本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

ジャガイモの収穫

2017-06-07 09:03:07 | Weblog
 夜半、シカの鳴き声がした。強力な懐中電灯で照らすと、鉄柵の向こうの山腹で眼が光っていた。親を呼んで啼いたか。トマトやキュウリの畑に入れないで啼いたか。
 
 畑といえば、ジャガイモを掘った。男爵、ハタアカリ、アンデスレッドの3種類の収穫である。どれも期待していたよりサイズが小さい。芽欠きか追肥に難点があったのだろうか。

 ともかく、ビジソワーズ、ポテトサラダ、コロッケ、鶏と淡竹とジャガイモの煮物、ジャガイモ・コンビーフ炒め等々馬鈴薯尽くしと相成った。

 他所にあげようにも見栄えのするサイズではないし、この近所ではどこでもジャガイモを作っている。
 それどころか、畑を貸している家では収穫したイモを勝手口に置いていくのだ。無償で貸しているので気を遣うのだ。

 ものの本によれば、定冠詞付きの「the Potato」には本物や最適などの意味で用いられ、不定冠詞付きの「a Potato」には取るに足りないものの意味で用いられるそうだ。
 どうやら収穫したポテトは不定冠詞付きが多い。

 九州は梅雨に入った。とたんに気象庁に義理立てするように昨夕から雨だ。