テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ストラトの音はコンデンサー交換で激変する!

2015年03月15日 | 日記
本日、二話目の投稿なのだ

お間違いなく・・・


読者の皆さんはどんなギターをお使いだろうか?

私のブログにも『レスポール』という検索ワードで辿りついた方も多いようだ

レスポールとストラトは人気を二分するが個人的にはレスポール優位という印象を抱いている



ジミーペイジやスラッシュなどのカリスマの存在も大きいと思うが・・・

やはり、その太い音が人気の秘密だと思うのだ

エレキ弾きの層は広い、下は中学生から上は還暦過ぎ・・なのだ

しかしながら、もっとも層が厚い年代はやはり若年層だといえる


”若者≒ロック・・”

というのはお約束の流れだと思う


中学生でジャズ好きという人もいるとは思うが・・

やはり少数派だと思う


ストラトに対して構えてしまう人も少なくないようだ

誰が言ったか・・

間違ったイメージが定着している面も否めない


”ストラトは音が細い・・・”

これは一昔前の話なのだ


ハム系ピックアップを搭載したギターとの比較なのだ


ストラトも個体によってはかなり音が太いモデルも多くなってきた

ピックアップの選択肢が増えた事で音で迷う事は少なくなってきたのだ


単純にルックスで選んでも大きな後悔はないと思う

レスポールの演奏性(重さやコンター加工など)で泣かされる初心者は多い

憧れのレスポールモデルを手に入れたものの、その弾き難さからしだいに敬遠してしまう人も多いのだ

ギターを磨き眺めるというマニアの場合には特に問題ない

「ギターを弾かない人が買うの?」

という声も聞こえてきそうだが・・・


いわゆる『収集家』というものが少なからず存在するのだ

この手のタイプは海外にも多いのだ


これらの層がヴィンテージなどの相場を悪戯に高めているのだ

脱線しそうなのでこの辺で・・・


個人的にはギターは飾るモノではないと思っている

自分にとっては高価なギターも積極的に弾くべきだと思う

乱暴に扱うというのではない


”大切に弾きまくる・・”

という事なのだ


言いたいニュアンスが伝わっているだろうか?


私もある出来事がきっかけになり大きく考え方が変わったのだ

以前は高価なギターを大切にしまい込み、価格の安いギターを日常の相棒としていたのだ

ある意味は一般的な考えた方だと思う


私が等ブログで頻繁に力説している言葉がある


”ギターは弾き込む事で育つ・・・”

単なる木材と金属パーツの集合体であるギターに魂が宿るのだ


ハードケースに入れ、クローゼットの中で厳重に寝かしていてもギターは育たない

劣化するという事もないが・・・

数年後に良い音になっているという事もない


むしろ、定期的に触れないギターはネックを中心にコンディションを崩す傾向が見られる

これは湿度が大きく影響していると思うのだ


素人が湿度管理をする事は物理的に不可能なのだ


”弾き手が快適に過ごせる環境・・・”

で問題はない


クローゼットの中はどうか?

まったく日の光が入ることなく、空気の流れもないのだ

そんな中に自分が数年閉じ込められていたら・・

想像しただけでゾッとしてしまう


ギターも同様なのだ


私は書斎のちょっとした模様替えを機にすべてのギターをハードケースで保管するようになったのだ

思わぬ落下物などから守る意味でも有効だといえる

しかしながら、頻繁にケースから引っ張り出して弾いているのだ

現在はこの方法がスペース効率やその他の観点からも良いと判断しているのだ


ギタースタンドに裸で立てかけるのも決して悪くない

毎日のように触れるならば、むしろ環境的にはケースよりも良いと思う


やっとブログのタイトルに至るが・・・

私のストラトは早い段階でコンデンサーを交換しているのだ



ここではコンデンサーについて説明は割愛させていただく

ネットで検索すれば詳しい説明に出会えると思う


コンデンサーに無頓着な人が多過ぎる



こんな小さなパーツだが音に多大な影響を与えるのだ



ちなみに上記のコンデンサーは3000円くらいの値段なのだ


コンデンサーにも色々と種類がある



購入後にコンデンサーを取り外してしまうという人もいるようだが・・


安ギターにせよ、高価なギターにせよコンデンサーを用いていないギターはない


”コンデンサーの選択はどうしているのか?”

