テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

マエストロ、降臨!

2015-09-19 21:28:02 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ごーるでんよりもォ、しるばーッ!」
「がるる!ぐっるるがるる!」(←訳:虎です!けっこう長いぞ!)

 こんにちは、ネーさです。
 秋の特大連休がやってきて、新幹線は混みあい、
 東京ゲームショウは長蛇の列、ですって?
 そうよね、せっかくのお休みなんですもの、
 読書はひと休みすることにして、
 本日は、展覧会情報を、どうぞ~♪

  



             ―― 伊豆の長八 ――



 東京・武蔵野市の武蔵野市立吉祥寺美術館にて、
 会期は2015年9月5日~10月18日(9/30は休館)、
 『生誕200年記念 ――幕末・明治の空前絶後の鏝絵師』と副題が付されています。

「こてッ??」
「ぐっる?」(←訳:鏝って?)

 鏝(こて)というのは、
 左官(さかん)職人さんが使う
 パレットナイフに似た道具のことなんですよ。

  

 “伊豆の長八”こと入江長八(いりえ・ちょうはち)さん(1818~1889)は、
 日本中の左官職人さんたちから
 神さまとして仰がれている御方です。

 ちょうど、大工さんたちにとって
 左甚五郎さんが偉大なるレジェンドであるのと、同じように。

「これはァ、みんなァ~…」
「がるぐっるる?」(←訳:鏝で作ったの?)

  

 愛用の鏝を手に、、
 漆喰(しっくい)壁の上に浮彫りし、
 彩色を施して、
 目にもあやな《鏝絵(こてえ)》を
 造り出した長八さん。

 現存する長八さんの作品の多くは、
 伊豆・松崎町の『伊豆の長八美術館』に収蔵されていますが、
 この展覧会では、
 貴重な鏝絵と漆喰細工50点が展示されます。

「えどじだいィ、のようでもありィ~」
「ぐるるるるがるるる~」(←訳:明治のようでもあり~)
「ふぁんたじッくゥ!」

 入館料はおひとり¥100と嬉しいプチプライス、
 美術館の立地は吉祥寺駅から徒歩3分の繁華街ですから、
 観賞後はお買い物や街散歩、
 井の頭公園を訪れての~んびり♪するのも良いですね。

 東京近郊にお住まいのアート好きさんは、ぜひ!
 



    で、今日のオマケ画像は……。
   
   「あまぐもォ、ばいばァ~いッ!」
   「がるるぐるぐる!(←訳:連休は好天模様!)
   皆さま、どうか穏やかな休日を♪



   
コメント
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