nikkan-gendaiの衝撃・笑撃な記事【「トリクルダウンあり得ない」竹中氏が手のひら返しのア然】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/172701)。
『●『新版 悪夢のサイクル/ネオリベラリズム循環』読了(2/4)』
「レトリック。《…レーガン大統領が使ったレトリックが
「トリクルダウン・エフェクト」というものでした。/
…水がしたたりおちるように、、富裕層への減税のおこぼれが、
下のほうにおちていくということです。/日本でも、まったく同じことを
言っていた人がいます。/小泉内閣で構造改革をおしすすめた
経済学者の竹中平蔵氏です。…/人々は満足しているでしょうか?/
アメリカで、日本で…》」
《アベノミクスの“キモ”であるトリクルダウンの効果が出ていない状況に対して、「滴り落ちてくるなんてないですよ。あり得ないですよ」と平然と言い放った》。
Dr.トリクルダウン竹中平蔵センセイ、今さら、そりゃぁ~ないでしょ!! 学会から、政界からお引き取りを。《こんな男が今も政府の産業競争力会議の議員を務めているなんて、安倍政権のマヤカシがよく分かる》、ま~さに正鵠を得ている。
『●格差社会を助長するトンデモな「ト」理論=トリクルダウン理論』
「トンデモな「ト」理論=トリクルダウン理論(trickle down理論)とは
「大企業や富裕層の経済活動を活性化させることによって、
富が低所得層に向かって徐々に流れ落ち、国民全体の利益となる」
というもの。新自由主義者が好んで使う理論である。構造改革や、
民営化という名の私企業化や、規制緩和、小さな政府によって
大企業や大金持ちがさらに潤い、そのお零れが下々に滴り落ちてくる
という理論である。小泉純一郎氏や竹中平蔵氏らのやったことで
それが実現されただろうか? むしろ格差社会がより
一層酷くなっただけである」
『●水コングロマリットとコモンズの自由化』
『●アベノミクスの宣伝に騙されて
彼らに投票してしまえば、待っているのは格差社会』
『●働くとは何か?: 「社員は「定額使い放題」へ」』
『●自民党の目指す社会とは?』
『●トリクルダウンエフェクト: 如何に市民のことなど考えず、
大企業・お金持ちにしか目が行っていないか!』
『●「トリクルダウン理論」:
「貧しい者」ではなく「アベ様の自民党」に「お零れ」が!』
『●消費税・・・「あってはならない税制、許されない税制、
払えない人間は・・・死ねっていうような税金」』
『●格差社会を拡大する「トリクルダウン理論」:
「したたり落ちているのは、若い世代の悔し涙なのか」?』
『●アベ様の「ドアホノミクス」(©浜矩子さん)で
空しき「雨乞い」をしても・・・・・・』
『●所得再分配機能が破壊:
「眠り猫」はアベ様を「支持」することで自分の首を絞めている』
『●残酷な現実・・・
自公支持者や「眠り猫」の皆さんのお好きな「格差社会」』
『●投票者自身の首を絞めてはいけない:
「格差是正のための税制を求め、豊かな層に多く課税すべき」』
『●「残業代ゼロ法案」: お零れが滴り落ちてくるどころか、
対象が下へ下へと『トリクルダウン』』
『●「子供たちの未来が家庭の経済事情によって
左右されることのないよう」な社会を目指すその先に・・・』
『●塩崎恭久厚労相: 「(この法案は)
小さく生んで大きく育てる」「とりあえず(法案は)通す」』
『●経済財政諮問会議提言: 「高所得者」の範囲は
きっと「トリクルダウン」、そして「大きく育てる」つもり』
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/172701】
「トリクルダウンあり得ない」竹中氏が手のひら返しのア然
2016年1月4日
(二枚舌(C)日刊ゲンダイ)
テレビ朝日系の「朝まで生テレビ!」。「激論!安倍政治~国民の選択と覚悟~」と題した1日放送の番組では、大田区の自民党区議が「建築板金業」と身分を隠し、安倍政権をヨイショするサクラ疑惑が発覚。「今年初のBPO入り番組」とネットで炎上中だが、同じように炎上しているのが、元総務相の竹中平蔵・慶応大教授の仰天発言だ。
番組では、アベノミクスの「元祖3本の矢」や「新3本の矢」について是非を評価。冒頭、「アベノミクスは理論的には百%正しい」と太鼓判を押した竹中平蔵氏。アベノミクスの“キモ”であるトリクルダウンの効果が出ていない状況に対して、「滴り落ちてくるなんてないですよ。あり得ないですよ」と平然と言い放ったのである。
トリクルダウンは、富裕層が富めば経済活動が活発になり、その富が貧しい者にも浸透するという経済論だ。2006年9月14日の朝日新聞は〈竹中平蔵・経済財政担当相(当時)が意識したのは(略)80年代の米国の税制改革だった。その背景には、企業や富裕層が豊かになれば、それが雨の滴が落ちるように社会全体に行きわたるとする『トリクルダウン政策』の考え方があった〉と報じているし、13年に出版された「ちょっと待って!竹中先生、アベノミクスは本当に間違ってませんね?」(ワニブックス)でも、竹中氏は〈企業が収益を上げ、日本の経済が上向きになったら、必ず、庶民にも恩恵が来ますよ〉と言い切っている。
竹中平蔵氏がトリクルダウンの旗振り役を担ってきたのは、誰の目から見ても明らかだ。その張本人が今さら、手のひら返しで「あり得ない」とは二枚舌にもホドがある。埼玉大名誉教授で経済学博士の鎌倉孝夫氏はこう言う。
「国民の多くは『えっ?』と首をかしげたでしょう。ただ、以前から
指摘している通り、トリクルダウンは幻想であり、資本は儲かる
方向にしか進まない。竹中氏はそれを今になって、ズバリ突いた
だけ。つまり、安倍政権のブレーンが、これまで国民をゴマカし
続けてきたことを認めたのも同然です」
こんな男が今も政府の産業競争力会議の議員を務めているなんて、安倍政権のマヤカシがよく分かる。
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