都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

ノートルダム寺院

1993-03-05 | フランス 

1993 Europe日記
1993.3.5(Fri) Paris

 ノートルダム大聖堂でK氏とS君と待ち合わせ。

シテ島とノートルダム大聖堂

 川面をゆっくりと観光遊覧船が通り過ぎる。市内中心部では水辺に下りられるわけではないようだが、石橋と石造の建物群の織りなす風景は絵になるものが多い。屋上広告看板などもかなり規制されているのだろう。原色のネオンサインがあちこちにある状況にはない。

ノートルダム大聖堂

 ノートルダム大聖堂という名の教会は他にもあるそうで、ノートルダム・ド・パリとか、パリのノートルダム大聖堂(Wikipedia)という方が正確らしいのだが、そのへんはここでは置いておく。双塔が並び立つ姿、細かな装飾が多く、細い柱で造られた縦長のゴシックアーチが並ぶファサードはやはり華麗で美しい。

大聖堂内部

 内部中央の身廊部分には座席がなく、多くの人があちこちに佇み天井を見上げていた。座席は最初からなかったのだろうか? 現場ではよく観察しなかったが、観光施設的な仕様にして、多くの人の入場を受け容れやすいようにしたのかもしれない。

 写真では分かりにくいが、バラ窓のステンドグラスがやはり華やかで美しい。ゴシック建築とはこういうものなのかと改めて知る。

 17:30 大聖堂の中でS君に会う。ミサが始まったので中を出て、外を一周する。

フライングバットレス

 身廊部分の高さを高く取り(32.5m)、その上に交叉ヴォールトを築くため、外側にはフライングバットレス(飛び梁)を用いた控え壁が造られている。構造的な理由でこういうものが必要なわけなのだが、そのあたりの理由を知らないと、よくわからない装飾のように見えるかもしれない。

 フライングバットレスの外側には、控壁というか控え柱が建っている。飛び梁はこの柱の途中から斜めに身廊部の壁を支えているが、そこより上にも柱は延びている。これも装飾というより飛び梁と控え柱を支える重石のようなものらしい。

 18:00 K氏とも合流。ポンピドーセンターに行ってきたとのこと。

 18:30 夕食。

ヨーロッパ旅行記 1993.2.28〜3.21
Google Map 1993.03 Europe

#教会  #海・川・池  #ゴシック  #世界遺産 
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