=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

UA やんばるの森ライブ映像鑑賞会

2009年06月22日 | 【お出かけ】木のむくまま
「たとえ世界が闇になっても、人は光を生み出すことができる」

こんなふうなことを映像の中でUAさんは言っていたと思う。(間違っていたらゴメンナサイ。)

それは、現実がどうであれ、どんなときでも、人は自分の中に、心に光を作ることができる、そしてその光は他人につながっていく。
私はそう理解した。
そしてその理解以上には無理にいろんなことを考えないようにした。やんばるの森、沖縄の米軍基地問題については人並み程度の「聞いたことあります」な感じの私でしたので、変に構えず無理に考えないよう、今日はUAの歌を聴きにきたことにした。

とはいいながら、申し訳ないですが、私はUAの存在を知らなかったし歌を聴くのも初めて。他のジャンルの歌も歌うそうですが、今日聞いた歌は自然派というか、東洋版エンヤ、ワイルドな一青窈 といった印象を受けました。
ボーカルはとても個性的だし、耳にも心地よいので、ライブを直接聴けたらいいなと思った私は目をつぶって聴くことにした。ライブが行われている沖縄の森をイメージした。

アジア的な湿気と熱気が肌にまとわりつく。
さえずりではない、鳥の大きな声が響く森の中。
それらに混じって、わずかに島の海から波の音や潮のにおいも届いているかもしれない。
ビニールシートに座ったお尻が少し痛くなったので、位置を変えれば小枝と草が折れる音がする。

そんなことをイメージして楽しんでいました。
そう、隣で無心に絵を書き続けている子供を真似して。

私の想像力では、完全な沖縄、完全なそのライブ会場の雰囲気をイメージすることはできませんでしたが、こういう想像って楽しいですよね。

そして、想像できることは人間の特権だ。

でも、想像するには本物の自然に触れたり、いろんなものを見ていないとゼロからはできない。だから自然も大事だし、子供にはいろんな経験させたい。

そんな話を、鑑賞後の感想でしゃべらせてもらったような気がする。
おそらくあまりまとまってはいなかったと思いますが・・・

他の皆さんのご感想は、具体的な行動に移している方、まだどうやっていくか考えたり迷っている方、さまざまでした。
さて私はどっちでしょう。
でもこれはどちらが先でどちらが後ということは私はないと思います。人間その時期によって、迷いがある時期もあればすっきりする時期もある。すっきりしたらまた悩みが出てきて・・・みたいな繰り返しだと思うからです。


さて、やんばるの森や米軍のヘリパッド問題について詳しくお知りになりたい方は以下をどうぞ。

→「やんばる東村 高江の現状」

また、UAのHPはこちらです。

→「UA」

最後に、
今日のイベントは、Kちゃん夫婦の主催でした。
こうした企画を夫婦意気投合してできるのってすばらしいな、うらやましいなと思いました。
Kちゃん、Mさん、ありがとう!
コメント (3)
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見事、準優勝!

2009年06月21日 | 【授業】伊那技術専門校木工科
(↑準優勝の賞品 お菓子いろいろ)
金曜日に行われた校内ソフトバレーボール大会で、惜しくも優勝は逃しましたが準優勝となりました。

当日は梅雨にも関わらず気持ちのいい晴天で、体育館の中でやるのがもったいないくらいの天気でした。加えて、その体育館も立派な応援席までついた本格的体育館でビックリ!

学校らしく、体育委員による開会式を儀式的に行い、お決まりのラジオ体操や選手宣誓ももちろんあります。選手宣誓はくじ引きで決まったのですが、私の後に続いて足を捻挫か骨折で痛めた他の科の方がやっていて、とても他人事とは思えませんでした。


私のチームは午前中のリーグ戦で3勝1敗ともうひとつのチームと並んだのですが、得失セット差で負けてリーグ2位通過となってお昼を迎えました。

しかし午後に入り、決勝トーナメントが始まる時間になると、なんと放送が入り、さきほどの得失セット数の計算に誤りがあり、同点だったため主将ジャンケンでリーグ1位を決めることになりました。
 骨折しながらも一応チームの主将を引き受けていた私は、急に呼ばれたのでそれほど緊張する時間もなかったのですが、なにせリーグ1位通過がかかったジャンケンだけに緊張しました。

結果は、勝利!

なんと、急遽リーグ1位通過で決勝トーナメントに進むことになりました。
その後準決勝を順当に勝ち、決勝に進んだのですが、そこでは負けてしまい、以上の結果となりました。

「この大会は、あくまで親睦が目的なので熱くなりすぎないように」
という注意が先生より開会式の冒頭にありましたが、予想以上に各チーム熱くなり、好ゲームがたくさんありました。でも、一番熱くなっていたのは先生方だったような気がするのは私だけでしょうか?
また、試合以上に熱が入ったのが、同じ科のチームの応援です。クラス全員がコートを囲んで、
「ナイスサーブ」とか「ナイスレシーブ」とか「ドンマイ、ドンマイ」とかの大声をかけられると、久しく学生時代から忘れていた嬉しさや一体感を感じ、
「仲間っていいなぁ」
と心から思いました。
クラスの皆さん、応援本当にありがとうございました。
いや、ジャンケンで負けた相手のチームからも声援を頂きました。こちらもありがとうございました。

最近は、企業運動会を復活されている会社も多くなってきたと聞きますが、これはたしかにいいことだと思いますよ。

閉会式後は、銭湯に行き、そして打ち上げ会場、いつもの養老の瀧へと向かったのでした。
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緑が少し濃くなってきました。

2009年06月21日 | 【写真】一本の木
伊那市(長野)
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ホームショップ トマト

2009年06月18日 | 【お店】木になる家具や、道具やさん
授業中、先生が「金具がいっぱいあるかも」と紹介してくれたお店。

HPを見ると、結構マニアックというか本物志向の道具も売ってそうです。


いつか行ってみよう。


→ホームショップトマト
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「目指せ、優勝!」・・・・なんて書いちゃっていいのかな?

