テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

大いなる心当たり。

2013-09-30 21:28:00 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 祝!ポルトガルのルイ・コスタ選手、
 2013ロードレース世界選手権エリート男子部門で優勝~!

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 おめでとうございまスゥ、こすたおにいさんッ!」
「がるる!ぐるるるるがるぐるる!」(←訳:虎です!おめでとうポルトガル!)

 土砂降り!低温!スリップする路面!
 と荒れまくったレースを制した新世界王者コスタさんに拍手を送りながら、
 さあ、今日も読書タイム♪
 本日は、こちらを、どうぞ~!

  



 
               ―― 私の本棚 ――



 編者は新潮社の皆さん、2013年8月に発行されました。
 前回記事で御紹介いたしましたのは
 《おカネのない生活》をテーマにしたノンフィクションでしたが、
 こちらは、
 《本棚のある生活》
 をテーマとするエッセイ集、というべきでしょうか。

 本……書籍……
 ええ、タイヘンです。
 何がどうタイヘンかは、活字マニアの皆さまはもう、
 よ~く御存知ですよね。

「おォ~もォ~いィ~ッ!」
「ぐるるるぅ!」(←訳:かさばるぅ!)

 それでも、私たちはまだ“アマチュア”です。
 “本のプロフェッショナル”すなわち著述や出版の専門家さんたちは
 《本棚》にどんな思いを抱き、
 どんな喜び、どんな苦労を味わっていることか……。

「きッとォ、たくさんッ、もッってるのでス!」
「がるるる!」(←訳:何万冊も!)

 天井まで届くカスタムメイドの本棚、
 整然と書架が並ぶ書庫……書庫!
 ああ、なんてステキな響きかしら書庫~♪とうっとりしつつも、
 不安を覚えずにはいられません。
 何万冊もの書籍、って……。

 『昔は祭壇だったのに』――
 この中野翠さんの作品題名が
 すべてを表していると申せましょう。
 まだそうたくさんの本を持っておらず、
 一目で自分の蔵書全冊が把握できた頃の、幸福。

「ほんがァ~ふえるとォ~…!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:怖ろしい事態に!)

 井上ひさしさんの『本の力』、
 小野不由美さんの『すべての本を一列に並べよ』、
 唐沢俊一さんの『価値のない価値』、
 金子國義さんの『《永遠の美しさ》に囲まれて』、
 鹿島茂さんの『愛人に少し稼いでもらう』
 酒生駒子さんの『混ざり合う心地よさ』……

 本と一緒に暮らすことの、
 しあわせと、苦労と工夫あれこれ。

「ほんのォないィ~せいかつゥ、なんてッ!」
「がるぐるるがるっ!」(←訳:有り得ないよねっ!)

 23人の作家さんクリエイターさんによる、
 『本棚のある生活』記は
 活字マニア諸氏のための一冊、と言えそうです♪

 
「どくしょのォ、あきィにもッ!」
「ぐっるる!」(←訳:ぴったり!)

 ぜひ、一読を~! 


 
コメント
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