英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

わざとやっているとしか……日銀(政府)

2024-03-27 21:28:43 | 時事
(本当は、他に違うことを書くつもりだったのですが……記事がたまる一方…)

日銀・田村直樹審議委員 今日(3月27日)・午前中の講演で
当面、緩和的な金融環境が継続すると考えている」と述べ、
「(金融政策の正常化について)ゆっくりと着実に進めるべきだ」と発言。

これを受けて、東京外国為替市場では円を売る動きが強まり、
正午前に1ドル=151円97銭に値下がり、1997年7月以来、33年8か月ぶりの円安ドル高 水準となった。


 政府は市場の動きを強くけん制
 正午過ぎ、鈴木財務相
高い緊張感をもって市場の動きを見ている
 行き過ぎた動きには、あらゆるオプションを排除せず、断固たる措置を採っていきたい」

 午後2時ごろ、田村委員が記者会見
「“緩和的な金融環境が続く”というのは、“利上げを一切しません”ということではない」

午後6時20分頃、財務省(神田財務官)・金融庁(栗田長官)・日銀(清水理事)が臨時会合
 金融市場の動向を分析し、日本経済に与える影響などについて、意見を交わしたうえで、
 《為替相場への過度な変動は望ましくない》という認識で一致した。

神田財務官は会見で
「インフレ動向、あるいは金利・金融政策の方向性に照らすと、
 最近の円安の進展は、ファンタメンタルズ(経済の基礎的条件)に沿ったものとは到底言えず、
 円安の背景に投機的な動きがあることは明らか。
 為替市場の動向を高い緊張感を持って注視するとともに
 あらゆる手段を排除せずに、適切な対応をとっていく」


 田村氏の発言は、“迂闊”からきているのか、円安を誘導する意図があるのか?……

“高い緊張感をもって市場の動きを見ている”(鈴木大臣)
“行き過ぎた動きには、あらゆるオプションを排除せず、断固たる措置”(鈴木大臣)
“為替相場への過度な変動は望ましくない”(会議での認識)
“為替市場の動向を高い緊張感を持って注視する” (神田財務官)
 この発言、流れは今日だけでなく、これまでも何度も聞いたことがある(円安の動きが顕著になった後の会見、発言)
 以前の映像をそのままリピートしているかのようだった。


 ……形だけの会合を開いただけ。
 円安でまた原材料費が上がり、下請け企業が苦しくなる。物価高も進む。
 輸出企業は嬉しいかもしれない(どこだとは言わないが)


 日銀がようやくマイナス金利政策を終了したが、植田総裁は強い表現を用いず……逆に円安気配。
 さらに、今日の田村氏の発言……


 そう言えば、植田総裁、昨年の12月の国会で、大いなるフェイントを掛けていたっけ(笑)
…………12月7日に国会で「年末から来年にかけて一段とチャレンジングになる」と発言した
 てっきり、早期の金融政策の修正を意図しての発言だと思ったが、
 12月19日まで開いた金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策を維持することを決めた


 国会での発言の意図を問われ、「国会でのやり取りとしては今後の仕事の取り組み一般について問われたので2年目にかかるところなので一段と気を引き締めてというつもりで発言した。金融政策については同じ委員とのやりとりの中で粘り強く金融緩和を継続すると述べたところだ」と述べ、早期の金融政策の修正を意図した発言ではないことを明らかにした

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