[※ 『NNNドキュメント’17/記憶の澱』(2017年12月3日(日))↑](2023年07月17日[月])
森達也監督「福田村事件」…《関東大震災の混乱で差別意識を背景に惨殺されたのは「朝鮮人」だけではありません》。
『●森達也監督「福田村事件」…《関東大震災の混乱で差別意識を背景に惨殺
されたのは「朝鮮人」だけではありません》(デモクラシータイムス)』
どう戦争の記憶を残し、戦争を回避するのか。戦争の記憶の継承、《語り継ぐ》。歴史の記憶の継承、語り継ぐこと。記憶の澱をかき乱し、呼び覚ます。
琉球新報のコラム【金口木舌>目を背けてはいけない】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1745823.html)によると、《その場に居合わせたら、どう対応できるのか。森達也さんが監督を務めた映画「福田村事件」は、実際にあった事件を描き、虐殺に走った民衆とあなたは違う人でいられるかを問う》、《▼人が成長するため「歴史とは失敗を記憶するためにある」と森さんは語る。人のうちにある凡庸な悪が震災下で暴虐を犯した。目を背けてはいけない歴史である》。
『●11年そこそこで、東電核発電人災を「無かったこと」にしたくて仕方
ない自公政権。一方、99年目の史実・朝鮮人虐殺も無かったことに…』
『●発生100年の関東大震災「朝鮮人・中国人虐殺」問題…ニッポン政府は
記録がないと嘯き、東京「ト」知事は事実を認めず、ヘイト団体は…』
【森達也監督【焦点インタビュー】初めて劇映画を作る理由 関東大震災の惨劇をいま世に問う】
(https://www.youtube.com/watch?v=nRadMmKyqJ0)
《デモクラシータイムス》《ご存知ですか? 森達也さんが監督になって初めて劇映画を撮ろうとしています。その構想段階の話を、監督と脚本家、プロデューサーにうかがいます。テーマは、歴史の向こうから今につながる「差別」。関東大震災の混乱で差別意識を背景に惨殺されたのは「朝鮮人」だけではありません。讃岐の行商人の集団15人のうち、9人が虐殺された「福田村事件」を取り上げます。なぜ、彼らは襲われ、殺されなければならなかったのか、その構造をダイナミックに提示する映画…》。
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【https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1745823.html】
<金口木舌>目を背けてはいけない
2023年7月13日 05:00
金口木舌 福田村事件
その場に居合わせたら、どう対応できるのか。森達也さんが監督を務めた映画「福田村事件」は、実際にあった事件を描き、虐殺に走った民衆とあなたは違う人でいられるかを問う
▼事件は関東大震災直後の1923年9月6日に起きた。千葉県の福田村(現・野田市)で香川県の薬の行商人15人のうち9人が自警団に殺害された。震災の恐怖と不安がさめやらず「朝鮮人が井戸に毒を入れた」などのデマも流れた
▼普段は善良で穏やかな個人がデマに踊らされる。その途端、暴徒と化し凶行に及んだ。自警団は訛(なま)りのある行商団の話し方から朝鮮人と決めつけ、刃を向けた
▼加害者を軸に描く映画を見て、ナチスのホロコーストを研究したユダヤ人学者ハンナ・アーレントの言葉「悪の凡庸さ」が頭をよぎった。「思考や判断を停止し、外的規範に盲従した人々によって悪は行われた」と
▼人が成長するため「歴史とは失敗を記憶するためにある」と森さんは語る。人のうちにある凡庸な悪が震災下で暴虐を犯した。目を背けてはいけない歴史である。
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[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様…日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]
東京新聞の中根政人・横山大輔両記者による記事【<参院選>自民、選挙区勝ったけど 全有権者2割支持 議席占有は5割超】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201907/CK2019072302000149.html)。
マガジン9の鈴木耕さんによるコラム【言葉の海へ 第82回:選挙雑感】(https://maga9.jp/190724-3/)。
《本紙が参院選選挙区74議席のうち、最も多い38議席を獲得した自民党の得票を分析したところ、全有権者に占める得票割合を示す「絶対得票率」は18.9%と2割を切ることが分かった》。
《だけど、いろいろな現象は起きていた。気づいたことを、順不同で挙げてみよう。…あまり盛り上がらなかった今回の選挙だったけれど、個別に見ていけば、それなりに興味をそそられたことがあったのです…。》
『●2019年7月参院選、またしても今回も「眠り猫」だった皆さん…
〝上手く行った〟メディアコントロール』
『●次の国政選挙に向けて、先ずは脱メディアコントロール…
2019年7月参院選「あとの祭り」を繰り返さぬために』
《――低投票率が懸念されています。
ハッキリ言って、みんな政治どころじゃないんですよ。「立憲主義に
基づいた政治を行う」っていくら訴えても、多くの人はそれどころじゃない。
生活が本当に苦しくて、目の前のことで精いっぱいという声を
たくさん聞いてきました》
『●2019年7月参院選、「あとの祭り」…消費増税10%へとなれば、
市民の生活は破壊され、同時に、監視社会へ』
『●《安倍首相は改選過半数を理由に改憲議論を…野党に提起》
…やはり、自公お維に投票してはイケなかった』
「「与党自公及び癒着党お維の議員をあわせても、参院では、2/3を
下回り、壊憲の発議は、野党議員が「協力」しない限り出来なくなった
ことは、良かった」…と思っていたら、キト(国民民主党)玉木雄一郎代表が
「生まれ変わった」、アベ様と壊憲の「議論」したい発言と…暴走。あ~ぁ。
山本太郎さんはやはり賢明だった。
尊敬する森ゆうこ(森ゆう子、森裕子)さん、何とかしてほしい」
野党に投票を! 与党自公や癒着党お維に投票してはイケナイ!!…と思っていたのですが。大雨による避難などもあり、投票率は伸びず。「2/4」の眠り猫な皆さんは目覚めず。《政治どころじゃない》「投票どころじゃない」のかもしれないですが…。1/4でも投票に行ってくれていれば、12.5%アップ、投票率63%だったかも。
《安倍首相は改選過半数を理由に改憲議論を秋の臨時国会で野党に提起する方針》《今回の参院選の結果を受けて国民から承認を得たとして安倍政権が改憲を強引に進める…》…やはり、自公お維に投票してはイケなかったのだ。
アベ様が息吐く様にウソを吐き、《捏造》体質であることは、百も承知でしょうに。自公お維に投票した皆さん、「2/4」の眠り猫な皆さん…「あとの祭り」。
《読売新聞はさっそく、安倍首相が、改憲派が存在すると言われる国民民主党に向けて、一緒に「憲法議論をしようではないか」と呼びかけと報じたし、これに呼応するような声も、国民民主党内から漏れ始めている》。お維とご一緒に、なんていう話まで出てくる始末。正気の沙汰ではない。
キト(国民民主党)玉木雄一郎代表、日刊ゲンダイのコラム【適菜収 それでもバカとは戦え】に関する以下の二つのブログをどうぞ。
『●《○○しかいない》お維の《言論の自由…憲法に反する発言を
言論府が放置することこそ自らの首を絞める行為》』
『●《「憲法の議論をする政党か否か」が参院選の争点》…
アベ様の「壊憲」=「■■■食え」 ⇒ 《「嫌だ」でOK》』
次回こそ、教訓を活かし、次の選挙に向けて一歩づつ。
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201907/CK2019072302000149.html】
<参院選>自民、選挙区勝ったけど 全有権者2割支持 議席占有は5割超
2019年7月23日 朝刊
本紙が参院選選挙区74議席のうち、最も多い38議席を獲得した自民党の得票を分析したところ、全有権者に占める得票割合を示す「絶対得票率」は18.9%と2割を切ることが分かった。投票率が低い48.80%だったことが大きな要因だが、2割に満たない支持で5割を超える議席を獲得したことになる。
自民党の選挙区での絶対得票率は2016年の前回参院選の21.3%を2ポイント余り下回った。だが、議席占有率は51.4%と前回49.3%から上がった。低投票率の中、農業や医療などの業界団体の組織票に支えられたことが、有利に働いたといえる。
第2次安倍政権発足後、参院選は3回、衆院選は2回行われた。自民党の選挙区での絶対得票率は2割台で推移してきたが、今回初めて2割を切った。
有権者の支持が自民、公明の与党と野党のどちらに集まったのかをみるため、比例代表の得票率を分析すると、与党は合計で48.42%、立憲民主、国民民主、日本維新の会、共産、社民、れいわ新選組、NHKから国民を守る党の野党7党の合計は50.12%だった。
比例代表での獲得議席数は与党が26、野党が24だったが、得票率では逆転した。
参院選では消費税増税の是非を巡り、与党と野党の主張が対立したため、有権者がどう判断したのか、一つの指標として比例代表の得票率から探った。10月からの消費税率10%への引き上げに賛成する与党が48.42%だったのに対して、反対した立民、国民、維新、共産、社民、れい新の合計は48.15%だった。N国は消費税についての賛否を公約で示しておらず、除外した。
改憲を巡っては、自公に維新を加えた改憲勢力の得票率の合計は58.22%で3分の2に届かなかった。(中根政人、横山大輔)
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【https://maga9.jp/190724-3/】
言葉の海へ
第82回:選挙雑感(鈴木耕)
By 鈴木耕 2019年7月24日
今回の選挙、いったい何だったんだろうなあ。どうも、すっきりしない感じが残っただけのような…。だけど、いろいろな現象は起きていた。気づいたことを、順不同で挙げてみよう。
◎「れいわ新選組」旋風
ともかく、山本太郎旋風は凄かった。各地での太郎さんの演説には、驚くほど多数の人々が押しかけた。時には1万人を超えるほどの人々が、山本さんの演説を聞きに詰めかけたのだ。ぼくも新宿に出かけたけれど、その熱気は、他党の党首などを完全に圧倒していた。自民党の選挙用ペットの小泉進次郎議員だって遠く及ばない凄さだった。
だがマスメディア、とくにテレビはほとんどこの現象を無視した。先週もこのコラムに書いたけれど、これは明らかに「ジャーナリズムの敗北」だ。街でいま起きていることや、ネット上で吹き荒れている台風の目に、なぜ注目しないのか、いや、できないのか。
森達也さんが、山本さんの応援でこんなことを言っていた。
「ここに、たくさんのメディアの方が取材に来ている。でもこれを、いったいいつ報道するんですか。なんで今日、このすごい熱気を報道しないんですか。選挙が終わってから、こんなことが起きていましたよと流して、いったい何になるんですか!」
まさにその通りだと思った。選挙直後の「特番」で、エクスキューズでこの熱気の映像を流して何になるか。これを報道することで、何かが変わることを恐れていたのだろうか?
この国のジャーナリズム、死にかけていないか。
◎翌朝のワイドショー
ぼくは選挙特番を遅くまで見ていたので、22日は朝8時頃に起きた。早起きのカミさんが、テレビのワイドショーを見ていて、呆れ顔で言った。
「今朝のテレビ、ずーっと吉本ばっかり。選挙のセの字も言わないのよ」
ぼくはチャンネルをあちこち回してみたが、出てくるのはふたりの芸人さんの涙ばかり。それはそれで大きな話題だとは思うけれど、これが1時間以上も続いたのだ。カミさんじゃなくったって、呆れるよ。
ようやく選挙の話題になったけれど、例の田崎史郎氏が出てきて、なにやらワケの分かんないことを十数分しゃべって、はい、おしまい。
投票率がどーのこーのと言う前に、これがテレビの現状なのだということを認識する必要がある。
◎最低の投票率
なんでもテレビのせいにするつもりはないけれど、投票率が48.8%と最低ラインの50%を割ってしまった。ここまで政治に関心が薄れれば、もう何も言うことはない。国が国民(有権者)とともに、国は滅びていくだけだろう。ハンナ・アーレントの言い方を借りれば「凡庸な悪」か。
むろん、ほくそ笑むのは権力者たち。やりたい放題の政治ができる。何を批判されたって「国民の信をいただいている」で済ましちゃう。
思った通り、安倍首相は「国政選挙で国民の強い支持をいただいた」と会見で強調。しかし、この結果のどこを見れば「強い支持」などと言う言葉が出てくるのだろう?
◎自民党は勝ったか
確かに、自民公明の与党は勝った。だけど、数字はとても「勝った」と言えるようなもんじゃない。
今回の自民党の比例区での得票数は、約1,771万票(約35.4%)だ。実は前回2016年の参院選では、約2,011万票だったのだから、240万票あまりも得票を減らしているのだ。得票率だって35%に過ぎないし、絶対得票率(全有権者に占める得票率)では、ほぼ17%でしかない。
獲得議席数も自民党は67→57と、大きく減らしている。はたして勝ったと言えるのか。
◎改憲発議は阻止できた?
「改憲の発議」には、衆参両院のそれぞれ3分の2の議員の賛成が必要だ。確かに今回、改憲党派の3分の2の議席獲得はならなかったが、ことはそう簡単じゃないようだ。
読売新聞はさっそく、安倍首相が、改憲派が存在すると言われる国民民主党に向けて、一緒に「憲法議論をしようではないか」と呼びかけと報じたし、これに呼応するような声も、国民民主党内から漏れ始めている。
この選挙で、いっそう存在感が小さくなった国民民主党の一部が、ズリズリと自民党へすり寄っていかないとも限らない。
改憲には慎重姿勢の公明党だけれど、これまでのあの党の動き方を見れば、とても信用できるもんじゃない。肝心な場面で、いつ寝返るか?
