Activated Sludge ブログ ~日々読学~

資料保存用書庫の状況やその他の情報を提供します。

●「無罪」証言が続出

2010年03月31日 05時11分49秒 | Weblog

山岡俊介さんの3月26日のアクセスジャーナル以下の記事が出ています。一部をコピペさせてもらいました。

=======================================
【http://www.accessjournal.jp/modules/
                               weblog/】

2010/03/26
大阪地検特捜部が、再度、民主党代議士狙って無理筋捜査
                        
執筆者: Yamaoka (2:00 am)

 
大阪地検特捜部が手がけた障害団体向けのDM不正融資事件、当初、石井一・牧義夫両民主党国会議員を狙っていたと思われるが、「泰山鳴動してネズミ一匹どころか、そのネズミとされる村木厚子・元厚労省局長(冒頭写真。ただし容疑当時は課長)の公判では「無罪証言が続出し、まさに政治家逮捕のための捨て石にされた様相だ。
 だが、「正義の検察」からすれば、政治家逮捕のためには捨て石は許されるようだ。
 大阪地検特捜部は汚名挽回、それより反省なしというべきか、再び、今年1月から民主党代議士を狙って捜査を始め、お決まりのリークと思われる情報に乗り、一部大手マスコミがすでに報じている。
=======================================
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●新刊『科学と神秘のあいだ』紹介

2010年03月30日 05時24分21秒 | Weblog

kiklog菊池さん新刊の案内が出ていましたので、ご紹介。まだ入手していませんが、近々購入する予定。

=======================================
【http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/
  ~kikuchi/weblog/index.php?UID
                          =1269445156】

「科学と神秘のあいだ」


『科学と神秘のあいだ』(筑摩書店・双書zeroISBN978-4-480-86072-9)が、早いところは今日から店頭に並んでいると思います。webちくまの連載をまとめたものですが、かなり手をいれました。かなりくだけたエッセイです。気軽に読んでいただければ。


・・・・・・。
======================================
コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●最早嫌がらせが目的

2010年03月29日 05時00分32秒 | Weblog

My New Japan再び押し紙問題の記を発見。本問題の第一人者のジャーナリスト黒藪哲哉さんの記事で、押し紙問題での読売新聞の悪行について、再び。もはや、ほとんど嫌がらせです。

=======================================
【http://www.mynewsjapan.com/reports/
                                  1216】
読売「弱いものイジメ・嫌がらせ訴訟」第7戦へ 言論封殺の特高警察体質浮き彫りに
                  
黒藪哲哉 20:01 03/24 2010

 2001年に、配達部数6百部弱に過ぎない1店主である真村久三さんが、自称1千万部を発行する読売新聞との裁判に巻き込まれてから10年近い歳月が流れた。これまでの判決は、真村さんの6勝0敗。そして2月初旬、読売が判決を不服として保全抗告の申立て手続きを行い、裁判の舞台を福岡地裁から福岡高裁に移しての「第7戦」が決まった。最高裁が真村さんの地位を保全してもなお、ビラやパンフレットの配布、ノボリを立てる行為、さらに単行本の出版などの言論活動を解任理由にあげて最高裁決定に従わない読売。あらゆる手段を動員して言論を抹殺しようとするその姿勢は、正力松太郎元社主が幹部だった特高警察の活躍を連想させる。
【Digest】
◇読売による保全抗告
◇人権問題としての真村事件
◇「読売攻撃=悪」の視点
◇読売は憲法21条を否定するのか?
◇ノボリを立てたのはけしからん
◇出版の自由があやうい
調査報道に足枷
◇推測の記述に対しても名誉毀損
◇ペンに自信がないから裁判?
◇自由人権協会への疑問
・・・・・・
======================================

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●『創(2010年2月号)』読了(1/3)

2010年03月28日 07時45分59秒 | Weblog

押し紙問題の記事を御紹介」は、明日ということで。

『創』(2010年2月号)、3月に読了。

 出版界の徹底研究「不況の出版界を襲う「地殻変動」」座談会。松田哲夫[筑摩書房顧問]さんら。新書の隆盛、「『差別と日本人』(角川oneテーマ21/野中広務辛淑玉著)が、30万部を超えているのは注目すべきで、ハウツー書というイメージを打破したのは立派です」(p.34)。

