テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

― 黄金の流れ ―

2015-09-02 21:44:56 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ふゥ~、きょうはァ、りらッくすゥ♪」
「がるる!ぐっるがる!」(←訳:虎です!ホッと一息!)

 こんにちは、ネーさです。
 2015ブエルタ・ア・エスパーニャは休養日でしたし、
 ユヴェントスの試合はありませんでしたし、
 移籍騒動も終了して、
 こころ穏やか~に過ごせる週の半ばは、
 はい、読書をサボって展覧会情報を、どうぞ~♪

  



    ―― もうひとつの輝き 最後の印象派 1900-20's Paris ――



 東京都新宿区の東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館にて、
 会期は2015年9月5日~11月8日(月曜休館、ただし9/21、10/12は開館)、
 『The Last Impressionists : Time of Intimacy』と英語題名が付されています。

「あはァ♪ いんしょうはァ~♪」
「ぐるがるぐぅっる~…」(←訳:でもこれちょっと~…)
「ふんいきィ、ちがァ~うのでスゥ??」

  

 そうねえ、モネさんに始まる、
 印象主義(印象派)、新印象主義とは微妙に異なっていて、
 でもフォーヴィズムやキュビズムとは明らかに別モノの、
 絵画作品。

 この展覧会では、
 印象主義のスタイルを受け継ぎつつも、
 親しみやすく甘美な作風で知られる
 ウジェーヌ・カリエールさん、
 アンリ・ル・シダネルさん、 
 ジョン・シンガー・サージェントさん他、
 20世紀初頭のパリで活躍した
 約20名の作家さんによる作品約80点が展示されます。

「ちょっぴりィ、いんしょうはァ?」
「がぅっるるぐぅるるるる!」(←訳:ちょっぴりジャポニズム!)

  

 注目すべきは、このところ日本でも知名度急上昇中の
 アンリ・ル・シダネルさん、でしょうか。
 光の効果、点描、
 目に心地よいやわらかな色合い……
 
 彼らの船が浮かんでいたのは、
 絵画の黄金時代の最後の流れ、でした。
 この時代が過ぎ、
 モダニズムがアートの主流になると、
 もうルールなんてありませんからね。
 点描?古臭ーい!
 ってなってしまうワケで。

「ふるくさいィかもォしれないィけどォ~!」
「ぐっるるがるるー!」(←訳:けっこう良いよー!)

 印象主義の人気が高い日本でなら、
 必ずや好感をもって受け入れられそうな
 この『最後の印象派』展、
 20世紀前半の美術が好き!という御方に
 おすすめです。
 
 常設の収蔵品コーナーでは
 ゴッホさん、ゴーギャンさん、セザンヌさん、
 グランマ・モーゼスさんの作品も観賞できる新宿西口の美術館へ、
 ぜひ、おでかけを~♪


 

   ではここで、秋はアートより食欲!なオマケ画像も。
   
   『シャトレーゼ』さんの
   《ふんわりプリンロール》は、いかがですか~?
   「いただきまスゥ!おいしィでスゥ!」
   「がるがるるぐるる!」(←訳:冷え冷えがいいね!)
   ハロウィン用のお菓子が早くも売り出されて、
   スーパーやコンビニの店頭は魅惑のカボチャ色です。
   ああ、食べ過ぎないように用心せねば……!
   「むひひッ♪」
   「ぐるるっ♪」
   

   
コメント
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