◎争点があれば野党は勝てる
32ある1人区のすべてで野党共闘が成立したとはいえ、選挙戦序盤では、圧倒的に自民優勢との報道が多かった。知人ジャーナリストたちからの情報でも「32区のうち5~6区で野党が勝てるかどうか」というものだった。しかし、結果は10区で野党統一候補が競り勝った。前回は11区で野党が勝ったけれど、それに匹敵する健闘だった。
総じて東北地方は野党共闘が強い。これは、自民党の農業政策に対する農業者たちの反発が強いためだと言われるが、むろんそれだけではない。「争点」があって、それにきちんと野党側の意見がまとまっていれば、力を発揮するということだ。
例えば、秋田ではイージス・アショア問題。野党の寺田静候補はこの配備に厳しく反対したが、自民党の中泉松司候補はぐずぐずと口を濁して明確な判断を示さなかった。
宮城は混沌。何しろ野党・石垣のりこ候補が「消費税撤廃」と、山本太郎さんと同じ主張で突き進んだ。立憲の枝野幸男代表も、積極的にこの主張を取り消そうとはしなかったようだ。自民の愛知治郎候補はアタフタ。大接戦だったが、野党候補が未明に当選を決めた。
新潟では原発への態度も争点となった。野党の打越さく良候補は最初から脱原発との主張をしていたが、自民・塚田一郎候補は失言問題で追いつめられ、原発に言及する暇さえなかった。
むろん、沖縄では辺野古工事に関する姿勢。オール沖縄の高良鉄美候補は、これを争点にしたが、自民・安里繁信候補は最後まであやふやな態度で逃げた。
滋賀の元知事の嘉田由紀子候補は、環境問題の専門家。とくに琵琶湖を抱える選挙区だけに、この訴えが効いたようだ。
つまり、きちんとした争点を設定し、それに明確な意見を表明して選挙戦に臨めば、いかに自民優勢でもそうとうな闘いができるということ。
◎山本太郎さんがテレビ「党首討論」に参戦
国会が召集されれば、れいわ新選組が大きな話題の的になるだろう。重い障害を持つ方が国会に登場する。それは、ほんとうの意味で「当事者」の国会への登場である。各党がどう対応するのか、鼎の軽重が問われる、というのはこういうことだろう。
れいわ新選組は今回、比例で約228万票を獲得、政党要件である得票率2%を大幅にクリアした(得票率4.55%)。「政党」として認められ「政党助成金」の支給対象になったということだ。
したがって、党の代表である山本太郎さんは、晴れてテレビの党首討論などに参加できることとなる(実は、政党要件クリアが党首討論や各党討論番組の参加への絶対条件ではないのだが、なぜか各マスメディアがそう決めているらしい)。マスメディアはこれまでの慣例から、山本氏を呼ばざるを得ないだろう。議員ではなくても党代表なのだから。
歯に衣着せない山本さんが、党首討論などで、あの街頭演説で見せたすさまじい迫力を披露すれば、つまらない番組の代名詞だった党首討論だって、視聴率アップは間違いない。
面白いことになる。
◎社民党が生き残った
政党要件ということでいえば、社民党もギリギリ踏ん張った。政党要件2%をかろうじて獲得したのだ。ぼくはほんとうにホッとしたのだ。
この党は、毀誉褒貶はあるけれど、やはり戦後のこの国を支えた政党であったことは間違いない。「やるっきゃない」「山が動いた」で国民的人気を得て「おたかさんブーム」を巻き起こし、平和国家のひとつの象徴になった土井たか子委員長を、懐かしく思いだす。
ぼくは雑誌編集者時代、何度も土井さんにインタビューし、親しくしていただいた。ズバリとものを言うけれど、その平和への想いは揺らぐことがなかった。選挙でも何度も勝利し、参議院では「首相指名」を受けたこともあった。もしあの時、土井さんが首相になっていたら、この国はどうなっていただろうと、いまでもときどき思うほどだ。
弱小政党にはなったけれど、まだまだ頑張ってほしい。社民党の政策はとてもまともだと、ぼくは思っているのだから。
◎NHKのブラック・ジョーク
政党要件をちょっと心配な党もクリアしたようだ。それは「NHKから国民を守る党」だ。その党名の通り、「NHKをぶっ壊す」が売り物なのだが、あとは何を言っているのかさっぱり分からない。そうとう極右的主張も目につく心配な党なのだ。
ではなぜ、この党が議席を得たのか。「争点があれば勝てる」とぼくは書いたが、この党名こそが「争点」になったのではないか。
NHKという巨大マスメディアに対して、多くの有権者が嫌悪感を抱いていて、この党の他の主張などよく知らなくても「おお、NHKをぶっ壊してくれるのか。それなら投票しよう」という人が多かったのではないか。NHKが、それほど有権者の信頼を失っているということでもある。
NHKは、これから党首討論番組等に、N国党の立花孝志代表を呼ばざるを得なくなる。その際に、NHKの司会者は毎回「NHKから国民を守る党」と紹介するわけだ。これはかなりのブラック・ジョークだろう。
その場面を想像するだけで、黒い笑いが浮かぶ。
◎やはり選挙制度の問題に行き着く
大きな問題として残ったのは、やはり「選挙制度」だろう。
なにしろ山本太郎さんが、99万票という今回の選挙では最大の得票をしていながら落選してしまった。どう考えても納得いかない。
この「選挙制度問題」については、先週のこのコラムできちんと書いたから、ここでは繰り返さない。だが、この山本さんの例ひとつとってみても、早急に選挙制度改革は必要だろう。
◎残念だったこと
ぼくが今回の選挙でもっとも残念だと感じたのは、立憲民主党から比例で立候補したおしどりマコさんの落選である。彼女がおしどりケンさんと一緒に、東京電力などの記者会見などにほとんど毎回出席して、多くの疑問点を追及、それをSNSで拡散してくれた功績は半端じゃない。
マコさんが国会で、経産省や文科省、環境省などを鋭く問い詰めてくれる場面を期待していただけに、ほんとうに残念であった。次回は必ずリベンジしてくれることを願っています。
◎ポスターが当落を分けた
さいごに、こぼれ話をひとつ。
東京選挙区では、最後の議席を争っていた立憲民主党の山岸一生さんが、結局、競り負けて落選。維新に敗れたのだから、まことに残念。
しかし、彼は落ちるべくして落ちたと言える。
山岸さんのポスターを見て「あ、こりゃダメだ」とぼくは思ったのだった。賢そうなお顔の下に経歴として「筑波大付属駒場高、東京大学卒、元朝日新聞記者」と麗々しく書かれていたのだ。いまどき「どうだ、ボクはこんなに秀才なんだぞ!」とばかりに学歴をひけらかす。そりゃ賢いかもしれないが、人としてどうなのよ。
ぼくだけではなく、FBでも同じような感想がずいぶん書き込まれていたから、多くの人に不快感を持たれたのは間違いない。
さすがに最後は陣営も不評に気づいたのか、経歴を削除したポスターに貼り替えられていたところもあったけれど、時すでに遅し。
誰が作ったポスターかは知らないが、やはり「れいわ」とはセンスが違っていた。負けるべくして負けた人もいたのである。
あまり盛り上がらなかった今回の選挙だったけれど、個別に見ていけば、それなりに興味をそそられたことがあったのです…。
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[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様…日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]
昨年5月の日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/日本の高校生もノーベル平和賞候補】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201805080000234.html)。
東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2019021902000152.html)。
《平和賞には南北和平の立役者として米トランプ大統領の名前も挙がる。しかし日本で活動する「高校生平和大使」が今年のノーベル平和賞の候補になっていることをご存じだろうか。98年のインドとパキスタンの核実験がきっかけに始まった。長崎などから核兵器廃絶を求める署名を毎年全国の高校生大使らが国連を訪問して届けている》。
《「ヒトラーは平和への希望」「地球平和のプリンス」。絶賛の限りを尽くしているが、無論ヒトラーへの痛烈な皮肉。この人、反ナチズムの政治家で平和賞への推薦でヒトラーをからかいたかったらしい》。
『●嫌がらせに負けない高校生平和大使の皆さん、
「被爆地の思いを伝える手段は他にもある。努力を続けたい」』
「アベ様に忖度するニッポン政府や圧力を掛ける核保有国の嫌がらせ、
それらに負けない高校生平和大使の皆さん。
《被爆地の思いを伝える手段は他にもある。努力を続けたい》そうだ。
偉いよなぁ。「唯一の被ばく国」と言う割に、《核兵器廃絶》に向けての努力を
しないアベ様や外相、外務省…。《核なき世界》を目指さないニッポン…情けない。」
「被爆地の思いを伝える手段は他にもある。努力を続けたい」、えらいよなぁ、自公お維キトのどんな政治家よりも。アベ様も、《分断の人》なんかよりも、推薦するなら「高校生平和大使」の皆さんの方でショ?
もちろん、アベ様による《分断の人》への《皮肉》を込めた推薦ですよね?
「高校生平和大使」「憲法9条にノーベル賞を」やICANを散々無視しておきながら…アベ様ときたら…。《日本を代表》しないでほしいし、《敬意》も込めないでほしいよなぁ、恥ずかし過ぎる。リテラは《はっきり言うが、この国と生活する人々の国際的評価を貶める“カス”である》と。全く同感。
日刊ゲンダイの記事【トランプに平和賞?推薦した安倍首相に問われる“見識”<上>】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/247742)によると、《圧力路線のはしごを外されると一転、平和賞推薦の無定見 「私は日本を代表して、敬意を込めてあなたを推薦しました」――いやはや驚きだ》。
同紙の記事【トランプに平和賞?推薦した安倍首相に問われる“見識”<中>】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/247743)によると、《これだけ主従関係がハッキリしているのに、日米通商交渉で対等な取引など期待できない。交渉開始時期は当初の1月下旬からズレ込み、今春以降になるとの見方が強まっているが、どうせ米国の要求丸のみがオチである》。
また、リテラの記事【トランプ大統領「安倍からノーベル賞に推薦された」…差別主義者の自己宣伝に使われる安倍首相の救いがたい“ポチ”ぶり】(https://lite-ra.com/2019/02/post-4550.html)によると、《トランプ大統領が自身のこれまでの成果を自画自賛するなか、あの人の名前が飛び出したのだ。そう、安倍首相だ。「これ言っちゃいますけど、日本の安倍首相から、彼がノーベル委員会に送ったとっても美しい手紙のコピーをもらったんです。ノーベル平和賞をトランプ大統領に授与するように日本を代表して推薦したと。私は『ありがとう』と言った」》。
さらに、同誌の記事【「安倍がトランプをノーベル賞に推薦」を海外メディアはどう伝えたか? 世界に恥さらすも開き直る安倍首相】(https://lite-ra.com/2019/02/post-4558.html)によると、《朝日新聞や読売新聞など各社の取材に匿名の政府関係者や外交筋が事実を認めた。そして、安倍首相も国会で追及され…「事実ではない、と申し上げているのではない」と事実上、トランプをノーベル平和賞に推薦したことを認めたに等しい…はっきり言うが、この国と生活する人々の国際的評価を貶める“カス”である》。
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201805080000234.html】
政界地獄耳
2018年5月8日9時49分
日本の高校生もノーベル平和賞候補
★今年はノーベル文学賞選考が中止となった。平和賞には南北和平の立役者として米トランプ大統領の名前も挙がる。しかし日本で活動する「高校生平和大使」が今年のノーベル平和賞の候補になっていることをご存じだろうか。98年のインドとパキスタンの核実験がきっかけに始まった。長崎などから核兵器廃絶を求める署名を毎年全国の高校生大使らが国連を訪問して届けている。
★昨年平和賞を受賞したのは核兵器の非合法化と廃絶を目指す国際NGOで、昨年の核兵器禁止条約成立に貢献した核兵器廃絶キャンペーン(ICAN)だ。そこで広島での被爆体験の証言を続けるカナダ在住の節子・サーロウは、受賞スピーチで「核武装国の政府の皆さんに、そして、『核の傘』なるものの下で共犯者となっている国々の政府の皆さんに申し上げたい。私たちは皆、悪の凡庸さに気づかなければならない」とハンナ・アーレントの言葉を引用した。同NGO関係者が首相・安倍晋三に面会を求めたが、多忙を理由に会わずに逃げたことを思い出す。
★一方、自称平和賞候補・トランプは国防総省に対し在韓米軍の規模縮小検討を指示したと報じられた。朝鮮半島は非核化に加え、朝鮮戦争終結に向け確実に動きだしている。連休中には元首相・福田康夫がテレビのインタビューに答え「イラク派遣について検証することになれば、知っていることはすべて話す。個人的な立場じゃないんだから。安保法制は拡大解釈すればなんでもできる」。自民党改憲案を見て「日本が何を目指し、どの道を歩むのか、もう少し真剣に議論して欲しい」とした。
★連休中に少しまともな日本の政治的発言や努力が垣間見られた。日常に戻った政界の低レベルにあきれ果てる。(K)※敬称略
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2019021902000152.html】
【コラム】
筆洗
2019年2月19日
