ヴァイオリニスト。
73歳になるんだね。
17歳で、ソ連のレニングラードに留学、だそうで。
1961年というから、冷戦真っ只中だ。
今では、国内で、主婦や高齢者向けに講演活動をしている、一人でも多くの人にバイオリンの音を。
聴いて欲しいの一心です、ということらしい。
うろ覚えだけど、彼女、ショーケンと噂にならなかったかな。
萩原健一だね、GSブーム華やかなりし頃のテンプターズ。
かの御仁、モテたからね。
その取り合わせの違和感を覚えていて、その彼女が、73歳というんだから、という感懐ですね。
ところで、麻布高校ネタなんだけど、「日本会議の正体」という本が何十万部だか売り上げている。
菅野完という御仁のメルマガで、ご自分のご子息が、中学校の2年生で、くだんの高校の説明会に付き合わされた。
その顛末がきていたんだけど。
麻布高校の校長先生の話、が、1時間も喋れば、中学生は寝ちゃうんじゃないか、と危惧もしていたらしい。
案に相違して、その校長先生の話が、軽妙洒脱、しかも、麻布闘争なんかの話も持ち出し。
とにかく、芸術も政治も自由に活動したらいい、その結果、失敗したり傷ついたり、を自ら体験し。
しかし、どうにもならない時のために、教師がいますから、というね。
ともすると、転ばぬ先の杖、転ばぬ先の檻、みたいな校風になりがちのところを。
というので、くだんの彼、感激していたんだけど。
そんな話をかいつまんで、日曜日の午後に訪れた孫娘が、何年かして高校へ、なんて時には、この高校へどうかね。
なんて話をしたんだ。
東京出身のお母さんは、あそこは超優秀で、だそうで、そうなんだね…‥、と。
は、ともかく、そんな校風の中だったら、いっぱい失敗できそうだな、という感想は変わらず。
それは学校にかぎらず、会社でも家庭でも同じことで、つまりは、どこの学校へ、ということではなく。
というね。
なければ作る、その環境を自分で作る、ということに到るんだけど。
そう、昨日は、江尻まつり、ということで、この地区の21の自治会が集合してのお祭り。
雨模様の中、予想に反して、大勢の方が蝟集し、驚きながらの江尻まつり初心者だったのでした。
もっとも、当方の地元でも、飯田まつりが、選挙当日にあるわけで。
それぞれの地域で、それぞれの人々が、思い思いの出し物を工夫し、というわけだ。
昨日は、鶏の手羽先やら焼き芋、おでん、お豆、玉ねぎに人参などなど、大人買いしちゃってね。
やっぱり、ジモッティに混じるには、大人買いがデフォでしょ、ってなもんで。
おじおば会でも、たまに、地元のお祭りに遭遇するけど、そんな時には、おばちゃん、おばあちゃんの作った。
地のものを、プチ大人買い、というメンタルになるんだけどね。
モノを買うそぶりをしながら、彼女たちの思いを買う、ってわけだ。
忘れないうちに、昨日のエントリーで、東京一極集中、地方の人口減少って話題にふれたけど、あれね。
厳密にいうと、23区への集中、しかも、独身者の集中で、彼らが所帯を持つと、区外への転出となる。
なんて言説が、どこかのサイトに出ていて。
平時なのに人口減少、という人類初の事態への対処、ってのは、難しいんだろうか。
それとも、そもそも、人口は増えなきゃいけないのか、って議論もありだしね。
もっとも、経済は成長し続け、人々は繁栄し続け、ということがデフォ、という前提を。
どこかで断ち切ってもいい?って感じでもあるけど、じゃ、お前からやれよ、なんて言われそうだけどね。
それはともかく、くだんの小学校の校長先生ともお会いし、名刺もお渡しし。
かくかくしかじか、キャリア体験学習というものがありまして、近いうちに伺います。
なんて話もしたりした、昨日の江尻まつりだったのでした。