歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

足利市 ② 鑁阿寺 (ばんなじ) は "日本百名城" で境内ではシュウマイとソース焼きそばが販売されています

2023年11月29日 | 東京の風景

前回の続きです。

足利学校の見学を終えて、お次は鑁阿寺に向かいます。

大通りから鑁阿寺へと続く石畳の参道です。両側に建ち並ぶ、商店、民家、蔵、風情、趣、味わいがあり、なかなか結構。

出ました、在りました、足利と云えば、足利尊氏(1305年ー1358年) の銅像です。室町幕府の初代征夷大将軍(在位1338年ー1358年)

はい、山門が見えてきました。

なかなかの構え。

こちらもまさしく、堀と土塁で周囲を囲んだ武家屋敷、城塞です。東西南北に門ががあるようです。鑁阿寺は足利氏の屋敷が始まりのようです。

因みに、"日本百名城"に指定されているようです。"日本百名山"は知っていましたが、百名城は知りませんでした。

"名山の方"は、小説家・随筆家・登山家であった"深田久弥"の命名。

"名城の方"は「財団法人日本城郭協会」が2006年に定めたそうです。 選定委員には、NHKの"城番組"でお馴染みで、お城とくれば、この人"千田 嘉博"さんも名を連ねていました。

境内の大イチョウが、とても、とても立派でした。

国宝の本堂が、とても、とても、小さく感じてしまいます。

真言宗で、大本山で、金剛山鑁阿寺。

真言宗は一番宗派が多く、13宗派56派があるそうで、56派ですから大本山も56か所にあるの ? 何だか良くわかりません。

まあ、真言宗と云えば、弘法大師空海で、総本山として一番有名なのは、和歌山県の高野山にある、 金剛峰寺です。その他に、京都の醍醐寺とか、仁和寺とか、大覚寺とか、ぐらいですかね。鑁阿寺は知りませんでした。

境内を逍遙していると、こんな光景に出会いました。可愛いで~す!⒒月です、ママと二人で七五三参りです。三歳かな ? おめでとうございま~す!

境内にある茶屋、大日茶屋に入ります。"足利シュウマイ"と"ジャガイモ入りのソース焼きそば"の二品で勝負しています。シュウマイが足利名物で、じゃが焼きは栃木名物?

ダブル炭水化物の焼きそばは血糖値が爆上がりしますので、シュウマイを注文、180円だったような気がします。これで本日のランチとします。 

シュウマイを食べつつ、境内を見まわしつつ、思ったのです。どうも、このお寺、何となく、どことなく、現役ではないような? そんな雰囲気がするのです。  

境内には、この規模の神社仏閣には必ずある、おみくじを引く場所とか、お札を授ける場所とか、事務所とか、庫裏とか、庫裡とか、そんな施設が一切無く、線香の匂いも無く、僧侶の気配もなく、もしかして? お寺の"遺跡"なの? と、思ったりしたのでした。

※改めて写真を見直したら、本殿の左右に、おみくじ、お札、お守りはありました。

それにしても、このての寺院で、境内に茶屋は珍しいです。そして、そして、茶屋の名前が、なんと、なんと、"大日"茶屋です。

真言宗大日派で、総本山で、御本尊は大日如来で、その境内で、茶屋の名前が大日茶屋とは、ちょっと恐れ多いのでは? 寺側もよく許可したものだ、と、シュウマイを食べつつ思ったりしたのです。

それにしても、名物の"足利シュウマイ" ですが、ソースの味しかしませんでした。中身の具には、肉は無く、玉ねぎのみ、とのことですが、玉ねぎのシャキシャキ感ももなく、とても、とても、不思議な食べ物でした。

まあ、秋田県知事に見せたら、たぶん、"貧乏くさい!" の一言を頂く事と思います。"佐竹の殿様"は、とても正直な方なのです。 

超軽いランチを済ませ、鑁阿寺を後にします。

西門 ? より出て、次は、織姫神社を目指します。

本日は、この辺で終わります。

それでは、また。

 

 

 

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