かのヒトラーがノーベル平和賞の候補になったことがあると聞けば驚く人もいるだろう。ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が勃発する直前の一九三九年のことだそうだ▼推薦したのはスウェーデン国会議員のエリック・ブラント。推薦文がふるっている。「ヒトラーは平和への希望」「地球平和のプリンス」。絶賛の限りを尽くしているが、無論ヒトラーへの痛烈な皮肉。この人、反ナチズムの政治家で平和賞への推薦でヒトラーをからかいたかったらしい▼その種の皮肉や冗談ではなく、どうやらマジメな推薦らしいと聞いて複雑な気分になる。安倍首相がノーベル平和賞にトランプ米大統領を推薦しているそうだ▼北朝鮮の核・ミサイル実験停止などでの功績を評価してということになろうが、問題の先行きは見えぬままで、それを評価するのは気が早かろう。ましてや世界を翻弄(ほんろう)する「分断の人」を「平和」と名の付く賞に推薦することへの違和感が消えぬ▼どういう経緯で推薦となったのかは分からない。米側の要請があれば断りにくい日本側の事情も理解できないではないが、平和賞への推薦は日本がトランプ政治を手放しで称賛しているように見えまいか▼首相は昨日の国会で推薦したかどうかを明確にしなかった。安倍さん自身、胸の張れる推薦ではないことをよく分かっていらっしゃるようにも見える。
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『今日の東京新聞』(http://a-tabikarasu.hatenadiary.com/)から、再びすいません、コピペ・マゴビキさせて頂きました。【「戦争と平和」報道の使命 目加田説子】(http://a-tabikarasu.hatenadiary.com/entry/2018/08/26/115230)。
《戦前に映画監督として活躍した伊丹万作は「戦争責任者の問題」というエッセーで、多くの人が戦争でだまされていたとの言説について「だましていた人間の数は、一般に考えられているよりもはるかに多かったにちがいない…つまり日本人全体が夢中になって互いにだましたり、だまされたりしていたのだろうと思う」と書いている。「『だまされていた』と平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや、現在でもすでに別のうそによってだまされ始めているにちがいないのである」とも記している…見ないふり知らないふりをする私たちに、「今」に潜む危機を執拗(しつよう)なまでに伝え続けること。それが、戦争と平和に関わる報道の重要な使命である》。
『●『だまされることの責任』読了(1/3)』
『●『だまされることの責任』読了(2/3)』
『●騙されることの責任』
『●戦争と原発: 伊丹万作さん
「だまされるということ自体がすでに一つの悪である」』
『●騙されること・騙されたフリの責任: 何度でも騙される』
『●予算編成から見えてくるもの: 投票者の責任』
『●「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」、騙す阿呆に、騙される阿呆』
『●騙されることの責任、再び: 特定秘密保護法案を
仲良く協議する翼賛与党・翼賛野党議員に投票した人々』
『●「数十万人単位のテロリスト」のいる
「そんな国の与党の首脳」が隠蔽法の本音をポロリ』
『●無関心の責任: 自公は「原子力に依存しなくてもよい経済・
社会構造の確立」、「原発ゼロ」を公約』
『●「騙されることの責任」とハンナ・アーレント氏「考えないことの罪」』
『●アベ様の決まり文句
「国民には丁寧に説明をしていく」、でも、そうしたタメシはなし』
『●壊憲、原発推進、平成の治安維持法、TPP、
高江・辺野古、カネ、ダーク・・・「アベ様政治」全体が争点』
『●選挙を何度やっても、「騙されることの責任」
「考えないことの罪」を自覚し得るかどうか?』
『●「学費“無償化詐欺”…選挙の公約が早くも骨抜きで「詐欺的」」…
アベノサギに何度も騙される方の大問題』
『●そういうことで騙される人はたくさんいる:
内閣支持率49.4%、アベ様による消費増税賛成46・5%』
『●新潟《県民の多数は再稼働を拒絶》なので、
再稼働反対派の少なからずの方々が…「騙されることの責任」』
「何度騙されれば分かってもらえるのでしょうか? 公約だろうが
なんだろうが、彼らは平気でウソをつくのです。 アベノサギ。
「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」 投票してしまった
新潟県民の皆さんや、同じ構図の名護市長選で自公候補者に投票して
しまった名護市民の皆さんには、これまでの頑張りに対して敬意を
表しますが…「騙されることの責任」を思わざるを得ません。眠り猫の
ままでは、積極的に自公候補者を落選させる選挙行動をとらなければ、
ニッポンの政治は悪くなる一方。「眠り猫」の皆さん、「考えないことの罪」
(ハンナ・アーレント氏)を犯してはいないでしょうか? 」
《だまされるということ自体がすでに一つの悪である》。
伊丹万作監督の言葉。「多くの人が戦争でだまされていたというが、だまされるということ自体がすでに一つの悪である/だますものだけでは戦争は起こらない/だまされていた、といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう」。
『●沖縄を分断・破壊し尽すような日本会議系・
自公系候補者では絶対にダメ! 玉城デニーさんを沖縄知事に!』
『●日本会議系バリタカ派知事など絶対にダメ!…
「死してなお曲げられない正義というものを教えてもらった」』
『●《 #ケチって火炎瓶 》…「選挙妨害を暴力団に発注する」アベ様が
国会議員、自民党総裁、ましてや首相?』
記事の最後に、目加田説子さんは《見ないふり知らないふりをする私たちに、「今」に潜む危機を執拗なまでに伝え続けること。それが、戦争と平和に関わる報道の重要な使命である》と言います。《執拗なまでに伝え続けること》…是非、実践しましょう。
『●『学校が教えないほんとうの政治の話』(斎藤美奈子著)読了
…《あなたの政治的ポジションを見つけて…》』
《あのね、政治を考えるのに「中立」はないの。メディアの役目は
「中立公正、不偏不党な報道」ではなく「権力の監視」なんです。
それ、常識。》《党派性をもたずに政治参加は無理である。》
『●『国民のしつけ方』(斎藤貴男著)読了…
《それは調査報道…「番犬(ウォッチ・ドッグ)」としての役割》』
《ジャーナリズムの最大の存在意義は「権力のチェック機能」である。
…専門的には「番犬(ウォッチ・ドッグ)ジャーナリズム」理論という》
《「番犬ジャーナリズム」は、純粋培養の環境下にあるよりも、
一人ひとりのジャーナリストがもがき、苦悩しながら遂行していってこそ
成長し、民主主義社会に貢献できるのではないか》
『●『追及力 権力の暴走を食い止める』(望月衣塑子×森ゆうこ著)読了
…《今、ジャーナリズムと野党の…》』
《今、ジャーナリズムと野党の存在意義を問い直す》
『●「公平・公正な報道」を求める文書の「こと細かな注文に従うのか」?
「報道の自由」を行使するのか」?』
「さて、こちらの「注文」主は、血判状を集めて回る「ヤクザまがい」
瓶三親分「#選挙妨害を暴力団に発注するアベ様」。選挙妨害という
「不公平・不公正」な選挙をし、公職選挙法違反なアベ瓶三親分が、
「公平・公正な報道」を求める文書の「注文」主」
「「店主」メディアは、「ヤクザまがい」アベ瓶三親分の「公平・公正な報道」を
求める文書の「驚くほど具体的で細かい注文」に従うのか? それとも、
メディアの矜持を見せて「報道の自由」を行使するのか? 《権力の監視》
《権力のチェック機能》《番犬(ウォッチ・ドッグ)ジャーナリズム》が失わる行く
なかで、さて…」
『●浅野健一さん、「口先で…批判…トランプ大統領よりも、
メディアを手なずけている安倍首相のほうが悪質」』
「日刊ゲンダイの記事【巨悪に甘い日本の大メディア 米紙トランプ一斉批判で
露呈】…《とうとう米国内のメディアから集中砲火を浴びたのだが、
日本の大メディアはこの“ケンカの作法”を学ぶ気はないらしい…
■マスコミを懐柔する安倍首相は野放しに》」
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【http://a-tabikarasu.hatenadiary.com/entry/2018/08/26/115230】
今日の東京新聞
購読している東京新聞の記事を紹介します。読者の応援ブログです。
2018-08-26
「戦争と平和」報道の使命 目加田説子
新聞を読んで/「戦争と平和」報道の使命 目加田説子/5面
8月の東京新聞は広島、長崎、終戦記念日を丁寧に、カを込めて報じた。
権力者の公式発言はむしろ脇役で、主役は被爆・戦争体験者の言葉、戦争を語り継ぐ若者の取り組み、そして顧みられないままの人々の現在、例えば「北朝鮮被爆者 置き去り」(4日朝刊24面)など、民草の過去と現在を報じる記事だった。戦争体験を風化させないためにどう伝えたらいいのか。多くの記者が現場で悩みながらも多様な視点で取材を試み、奔走する日々が目に浮かぶようだった。
社説にも気迫を感じた。「『韓国のヒロシマ』から」(6日朝刊5面)をはじめ、14日から3日連続で「国家は国民を守るのか」「平和をつくるために」「不戦の思いを次世代に」(いずれも朝刊5面)と、戦争を繰り返さない決意が伝わる力作だった。
民草の視点で多くの主張、報道を展開した本紙を読んでいるうちに、戦争を停められなかったのはなぜだったのか、その責任はどこまで広がるのだろうかと、ふと考えた。
ナチスで最も冷酷と恐れられた宣伝大臣、ゲッペルスの秘書が69年の沈黙を破って告白したドキュメンタリー映画『ゲッペルスと私』(今年公開)。秘書はホロコーストについて「自分は何も知らなかった。私に罪はない」と語った。若き一秘書にすぎなかった彼女が、ナチスの戦争に加担したと言えるのか、責任があるのか。
戦前に映画監督として活躍した伊丹万作は「戦争責任者の問題」というエッセーで、多くの人が戦争でだまされていたとの言説について「だましていた人間の数は、 一般に考えられているよりもはるかに多かったにちがいない…つまり日本人全体が夢中になって互いにだましたり、だまされたりしていたのだろうと思う」と書いている。
「『だまされていた』と平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや、現在でもすでに別のうそによってだまされ始めているにちがいないのである」とも記している(『伊丹万作エツセイ集』ちくま学芸文庫)。つづられたのは昭和21年8月だった。
平和は願うものではなく、反戦・非戦の運動によって闘いとられるものである。平和を「祈る」だけでは十分ではない。安保法制や秘密保護法、そして、今秋にも始まるともされる憲法改正論議の本格化が、どこに向かおうとしているのか。「国家を平和へと向けさせるのは私たちの判断と意思である」(15日朝刊社説)。その通りだ。
見ないふり知らないふりをする私たちに、「今」に潜む危機を執拗(しつよう)なまでに伝え続けること。それが、戦争と平和に関わる報道の重要な使命である。
(めかた・もとこ/中央大総合政策学部教授)※この批評は最終版を基にしています。
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リテラの記事【新潟県知事選で当選した花角英世が一週間で豹変し「原発再稼働は当然ありうる」! 背後に官邸と経産省の意向】(http://lite-ra.com/2018/06/post-4072.html)。
《最大の争点は、県民の65%が反対(地元紙・新潟日報の世論調査)している柏崎刈羽原発の再稼働の是非だった…ところが、いや、やっぱりと言うべきか。その花角新知事が、はやくも馬脚を現したらしい。選挙戦中の発言から一転、原発再稼働を「当然ありうる」と言い出したというのだ》。
『●発言に人格が現れ、呼ばれ方に
人間性が表れる: 「石原元「ト」知事」と「栄佐久さん」』
『●安孫子亘監督映画「『知事抹殺』の真実」の
佐藤栄佐久元知事冤罪…泉田裕彦新潟県知事「事件」の背景に?』
『●よりによって自民党から出馬…「反東電ですが、
反原発ではありません」な泉田裕彦前新潟県知事…』
『●米山隆一新潟県知事は「県に運転停止の権限」、
「私は、根拠のない“ケンカ”はしません」と…』
『●「新潟の野党勢力は今こそ、踏ん張り時」!
東京電力に柏崎刈羽核発電所を再稼働させるなんて狂気な凶器』
『●新潟県知事選: 「中央の紐付き忖度官僚候補
VS再稼働反対の民意に寄り添う県議候補」という与野党激突』
『●花角英世新潟県新知事…「柳瀬氏同様、
安倍政権下で出世してきた元官僚」…女性差別発言隠蔽は体質の体現』
「池田千賀子さんや支持者の皆さんの大変な頑張りは報われませんでした。
本当に、折角の良い候補者であり、野党の統一候補者でしたのに…。
大変に残念な結果となってしまいました。あの東京電力の核発電所
再稼働が大きな争点だったはずなのに、再稼働反対派の少なからずの方が
自公候補者に投票されたようです。構図としては、辺野古破壊の際の
名護市長選に近く、与党自公の争点隠しが功を奏してしまいました。
投票率ももう少し高いものを期待していました。眠り猫のままでは、
政治は悪くなる一方」
「アノ東京電力に核発電所を再稼働させてしまうリスクは確実に上昇した
と言わざるを得ません。再稼働反対派新潟県知事だった際にも、
与党・自公は核発電「寄生」委員会を使い、着々と柏崎刈羽核発電所の
再稼働に向けて歩を進めていたのに、【検証2~3年と新知事、新潟
菅氏は県民理解を重視】…なんていうことが、今後、守られる訳がない。
再稼働に反対であるにもかかわらず、自公・花角氏に投票した方は、
名護市で何が起きているかを見た方が良い」
『●「事実無根のデマ」…「もしこれが立件されれば、
長谷川氏逮捕や花角新知事辞任の事態もありうるだろう」』
新潟《県民の多数は再稼働を拒絶している》はずなので、再稼働反対派の少なからずの方々が、自公候補者だった花角英世氏に投票してしまった訳だ。その結果が、《ところが、いや、やっぱりと言うべきか。その花角新知事が、はやくも馬脚を現したらしい。選挙戦中の発言から一転、原発再稼働を「当然ありうる」と言い出した》…。
何度騙されれば分かってもらえるのでしょうか? 公約だろうがなんだろうが、彼らは平気でウソをつくのです。 アベノサギ。「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」 投票してしまった新潟県民の皆さんや、同じ構図の名護市長選で自公候補者に投票してしまった名護市民の皆さんには、これまでの頑張りに対して敬意を表しますが…「騙されることの責任」を思わざるを得ません。眠り猫のままでは、積極的に自公候補者を落選させる選挙行動をとらなければ、ニッポンの政治は悪くなる一方。「眠り猫」の皆さん、「考えないことの罪」(ハンナ・アーレント氏)を犯してはいないでしょうか?
