本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

東大門のアボヂ一家

2019-12-17 08:50:44 | Weblog
 ソウル東大門近くの飲み屋で河アボヂと知り合った。なんでも若い時分に札幌の真駒内に住んだことがあるとか。日本語が上手だ。

 誘われてアボヂの家について行った。太目の奥さんと奥さんの母親がいた。
 それから、ソウルに行くたびに家に寄った。手紙が届いて頼まれものを持っていくからだ。

「救心」これは奥さんの母親すなわちハルモニのためらしい。「正露丸」これは誰が服用するか知らない。
 流行りの「ウオークマン」は娘の要望か。ちょうとサイズの大きい「爪切り」も頼まれた。銀行員にやると言う。

 おみやげのつもりだからカネはもらわなかったが、帰りにはA4判ほどのタッパーに自家製白菜キムチを詰めてくれる。これがすこぶるおいしかった。

 今は昔の話である。昨今の反日に狂った国にもう行く気はない。