=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

乙四

2009年05月20日 | 【授業】伊那技術専門校木工科
「おつよん」

と読みます。
正式には、「危険物取扱者乙種第四類」です。

4月に先生からオススメがあり、「とったほうがいいらしい」という情報のまま、受験申し込みをし、先週から放課後の補習が始まった。

特別講師は、校長先生自ら。

冒頭、私は確認のために質問してしまった。
「先生、この資格をとると木工でどのように役立つのでしょうか?」

これはまずい質問だった。
聞いてはいけないタブーだったのかもしれない。
他の受験者は皆かしこい?そんなことは気にしていなかったのだろうか?

校長先生は苦笑いしながら答えた。

「えぇ~、正直、そんなに関係ない。強いていえば塗料の話がすこし出てくるのと、ガソリンスタンドでアルバイトしたとき時給が少し高いかも。そんなところだな」


一瞬、ポカーンとしてしまった私ですが、
ここは乗りかかった船、やるしかない!
もう受験料払ってしまったし。
どうせやるなら絶対合格!
将来これでメシが食えるかもしれない?

危険物取扱者乙種四類とは、いろいろな種類に区分されている各種危険物のうち、乙種四類に分類されている危険物を取り扱うことができる資格で、この中にはガソリンや灯油、軽油なども含まれていてかなりメジャーです。
受験者数は毎年30万人だとか。

→財団法人 消防試験研究センター

しかし、勉強を始めておよそ一週間。
この試験、そんなに甘くはありません。物理や化学の話に加え、法令など暗記項目も盛りだくさん。
クラスのSさんは、3度受けてすべて轟沈した結果、二度と受験しないことにしたとのこと。

試験は6月28日、あと一ヶ月以上ありますので、どうにかやっていきたいと思います。

それからご報告。

この校長先生から、昨日私の足の怪我を見て「絶対骨折だから接骨院でなくて整形外科行って見てもらったこい」と執拗に指示を出すので、行ってみたところ、

「見事ポッキリ」

いってました。残念。もう少し治療期間は長引きそうです。
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ライバル

2009年05月20日 | 【授業】伊那技術専門校木工科
ここ一週間、朝病院に通うので学校に着くのは、始業ギリギリか少し遅刻気味でした。

本日は少々早めに学校に着いたところ、以前よりも多くのクラスメートが朝錬ならぬ、朝から作業場で研ぎをしていたり、鉋を仕込んでいる風景を見てしまいました。中には朝はコーヒー飲んでまったりしていると思っていたOさんの姿まで。(Oさん、ごめんなさい)

この一週間あまりろくな作業もできず、ただでさえ遅れ気味なのに、とってもやばいと危機感を持ちました。ライバルに置いていかれる。

考えてみるとこの4月からの生活は、慣れない肉体作業であり、毎日毎日筋肉痛で朝起きられないような状況が日ごとに増していく環境のなか、「無理せずに休んでおいたほうがいいよ」という心の声に流されてしまったような気がします。
もちろん健康第一ですが、もっと時間を切り詰めて集中力をあげて取り組むことができたような気がします。

「ライバルはクラスメートでなく、あくまで自分」
でも、環境=クラスメートからいい刺激をもらいながら、日本有数のハードワークな職場にいた経験を活かし、一層充実した日々にしていきます。

◆写真は、Sさんの砥石。かなり真ん中くらいまで減ってきています。「やってんだなー」と思ってしまいます。
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