『●『だまされることの責任』読了(1/3)』
『●『だまされることの責任』読了(2/3)』
『●騙されることの責任』
『●戦争と原発: 伊丹万作さん
「だまされるということ自体がすでに一つの悪である」』
『●騙されること・騙されたフリの責任: 何度でも騙される』
『●予算編成から見えてくるもの: 投票者の責任』
『●「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」、騙す阿呆に、騙される阿呆』
『●騙されることの責任、再び: 特定秘密保護法案を
仲良く協議する翼賛与党・翼賛野党議員に投票した人々』
『●「数十万人単位のテロリスト」のいる
「そんな国の与党の首脳」が隠蔽法の本音をポロリ』
『●無関心の責任: 自公は「原子力に依存しなくてもよい経済・
社会構造の確立」、「原発ゼロ」を公約』
『●「騙されることの責任」とハンナ・アーレント氏「考えないことの罪」』
『●アベ様の決まり文句
「国民には丁寧に説明をしていく」、でも、そうしたタメシはなし』
『●壊憲、原発推進、平成の治安維持法、TPP、
高江・辺野古、カネ、ダーク・・・「アベ様政治」全体が争点』
『●選挙を何度やっても、「騙されることの責任」
「考えないことの罪」を自覚し得るかどうか?』
『●「学費“無償化詐欺”…選挙の公約が早くも骨抜きで「詐欺的」」…
アベノサギに何度も騙される方の大問題』
『●そういうことで騙される人はたくさんいる:
内閣支持率49.4%、アベ様による消費増税賛成46・5%』
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【http://lite-ra.com/2018/06/post-4072.html】
新潟県知事選で当選した花角英世が一週間で豹変し「原発再稼働は当然ありうる」! 背後に官邸と経産省の意向
2018.06.16
(花角英世公式サイトより)
6月10日投開票の新潟県知事選挙で、「原発ゼロ」を掲げる池田千賀子氏らを破り当選した花角英世氏。最大の争点は、県民の65%が反対(地元紙・新潟日報の世論調査)している柏崎刈羽原発の再稼働の是非だった。
花角氏は、再稼働政策を進める自民・公明両政権与党の支持を受けつつも、公約では原発再稼働に慎重姿勢を見せていた。選挙戦でも「原発は怖い」「県民が納得しない限り、原発を動かさない」などと繰り返し、再稼働反対派の票を取り込むことで接戦を制した。
ところが、いや、やっぱりと言うべきか。その花角新知事が、はやくも馬脚を現したらしい。選挙戦中の発言から一転、原発再稼働を「当然ありうる」と言い出したというのだ。朝日新聞が16日付新潟版朝刊でスクープした。
記事によれば、花角知事は15日、東京で行われた新潟県選出の国会議員への説明会に出席。冒頭を除き非公開だったというが、朝日新聞新潟版は「出席者によると」としてこのように報じている。
〈出席者によると、無所属の会黒岩宇洋衆院議員(3区)が
「条件付きで再稼働を認める可能性はあるのか」と質問したのに対し、
花角知事は「当然ありうる。ゼロか1かの予断を持っていない」と答えたという。〉
花角氏は12日の就任会見でも、再稼働について「私自身への信任を県民に問いかけるのがはっきりさせる方法」としたうえで、記者から在任中は再稼働を認めないのかと問われ、「結果的に私が在任している間は、原発は動かないということ」と明言していた。それからわずか3日後に「(再稼働は)当然ありうる」と翻したとは……。
選挙では裏で東電が支援、当選後は安倍首相と面会した途端の豹変
もっとも、花角氏が当選後、一転して原発再稼働を容認するだろうとの見方は極めて強かった。本サイトでも紹介したが、花角氏は毎日新聞によるアンケートでは「将来的には原発に依存しない社会の実現を」などとしながら、同時に「(原発が)ベースロード電源との、国の位置づけは承知」などと含みをもたせていた。また、朝日新聞のアンケートでも、柏崎刈羽原発の賛否を問う質問に「どちらとも言えない」と濁していた。
さらに、選挙戦中には「創価学会だけでなく、原発ムラも裏で相当に動いている。表立った動きは控えていますが、東京電力が社員や関係企業を通じて強力に組織票を固めている」(地元紙記者)と言われていた。11日のNHK報道によれば、〈今回の知事選挙の結果を受けて、東京電力は、引き続き新潟県に柏崎刈羽原発の再稼働への理解を求めていくことにしています〉というが、あまりに白々しい。
そうしたことから、花角氏が知事になれば原発再稼働に踏みきることはほとんど決定的ではあったが、それにしても、当選からわずか1週間たらずで“正体”を剥き出しにするとは、さすがに予想外だろう。
実は、このあまりに早期の再稼働容認発言は、官邸・経産省の要望に応じたものではないかとの見方がある。
周知の通り、花角知事は、国会議員への説明会で「当然ありうる」と発言した同じ15日に、経産省内で世耕弘成経産相と面談。花角知事は再稼働問題について具体的な議論はしなかったとしているが、会談後には記者団に対し「まったく動かさないから、100%動かすまですべてあり得る」と述べたという(16日付毎日新聞)。
また、上京した13日には官邸で安倍首相、菅義偉官房長官らと会っている。そこで、安倍首相から柏崎刈羽の再稼働について何らかの発言があった可能性は高いだろう。
言うまでもなく、東電が福島第二原発の廃炉を表明したことも大きく影響している。東電から見ると、柏崎刈羽原発の再稼働ができれば問題が山積みの福島第二原発に固執しなくてすむ。また、自民党としては、今年10月に行われる福島県知事選で支援するとみられる現職・内堀雅雄知事の援護射撃にもなる。見方を変えれば、今回の花角新潟県知事のあまりに早い再稼働容認発言は、政府与党、東電とのトライアングルのなかでの“玉突き”と捉えることもできるだろう。
いずれにしても、県民の多数は再稼働を拒絶している。選挙では花角氏が勝ったとはいえ、これで争点隠しと裏切りが明白になった。新潟だけの問題ではない。こんな卑劣を許してしまえば、今後も各地で同じことが繰り返されてしまうだろう。再稼働を阻止するためには、やはり私たちが反対の声を大きくしていくほかなく、その根っこである安倍政権にNOを突きつけるしかないのだ。
(編集部)
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レイバーネットのコラム【●木下昌明の映画の部屋 第239回/死刑映画週間『獄友』『白と黒』など8本を上映〜「死刑という刑罰」を考える】(http://www.labornetjp.org/news/2018/0216eiga)。
《金聖雄(キム・ソンウン)監督の『獄友(ごくとも)』は、日本で起きた狭山、袴田、布川、足利といったよく知られた殺人事件で長期拘束された5人の「冤罪(えんざい)被害者」に焦点を当てたドキュメンタリー。彼らはなぜウソの自白をしたのか、獄中で何があったのか? 互いに「獄友」と励まし合ってきたことなどが描かれる》。
『●氷見事件(富山冤罪事件)の冤罪被害者のいま
・・・「人生の歯車は狂ったまま」』
『●「人生の歯車は狂ったまま」:
東京新聞・桐山桂一さん「冤罪とは犯罪よりも罪深い刑罰」』
『●名張毒ぶどう酒事件という冤罪』
『●「疑わしきは罰する」名張毒ぶどう酒事件、あ~っため息が・・・』
『●司法権力の〝執念〟:
映画『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』』
『●血の通わぬ冷たい国の冷たい司法: 「奥西勝死刑囚(87)
・・・・・・死刑囚の心の叫び」は届かず』
『●名張毒ぶどう酒事件第八次再審請求審:
検証もせずに、今度は新証拠ではないとは!』
『●「触らぬ神にたたりなし、ということなのか」?
訴えることが出来なくなるのを待つ司法の残酷さ!』
『●司法権力の〝執念〟: 映画『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』』
『●奥西勝冤罪死刑囚が亡くなる:
訴えることが出来なくなるのを待った司法の残酷さ!』
『●血の通わぬ冷たい国の冷たい司法: 「奥西勝死刑囚(87)
・・・・・・死刑囚の心の叫び」は届かず』
例えば、氷見事件では、今も「人生の歯車は狂ったまま」だそうだ。
例えば、名張毒ぶどう酒事件の奥西勝さんは、訴えることが出来なくなるのを…冷酷。
例えば、飯塚事件では、冤罪者・久間三千年さんを死刑・殺人・私刑。「冤罪被害者」の命を、最早、償いようもない。
《安倍政権下での死刑執行は31人》…だそうだ。
『●NNNドキュメント’13:
『死刑執行は正しかったのか 飯塚事件 “切りとられた証拠”』』
『●①飯塚事件冤罪者を死刑執行:「死刑存置か?
廃止か?」…話題にも上らない、死刑賛成派8割なニッポン』
『●②飯塚事件冤罪者を死刑執行:「死刑存置か?
廃止か?」…話題にも上らない、死刑賛成派8割なニッポン』
『●飯塚事件冤罪者を国家が死刑執行、
「この重すぎる現実」: 無惨…「死刑執行で冤罪を隠蔽」』
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【http://www.labornetjp.org/news/2018/0216eiga】
木下昌明の映画の部屋 : 死刑映画週間『獄友』『白と黒』など8本を上映
●木下昌明の映画の部屋 第239回
死刑映画週間『獄友』『白と黒』など8本を上映〜「死刑という刑罰」を考える
死刑って何だろう。なぜ廃止にならないのか。これまで映画でも絞首刑をはじめ、ガス室、銃殺、首に金輪をはめてネジで絞めあげるなどの数々の処刑を見てきたが、そんな残酷シーンに衝撃を受けても、いつしか忘れてしまう。
死刑は世界的にみれば廃止に向かっている。隣国の韓国では20年間も執行されていない。が、日本をはじめ中国や北朝鮮はいまだに続いている。これでいいのか?
「死刑という刑罰」を考える映画週間と銘打ち、8本の映画と8人の「語る人」によるイベントを2月17日に開催する。
新作の金聖雄(キム・ソンウン)監督の『獄友(ごくとも)』は、日本で起きた狭山、袴田、布川、足利といったよく知られた殺人事件で長期拘束された5人の「冤罪(えんざい)被害者」に焦点を当てたドキュメンタリー。彼らはなぜウソの自白をしたのか、獄中で何があったのか? 互いに「獄友」と励まし合ってきたことなどが描かれる。
イスラエルの『スペシャリスト~自覚なき殺戮(さつりく)者』は、ユダヤ人を強制収容所に送り込んだナチスの親衛隊中佐アイヒマンの裁判記録。ここから哲学者ハンナ・アーレントが追究した‟凡庸”な悪の本質もあぶり出されてくる。
中山節夫監督の『新・あつい壁』は、ルポライターの主人公が、無実なのに死刑にされた男の事件を追った劇映画。
堀川弘道監督の『白と黒』は1963年と旧作ながら面白い。死刑廃止論者の弁護士が妻を殺されたのに犯人の弁護を買ってでる――犯人像が二転三転するミステリー。そこから何がみえてくるのか?
その他『プリズン・エクスペリメント』『HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話』『弁護人』『ヒトラーへの285枚の葉書』など。『ヒトラー……』にはギロチンがちらりと出てくるが、胸にぐさり――。これらの作品を素材に金聖雄、鵜飼哲(さとし)、黄英治(ファン・ヨンチ)、坂上香、森達也、佐藤慶紀、太田昌国氏らが語る。
ちなみに安倍政権下での死刑執行は31人。(『サンデー毎日』2018年2月25号)
※2月17日~23日東京・渋谷ユーロスペースにて。問い合わせ03-3461-0211
〔追記〕『ヒトラーへの285枚の葉書』についてわたしが語ることになりました。改めて見直すと、死刑がどうのの問題を超えて、なかなか奥行の深い作品で、考えさせられました。
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東京新聞の桐山桂一さんによるコラム【【私説・論説室から】憲法と「君たち」の関係】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2017011102000142.html)。
《表向きは憲法に反しないといいつつ、立法府が「へりくつをつけて、実は憲法に反するような法律がつくられている」と述べている。安全保障法制を見越しているかのようだ》。
『●争点は「壊憲」: 「ト」な自民党改憲草案は
「国民主権の縮小、戦争放棄の放棄、基本的人権の制限」』
《それは、自民党の憲法改正草案とは、ずばり「国民主権、平和主義、
基本的人権の尊重」の3つをことごとく否定する中身だからだ。
先日発売された自民党改憲草案の批判本『あたらしい憲法草案のはなし』
(太郎次郎社エディタス)は、〈憲法草案、すなわちあたらしい憲法の三原則〉
について、その本質をこう指摘している。
〈一、国民主権の縮小
一、戦争放棄の放棄
一、基本的人権の制限〉》
『●「憲法九条…戦争放棄はGHQの指示ではなく、
当時の幣原喜重郎首相の発意だったとの説が有力」』
『●花森安治さんの「「武器を捨てよう」は
憲法押し付け論を批判し、9条の意義を説く一編」』
『●壊憲派の沈黙、押しつけ憲法論という思考停止:
「二項も含めて幣原提案とみるのが正しいのではないか」』
『●「ト」な自民党改憲草案の押し付け…
押し付けられた「押し付け憲法論は、賢明なる先人に対する冒涜」』
『●壊憲…「緊急事態という口実で、憲法が破壊される恐れが…
ヒトラーは非常事態を乱用して独裁を築いた」』
『●壊憲反対の不断の声を:
「戦後の歴史の岐路かもしれません。不断の努力こそ求められます」』
『●「ト」な自民党壊憲草案の「新たな三原則」…
「国民主権の縮小」「戦争放棄の放棄」「基本的人権の制限」』
『●「ト」な《党の公式文書》自民党壊憲草案…
「言論の府」で議論する価値など全く無し、を自ら認めた?』
『●沖縄差別: 「両論併記は比較すべきものでもないものすら
“論”に昇格させてしまう危険なロジックだ」』
『●「憲法は…世界のいかなる国も、
いまだかつて言われなかったところの戦争放棄という重大な宣言をした」』
『●「不戦を誇る国であれ」…2017年も、
アベ様ら自公お維の議員や支持者の耳には届かず』
『●室井佑月さん、「政府が間違ったことをしていたら、
間違ってると言えるのが愛国者だと思うけど。」』
『●東京新聞社説「戦争に翻弄されない、
平穏で豊かな暮らしを未来に引き継ぐことこそ、私たちの責任」』
『●室井佑月さん、「なんで2週間余りの祭りのために、
大切な人権を蔑ろにされなきゃならないの?」』
誰が憲法を「破る者」=「壊憲者」でしょうか? 自公の与党やお維の「癒(着)」党の支持者の皆さん、「眠り猫」の皆さん、「考えないことの罪」(ハンナ・アーレント氏)を犯してはいないでしょうか? とうに、「騙されることの責任」を自覚する時期は過ぎています。「20XX年、再び戦争が始まった…」、は直ぐ目の前。
《では、憲法を守るには-。佐藤氏はこう説く、はじめから憲法を破る議員を選んだり、そういう政党を多数党にしない。つまり憲法の番人の番人こそ、「君たち」国民なのだと-》。あ~、与党や癒党の支持者の皆さん、「眠り猫」の皆さん…。「壊憲者」ばかりにしてしまったのは誰?
