月刊誌の月末売り(いつものヤングキングアワーズを買った。ドラマCD付きだよ)があったぐらいで、マンガや小説の新刊は無かったよ。
タブレットも結構な数が出回っているようだけど、電車の中では使用者を偶にしか見ないから、自宅でしか使っていないのか?。携帯ゲーム機すら携帯されないようじゃ、まだまだ電子書籍の普及には至らないようで、電子副読本(利権の温床になりそう)や書店でのデータ販売等が良い方へ向かってくれればと思います(スマホの4インチは、読み疲れるよね。2インチで読んでいたこともあるけど)。
問題の根元は、値段だと思うのよ。印刷、流通(在庫含む)、書店利益を考えたら半額には出来るだろうに、紙版の1割引程度じゃ手を出さないよ。新刊は1週間のフライング販売、旧版はまとめ売りで大幅割り引き、とかが欲しいです。
新書サイズのコミックスが429円(税込み450円)へと、ただ価格をあげるだけで減収の埋め合わせをし、それを電子版への波及させているようにしか見えない。本を読むのはクラシックカーに乗る好事家と同じ趣味人のモノになってしまう気がして、このままじゃグーテンベルグ以前に戻ってしまうぞ。
出版社や著者(の一部)は、自炊代行からの違法コピーの問題だけにしか目がいっていないけど、音楽業界の衰退を他山の石としないと、配信まで手がける電子書籍専門の編集プロが出てきて、全部持っていっちゃうよ(しかも国外の会社が)。
将来の100円について皮算用するのではなく、現在の10円を逃さないようにしないと、業界も客もなくなるよ。
ネット発信の小説が書籍として本屋に多く並ぶというのは、まだまだ紙媒体への信奉があるということで(表紙やイラストも大事だしね)、スマホ世代の子供が社会に出る頃まで待たないといけないのかなと、ここ数年の年末に電子書籍について書くたびに、遅々とした変化しか感じられないことから思ってしまいます。今後も、5年置きに<電子書籍元年>の言葉が世に出て来る気がして嫌だねえ。
それでも、本との良い出会いが来年もあることを願いつつ、皆様よいお年を。
タブレットも結構な数が出回っているようだけど、電車の中では使用者を偶にしか見ないから、自宅でしか使っていないのか?。携帯ゲーム機すら携帯されないようじゃ、まだまだ電子書籍の普及には至らないようで、電子副読本(利権の温床になりそう)や書店でのデータ販売等が良い方へ向かってくれればと思います(スマホの4インチは、読み疲れるよね。2インチで読んでいたこともあるけど)。
問題の根元は、値段だと思うのよ。印刷、流通(在庫含む)、書店利益を考えたら半額には出来るだろうに、紙版の1割引程度じゃ手を出さないよ。新刊は1週間のフライング販売、旧版はまとめ売りで大幅割り引き、とかが欲しいです。
新書サイズのコミックスが429円(税込み450円)へと、ただ価格をあげるだけで減収の埋め合わせをし、それを電子版への波及させているようにしか見えない。本を読むのはクラシックカーに乗る好事家と同じ趣味人のモノになってしまう気がして、このままじゃグーテンベルグ以前に戻ってしまうぞ。
出版社や著者(の一部)は、自炊代行からの違法コピーの問題だけにしか目がいっていないけど、音楽業界の衰退を他山の石としないと、配信まで手がける電子書籍専門の編集プロが出てきて、全部持っていっちゃうよ(しかも国外の会社が)。
将来の100円について皮算用するのではなく、現在の10円を逃さないようにしないと、業界も客もなくなるよ。
ネット発信の小説が書籍として本屋に多く並ぶというのは、まだまだ紙媒体への信奉があるということで(表紙やイラストも大事だしね)、スマホ世代の子供が社会に出る頃まで待たないといけないのかなと、ここ数年の年末に電子書籍について書くたびに、遅々とした変化しか感じられないことから思ってしまいます。今後も、5年置きに<電子書籍元年>の言葉が世に出て来る気がして嫌だねえ。
それでも、本との良い出会いが来年もあることを願いつつ、皆様よいお年を。