河野ワクチン担当大臣が『文藝春秋』7月号で「ファイザーからGW明け毎週1千万分のワクチンが入ってきた」という趣旨の発言をしていた。
欧米に比べて日本の感染者は非常に少ないので、ワクチンの調達が後回しにされた。それで欧米から3か月遅れになったとか。
感染者が少ないのは当たり前だろう。PCR検査は発熱やのどの痛みなどの体調不良者に限って実施していたからだ。それでも保健所に電話が殺到してなかなかさばけなかった。
欧米では軽症だろうが無症状だろうが投網のように広げて検査対象にした。だから欧米では感染者は多かった。感染者数増はPCR受検者数増に比例するのだ。
話を戻す。河野大臣は国民向けワクチンを確保したことが自慢のようだが、WHOの評判は悪いらしい。カネを積んで買いあさったという思いのようだ。これではワクチンが発展途上国に回っていかない。本来ならば、先進国日本はワクチンを生産し、供給する立場であるはずだというのだ。ごもっとも。