2009年06月18日 | 【写真】一本の木
明日は学校の体育行事。町の体育館でソフトバレーボール大会が実施されます。

私の骨折も、この日のためにリハビリを続けてきた結果(ウソウソ)、どうにか出場できそうです。

放課後には、体育館を開けてみんなで最後の特訓をしてきました。

これで木工科のどこかのチームが優勝するに違いない!

ちなみに昨年の木工科も放課後に練習をしていて、見事優勝、準優勝だったそうです。

良いご報告を待っていてください。
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聞けば聞くほど怖くなる丸ノコ機械

2009年06月18日 | 【安全情報】ヒヤリハットり君情報
本日は、月に一回くらいある「安全の授業」

1時限目、2時限目とぶっつづけで、とにかく事故の話や、機械はこんなに怖いという話を聞かされる非常に貴重な時間です。


当たり前そうだけど、だからこそ気をつけたい安全情報

1.停電したら一度電源を切る

2.スイッチを入れて動かなかったら、そのままにしないでスイッチを切る。
(学校の実習場には、親電源と各機械の子電源があるので、どちらかによって電源が入らなかったとしても、その後怖いのでとにかくスイッチオフ)


3.グラインダーをあてるときは、火花が散るので長袖着用

4.二等辺三角形のような板を切断するときは、底辺から入れる
(頭から入れると、切断されて細くなった板が刃の隙間に吸い込まれて危険)


以上、本日学んだ当たり前のようですが、気をつけたい事項でした。
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ドラマは雨上がりに

2009年06月16日 | 【日記】いろいろ
やっぱりドラマって雨、嵐の後ですね。

今年も来ましたゲリラ豪雨みたいのが、今日伊那地方を襲っていました。

しかし、笛を吹いて家に帰る途中、雨が止み空を見上げると、虹が出ていました。

その他、アパートの上空の赤い雲や


ベランダからの山もドラマチックに見えました。



本日もこんな綺麗な景色に感謝!
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「酢酸ビニルエマルション」

2009年06月15日 | 【師の教え】田中語録
木工に使う接着剤の一種であり、時折教科書に出てくるが、「酢酸ビニルエマルション」という場合と「酢酸ビニルエマルジョン」と濁る場合の両方があり、統一されていない。先生はこのどちらかの表記が出てくる度に「困っちゃうんだよね~」と言っているが、うれしそうであるものの困ったような表情はまだ見たことがない。
ちなみに私はこのおかげで、この長い名称を覚えることができました。
(終わり)

→「田中語録への思い」はこちらをご参照。
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丸ノコは危険がいっぱい!

2009年06月15日 | 【安全情報】ヒヤリハットり君情報
いよいよ授業で機械の丸ノコを使うようになり、説明を受けています。

丸ノコは、使い方を誤ると大変危険だということをまず認識するところから始まります。

簡単に言うと、ノコにはじかれた木片がふっとんでくることを回避しなければいけません。

防止策①
材料の真ん中を押してまっすぐ材を送る。材料の中心を押さずに材料が曲がって送られるとふっとんでくることがあります。横長の材料は特に曲がりやすいため、扱いません。

防止策②
切った材料を最後まで押し出す。ノコの刃は丸いため、材料を切断し終わってもまだ刃の先のところが材料にかかっています。この状態で切り終わったと思って安易に端によけると、刃にはじかれます。

防止策③
材料ははじかれて後ろに飛んでくるので、作業者は材料の真後ろには立たず、少し横にずれて作業をすること。
写真は、透明ですが剣道の胴と同じです。木がふっとんできて胴を切られることから守る防具です。
これが実習場の壁にかかっています。

注意、注意!
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自家用研ぎ舟が完成!

2009年06月15日 | 【日記】いろいろ
「研ぎ舟」ってなんだ?

研ぎ舟とは、刃物を研ぐために水を貯めておけるの小さなプールみたいなもので、家に刃物研ぎに使えるような流し台などがないときに使うものです。
誰が言い出したかはわかりませんが、私達のクラスでは今、この物体はそう呼ばれています。

今週末、ついに私の研ぎ舟が完成しました。

構想およそ2週間。

たんに入れ物に板を渡せば済むものですが、私なりに少々こだわりました。

①安定性
しっかり研ぐためには、台が安定していなければいけません。そのために2×4材を井の字型に組み台としました。

②水がはねないように
家の中で研ぐので、水がはねてしまうと問題です。できるだけ砥石が入れ物の高さを超えないようにしながら、しかし研ぐときに入れ物の淵に手が当たったり、仕上げ砥石で歯返りをとるときにノミの柄が淵に当たらないような高さを設定しました。

③使いやすさ
木の台が入れ物に収まり携帯できるようにすることはもちろん、入れ物の中にできるだけ多くの研ぎグッズが収まるように、また使用中に砥石に水をかけられるように木の台の手前側の脚を短くしました。これによって、安定性を確保したうえで入れ物内の収納性が向上しました。


「たかが研ぎ舟、されど研ぎ舟」

今後も家具の設計なんかを考えるときがあるかもしれません、自分なりの考えを少しでも入れていけるような努力は続けたいと思います。

さて、あとは肝心の研ぎですね。毎日日課になるように研いで、一日研がない日があると気持ち悪いというレベルまでなってみたいです。

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