テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

レスポールに009を張っちゃダメだよ~

2016年06月17日 | 日記
今回は弦のお話を少々・・

特殊なケースを除き、多くの人は009か010を選ぶと思う


”好みで選べば良い・・”

と思っている人がいるならば間違いなのだ


ストラトと比較してレスポールのネックが短い事をご存じだろうか?

ストラトはロングスケール、レスポールはミディアムスケールという事になる


ストラトでは010が辛い人もレスポールならば大丈夫なのだ

困った事にレスポールに010でもダメな人がいるのだ



弦は細い方がムダに振動するのだ

振れ幅が広いのだ

それ故にフレットなどに弦が当たりビレ(ビビり)が起きるのだ


物理的には弦は太い方が安定するのだ

レスポールに関しては弦の太さの選択肢はない

010を張るしかないのだ



それよりも太い弦への交換は良いと思う

ネックへの負担はそれほどでもない

むしろ、ナットの溝との関係を考えるべきなのだ

太い弦を張り、再び細い弦に戻す場合に溝に問題が起こる

やはり、これもビレの原因になりかねない


特に違和感や問題がない場合、販売時にデフォルトの状態で使うのが良いのだ


一方のストラトだが・・

レスポールの010に対し、009でテンションが釣り合うという人がいる

個人的な感触としては009では釣り合っていないと感じる


数字的な部分ではないのだ

弾き手としての感覚なのだ


この際、レスポールとストラトのテンションを比較しない方が良い

別として考える方が良いと思う


最近はストラトも出荷時には010を張る事が多くなった

先に述べた、ビレ防止もあると思う

近年はネックの強度も格段に向上したのだ


弦は太い方が腰がある良い音が得られる

レイヴォーンの音をイメージしていただきたい

あの音は極太弦だからこそ出せる音なのだ


せっかく良いエレキを買っても弦が適切でなければ
性能の半分も引き出せない

弦のブランドに拘る人は多いが・・

個人的にはどうでも良いと思う


激安の弦でなければ問題はない

繰り返しになるが・・・


それよりも、むしろ『弦の太さ』なのだ

指が痛い・・などと軟弱な事を言っていてはギターは上達しない


石のような硬い指先を作るのだ

音も良くなるのだ

010が物足りないと感じられるようになれば
かなり指先が出来ている証拠なのだ


今回は左手のお話なのだ


機会をみて、右手(ピックの使い方)について検証してみたい


良い週末を・・

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