ギター好きとしては気になるところなのだ


残念ながら低価格帯のギターの場合にはコスト最優先なのだ

つまりは『安コンデンサー』がデフォルトに採用されることが多い

もっとも安ピックアップ、粗悪なピックアップのまま、
コンデンサーだけ上記のような高額なコンデンサーに換装しても意味はない


意味はないというよりは・・

あまり効果が実感できない・・というのが正しい表現になる


逆説的には高価なピックアップに交換する際にはコンデンサーの交換も視野に入れる事が重要なのだ

先にも述べたようにコンデンサーは激的な音変化を演出するパーツではない

しかしながらギターの音色を司る上で欠かせない『小さな巨人』なのだ


プロでもコンデンサー無交換派と交換派に分かれる

概ね、その考え方が演奏や音楽性に表れているような気がする


精神論的な部分もあるかもしれないが・・・

コンデンサーが気になるような人はその他の部分にも神経質なのだ


つまりはギターの弾き方や音作りにも並々ならぬ拘りがあるのだ

お胸、周囲の人間を観察してもこの考えに間違いはないように感じられる



音が繊細なストラト(シングル)の場合、コンデンサーとの相性が如実に音に表れる


シングル用、ハム用というように抵抗値が異なるのだ

購入の際には取り付けも含め楽器店にご相談いただきたい


私のストラトはレスポールに近い値のコンデンサーを積んでいるのだ

これは『狙い』なのだ


まぁ、ゴチャゴチャと語っているが・・・

ストラトでも創意工夫で太く芯があるロック的な音も出せるという事が言いたいだけなのだ

今回のプチ音源はいわゆるジミヘン的『コード崩し』の演奏なのだ



個人的には最もストラトらしい良さが引き出せるプレイスタイルの一つだと思う

この音も全編にファズを通しているのだ

ギター側のボリューム操作で歪み量をコントロールしているのだ

ボリュームを最大にすればファズ特有の暴れた感じの太い音になるのだ

この音の可変範囲がストラト最大の魅力だと思う

ここに気付いてからストラトは益々面白くなってくるのだ

まぁ、初心者には難しいと思うが・・・

そう遠くない道だとも思える


ストラトは弾き手の技量に追従するギターなのだ

ジミヘンのような『高み』に憧れているのだ





音源が気に入った方はブログランキングにご投票いただきたい

読者の皆さんの趣向を参考にさせていただきたい

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジミヘンはエフェクターの魔術師なのだ(^O^)/

2015年03月15日 | 日記
今回はGT-100で遊んでみたのだ



本体の左側に確認できるツールは『外部ペダル』なのだ




本体と離れた場所でペダル操作ができる優れモノなのだ

基本的にマルチのペダルを操作するのは立って演奏するのが基本になる

横着な私は壁を背もたれにして座ったままペダル操作をする事もあるが・・

いずれにしても本体を自分の目の前に置く必要があるのだ


音楽制作においてDAWの画面を確認しながらワウ操作をしたい事も多いのだ

そんな場合に自由度が格段にアップするのだ



これは一例だがGT-100の場合、その他にも色々な外部機器を接続する事が出来るのだ

『拡張性』というのもマルチには大事な事なのだ


久しぶりに使ってみようと思ったところ、壊れていたのだ

この手の機器の構造は極めてシンプルなのだ

「反応しないなぁ・・接触不良かな?」

という感じなのだ


とりあえず分解なのだ



ペダルの可動に連動するビスが外れていたのだ



拡大してみた

この部分なのだ



ワッシャーが外れていたことが原因だった

このまま、手作業でワッシャーを取り付ける事も出来るが・・・


ここは一工夫なのだ

二度とワッシャーが外れない工夫を施した

施すとは大袈裟だが・・・


瞬間接着剤で固定したのだ



ギターの修理では意外にも使用頻度が高いアイテムなのだ

私の場合、再修理が嫌いなのだ


売却する予定がないアイテムなどでは使う事が多いのだ



ねじを締めて完了なのだ




実はこのペダルは購入時に少々改造を施しているのだ



分かり易いように赤く着色してみた

ゴムのような物体が確認できるだろうか?


