今日

昨日、訃報が電話の向こうからとびこみ。

妻の兄からなんだけど。

妻の父親の、弟の奥様。

叔母だっけ、伯母だっけ、とにかく、おばが亡くなった。

仲人をしていただいたんだった。

両仲人というのか、新郎新婦それぞれに、仲人をたてて、と。

入退院を繰り返していたそうだけど。

前日、夕方、立ち話をしていた、という隣家のかたがいらして。

で、早朝の逝去、ということで。

仏さんにお線香をあげたあと、はかないものだね、と。

外へ出て、立ち話でね。

そう言えば、わが隣家のおばも、早朝、突然の死だった。

それも、お正月の二日。

前日、娘にお年玉をいただいたんだけど。

彼女、寝ていたのか、直接、会ってなくて。

そのことを、いたく悔やんでいたことを思いだす。

逝く者はかくの如きか、なんとやら。

なんて、歌が、たしか、あったようにおもうけど。

つくづく、今日という日の大切さを、感じるな。

仏教なんかでいう、いまここ、だね。

お悔やみから帰ってくると。

85歳の母親は、また、違った感懐で。

私よりわかいんだね、と。

来年まで生きるんだろうか。

なんて、不安と呼ぶのか、おそれと呼ぶのか。

今日を精一杯生きればいいんだよ。

などという、ポジティブシンキング的な言葉からは、うかがい知れない何かを。

感じるんだろうな。