 佐高信さんの「筆頭両断!「百の説法屁一つ」 竹中平蔵」(pp.94-95)。「・・・ベラベラしゃべっている人間の下品さがわかるということだが、小泉純一郎と竹中平蔵にこそ、この格言がぴったりと当てはまる」。「・・・そんなセリフは「年棒1億円」とかいわれる〝新規権益〟のパソナ会長の椅子を放棄してから言え、と怒鳴りつけたい」。「竹中の強欲ぶり・・・『東京新聞』も・・・「究極の天下り」と批判・・・」。「郵政民営化に影響力を行使した後、かんぽの宿の一括譲渡を実施させようとしたオリックス宮内義彦会長と同じ。自分が関わったところで自分が利益を得るという構図は、まるで政商ならぬ学商だ」。「・・・消費者金融、つまりサラ金の経営者の集まりでも講演し、彼らの喜びそうなことを言っている。・・・郵便局のカネをそちらにまわせというのである。どこまでサラ金の手先となればいいのか」。「「新自由主義の時代は終わった」とか、「新自由主義は誤った」などという評論家は一切信用しないことにしている、とミエを切っている。内橋克人や私は信用しないということだろうが、作家の城山三郎も明確に竹中を批判していたし、高杉良も厳しく断罪しているのだから、城山や高杉も竹中は「信用しない」ということになる。/サラ金業者からカネをもらって講演したり、日本マクドナルドの未公開株を買ったり、さらにはパソナの会長になって一億円もフトコロに入れる竹中と、「渇しても盗泉の水は飲まず」といった感じの清冽な生き方を貫いた城山三郎のどちらに信用があると、この卑しい軽薄才子は思っているのか」。

 鈴木邦男さんの「言論の覚悟/◎言論のルール作り」(pp.96-99)。中島岳志さん。「・・・「南京・史実を守る映画祭」が行われた。一本だけでも右翼が押しかけるのに何と、・・・南京映画を四本一挙上映だ。そして、シンポジウム。ここに呼ばれたのだ。覚悟を決めて出た。・・・熊谷伸一郎さんと四人で話をした」。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●『創(2010年2月号)』読了(2/3)

2010年03月28日 07時44分02秒 | Weblog

『創』(2010年2月号)】

 香山リカさん「「こころの時代」解体新書/09年カツマー論争を振り返る」(pp.100-103)。「これは、市場原理主義と呼ばれる考え方が、経済の領域を超えて社会の津々浦々にまで行きわたったここ10年、15年のあいだ、ずっと抱いていた違和感にも通じる感覚だ」。「・・・「またいつもの新自由主義批判かよ」と揶揄されそうだが、確かに私は、この市場原理主義に基づく資本主義経済体制にどうしてもなじむことができないのだった。/そんなわけで、私としては小さな声で「〈勝間和代〉を目指さない」という章をおり込んだ新書を出した」。「・・・勝間氏もその流れの中から出てきた新自由主義的なシステムや価値観全体なので、・・・。・・・/・・・「人生をムダにすごしたっていいじゃない」「成功しなくてけっこう」という主義主張・・・」。

 森達也さん「極私的メディア論/第49回 適切な対応・適正な予算」(pp.104-107)。「・・・こういうことをしているから、テレビはダメなのだ」。「東京都議会一般質問で、東京都が電通に制作を依頼した約10分間のPR映像の製作費が、約5億円であることが明らかになった。・・・/・・・オリンピックを、東京都に招致するためのプロモーションビデオだ。・・・/・・・石原慎太郎都知事は・・・「言われてみれば高い。どうして高くなったのかただしたい」と述べている」。全く白々しいもんだ。「5億円の製作費は、招致活動費150億円(都税100億円、民間資金50億円)から支払われる。・・・/・・・総額150億円の招致活動費について石原都知事は、「東京の財政は痛くもかゆくもない」と発言した。このときは朝日新聞の投書欄に、「痛いのはこっちだ」との都民からの投書が掲載されて、その正しい日本語感覚と論理に深く共鳴した」。心ある都民の方々、決してこんな候補者には投票しなかったであろう都民の皆さんには、同情する。「10分間の映像で5億円は、まずはバカバカしくなるくらいに破格で論外でありえない金額である・・・。・・・今どきちょっとありえない。どこの世界の話なのだろうかという感覚だ」。「・・・もしも僕や・・・安岡卓治に・・・依頼してきたら、5億ではなくて500万円で製作できる。高価なCGや海外ロケは必要ない。創意工夫で制作する。満足してもらえる自信もある」。「・・・事業仕分けに反発する科学者の主な声明が・・・。/でもやっぱり「ある程度」だ。科学者からこれほどに臆面もなく、国家や国益などと発言されると、何となく萎えてしまう。/・・・だから日本の科学者たちの本音は、別にあると思いたい。内心は、「国家や国益、国境などどうでもいい。私はただ、万物の真理を知りたいだけだ」と思っていてほしい」。

 篠田博之編集長「「死刑になりたい」被告に出された死刑判決/土浦無差別殺傷事件 金川真大被告からの手紙」(pp.120-127)。「・・・周囲とのコミュニケーションをとる学習が十分でなかったこと。・・・家族全体の関係が希薄だったこと。・・・ほとんどの人間関係は遮断されたまま・・・」。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●『創(2010年2月号)』読了(3/3)

