都市徘徊blog
徒然まちあるき日記
 



東京新旧写真比較(1992/2008) No.16

変わったような変わっていないような、でもやっぱり激変。

Photo 1992.6(ノーマル時)、Photo 2008.1.28(マウスオン
新宿区北新宿2-23と西新宿8-22の間の地点から南方向
2008の写真で正面は西新宿三井ビル

 北新宿2丁目では市街地再開発事業が行われている。最近では新しい建物の建設も本格化しているようだが、実は15年以上前からこの界隈は妙なことになっていた。この地区の都市計画決定は平成6年10月(1994.10)だという。上の写真はそれより前なのだがこの時点で既に空き地が多い。計画決定以前に地上げ等が進んでいたのだろうか。

 実を言うと私は、この写真の場所を訪れた理由を全く覚えていない。当時はまだこのような場所にはそれほど興味がなかったはずなので、わざわざ怪しい場所を狙って探索をしていたわけではないはず。大学院生だった頃なのだが、どうしてここを通ることになったのかさっぱり記憶がない。写真もこの一枚しかなくて、前後のコマは全然違う場所。

 ただ、この写真を撮ったときの記憶だけはある。空き地の中に建っていた廃墟のようなビルにとにかく驚いたのだ。基壇のようになった1Fの上に載る武骨な建物。正面から見ると間口は狭かったような記憶があるが、横から見ると威圧感を伴う存在感があった。そこまでの衝撃があったくせに、どこで撮ったのかさえ分からなくなってしまい、最近までは北新宿あたりで撮ったような気がするという程度の状態だった。そしてその後、北新宿界隈には長い間行かなかった。

 だが2年ほど前にこの界隈を探索して以来、この写真はまた気になるものになった。同じ場所の風景はどうなったのだろうか? ひょっとするともう全然無くなってしまっているかも知れない・・・。そして手掛かりを探すうち、左端の建物がまだ残っていることが分かり、今回撮影に赴いたのである。

 写真中、道路から右側が市街地再開発事業地で、左側は対象地ではなかったため道路沿いに並んだ一連の建物は残った。右側のエリアでは青梅街道沿いまで、全ての建物が無くなり再開発を待っている。ただ、15年以上が経つのにまだ建設が始まらず空き地のままであるのは少々不思議でさえある。また、北新宿の市街地再開発事業地ではないが、道路正面奥の建物も解体されそこに西新宿三井ビルという超高層ビルが建てられた。この他、右奥には青梅街道沿いのマンションが見えていて、これらにはあまり変化がない。屋上の広告が無くなったり携帯電話の通信アンテナが立てられたりしているが、同じような形態をしていたため場所の特定には役だった。

 空き地になっている場所では、35階建て160m程度の超高層オフィスビルの建設が今年の夏頃から始まるらしい。完成予定は2011年夏だという。15年余が経過し、大きく変わった部分となぜか変わらない部分があったが、3年後、ここの景色はまた全く違ったものになっているはずだ。

(2008.2.13追記)
 昔の住宅地図で確認したところ、1992年の写真中央に聳えていたのは、小林マンションというRC7Fの建物で、1993年頃に解体されたらしい。

#東京新旧写真比較 新宿区  #街並み 新宿区  #高層ビル 


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