたのは、オレが2004年にヴィオラ二挺に直した J.S.BACH の BWV.998。何故にそげな怪しいもんがあるのか?と云えば、勿論私が土産に持ってったのである(ゴミの持ち込みは止めましょう)。初見とは言え立派な響きが立ち現れ、参集の方々にまた深い印象を与えたとな(そりゃバッハだからな)。
両国の打ち上げも相当スゴかったが、心に沁み具合ではホームパーティが上を行く、健さん(仇名になった)もいささかしゃべらされたしまった様であった。話も演奏も尽きなかったが、流石に19:00でお開き。夜サクラを愛でて駅で散会、R6で帰水した。
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きんきゅうこくち

2019-04-06 09:44:45 | 日記
 第11回 木村不二雄 染色展 ~自然の色で染める昭和のくらしと風景~
       2019年4月15日(月)~ 21日(日)AM11:00~PM7:00 リーブ・ギャラリー(横浜市中区吉田町71)

以前にご紹介した、信州で草木染めをやってる友人の木村不二雄くんですが、恒例の染色展があります。えー、それでですね、開催中のイベントと云うことで、押しかけライブをすることにしました。わたくし、4月20日(土)PM5時を予定してまーす。時間はおよそ20分、英国トラッドとラグタイムを演奏します。もしかすると作家のチェロも聞けるかも知れませんw お時間とお暇のある方、是非ともお待ちしてまーす。








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