本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

ブレーキの誤認

2018-06-13 09:18:59 | Weblog
 近ごろ、ブレーキとアクセルの踏み違いという事故が多い。高齢者はともかく50代の男性でさえ踏むペダルを間違える。これでは記憶処理する海馬がメルトダウン状態ではないか。つまり認知機能に問題がある。それなのに、事故を起こした高齢者ドライバーは認知機能検査に合格している。
 
 となれば、認知機能検査は当てにならないとなる。実際、不合格でも何度も再受検にチャレンジできるようになっている。何度も再受検できれば合格するだろう。

 この点を県警に訊けば「当日の体調不良により本来の力を発揮できない方もいる」そのため再受検制度があるそうだ。
 なんとやさしいことか。だが、これは変だ。受検は本人の都合の良い日に設定できる。体調がおもわしくないなら日にちを変更すればよいのだ。体調不良より記憶不良だろう。

 再検査に合格すれば次の免許更新までの3年間は運転できる。これが怖い。再検査合格者の場合は1年ごとに受検させ、認知機能の状態をフォローするべきではないか。
 本人の頭のブレーキがおろそかになると、車は歩道や信号に見境のない凶器と化すのだから。