これは私が取り付けたパーツなのだ

これによってペダルをベタ付きにできなくしてあるのだ



横の画はこんな感じなのだ



自作のゴム足に踵が触れる状態で効果が0の状態になる


デフォルトでは『遊び』が大き過ぎたのだ

つまり底までペダルを踏み下ろした状態から0状態を脱出するまでに時間的ロスが生じるのだ

ある意味ではルーズな操作にも対応できる万人向けのセッティングだといえる


実機のワウペダルなどはもっと動きがシビアなのだ

構造上の問題かとも思ったが・・・

楽器店に相談するのも面倒だったのだ


この手の動作をメーカーに確認してもらっても答えは一緒なのだ

市販されている製品が100%自分の好みだとは言い難い

自分好みにカスタムする事も快適に使う知恵なのだ

「普通の人はそんな細かい部分は気にならないですよ・・」

細かい事(音楽的な・・)が気にならない人はある意味では幸せだとも思える


価格が高い為に馬鹿売れというわけにはいかないが・・・

GT-100も中級者以上を中心に地味に売れているようだ

現在ではVer2になりさらに魅力が増したのだ

まったくもって死角がないマルチだと思う

膨大なプリセット(200セット!)をそのまま使っても十分に実践的だと思う

しかしながら、さらなる使いこなしには少しの研究と努力が不可欠なのだ


『ペダルアサイン』という機能があるのだ



先に紹介したペダルをワウ以外に割り振る機能なのだ



フランジャーなどの揺れモノの『レイト』(揺れの速さ)などを無段階に可変させる事も可能なのだ

ディレイタイムなども同様にコントロールできる


同時に8個の操作を一台のペダルにアサイン(割り振る)する事が出来る


ジミヘンは特筆すべき音楽センスもさることながらエフェクター使いの達人だったのだ



ジミの音を語る上で欠かせないエフェクターが三つある

代名詞にもなっているワウペダルなのだ



ライバルであるクライベイビーも秀逸なワウだがジミヘンの音にはVOX製が必須なのだ

当時、ジミは細かい注文を出しながら何台もペダルを乗り換えていたのだ

モデル末期にはかなり納得できるペダルが完成したようだ

亡くなったのはその矢先なのだ


ワウと同時に欠かせないのがファズなのだ

ジミの場合、ほぼ全編にファズをかけていたと言われている

本人が他界し、詳細なデータも残っていないので推測の域を脱しないが・・



本家のファズフェイスは巨大なのだ


実はファズの中はスカスカの空洞なのだ

現代のエフェクターのように隙間が無い・・というほど窮屈ではなかったのだ

マイクスタンドの丸い台座にデザインのヒントを得ているのだ


形状(丸型)と大きさからエフェクトボードに収め難いのが難点なのだ

しかもオリジナルは電池のみの駆動なのだ


ジミのコピーなど特殊な使い方をする一部のマニアにしか受け入れられなかった

最近ではボディも小型になりアダプターと併用できるうようになったのだ


機会があり大型ファズと小型ファズを並べて弾き比べた事がある

個人的には確実に音の違いを確認できた

その差は僅かだが比較すれば音が違うののだ


小型のファズは音も心なしか上品なのだ

ファズの魅力は”音が暴れる・・”部分なのだ

これが魅力でもあり使い難と敬遠される理由にもなっている


ワウとファズ・・に加え『ユニヴァイブ』という揺れ系エフェクトも多用していた



イメージとしてはフェイザーやフランジャーと同じような仲間なのだ

特徴は付属のペダルで揺れのスピードを任意にコントロールできる所なのだ


今回のプチ音源は外部ペダルで
ユニヴァイブの揺れの速さとワウをコントロールしてみた



前半部がユニヴァイブなのだ


アイディアしだいでかなり面白い使い方が出来ると思う

伝説のライブ、ウッドストックにてジミヘンが米国の国歌をストラトで弾いた名演がある

動画などで検索してみていただきたい


気になるエフェクターを購入する事なく気軽に試すことが出来るのもマルチの良い点なのだ



アナログで際限なく揃えているとこんな感じになってしまう



まぁこれでも縮小した方だが・・・




ジミの画像と共にサンプル音源をお楽しみいただきたい





マルチは何だかんだ言っても便利なのだ



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする