ブログ日記 日々のうつろい 

退職後パソコンとガイドのボランティアをし、カラオケ(ポップス)やダンス等で生活を楽しむオジサンのブログ。

高大、社会参加活動③

2018-01-31 22:49:52 | 日記
 今日は高大の社会参加活動の日なので教室での授業はないが、外出先に集まることになる。

 集合場所は当市の西北にあるJRの駅に9時20分ということなのでいつも高大に行く時と殆んど同じ時間帯に自宅を出ることになる。

 ということで起床時刻はいつもと同じ6時30分に目覚しをセットしておいたのでベルの音と共に起きだして台所に立つ。

 今日は手早く済まそうと言うことでうどんにすることにした。

 というのも昨夜はミソ味の鍋にしたので残っている汁に水を加えて味を薄めた中に薄揚げ、シイタケの薄切り、エノキタケ、ネギを入れ、うどんを加えて煮る。

 炊き上がった上で火を切り、卵を落としてしばらく余熱でタマゴが半熟に近い状態になるのを待ってから食べる。

 すなわちミソ味の簡易鍋焼きうどんの出来上がりと言う訳である。

 フーフーしながら食べる訳だが最近のように寒い時には身体が暖まるので持って来いである。

 食べ終えてしばしコーヒーを入れてくつろぎながら飲む。

 そして予めネットで調べておいたとおりのルートの電車に乗るために8時前に自宅を出たが、ホームに降りる階段を下りたところで電車が入って来たので予定より1つ早い電車に乗る。

 乗換駅でもたつきたくないので少し早い目の電車に乗ろうと構内図で予め調べておいたが、後ろの車両に乗る方がいいようなので丁度ぴったりである。

 集合駅に行く為に出来るだけ市が発行している高齢者優待乗車券を活用して安く上げる為、地下鉄を優先して乗るのでJRの電車で行くより余分に1回乗換回数が多いが料金が安くなるため、そんなことは大したことではない。

 集合駅に到着して改札を出たところに、いつも高大のコンビニに早く来ている男性が先に来ていて出迎えてくれた。

 集合時刻より30分程早い時刻だったが、後続の電車が入る度にメンバーが増えて行ったが、出席簿を取り出して参加者のチェックをして行く。

 ある程度集まった段階で各班ごとの班長に自分の班で参加予定者が来ているかどうかの確認をして貰い、まだ来ていない人を把握して貰う。

 何かの都合で出るのが遅くなって、集合場所へ来ずに直接見学場所に行くと言う1人を除いて出席者が揃いバス停に移動してやって来たバスに乗る。

 このバスが市バスだったら高齢者優待乗車券が利用できて50円で済むのだが、このバスは民間のバス会社なので210円を支払うことになる。

 もちろん帰りのバスもこのバスを利用するので往復料金が別途必要となるが、実は今日の目的地に行くにも市バスが別のJR駅から出ているから残念がっていると言うことである。

 ただ、CDと言う立場なので出欠も摂らなけりゃ行けないので私個人の都合で市バスを利用する訳にはいかないということである。

 このブログを読んでいる人の中で少々運賃がかかってもしょうがないと思う人もいるかも知れないが、私一人だけで行動した場合、地下鉄と市バスを利用して高齢者優待券を使うと往復料金が100円で済むところを740円も払っているのである。

 高齢者優待券を使わずにJRと民間のバス代の合計だと往復で1020円もかかってしまうことになり、いかにバカらしいかお分かりかと思う。

 当市以外から来ている人もいるから、それ以上の料金を払って参加している人もいるので仕方がないと言えば仕方がないが、しかし年金生活をしている者から見ると少しでも安く出来る訳だから無駄な出費であることには違いない。

 揃ってバス停に行き、見学する目的のスラッジセンターにやって来た。

 私はここへは別の団体からの見学で以前にも来たことがあるがオーストリアの有名な建築家によって建てられた外観が非常にユニークなもので当市が未だ財政的にあれこれ言われていない時期のことなので今だったらとてもじゃないがまず無理である。

 係の人に案内されて広い部屋に通されそこでこの施設の説明が行なわれたが、全員で70名ほどの人員がいるが殆んどの人はこの施設に納入した機械や設備のメーカーからの出向者で機械や設備の運営やメンテナンスをしていて、市の職員は数人だけと言うことである。

 この施設は家庭や工場から出た下水のうち水処理をした後の汚泥を処理する施設で最終的にはスラグという小さく破砕した黒い石粒のようなものになり、砂と混ぜて道路舗装などに使用されていると言うことである。

 市内には12カ所ので下水処理場があるが、その内の8カ所からの下水処理場から汚泥が地下を通って圧送されてくるが、最初は水分が90%以上含まれているそうだが、まずは脱水機にかけて水分を80%ぐらいに落としてから、400℃以上の蒸気で乾燥させて水分を落とした後、1300℃以上の高温炉の中に入れてドロドロの流動体にして、冷却した後、破砕して取り出し先述したスラグとして取り出すということである。

 これにはすべて電気を使うため1日当りの電気料金が125万円程かかるということである。

 我々が何気なく利用しているトイレや台所の排水なども工場からの排水も含めて全市の分を集めるとかなりの量が処理されていることになり、普段何とも思わない日常の影ではこういった裏方さんが世話をしていると言うことに改めて認識させられた次第である。

 12時前に見学を終えて戻りのバスに乗り、来る時に乗った停留所より少し先にある所で降り、その近くにあるホテルの昼食バイキングで1時間30分間好きなだけ食べれると言うことだが、普段そんなに食べていないのでいつもより多く食べたが、すぐにお腹が一杯になる。

 最後にコーヒーとプチケーキで〆る。

 1時間少し経った時点で解散することにし私は1月末までの出席簿を提出して欲しいと言うことだったので高大に寄って提出し、帰りにいつもの北方面のスーパーに寄って買物をして帰る。