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近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

足利市 ③ 織姫神社で織物組合でトリコットで日米繊維交渉でドルショックで衰退の歴史

2023年12月04日 | 旅の話し

前回の続きです。

鑁阿寺を後にして、回り道をして、織姫神社に向かっています。

"まちなかマップ" では、かなり強調されて描かれています、実際はそれほどでもなく、まあ、 " 三角形の2辺の和、他の一辺より長い" と云う事で、それなりに遠回り。

"茂木 敏充"さんです。栃木県第5区(足利市・栃木市・佐野市)選出で、衆議院議員で、自民党栃木県県連会長で、平成研(茂木派)会長で 自民党幹事長で、次期日本国総理大臣候補です。

地元では、もう、こんなポスターが貼られています。

"頭は良い(東大経済)が性格が悪い"と麻生太郎に、"おちょくられて居る"のを見た記憶が・・・。性格は顔に出る? ポスターの顔には、それなりの配慮が・・・。

兎に角、次期首相候補の中で、国民からの人気はまったくありませんが、現在は主流派で、派閥力学的には、次期首相に一番近いと、その筋では、囁かれているそうです。

麻生派も、岸田派も、茂木派も、元は宏池会から派生。宏池会は、大蔵省事務次官から首相(1960年~1964年)に就任した"池田勇人"が創設した、自称? 保守本流の派閥。

官僚国家の日本で、官僚中の官僚の現財務省が、背後に控えてこその保守本流で、緊縮財政と増税が命。茂木首相が誕生すれば、消費税は15~20%に上がります。消費税創設時の目標税率は25%だったようです。 

それにしても、自民党各派閥の、パー券収入キックバックの、収支報告書不記載問題は、どう展開するのか?   

安部派を、自民党を、政界を、揺るがす大問題に ! との見解も一部にあるようですが、私としては、大山鳴動して鼠一匹に終わる予感 ?

 

話が逸れました。

はい、足利市役所前を通過します。

織姫神社に到着。

神社は山の中腹。

階段が連続します。

裏は直ぐ山ですから、出没しそうです。でも、しかし、今話題の熊ではないので少しは安心。

こちらが本殿。七五三詣りの、姉ちゃんと、弟ちゃん。

可愛いので、後ろ姿もパチリ。おめでとうございます。

神社からは市内が一望できます。赤い矢印の先が今夜泊まるホテルのルートイン。

本殿にお詣りして、階段を下る途中で、左手方向に小さな広場があり、胸像が3体見えたので、何だ ? 何だと ? 脇道に逸れました。

こんな石碑が、表題に "足利トリコットの歴史" と刻まれています。

"トリコット"とは "経編み" とありますが、何て読むのと調べたら「たてあみ」だそうです。知りませんでした。メリヤスとか、ジャージーとか、伸び縮みする生地のようです。

戦後は、国策で積極的にトリコットを生産、その後は、「日米繊維交渉」・「ドルショック」・「円高」で輸出は途絶え、国内需要も消えて、足利の繊維産業は衰退。

国策に、時代の流れに、翻弄された"足利の悲しい歴史"が刻まれていました。

衰退前の発展期に、業界に貢献したお三方の胸像。

労働集約型の繊維産業が、発展したのも、衰退したのも時代の流れ、夢を見るのは一度限り・・・。時代は少子高齢化で、人口減少で、労働集約型の産業は歴史の彼方に。

「新たなる展開に向けて鋭意努力中」とは、大量生産ではなく、高付加価値製品の、多品種少量生産とか、生地も、アパレルも、販売もの方向でしょうかね?  まあ、門外漢のド素人が、そんな事を考えても、余計な御世話でした。

 

はい、織姫神社を後にして、次は、雪輪町をウロキョロします。

 

それでは、また。

 


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