『●「騙されることの責任」とハンナ・アーレント氏「考えないことの罪」』
『●アベ様の決まり文句
「国民には丁寧に説明をしていく」、でも、そうしたタメシはなし』
『●壊憲、原発推進、平成の治安維持法、TPP、
高江・辺野古、カネ、ダーク・・・「アベ様政治」全体が争点』
『●選挙を何度やっても、「騙されることの責任」
「考えないことの罪」を自覚し得るかどうか?』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2017011102000142.html】
【私説・論説室から】
憲法と「君たち」の関係
2017年1月11日
「憲法と君たち」というタイトルの古い本が昨年、時事通信社から復刻された。筆者は佐藤功という人物だ。一九一五年に生まれ、二〇〇六年に亡くなった。
この本が書かれたのは五五年。今から六十二年前のことだ。佐藤氏は東京帝大法学部に学び、同学部の助手などをつとめた。新憲法制定に深くかかわった人物でもある。
四六年四月に憲法改正草案ができて、六月に帝国議会に提案された。憲法担当大臣だったのは金森徳次郎氏だったが、佐藤氏はその下で秘書官として金森氏を支え続けたのである。戦争中は中国戦線で二年間、兵役をつとめた経験もあった。
さて、この本の真骨頂は第四章の「憲法を守るということ」にあると思う。表向きは憲法に反しないといいつつ、立法府が「へりくつをつけて、実は憲法に反するような法律がつくられている」と述べている。
安全保障法制を見越しているかのようだ。心の中では、この憲法は邪魔だと思いつつ、「形のうえでは、いかにも憲法を守っているようなみせかけ」をする者もいると指摘する。こんな人物こそ憲法を破る者なのだ。
では、憲法を守るには-。佐藤氏はこう説く、はじめから憲法を破る議員を選んだり、そういう政党を多数党にしない。つまり憲法の番人の番人こそ、「君たち」国民なのだと-。肝に銘じたい。 (桐山桂一)
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『LITERA 本と雑誌の知を再発見』(http://lite-ra.com/)の伊勢崎馨氏による記事【参院選を前に女性たちが安倍政権に危機感…ファッション誌「LEE」も「自民党に改憲を許す」危険性を警告】(http://lite-ra.com/2016/06/post-2366.html)。
《7月最新号では、「『憲法』『育児・待機児童』問題 もしあなたが投票に行かなかったら……再び」という、参院選を見据えて11ページもの大ボリュームで政治特集を組んでいる》。
何度も訴えます。
「眠り猫」の皆さんは目覚めて、三度目のアベノサギの阻止をして頂かなければ、困ります。ニッポンは破滅です。創価学会の皆さんや、「積極的平和主義」を愛する公明党支持者の皆さんには、何を言っても無駄。何の期待も持っていません。「20XX年、再び戦争が始まった…」時、子や孫に《ごめんよ 憲法ぐらい変わっても生活はたいして変わらないと思ってね》とでも答えることでしょう。
それを阻止するためには、50%近い「眠り猫」の皆さんの目覚めしかないのです。「若者よ、戦争に行かず、選挙に行こう」…1票でしか変わらない。子や孫に《ごめんよ…》なんて言わなくて済むように、投票に行きませんか?
《投票しないということは『現状に不満はない』という『黙認』を意味》し、アベ様や《政府にとっては“都合のいい無関心”》。それで本当にいいのですか? 創価学会の皆さんや、「積極的平和主義」を愛する公明党支持者の皆さんの「騙されることの責任」に匹敵する、「眠り猫」の皆さんの「考えないことの罪」「無関心の罪」です。
『●「騙されることの責任」とハンナ・アーレント氏「考えないことの罪」』
『●争点は「壊憲」: 「ドアホノミクス」の頓挫を認めては?
…座礁したアベドアホノ丸・船長の虚しき言い訳』
『●争点は「壊憲」:2016年7月参院選で「ネジレ」を
取り戻さねば、アベ様は「白紙委任状」とばかりに…』
『●争点は「壊憲」: 頓挫が明確な「ドアホノミクス」の
是非を問うという詐欺的手口…鎧の下の剣「壊憲」』
『●争点は「壊憲」:2016年7月参院選が終われば、
自公が争点にもしない「壊憲」へ…三度目のアベノサギ』
『●「最高責任者は私」だと嘯き、違法に壊憲する
「ボンクラ」「嘘つき」は政権から引きずり下ろすしかない』
『●争点は「壊憲」: 「選挙で勝てば一転、
「信任を得た」とばかりに突き進む手法」=三度目のアベノサギ』
「争点は壊憲。「選挙で勝てば一転、「信任を得た」とばかりに
突き進む手法」=アベノサギ。《特定秘密保護法や安全保障関連法の
制定がその例》であり、今度で三度目のアベノサギ。自公は争点にもせず、
選挙で訴えもしない「壊憲」を、選挙後に、進めます。引き返す、
最後のチャンスでではないでしょうか?
「20XX年、再び戦争が始まった…」でいいのでしょうか…」
『●争点は「壊憲」: アベノサギを見逃し「眠り猫」となれば、
「未来に向けた道」を閉ざすことに』
『●争点は「壊憲」: アベ様「マニフェストのなかに
書いてあります」!…「いちばん最後、たったの10行」』
「自民党の候補者で「壊憲」を第一声したのは、わずか一人だそうです。
アベ様は、自信満々に《マニフェストのなかに書いてあります》!
と述べたそうですが、……《いちばん最後、たったの10行》という有り様。
2016年7月参院選後、あたかも白紙委任状が得られたかのごとく、
三度目のアベノサギするための、姑息な「アリバイ作り」にしか過ぎません。
自公お維大地支持者と「眠り猫」の皆さんは、参院選後、
後悔することに絶対になります。
《若者よ、戦争に行かず、選挙に行こう》
(http://list.jca.apc.org/public/cml/2016-June/043954.html)
アベ様《が隠そうとするのなら、選挙当日まで、憲法改正こそが
参院選における最大の争点なのだということを、草の根ででも徹底して
周知させていかなくてはならないだろう》。全く同感、何度でも、
言い続けましょう、争点は「壊憲」。」
『●争点は「壊憲」:
「若者よ、戦争に行かず、選挙に行こう」…1票でしか変わらない』
『●争点は「壊憲」:創価学会婦人部「ごめんよ
憲法ぐらい変わっても生活はたいして変わらないと思ってね」』
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【http://lite-ra.com/2016/06/post-2366.html】
参院選を前に女性たちが安倍政権に危機感…ファッション誌「LEE」も「自民党に改憲を許す」危険性を警告
伊勢崎馨 選挙 雑誌 2016.06.27
(「LEE」(集英社)2016年7月号)
福島原発事故や安保法制議論をきっかけに、女性週刊誌や女性ファッション誌で頻繁に社会派記事が掲載されるようになったが、その流れは今でも健在なようだ。
30代ママ層を主なターゲットにしたファッション誌「LEE」(集英社)の7月最新号では、「『憲法』『育児・待機児童』問題 もしあなたが投票に行かなかったら……再び」という、参院選を見据えて11ページもの大ボリュームで政治特集を組んでいる。
「LEE」といえば、これまでも度々、憲法や政治関連の特集を組んでおり、今年2月号でも「もし、あなたが投票に行かなかったら……」という選挙関連特集を掲載し大きな話題となった。今回はその第二弾というわけだが、第一弾同様、その内容は安保法制、憲法改正、そして待機児童問題など政治に関する様々な問題に切り込んだものだ。
「気軽に政治にかかわってほしい。そうした声をしっかり届ければ、
社会を変えるパワーに必ずなります」
冒頭、「LEE」読者に選挙について“講義”するのは政治学者の岡田憲治氏だ。岡田氏はママ世代の政治や選挙について分かりやすく解説していく。例えば「自分が1票を投じただけでは何も変わらない、意味がない」と思っている読者の疑問に、こう答えている。
「現在の小選挙区制度は、一票の価値ってとても大きいんです。
例えば09年の衆院選。その前の選挙で圧倒的人気を誇った
小泉内閣が獲得した多数の議席を民主党が奪い、政権交代が実現した。
これって実は、いつも自民党に投票していた人のわずか10%前後の人が
民主党に入れたから、政権がひっくり返ったと言われているんです。
『最近の自民党は感心しないから、お灸を据えよう』と思ったのか、
それくらいの人の支持が変わっただけです」
その上で、投票にいかないことがどんな意味をもつかについても、丁寧に解説していく。
「投票しないということは『現状に不満はない』という
『黙認』を意味します。仮に現在の与党に対して不満があった
としましょう。もし投票しなかったら、今の制度では
『現状のままでよい』と見なされます。(略)不満を持っている党や
依頼な(???)候補者を応援することになっちゃうわけです」
「無投票は『ただ投票しなかった』だけでなく、まして『抗議』の効果
なんてなく、『投票に行った人への賛成』を意味する。この点は
知っておいてほしいです。前回の衆院選で与党第一党に投票した人は、
比例で全有権者の17%、小選挙区で約25%です。もし今の政治に
不満があるならば、投票に行かないことは、この人たちに、
いろんなことを丸投げするということなんです」
また、一人では無力感があるという質問に対して、PTAやサッカーチームでもいい、意見をもち寄って調整し、仲間をつくり、増やすことが「政治」であり、またSNSを活用して政治の情報収集することも可能だと“身近な政治”を提案している。
さらに、投票のために“知っておくべきこと”として「改憲」の問題が取り上げられているが、ここでは安保法制、集団的自衛権の憲法解釈などについて、憲法学者の木村草太氏による具体的な危険性が提示される。
例えば、昨年成立した安保法制で何が変わるかとの質問に、木村氏はこう答えている。
「安保法制というより“自衛隊海外活動拡大法”と呼ぶべきでしょう。
(略)自衛隊がこれまで以上に危険な状況に陥り、戦闘で死者が出る
可能性が高くなるということです。この法律が通ってしまった背景には、
日本人が外国の紛争解決に“貢献”しない点に対する後ろめたい気持ちが
あると思います。その後ろめたさが安保法制について真正面から
考えさせないでいる。それは自衛隊の活動を拡大した政府にとっては
“都合のいい無関心”になります」
また、緊急事態条項についてもこう説明する。
「戦争や災害時に緊急事態を宣言して政府が一時“独裁”する
との条項です。(略)自民党草案の緊急事態条項は、
三権分立や基本的人権を停止する効果まで定められています。
とても危険な内容で、とうてい許容することはできません」
他にも、少子化はそこに予算をかけない政府の政策ミスであり、自然発生ではなく人為的なもので、子育て世代は声を上げるべきだといった内容や、自民党・木村弥生議員と民主党の山尾志桜里議員のインタビューを並列して掲載するなど、力の入った特集となっている。
「LEE」は2014年12月号でも「母親たちの初めての憲法特集」という企画を組んでいるが、実際にこうした硬派な記事は読者にも好評を得ているという。それは翻れば、現在の政治状況に多くの女性が危機感をもっていることの証明なのだろう。
舛添要一都知事問題などのセコい話だけでなく、こうして幅広く政治的関心をもち、同時に権力に対する危機意識をもつ。それが政治に関わる第一歩だ。
(伊勢崎馨)
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東京新聞(共同)の記事『消費増税判断は参院選後 首相、同日選見送りも』(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016051801001881.html)。
《2017年4月に予定される消費税再増税の是非判断を夏の参院選後に先送りする方針》。
以下は、「東京新聞政治部@tokyoseijibu」様のつぶやき。
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【https://twitter.com/tokyoseijibu/status/733103413307662336】
東京新聞政治部@tokyoseijibu
首相、消費増税を再延期 表明時期、延期期間は与党と調整入り
かねてから言われていましたが、消費税増税は再延期の流れとなりました。経済情勢を踏まえての判断ですが、アベノミクスが不調だったことの証左として批判もでるでしょう
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016051990065945.html
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『●「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」、
騙す阿呆に、騙される阿呆』
『●公約破りの自民党が推進するTPP、その旗を振るマスコミにも呆れる』
『●アベ様に「参院選勝ち抜」かせてはいけない、「ネジレ」を取り戻そう』
『●アベ(ホ)ノミクスに騙されてはいけない
~年金マネーをアベノミクスのサイフに~』
『●Dr.トリクルダウン竹中平蔵センセイ、今さら、そりゃぁ~ないでしょ!』
『●「アベドアホノ丸」:
ドアホノミクス(©浜矩子さん)という難破船から逃げ出す……』
『●消費税増税見送り? アベ様は、
「アベドアホノ丸」という難破船・泥船が座礁したことを認めた訳だ』
『●アホらしき税収不足! 日本の「報道の自由度」72位で、
「パナマ文書を調査しない国は…と日本くらい」』
『●現実路線に転じ、暴言を撤回する「ト」な米大統領候補
…アベ様同様、選挙が終われば豹変するに決まってる』
《アベノミクスが不調だったこと》=「消費税増税見送り」の発表・懺悔を《夏の参院選後に先送りする方針》ってどういう意味? どう云う了見??
