本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

小林平七

2017-02-24 14:53:06 | Weblog
 かの有名な葛飾北斎は、貧しい百姓の子として生まれたとある。

 唐突だが、赤穂浪士が討ち入った吉良家に小林平七がいた。小説や映画では小林平八郎とある。とにかく、上杉家から吉良家に派遣された警固の武士である。

 この小林平七の孫むすめが男の子を生んだ。平七の曾孫(ひまご) になる。その曾孫が葛飾北斎とある。山田風太郎のエッセーで知った。
 
 ファミリー・ヒストリーがあれば、小林平七が赤穂浪士に討ち取られてから、小林家が零落していく様子がわかっただろうが、孫の代で貧しい百姓とはいささか腑に落ちない。
 本当に上杉家は犬死させたままにしたのか。