テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

テレキャスターでも太い音は出るよ

2021年06月16日 | 楽器
ハムバッカーは太い音

シングルは細い音

と思い込んでいる人も多い

ちょっとした勘違いなのだ

私は10年くらい前まではハム派だった

ロックギター=ハムバッカーという思い込みに縛られていた

思い込みはなかなか抜けないものなのだ

ストラトを購入した辺りからシングルに関心を抱き始めた

シングルの音幅の広さに驚いたのを良く覚えている

音のレンジが広いのだ

ロック系の音からトーンを絞ればジャズもカバーする

守備範囲が広い

ポールギルバートもアイバニーズのシングル搭載のギターをメインに使っている

自身のシグネイチャーモデルなのだ

氏の歪んだ音が好きなのだ


テレキャスもかなり多彩な音が出せる

一見すると無骨に映るギターだが・・

実はかなり器用なギターなのだ



当初はリアのみを交換する予定だったが楽器店の勧めでフロントも交換した

カッティングなどでは主にフロントを多用することが多い

一方で今回の音源のようなロック系の音ではリアを使う

線が細い音という印象は受けない

むしろ、ハムバッカーにはない倍音成分を含んだ音にロックを感じる

音の抜けが良い点もシングルの大きなメリットだと思う

ハムバッカーの場合、足りない帯域をEQなどで補正することも多い

太い帯域が高音域を邪魔するのだ

音数が少ないアンサンブルなどでは武器になる場合もある

しかしながら、上手く調整しないとベースと音域が被ってしまうことも多い

バンドアンサンブルの好例はレッドツェッペリンに尽きる

ペイジ師匠のレスポールの音はかなり細くカリカリ系の音作り

単体で聴くと少し細く感じる音もバンドの中では良いバランスなのだ

ドラゴンテレキャスターの音が音作りの核になっているとインタビューで答えていた

「もともとテレキャスの音が好きなんだよ」

「あのギターはとても太い音が出せたんだ」

という記事を読んだことがある

年代で使用するギターや機材が変わることも多々あるが・・

結局のところ、それを使うのは同じ人間だということ

黒テレキャスには前後ともにダンカン製を積んでいるが割と非力な部類のモデルを選んだ

パワーオンリーというピックアップには少々飽きた


今回はリアを使用

ボリューム&トーンはフルテンで弾いているのだ

音作りはGT-001を使用した


マーシャルと他のアンプの二台鳴らし

アンプをブレンドする小技は意外に効いている

片側のアンプをOffにしてみると効果が良く分かる

マルチでも下位モデルにはこの機能は搭載されていない

マルチを選ぶ際にはお気を付け願いたい

古参なれど、このマシンはお勧めできる

宅録がメインという人ならば十分だと思う

後継のGT-1000シリーズは値段との兼ね合いで購入には踏み切れない

このマシンも数回修理しているが次回の故障の際にどうするか?

まぁ、その時になってみなければ分からないが・・

現状では便利に活用しているのだ

最近はアダプターからの電源で使うことが多くなった

安定しているのだ

面白いものでアコギを弾き倒すとエレキが弾きたくなってくる

人間は欲張りな生き物だと思う

「エレキ止めちゃったの?」

と心配されていた方も多いと思うが・・

最近は徐々にエレキを弾き始めているのだ

アコギもピックでガシガシと弾くロックなプレイを取り入れているのだ

本気で弾くとかなりの音量なのだ

人気のない屋外やスタジオなど気兼ねなく弾ける場所で録りたい

指弾きでもかなり鳴るようになってきたが・・

ピック弾きでさらにプッシュしたい


多方向から満遍なく均すことで死角がないギターに仕上がる


アコギも使い方ではかなりロックな感じになる

ガンズのスラッシュもアコギ好きで有名なのだ

アコギだけのアコースティックライブを動画で観たことがあるがカッコ良かった

ガンズの曲をアコギでリメイクしているのだ

私も第二段階としてアコギの活用を模索しているところなのだ

イメージを具現化する為にはある程度弾けるようにしておく事が大事だと思う

余談だが・・

昨晩はループの生ドラムをバックにチェンジザワールドを弾いてみた

言葉では上手く伝えられないが・・

ファンク風でもありプログレ調でもある不思議なリフが完成した

他の楽器も音楽製作には良い刺激になる

機会があれば、音源としてお届けしたい

ということで黒テレのリアの音をお聴きいただきたい

シングル系のギターの購入で迷っている方の参考になれば幸いだと思う

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