難破船・泥船=アベドアホノ丸の座礁を隠して2016年夏の参院選をするつもり? ニッポン王国の王様・アベ様やその取り巻きはどこまで卑怯モノなのでしょう。アベドアホノ丸という泥船はとっくに座礁しているのに。今直ぐ、懺悔でショ! 選挙対策として、そのアベドアホノ丸座礁の発表を参院選後にする。それでも自公お維大地に投票するの?、もはや「アベ様教の信者」としか呼べない方々、これだけバカにされているというのに、救いようがない…。「息吐く様に噓つく」アベ様が、難破船・泥船=アベドアホノ丸の座礁にもかかわらず、熊本大分大地震に関係なく、消費税増税する、という最悪の選択肢を選んだら…、どうするつもり? アベ様はやりかねない、と思いますょ。
『●「騙されることの責任」とハンナ・アーレント氏「考えないことの罪」』
『●そういうことで騙される人はたくさんいる:
内閣支持率49.4%、アベ様による消費増税賛成46・5%』
『●アベ様の「責任感が強い」?、……一体それは
どの「つもり違い」だろうか? 全て当てはまる稀有な王様?』
『●自公議員は、TPP問題だけは「信頼」できるし、
「責任」を持つって? 救いようのない○○です』
『●平和憲法を壊憲し軍隊を持ち「戦争できる国」の時代に:
「ネジレ」を取り戻し、「厭戦」の世に戻したい』
『●「不誠実極まりない」アベ様ら、安全保障関連法廃止法案を
国会にて2ヶ月に渡り店晒しするつもり』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016051801001881.html】
消費増税判断は参院選後 首相、同日選見送りも
2016年5月19日 02時18分
安倍晋三首相は18日、衆参同日選見送りも視野に、2017年4月に予定される消費税再増税の是非判断を夏の参院選後に先送りする方針を固めた。同日公表された1~3月期の国内総生産(GDP)速報値は2四半期ぶりのプラス成長だったが、個人消費が伸び悩み、経済動向を見極める必要があるとの認識に傾いた。衆院解散に関しては近く最終結論を出す。民進党の岡田克也代表は増税の2年間延期を提案、参院選で与野党の争点となることは必至だ。
政権幹部は18日、首相が増税是非の判断を参院選前に示すとの見方を否定。別の幹部も「参院選前に表明する必要はない」と言明した。
(共同)
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asahi.comの記事『おおさか維新、党名変更論の再燃も 京都補選で惨敗』(http://www.asahi.com/articles/ASJ4S4GF2J4SUTFK00B.html?iref=comtop_6_01)と、
東京新聞の社説【衆院補選 野党共闘に課題残す】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2016042502000145.html)。
北海道新聞の記事【道5区補選の投票率57・63% 前回比0・8ポイント減】(http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0263184-s.html)によると衆院補選の結果は以下の通り。細かくみると、池田真紀さんは、和田氏に千歳市と恵庭市で大きく引き離されていました。とても残念です。池田さんを応援された方に敬意を表しますし、お疲れ様でした。来る参院選での巻き返しに期待します。大変な選挙制度上の「差別」の中、池田さんは大善戦だったと思います(CMLの記事【[CML 042780] ご存知ですか 差別の北海道5区選挙制度】(http://list.jca.apc.org/public/cml/2016-April/042883.html)参照)。「差別」に起因して、無意識に自公お維大地の候補者に投票している方々をコチラに振り向かせることももちろん大事ですが、やはり、ポイントの一つは投票率57.63%だと思います。4割にも及ぶ「眠り猫」の皆さんを揺り起こし、とにかく投票に行ってもらわねば、お話になりません。和田義明議員の今後の行動に注目し、投票に行かなかったこと、池田さんに投票しなかったことを後悔して頂くことも重要。
和田義明 135,842票
池田真紀 123,517票
一方、京都新聞の記事【民進・泉氏が圧勝 衆院京都3区補選、投票率は最低】(http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20160424000145)によると、補選の結果は以下の通りなのですが、投票率は30・12%では、やはり、若干残念な結果と言わざるを得ません。7割の方が選挙に行くことさえしないというのは、どういうことなのでしょう…。無関心? 絶望?? 『●「絶望は愚か者の結論」を心に、壊憲を続けるアベ様に根気強く対抗を』するしかないと思いますし、無関心は『●「騙されることの責任」とハンナ・アーレント氏「考えないことの罪」』に繋がる行為だと思います。
泉健太(民前) 65,051
森夏枝(お新) 20,710
小野由紀子(日新) 6,449
田淵正文(無新) 4,599
大八木光子(諸新) 2,247
郡昭浩(無新) 370
《おおさか維新は国政選挙での初陣となった衆院京都3区補選に惨敗した。党の顔だった橋下徹・前代表は昨年末に退任。参院選の全国展開に黄信号がともる》。
《与野党一騎打ちとなった衆院北海道5区補選は自民党候補の勝利に終わった。民進、共産など野党四党は候補者を一本化して臨んだが及ばず、夏の参院選に向けた野党共闘に課題を残す形となった》。
とにかく、京都3区の皆さん、「癒」党を蹴落としてくれて、有難う! 「野党」と「野」党との闘いではありませんでした。「癒」党に票が流れなかったことが救いです。あとの始末は、大阪の皆さんにお願いしたいところ。
来る参院選では、投票率がもっと上がり、4~7割の「眠り猫」の皆さんに起きて頂かないと、「ネジレ」を取り戻すのは難しい。自公お維大地の議員を一人でも落選させるように頑張りましょう。
『●アベ様に「参院選勝ち抜」かせてはいけない、「ネジレ」を取り戻そう』
『●同感…「民主党は本気で安倍政権を
倒す気があるのか?――そう疑わざるを得ない」』
『●「ちっ、ほっといたら民主なんて、そのうち死ぬ運命だったのに。
余計なことしやがって…ってことだわな」』
『●平和憲法を壊憲し軍隊を持ち「戦争できる国」の時代に:
「ネジレ」を取り戻し、「厭戦」の世に戻したい』
『●自公お維大地を支持=「自らは安全地帯にいて
ナショナリズムをあおる政治家が姿を消さない」ニッポン』
『●衆院北海道5区の方、補選で選ぶべき候補者は誰ですか?
大西英雄氏が応援する候補者で良いの??』
『●「ネジレ」を取り戻すために重要な
2016年4月衆院補選: アベ様の政の評価は如何に?』
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【http://www.asahi.com/articles/ASJ4S4GF2J4SUTFK00B.html?iref=comtop_6_01】
おおさか維新、党名変更論の再燃も 京都補選で惨敗
2016年4月24日21時52分
おおさか維新は国政選挙での初陣となった衆院京都3区補選に惨敗した。党の顔だった橋下徹・前代表は昨年末に退任。参院選の全国展開に黄信号がともる。
報道各社が厳しい選挙情勢を一斉に伝えた18日。松井一郎代表(大阪府知事)は京都市伏見区での街頭演説で「松井・橋下でやってきた改革を京都でもスタートさせる」などと、橋下氏の名前を15分間に10回、引用した。橋下氏は退任後、顔写真や音声を選挙活動で使うことを一切認めておらず、代わりの「タレント」は不在のまま。松井氏らの演説の聴衆が、ほぼ報道陣だけの場所すらあった。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2016042502000145.html】
【社説】
衆院補選 野党共闘に課題残す
2016年4月25日
与野党一騎打ちとなった衆院北海道5区補選は自民党候補の勝利に終わった。民進、共産など野党四党は候補者を一本化して臨んだが及ばず、夏の参院選に向けた野党共闘に課題を残す形となった。
夏の参院選を控え、安倍政権はほっと胸をなで下ろしているに違いない。二選挙区で投開票が行われた衆院補選。町村信孝前衆院議長の死去に伴う北海道5区は、自民党公認の和田義明氏(44)が野党統一候補の池田真紀氏(43)を破り、補選全敗を回避した。
二〇一四年の第三次安倍内閣発足後初の国政選挙である。安全保障関連法や経済・子育て政策などが争点だったが、政権が積極的に信任されたというよりも、町村氏の地盤を娘婿である和田氏が守り抜いたといった方がいいだろう。
通例なら、自民党候補が有利に戦いを進める「弔い合戦」だが、安全保障関連法廃止と立憲主義回復を掲げて共闘し、激しい選挙戦に持ち込んだのが民進、共産、社民、生活の野党四党である。
敗北したとはいえ、野党共闘の有効性が確認された選挙戦ではなかったか。野党の力が分散しては安倍自民党の「一強」に対抗することは、とてもできまい。
野党四党が候補者を統一して推薦し合う共闘の形は、参院選でも一つのモデルとなるはずだ。
参院選では三十二ある改選一人区が勝敗の行方を左右する。すでに半数以上で野党統一候補の擁立で合意しているが、残る選挙区でも共闘を模索してほしい。
課題も浮き彫りになった。
与党陣営は野党共闘を「理念も政策もバラバラ」と執拗(しつよう)に攻撃した。今回の補選にとどまらず、参院選でも同様の批判を展開するだろう。それにどう対抗するのか。
政権批判を糾合することは一強多弱の政治状況を転換し、政治の誤りを正すには当然だが、有権者に浸透しなければ意味がない。
現政権の問題点を粘り強く訴えると同時に、安倍政治に代わるビジョンを示すことも重要だ。四党間に理念・政策の違いがあるのは当然だが、共通政策づくりに向けた協議も急ぐべきである。
一方、不倫が発覚した宮崎謙介元自民党衆院議員の辞職に伴う京都3区では、民進党公認の前衆院議員、泉健太氏(41)が勝った。
今年三月に発足した民進党初の議席だが、敵失での議席獲得でもある。勝利に浮かれてばかりもいられまい。野党勢力結集に指導力を発揮できるのか、民進党にとっては、これからが正念場である。
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nikkan-gendaiの記事【消費増税先送りの今さら “茶番国会”で税金2700億円ムダに】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/177778)。
《来年4月の消費税増税が見送られることが濃厚になってきた。自民党執行部では「先送り」に賛成する声が続出。稲田朋美政調会長も「世界情勢の動向を見ながら決めないといけない」なんて他人事のように言っているが、よく言うよ、である。…もう騙されてはいけない》。
『●アベ(ホ)ノミクスに騙されてはいけない
~年金マネーをアベノミクスのサイフに~』
『●Dr.トリクルダウン竹中平蔵センセイ、今さら、そりゃぁ~ないでしょ!』
『●「アベドアホノ丸」:
ドアホノミクス(©浜矩子さん)という難破船から逃げ出す……』
(そもそも、最悪な税制・消費税であり、消費税そのものを止めるべき、とは思うけれども)消費税増税見送り? 漸く、アベ様は、「アベドアホノ丸」=ドアホノミクス(©浜矩子さん)という難破船・泥船が座礁したことを認めた訳だ。何兆円ものGPIFドブガネ問題や、防衛予算も5兆円を越える狂気の「アベドアホノ丸」。それだけあれば、待機児童問題なんて軽く解決できるオカネだ。《国会議員1人にかかる年間費用は…約6600万円…衆参の議員での総額は約473億円》だそうです。1人当たりの費用を少し削るだけでも、二重ドリの自民党の政党助成金をカットするだけでも、世の中のために使ってはどうなのか?
25%の自公お維支持者は何度騙されれば、あるいは、騙されたふりをすればいいのだろう。50%の「眠り猫」の皆さんも、眠ったままで大丈夫なの?
