おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

真鯛の季節

2011年04月22日 | 和食
スーちゃんこと、田中好子さんが昨夜お亡くなりになりました。
私が幼い頃、姉妹三人で熱狂したものです。
人気トリオが表れると
必ずファン権を争奪するのが我が家の習わし。
自分の担当以外の名前を呼ぶことも許されません。
とってもスパルタンな姉妹でした^^;
たのきんトリオは長女・としちゃん、次女・マッチ、
三女の私はよっちゃん。
しぶがき隊は長女・モッくん、次女・ヤッくん、
三女の私はフッくん。
サンリオのキャラクターは長女・キティちゃん、次女・キキララ
三女の私はパティとジミィ。
いつもビミョーなキャラクターを充当されておりました。
年功序列…末っ子のサガですね。

で、キャンディーズだけは
何故か一番人気の蘭ちゃんを許されていたのですが
いつもニコニコのスーちゃん、
つい見入ってしまってました。
本命じゃないけど「何だか気になる」って人いませんか?
多分、スーちゃんはそんな存在だったと思います。
その存在感は女優として花開きました。
若い子達にはお母さん女優としてのイメージが強いのでは?
でも私の記憶の中では気品の高いアイドルのまま。
それにしても逝くには若すぎますね。
ご冥福をお祈りします。


さて、テーマのはなし。
春は鯛の季節です。
釣り人はこの季節、浮き足立つもの。
にわか釣り人の私でさえそうです。
マーケットには格安で地物の鯛が並んでます。
昨日は処理無しなら280円という価格で手に入れました。
処理ありなら100円プラスだったかな?
見たとたん、鯛めしが食べたくなりました。




鯛めし

最近「めしシリーズ」が続いてるかも。
酒飲みなのでそんなに食べないんですが
炊き込んだり混ぜたご飯、好きなんですよね。
今回は骨を極度に嫌がるパートナーのために
捌いて頭以外のアラから出汁をとり、
三枚におろした半身の鯛と頭でご飯を炊きました。
味付けは酒と塩のみ。あとは出汁で充分美味しいです。
春の味覚に舌鼓。



残った出汁と鯛の半身でお吸い物

上品極まりない。旨し。



茄子のそぼろ煮

豚肉のひき肉と香味野菜を炒め
そこへ灰汁抜きして大きめの乱切りにした茄子を投入。
油が回ったら酒と先日余ったアサリの出汁を入れ
焼き海老も投入し、しょう油少々で調味。
アサリとエビの出汁が効いて絶妙。
翌日のお弁当に入れようと思ってたのに
奴さんに平らげられちゃいました。



ほうれん草・しめじ・庄内麩の煮浸し

一番出汁で煮浸しました。
優しい出汁を吸った庄内麩、最高!
麩、やっぱり好きだなぁ。
おら、山形に行きてぇだ。



小イカの姿煮

お刺身でも食べられる新鮮な小イカです。
軟骨と目玉だけとって
醤油と酒、少々の砂糖でサッと煮。
日本酒に合うよー。



ホワイトアスパラのコンテ焼き

また作っちゃいました。
フランスで最もポピュラーなチーズ・コンテで焼いてます。
ホワイトアスパラとマリアージュしまくり。
間違いない美味しさをもたらします。

春の味覚を満喫して幸せでした。
日曜は船が出れば鯛釣りに行きます。
50センチオーバー、釣りたいな。
海が荒れませんように。