おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

宮城の観光・物産展/原点回帰の晩餐

2011年01月20日 | 和食
昨日は名古屋で海鮮中華料理に舌鼓を打ち
その後は名駅でぶらぶらしました。
街はバーゲンの熱りが冷めやらぬものの
私が買い漁るのはいつものごとく食料。
名鉄百貨店で「宮城の観光・物産展」を催していたので
足取りも軽く巡回してきました。


宮城・仙台には一度だけ訪れたことがあります。

大学4年生の時に陸路で北海道を一人旅。
当時礼文島に恋していたので1週間程滞在し、
旭川→富良野→美瑛→札幌→青森と下って
青森の民宿で出会った方達に
仙台まで乗せてってもらったんです。
もう15年以上前ですが、
仙台の民宿で食べたご飯とお味噌汁の美味しさが
今でも忘れられません。うんめかったな~。
結局彼らには東京まで車で送ってもらいました。
恐れも知らぬ若者だったわ。
今もそう変わってないか(笑)。


回想終了。

で、昨日買ったものたち。

・ずんだ餅
・納豆(大粒・小粒、計6把)

村松博士って誰?偉いの?
masakoちゃんなら知ってるかしら。
ちなみに大粒の方は宮城県産大粒大豆です。

・牛タン1本(約1キロ)
・仙台味噌
・ホヤの干したの

牛タンはオーストラリア産でしたが
ブロックではなかなか買えないので思わずゲット。
タンシチューにするつもりです。
ずんだ餅もあっさりしてて美味しかった。
今度私も干し枝豆で作ろうと決意。

物産展以外でもメルサの「チーズ王国」で
パルミジャーノ・レッジャーノ24Mと
月2回しか入ってこないモッツァレッラを買い
ディーン&デルーカでバルサミコを買いホクホク。

疲れて椅子に腰掛けて水を飲んでいたら
何とパートナーが知らぬ間に…


モンシュシュの「堂島ロール」を買っておる。
ったく、スウィーツ男子め。。。


大量に食料を買ってまったりし、
牛タンと対峙する気力はゼロに。
なので夕餉は「豚汁定食」になりました。



豚汁

豚は少なめ。出汁代わり。
根菜をこれでもかっ!と入れております。
味噌は山形の糀味噌と三河の豆味噌をブレンド。
身体が喜びますぞ。


土鍋炊きごはん

つやっつやの炊きあがり。
コレがあれば10万円の炊飯器はいりませんね。


自家製焼豚

誰かLED電球(電球色)下で撮影する際の
ホワイトバランス教えてください。
オートもダメだし、電球でもだめ。
色相変えたらもっと気持ち悪い色になっちゃった。
完全マニュアルでやるべきなのでしょうか?
ちなみに味は悪くありませんよ。


鯖の三五八漬け(ビジュアルが美しくないので写真無し)
宮城の納豆
おしんこ


です。
疲れると原点に回帰したくなりますね。
目はヨーロピアンなものを欲しがりますが
身体は正直。味噌、醤油を欲しがります。
結局我々はお米と発酵食品で育まれた人種。
発酵の芸術品、日本酒ももちろん飲みましたわよ。


~余談~

先日米から作ったいわゆる“日本酒”に
何故敢えて“日本”を付けるのだ
と疑問を述べていましたが、
かつての日本にとって“酒”は唯一無二の存在で
アルコールを含む飲料=酒だったんですよね。
海外にはワインやビールやブランデー等が
古くから国をまたいで流通していたから
それらをまとめる集合名詞が必要だったはず。
「リキュール」とか「リカー」とか…。
日本はそういった概念がなかったから
洋酒が海外から入って来た時に
集合名詞が「酒」で
固有名詞が「日本酒」になったんですね。
きっと。
比較的今は暇なので
「何でだろう遊び」を脳内でしております。




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大満足な昼餐/黄河

2011年01月20日 | お出かけ
ランチ=マダムの社交場的なイメージがあって
何となくマジョリティでフェミニンな感じがし
マイノリティでマスキュリンな私はちょっと引きます。
偏見?考え過ぎ…?
だけどここは敢えて昼餐と表現しましょう。


昨日の昼餐には感動しました。
噂に聞いていた名古屋那古野の「黄河」さん。
かなり満足度高かったです。

お店は非常に小さく
ご夫婦二人で切り盛りしている様子。
昼の予約はコースのみ受付け。
麻婆豆腐とか担々麺のリーズナブルなランチは
予約無しでOKです。
我々は前日に3,150円のコースを予約しました。
11:30~12:00までに入店をするように、
と言われて疑問を持ちましたが
入店してその意味を即座に納得。
12時を過ぎるとサラリーマンが引っ切りなしに出入りし、
コースどころではなくなってしまうんです。
二人だから仕方ないですね。


では、コースのご紹介。
もちろん私はビールを1本オーダー。




前菜1


ウドのザーサイと干し海老炒め

ウド独特の香りとシャキシャキ感に
ザーサイの塩分、海老の風味が絡み合い
かなり美味しいです。
この後の展開に期待が高まる幕開けです。



前菜2


三河湾のスズキ中華風刺身

真冬のスズキは脂がのって臭みがなく
夏とは別物の味わいですね。
花椒と生姜がほんのり効いたタレでいただきます。
どの味わいも喧嘩せずにまとまってるところが凄い。



スープ


かに肉と湯葉のスープ

この上なく優しく旨い。
邪魔になる調味料は感じません。
器が温めてあるのも心憎い演出。
ほっこりと芯から温まりました。



メイン1


スルメイカと菜の花の炒め物
イカのワタソース

スルメイカが松笠にあしらわれており
シンプルな塩味に炒められています。
菜の花は苦みのある花の部分は取り除いてありました。
私はあのほろ苦さがあってもいいですけどね。
ワタのソースで変化がつけられるのもいいわ。
スルメイカは今年豊漁で安いから
私も真似してみようと思います。



点心


大根餅

塩と砂糖が少々入ってるのかな?
ほんのり甘くて外はカリカリ。
感動はないですが美味しいです。



メイン2


宮城産大粒牡蠣の豆鼓炒め

おおお~っ。
牡蠣ラヴァの私には垂涎の代物です。
ぷりっぷりの牡蠣を片栗粉で揚げて
季節の野菜とともにピリ辛豆鼓醤で炒めてあります。
かなり塩分は高いですが、
嫌みな感じではありません。
食べ終えてしまうのが
もったいない程美味しかったです。
あぁぁぁ~っ、幸せ!



ご飯もの


大葉とじゃこの炒飯

若干油が多めでしたが
パラパラの為には致し方ない。
大葉が爽やかな芳香を与えているので
後味にキレはありました。
じゃこの塩分と少々の塩でシンプルで旨い。



デザート


マンゴープリン

ムース状に仕上げてあるので
口当たりがエアリーで軽快。
パートナーは「赤坂離宮」より好きだそう。
「赤坂離宮」は酸味がけっこうありましたから
お子様の味覚には「黄河」さんの方が合うのかな?
多分、こっちのはネクターで作ってると思います。
でないとコストが全然合わないはず。


お昼から3,150円は高い、
と思われるかもしれませんが
この内容でこのお値段はお得です。
出し惜しみすることもなく
本当に忙しい中なのに妥協もなく
大満足な味わいでした。
夜はアラカルトも受けているようなので
またお邪魔したいな。
ご馳走さま!




ちっちゃなお店なので
お店の名前紹介だけにしておきますね。




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