『●「騙されることの責任」とハンナ・アーレント氏「考えないことの罪」』
『●そういうことで騙される人はたくさんいる:
内閣支持率49.4%、アベ様による消費増税賛成46・5%』
『●アベ様の「責任感が強い」?、……一体それは
どの「つもり違い」だろうか? 全て当てはまる稀有な王様?』
『●自公議員は、TPP問題だけは「信頼」できるし、
「責任」を持つって? 救いようのない○○です』
『●平和憲法を壊憲し軍隊を持ち「戦争できる国」の時代に:
「ネジレ」を取り戻し、「厭戦」の世に戻したい』
『●「不誠実極まりない」アベ様ら、安全保障関連法廃止法案を
国会にて2ヶ月に渡り店晒しするつもり』
来る参院選(衆参同時?)、正念場です。「ネジレ」を取り戻し、アベ様の暴走を止めるラストチャンス。
森田実さんは《安倍政権がやろうとしていることは立派な公約違反。責任を取って総辞職すべきです。安倍首相のトンデモない政治手法は許されるべきではありません》。アベ様らは、ヨソの党に二度と「公約違反」なんて言えない酷さ、それに対して自公支持者や「眠り猫」の皆さんは怒らいないのだもの…不思議。《消費税10%引き上げ延期の是非を問う》なんて云う訳の分からない「争点」隠しに、次回またしても、騙されるようなことがあってはいけない。
『●「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」、
騙す阿呆に、騙される阿呆』
『●公約破りの自民党が推進するTPP、その旗を振るマスコミにも呆れる』
『●アベ様に「参院選勝ち抜」かせてはいけない、「ネジレ」を取り戻そう』
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/177778】
消費増税先送りの今さら “茶番国会”で税金2700億円ムダに
2016年3月23日
(2014年衆院選では10%引き上げが争点に(C)日刊ゲンダイ)
来年4月の消費税増税が見送られることが濃厚になってきた。自民党執行部では「先送り」に賛成する声が続出。稲田朋美政調会長も「世界情勢の動向を見ながら決めないといけない」なんて他人事のように言っているが、よく言うよ、である。
消費税10%引き上げ延期の是非を問う――と、勇ましく訴えて、14年の衆院選に踏み切った安倍首相だが、増税する気がないなら解散なんてしなければよかったのだ。昨年の国会では軽減税率の対象をどれにするか議論していたが、あれも何だったのか。選挙どころか、国会自体もムダで、国民の税金が浪費された。
国会議員1人にかかる年間費用は歳費2100万円、文書交通費1200万円、立法事務費780万円、秘書の人件費2600万円で、合わせると約6600万円だ。これを単純に衆参の議員の数(717人)で掛けると約473億円にのぼる。
さらには、衆議院の年間の運営費は約740億円、参議院は約450億円。政党交付金は年間約320億円だ。また、14年の衆院選では約700億円もかかっている。トータル約2700億円がムダ遣いされたことになるのだ。
待機児童問題に詳しい「認定NPO法人フローレンス」代表理事の駒崎弘樹氏は過去のブログで、2700億円という数字を取り上げて「病児保育と学童保育と障害児保育を今の5倍充実させられる額です。5倍充実させれば、この分野ではほぼ十分な質量を確保できると言って良いでしょう」と言っている。
“茶番国会”に巨額の税金が使われるくらいなら、待機児童の問題に使ったほうが、よっぽど日本のためになる。政治評論家の森田実氏はこう言う。
「今度の参院選で消費税の廃止や税率を5%に戻すことを問うならば
意味があると思いますが、引き上げ“先送り”を争点にすることには
全く意味がありません。どうせ次は『消費税10%は5年後に』など
と言いだすのでしょう。安倍政権がやろうとしていることは立派な公約違反。
責任を取って総辞職すべきです。安倍首相のトンデモない政治手法は
許されるべきではありません」
もう騙されてはいけない。
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東京新聞の記事【危機迫る憲法 自作反戦歌今こそ 美輪明宏さん(79)】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015050390070007.html)と、
社説【戦後70年 憲法を考える 「不戦兵士」の声は今】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015050302000131.html)。
「戦後七十年の憲法記念日を迎えた。「戦争をしない国」を支えてきた憲法九条は今、危機を迎えている。政府は集団的自衛権が行使できるようにする法整備を着々と進め、その先には改憲も視野に入れる。「これからも憲法を守りたい」。戦争を体験した世代から、二十代の若者まで、世代を超えてその思いをつなぎ、広げよう」、「戦争や軍隊、軍国主義の正体をみんな知らなすぎます」。
美輪明宏氏、「戦争って言葉をなくせばいいんですよ。「大量殺人」でいいんです」。「大量殺人」に賛成票を投ずる「傍観」「無知」と「愚」。選挙民の重い責任に対する自覚がなさすぎる。
『●「敗戦特集」『週刊金曜日』
(2013年8月9日、955号)についてのつぶやき』
「【美輪明宏×佐高信対談】、「戦争って言葉をなくせばいいんですよ。
「大量殺人」でいいんです」、「いじめ・・「恐喝」「暴行」・・いじっめっ子・・
「犯罪者」と呼びなさい。・・万引き・・「窃盗」「泥棒」・・兵隊や兵士・・
「殺し屋」でけっこう」。「ヨイトマケの唄」
(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/e1b217ef14c0fb57be62348871c41e92)」
「<権力者が言う「愛国心」の「国」は往々にして、彼らの地位を保障し、利益を生み出す組織のことである。そんな「愛国心」は、一般庶民が抱く祖国への愛とは字面は同じでも、似て非なるものと言わざるを得ない> <われわれは、国歌や国旗で「愛国心」を強要されなくても誇ることのできる「自分たちの国」をつくるために、日本国憲法を何度も読み返す努力が求められているように思う。主権を自覚しない傍観者ばかりでは、権力者の手中で国は亡(ほろ)びの道を歩むからだ> 権力が改憲をめざす以上、主権者は傍観していられません」。
自公支持者ではいけない、「眠り猫」=傍観者ではいけない。「傍観者では亡(ほろ)びの道」。
『●「騙されることの責任」とハンナ・アーレント氏「考えないことの罪」』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015050390070007.html】
危機迫る憲法 自作反戦歌今こそ 美輪明宏さん(79)
2015年5月3日 07時00分
(「日本が70年戦争をせずに来たのは憲法に守られてきたから」
と話す美輪明宏さん(写真はいずれも御堂義乗さん撮影))
戦後七十年の憲法記念日を迎えた。「戦争をしない国」を支えてきた憲法九条は今、危機を迎えている。政府は集団的自衛権が行使できるようにする法整備を着々と進め、その先には改憲も視野に入れる。「これからも憲法を守りたい」。戦争を体験した世代から、二十代の若者まで、世代を超えてその思いをつなぎ、広げようと、メッセージを発信する人たちがいる。
赤や黄、紫など色とりどりのバラが咲き乱れ、背後には金色の光が差す舞台装置。鮮やかな青のドレスをまとう歌手美輪明宏さん(79)が、鍛え抜かれた美声で「愛の讃歌(さんか)」などシャンソンの名曲を響かせる。そんな華麗なコンサートが二〇一三年に変わった。第二次安倍晋三政権が発足した直後のことだ。
二部制の前半、照明を落とした舞台で、シンプルなシャツ姿の美輪さんがピンスポットライトに浮かび、自作の反戦歌を歌う。
「あの原爆の火の中を 逃げて走った思い出が
今さらながらによみがえる」
(美輪明宏作詞・作曲「ふるさとの空の下に」より)
ロマンあふれるシャンソンとは趣が違う、原爆孤児の悲しみを描いた歌詞。長崎で原爆に遭った自身の体験を重ねた。七十年を経ても拭い去れない悪夢。不戦を誓う憲法を手にした時、「もう逃げ惑う必要がない」と安堵(あんど)した。その憲法が崩れるかどうかの瀬戸際にある。
「私たちは憲法に守られてきた。世界一の平和憲法を崩す必要はない」。若い世代も多い観客に伝えたくて、反戦歌を歌う。原爆体験や軍国主義への強い嫌悪が美輪さんを駆り立てている。
■
一九四五年八月九日、いつもと変わらぬ夏休みの朝だった。美輪さんは、防空ずきんを背にかけ、縁側の机で宿題の絵を描いていた。ピカッ。白い閃光(せんこう)の後、ごう音と揺れに襲われた。
お手伝いさんに手を引かれ外へ出た。全身が火ぶくれてうなり声を上げる人。首のない赤ちゃんの上に倒れ込み泣き転げる女性。「助けてくれ」とつかまれた人の手を振り払うと、肉片が自分の腕についた。
「原爆 水爆大好きな 戦争亡者の親玉よ お前の親や兄弟が
女房や子供が 恋人が 焼けて爛(ただ)れて死ぬだろう
苦しみもがいて死ぬだろう」(美輪明宏作詞・作曲「悪魔」より)
美輪さんにはもう一つ、胸に刻まれた戦争の光景がある。
実家のカフェで働いていたボーイの三ちゃんが出征した時。汽車が出る寸前だった。三ちゃんの母親は、息子の足にすがり「死ぬなよ。どげんことあっても帰ってこいよ」と叫んだ。
憲兵に引きずり倒され、頭を打って血を流してもなお、母は「死ぬな」と声を上げた。その三ちゃんが生きて帰ることはなかった。
「戦争や軍隊、軍国主義の正体をみんな知らなすぎます」
■
普通に暮らしていた人たちが、理不尽な暴力と死に直面する。それが美輪さんが体験した戦争の正体だった。だから、「国民を守る」「国を守る」という耳当たりのいい言葉で、改憲の議論が進むことにいら立ちを隠せない。
「改憲して戦争に参加できるようにって、
どうして学習能力がこんなにもないのか」
そんな政治家を舞台に立たせたのは、国民の選択だった。そのことをもう一度考えてほしいと美輪さんは歌い、語り続けている。
「無辜(むこ)の民衆が戦争に狩り出されるのではない。
選挙民に重い責任があるのです」 (小林由比)
<みわあきひろ> 長崎市生まれ。16歳でプロの歌手となり、シャンソン喫茶「銀巴里」などに出演。1957年「メケメケ」が大ヒット。日本におけるシンガー・ソングライターの元祖として多数の曲を自作。2012年に初出場したNHK紅白歌合戦で、自作の「ヨイトマケの唄」を歌い反響を呼んだ。
(東京新聞)
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015050302000131.html】
【社説】
戦後70年 憲法を考える 「不戦兵士」の声は今
2015年5月3日
昨年は集団的自衛権の行使容認、今年は安全保障法制…。政権の次の狙いは憲法改正でしょう。戦後七十年の今こそ、しっかり憲法を考えたいものです。
昨年暮れに「石見(いわみ)タイムズ」という新聞の復刻版が京都の出版社から出されました。社屋が島根県浜田市にあった、この小さな地方紙の創刊は一九四七年で、今のところ五三年までの紙面が読めるようになったのです。
故・小島清文氏が主筆兼編集長を務めました。小島氏が筆をふるったのは約十一年間ですが、山陰地方の片隅から戦後民主主義を照らし出していました。
◆白旗投降した海軍中尉
「自由を守れ」「女性の解放」「文化の存在理由」「文化運動と新しき農村」…。社説を眺めるだけでも、新時代の歯車を回そうとする言論の力がうかがえます。
例えば「民主主義の健全なる発達は個人の教養なくしては望めないし、自らの属する小社会の改善から始めねばならない」などと論じます。日本に民主主義を根付かせ、二度と戦争をしない国にするという思いがありました。何しろ経歴が異例な人です。
小島氏は戦時中、慶応大を繰り上げ卒業し、海軍に入りました。戦艦「大和」の暗号士官としてフィリピンのレイテ沖海戦に従います。その後、ルソン島に配属され、中尉として小隊を率いました。
でも、この戦いは米軍の攻撃にさらされ、同時に飢えや病気で大勢の兵隊が死んでいきました。ジャングルの中は死屍(しし)累々のありさまです。「玉砕」の言葉も出るほどの極限状況でした。
小島氏は考えました。「国のために死ね」という指揮官は安全な場所におり、虫けらのように死んでいくのは兵隊ばかり…。連合艦隊はもはや戦う能力もない…。戦争はもうすぐ終わる…。考えた末に部下を引き連れて、米軍に白旗をあげ投降したのです。
◆傍観者では亡(ほろ)びの道
この投降を誰が非難できるでしょうか。むしろ「生きて虜囚の辱めを受けず」という「戦陣訓」により、死なずに済んだ命は無数にあったはずです。白旗は無責任な戦争指導への非難にも思えます。
小島氏の名前が世間に知られるようになるのは、新聞界を退いてからずっと後です。八八年に「不戦兵士の会」を結成し、各地で講演活動を始めたのです。ひたすら「不戦」を説きました。
九二年に出した冊子ではこう記します。
<戦争は(中略)国民を塗炭の苦しみに陥れるだけであって、
なんの解決の役にも立たないことを骨の髄まで知らされたのであり、
日本国憲法は、戦勝国のいわば文学的体験に基づく平和理念とは
全く異質の、敗戦国なるが故に学んだ人類の英知と苦悩から
生まれた血肉の結晶である>
憲法の平和主義のことです。戦後日本が戦死者を出さずに済んだのは、むろん九条のおかげです。自衛隊は本来あってはならないものとして正当性を奪い、軍拡路線にブレーキをかけてきました。個別的自衛権は正当防衛なので、紙一重で憲法に整合しているという理屈が成り立っていました。
しかし、安倍晋三政権は従来の政府見解を破壊し、集団的自衛権の行使容認を閣議で決めました。解釈改憲です。今国会で議論される安全保障法制は、他国への攻撃でも日本が武力行使できる内容です。「専守防衛」を根本から覆します。九条に反してしまいます。
権力を縛るのが憲法です。これが立憲主義の考え方です。権力を暴走させない近代の知恵です。権力が自ら縛りを解くようなやり方は、明らかに立憲主義からの逸脱です。
小島氏は二〇〇一年の憲法記念日に中国新聞に寄稿しました。
<権力者が言う「愛国心」の「国」は往々にして、
彼らの地位を保障し、利益を生み出す組織のことである。
そんな「愛国心」は、一般庶民が抱く祖国への愛とは字面は
同じでも、似て非なるものと言わざるを得ない>
<われわれは、国歌や国旗で「愛国心」を強要されなくても
誇ることのできる「自分たちの国」をつくるために、
日本国憲法を何度も読み返す努力が求められているように思う。
主権を自覚しない傍観者ばかりでは、権力者の手中で国は
亡(ほろ)びの道を歩むからだ>
権力が改憲をめざす以上、主権者は傍観していられません。
◆戦争は近づいてくる
小島氏は〇二年に八十二歳で亡くなります。戒名は「誓願院不戦清文居士」です。晩年にラジオ番組でこう語っています。
<戦争というのは知らないうちに、遠くの方からだんだん
近づいてくる。気がついた時は、目の前で、自分のことになっている>
「不戦兵士」の忠告が今こそ、響いて聞こえます。
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東京新聞の記事【衆院解散 12・14投開票 カギとなる「三つの議席数」】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014112290070437.html)。
「三つの岐路の方向に影響を与える三つの数字がある・・・・・・議席の過半数「二三八」だ・・・・・・改憲の発議に必要な議席数「三一七」・・・・・「脱原発」の行方に影響する数字は、一二年の前回衆院選で原発ゼロを公約した政党が獲得した議席総数「一二六」・・・・・・私たちの投票でこれらの三つの議席数が決まり、政策を動かすことになる」
「二三八」議席以下は当然、この2年間のアベ様の行いを見れば。自公「二三八」議席以下は当然、壊憲「三一七」議席なんてトンデモ、脱原発「一二六」議席では少な過ぎ!
『●「騙されることの責任」とハンナ・アーレント氏「考えないことの罪」』
『●アベ様の決まり文句
「国民には丁寧に説明をしていく」、でも、そうしたタメシはなし』
『●壊憲、原発推進、平成の治安維持法、
TPP、高江・辺野古、カネ、ダーク・・・「アベ様政治」全体が争点』
『●選挙を何度やっても、「騙されることの責任」
「考えないことの罪」を自覚し得るかどうか?』
別の東京新聞の記事によれば: 【総選挙事務700億円 貴重な一票忘れずに】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014112202000106.html)・・・・・・「衆院選では毎回、七百億円前後の事務経費が国の予算に計上される。全国の二十歳以上の有権者は約一億人のため、投票に行くか行かないかに関係なく、有権者一人につき七百円程度の税負担が生じる」・・・・・・そうです。
選挙に行かないなんて2年間のアベ様の悪政を支持するに等しく、かつ、税金をドブに。「騙されることの責任」「考えないことの罪」を自覚しない自公投票者と同じ。選挙に行き、かつ自公や翼賛野党以外にキッチリと投票を。2年間の「アベ様の悪政」全体に真の評価を、そして、ケリを。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014112290070437.html】
衆院解散 12・14投開票 カギとなる「三つの議席数」
2014年11月22日 07時04分
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(↑ブログ主注: すいません、誠に勝手ながらコピペさせて頂きました
[http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/images/2014112299070437.jpg])
衆院は二十一日の衆院本会議で解散された。政府はその後の臨時閣議で、十二月二日公示-十四日投開票の日程を正式に決定。安倍晋三首相(自民党総裁)は今回の解散を「アベノミクス解散」と名付け、政権の継続を強調。野党側はアベノミクスで格差が拡大したとして転換を訴えた。与野党は事実上の選挙戦に突入した。
四百七十五議席を競い合う選挙戦で国民が選択する「三つの岐路」は、安倍晋三首相が「アベノミクス」と呼ぶ経済政策、憲法解釈の変更で集団的自衛権の行使容認に踏み切った安全保障政策や憲法、原発再稼働を進める政策-の是非だ。三つの岐路の方向に影響を与える三つの数字がある。
最も基本的な数字は、議席の過半数「二三八」だ。これは「安倍路線」の政策が継続するかどうかに直結する。
自民、公明の与党が二百三十八議席を大きく上回れば、アベノミクスを具体化した二〇一四年度補正予算案や一五年度予算案は、与党の賛成だけで成立させられる。参院でも与党が過半数を持っているためだ。金融緩和を進める日銀の総裁や理事の人事案も同様だ。
安全保障政策もそうだ。首相は来年の通常国会で、海外での武力行使に道を開く集団的自衛権の行使容認を含む安全保障法制の整備を進める意向だ。憲法の解釈に関わる重大法案だが、過半数の議席で衆院を通過させることができる。ただし、政権を維持しても議席を減らせば、法整備にブレーキがかかったり、修正されたりするのは確実だ。
「三分の二」は衆参両院による改憲の発議に必要な議席数「三一七」だ。二年前の衆院選では、改憲勢力はこれを上回った。
安倍政権は憲法解釈の変更にとどまらず、改憲を今でも視野に入れている。参院では九条改憲を主張する自民党と次世代の党を合わせても三分の二を下回っており、今回の衆院選で改憲勢力が三分の二を上回っても、すぐに改憲の発議はできない。ただ、三百十七議席を取れば、次の参院選は改憲発議ができるようになるかどうかの重要な局面になる。
「脱原発」の行方に影響する数字は、一二年の前回衆院選で原発ゼロを公約した政党が獲得した議席総数「一二六」だ。
今回の衆院選では各党の公約がまだ出そろっておらず、どの党が原発ゼロを掲げるのかは確定していない。世論調査では脱原発を求める声の方が多く、国会の勢力とはねじれがある。衆院選で世論と比例した結果が出れば、安倍政権へのプレッシャーとなる。
私たちの投票でこれらの三つの議席数が決まり、政策を動かすことになる。 (金杉貴雄)
(東京新聞)
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東京新聞の社説【衆院解散を検討 「安倍政治」こそ争点だ】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014111302000156.html)。
「消費税再増税を先送りするため、国民に信を問うというのが解散の「大義」だが、問われるべきは「安倍政治」そのものだ」。
もう数えきれません、アベ様の悪行。市民にとって何か良いことをアベ様がやってくださったことって?? 壊憲をはじめアベ様のやってきたことについて、アベ様達自公議員の支持者や翼賛野党議員の支持者が「騙されることの責任」「考えないことの罪」を自覚し得るかどうか?、大いなる疑問。選挙を何度やっても、彼/彼女達は変わらんのでしょうね、きっと。
『●「騙されることの責任」とハンナ・アーレント氏「考えないことの罪」』
『●アベ様の決まり文句
「国民には丁寧に説明をしていく」、でも、そうしたタメシはなし』
『●壊憲、原発推進、平成の治安維持法、TPP、
高江・辺野古、カネ、ダーク・・・「アベ様政治」全体が争点』
衆議院が解散しました。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014111302000156.html】
【社説】
衆院解散を検討 「安倍政治」こそ争点だ
2014年11月13日
安倍晋三首相が年内の衆院解散・総選挙を検討しているという。来年十月の消費税再増税を先送りするため、国民に信を問うというのが解散の「大義」だが、問われるべきは「安倍政治」そのものだ。
首相が外遊から帰国する十七日に七~九月期の国内総生産(GDP)の速報値が発表される。景気回復の遅れが判断された場合、消費税再増税の先送りを決断し、その是非を国民に問うため、衆院を来週中にも解散するという。総選挙の日程は十二月二日公示-十四日投開票、九日公示-二十一日投開票が想定される。
消費税を二段階で10%に増税することは民主党政権下の二〇一二年六月、「社会保障と税の一体改革」として民主、自民、公明三党が合意したもので、同年十二月の衆院選の自民党政権公約でも消費税は「当面10%」と記していた。
公約変更が解散の「大義」になると、政権側は考えたのだろう。
ただ、いかにも取って付けた理由だ。そもそも消費税は増税すべきではないし、法律の付則には経済状況によって増税を最終判断する旨の規定もある。先送りしても解散の根拠にはなり得ない。
九月の内閣改造後、閣僚の醜聞が相次いで発覚し、内閣支持率は下落傾向だ。首相の経済政策(アベノミクス)は期待外れで、来年以降は、安全保障法制整備や原発再稼働など、国民の反発が避けられない課題も待ち構える。
内閣支持率が比較的高く、野党の選挙態勢が整う前に衆院解散に打って出た方が、議席減を最小限にとどめられる、というのが政権側の本音ではないのか。
安倍氏が再び首相に就いてからの二年近く。国民の反対を切り捨てる形で進めた特定秘密保護法の成立強行や原発再稼働の推進、歴代内閣が積み重ねてきた憲法解釈を、一内閣の判断で変えた集団的自衛権の行使容認など、強権的な政治手法ばかりが思い浮かぶ。
首相の歴史認識や靖国神社参拝が外交上の不安定要因となる一方で、「一票の格差」是正や、政府や国会の「身を切る改革」など処理すべき懸案は手付かずだ。
解散の大義に正当性があるとはとても思えないが、解散が見送られ、国民軽視の「安倍政治」が続くことも、国民には不利益だ。
野党側にとって解散は、政権打倒の好機のはずだが、準備不足は否めない。候補者調整や選挙協力など、国会での「一強多弱」打破のために知恵を絞り、党利を超えた決断を促したい。
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『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。
今週のブログ主のお薦めは、 まさのあつこ氏【田中原子力規制委員長、旧立地指針の「隔離要件」を「歴史的遺物」】と三木健氏【本 推理小説さながら心の闇に挑んだ労作/『上野英信・萬人一人坑 筑豊のかたほとりから』河内美穂=著 現代書館】。
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■①『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 「朝日バッシングが生んだ北星学園大学事件/「慰安婦」問題と言論弾圧」。『朝日』の「誤報」よりも、誰が国際社会の印象を落としているでしょうか?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/62a82250c5ba66a70f10829a76237225)
■②『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 横田一・野田大樹氏【拉致問題、消費増税で追いつめられた安倍首相 沖縄県知事選敗北、解散か】、「鉄道建設というアメ・・櫻井よし子氏も・・氏の応援にかけつけて・・講演」。何でもありのアベ様、その脳ミソには・・(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/9e9a0e0a08814c53118382328bc87f7a)
■③『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / まさのあつこ氏【田中原子力規制委員長、旧立地指針の「隔離要件」を「歴史的遺物」】、「人口密集地と原発施設との間に一定の距離を置くもの」。原発を推進したくて仕方のない原子力「ムラ寄生」委員会(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/6431f9c6213219d5c4d977d777afec78)
■④『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 及川健二さん【在特会との関係を小川淳也議員が国会で追及 山谷えり子拉致担当相の揺らぐ答弁が意味すること】、「国会での答弁には、齟齬も生じている」。「在特会のシンパ」が国家公安委員長・拉致問題担当相とはね!(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/62a82250c5ba66a70f10829a76237225)
■⑤『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 【西川伸一の政治時評/前のめりの安倍首相 日本中心主義の妄想】、「首相と、作家の百田尚樹氏の共著・・があり、首相が抱く日本中心主義の妄想も相当なものである」。アベ様のオツムの中身(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/5c6351a39275f069d77e0a8ce7c9e05d)
■⑥『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 中島岳志さん【矢内原事件と「凡庸な悪」 北星学園大学に求められているもの】、「アーレントはアイヒマン裁判を通じて鋭く問いかけた・・・。・・・権力からの直接的な介入はなされていない。にもかかわらず、学長は悪意の脅迫に屈しようとしている」
■⑦『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 伊田浩之氏【「短期決戦」確実となった大飯原発差し止め控訴審】、「福井地裁(樋口英明裁判長)・・・大飯原発・・・の運転差し止めを命じた・・・。・・・控訴審が・・・名古屋高裁金沢支部(内藤正之裁判長)で始まった・・・司法は、「安全神話」の復活に二度と手を貸してはならない」
■⑧『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 【「南京大虐殺」公開誌上討論2/藤岡信勝氏「「南京事件」がなかった証拠を5点示す」×本多勝一氏「論破された議論の蒸し返しだけ」】、「A記者 ・・・旧陸軍将校の団体である偕行社が南京戦に参戦した会員の証言を集めた結果、虐殺を認めました」
■⑨『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 三木健氏【本 推理小説さながら心の闇に挑んだ労作/『上野英信・萬人一人坑 筑豊のかたほとりから』河内美穂=著 現代書館】、「筑豊の炭住長屋を改造して施設の「筑豊文庫」を設立・・「英信は過去を忘れた訳ではない。・・」」
■⑩『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 三木健氏【本 推理小説さながら心の闇に挑んだ労作/『上野英信・萬人一人坑 筑豊のかたほとりから』河内美穂=著 現代書館】、「・・・葬り去ったわけでもない。・・・過去を背負ったまま、天皇制のゴウカキ(業担き)として生きる。・・・」
■⑪『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 三木健氏【本 推理小説さながら心の闇に挑んだ労作/『上野英信・萬人一人坑 筑豊のかたほとりから』河内美穂=著 現代書館】、「・・その罪業を担い続けていく覚悟だったのだ」と」。上野英信さんは「「侵略する側」にいた過去に戦後、どう向き合った」のか?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/1710153de64dda7585f16247cc05e188)
■⑫『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「沖縄知事選・・・安倍政権が必死で当選を狙っている。それこそなりふり構わないあらゆる手段で臨んでいるのは明白・・・谷垣禎一・・・はほぼつきっきり。小泉進次郎・・・を筆頭に連日大物政治屋を現地に・・・」
■⑬『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「・・・裏でどんな手を打っているかは想像をはるかに超える。*出来もしない公約を次々に発表し、そればかりか現金までばら巻いているという噂すらある。今回はよほど厳正に投票箱を管理しないと危ない。・・・」
■⑭『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「・・・油断大敵である。・・・ウチナンチューは今こそ心を一つにしてほしい。・・・今回の選挙を契機に沖縄の自治の拡大を目指そうではないか」。菅義偉官房長官曰く「この問題は過去のものだ。争点にはならない」そうだ・・・吠え面をかかせてやりましょう(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/7396c27bc68917e0dc239e7f2c794c9c)
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