2010年03月28日 07時39分36秒 | Weblog

『創』(2010年2月号)】

 「永六輔[放送タレント]×矢崎泰久[元『話の特集』編集長]ぢぢ放談/第9回 環境問題なんて知らない!」(p.128-135)。「矢崎 あの排出権取引っていうのも、胡散臭いじゃないですか。結局は、温暖化対策が新しいマネーゲームを生むだけの話でしょう。・・・」。「矢崎 「もう少し貧しくなろう」ということだった。金を稼ぐのをやめる。美味いものを食うのをやめる。・・・」。松下センセの『暗闇の思想』、内橋克人さんの『浪費なき成長』。「矢崎 そういえば永さん、『苦海浄土』を書いた石牟礼道子さんや、写真家のユージン・スミスなんかと一緒に、よく水俣に行っていたもんね」。足尾銅山鉱毒事件と田中正造。足尾銅山鉱毒事件と同様に、奈良の平城京は都市公害の第1号。水銀説と奈良の大仏。北山修さん。核廃棄物について、「 これはもう、文明が生んだ「負の遺産」として、次世代に委ねるしかないね。われわれには、その汚物処理は手に負えないし、時間もない。ただ、この汚物は使い物にならない、という発言だけは残しておきたいけどね」。

 三井環さん(元大阪高検公安部長)検察「裏金」告発の闘いはこれからだ! 第13回/仮釈放妨害で告訴」(pp.136-139)。

 雨宮処凛さんドキュメント雨宮革命/第26回 ナショナルミニマム研究会と生活保護の現場」(pp.140-143)。湯浅誠さん。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●相変わらずの下品さ

2010年03月27日 05時50分01秒 | Weblog

nikkansports.comに出ていた○○ッタレ球団=巨人〝〟の相も変らぬ下品な会長さんの記事。「国民の働く人々の気持ちを傷つけた」・・・、聞いて呆れます。明日、押し紙問題の記事を御紹介します。「大読売に楯突く」読売新聞の販売店店主は「働く人々」には入っていないのでしょう。「愚かなタレント出身」・・・、「出自」を言われれば脛に痣はないのですかね、特に、東大時代。「1番」・・・、さすが自称1千万部の「世界一」の新聞社です。

=======================================
【http://www.nikkansports.com/baseball
   /news/p-bb-tp0-20100324-609555.html】

巨人渡辺会長、蓮舫議員を「バカな女」
 巨人軍は1位たれ! 巨人渡辺恒雄会長(83)が23日、支持率急落中の民主党を引き合いに、チームへ2年連続日本一指令を出した。都内ホテルで、財界人による激励会「燦燦会」を主催。あいさつで壇上に立つと、昨年の蓮舫参議院議員らによる事業仕分けに言及した。「愚かなタレント出身の女性議員が、なんで1番じゃないといけないのか、2番じゃダメなのかとバカな発言をした。国民の働く人々の気持ちを傷つけた。バカな女がいるもんだ」と、一気にまくしたてた。
 スーパーコンピューター関連予算を巡る、同議員の発言に触れたものだった。その上で「巨人は1番じゃないといけない。2位じゃいけない。それが巨人に与えられた宿命です」と厳命した。最後はラミレスを呼び寄せて、一緒に「喜んで~」と、今季のラミレスのお立ち台での決めぜりふまで熱演。長嶋終身名誉監督も出席する中、“絶口調”でチームを鼓舞していた。 [2010年3月24日8時48分 紙面から]
=======================================

 一方、府知事に意見を求めに行って、嬉々としているような議員さんでは・・・。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●活性化するどころか画一化

2010年03月26日 04時56分34秒 | Weblog

asahi.comに以下の憂うべき記事が。活性化どころか、差別化、画一化の恐れが高くないでしょうか。もっと他にやるべきことがあるはずで、何のための政権交代だったのか。前政権と何の変りもない。

=======================================
http://www.asahi.com/national/
     update/0324/TKY201003240477.html


国立大を順位付け、交付金配分に反映 1位は奈良先端大 2010年3月25日5時30分

 2004年度に法人化された国立大学の研究や教育などを6年間で評価して、各大学の10年度以降の予算に差をつける初の「運営費交付金の評価反映分」の内訳が24日わかった。最も評価が高かったのは奈良先端科学技術大学院大で、低かったのは弘前大だった。大学の予算規模によって反映額は違うものの、東京大がプラス2500万円で一番高く、逆に琉球大がマイナス800万円と最も削られた。
 政府は、国立大に基礎的な日常資金として運営費交付金を支給している。今回は、全86大学の交付金計約1兆2千億円のうち、事務局の光熱・通信費などにかかる「一般管理費」の1%分、計16億円を評価反映分の原資にあてた。評価反映は、業績や目標達成度によって予算に差をつけることで大学のやる気を生み、活性化につなげようという小泉構造改革路線に基づいて導入された。
 (1)教育水準(2)研究水準(3)教育研究達成度(4)業務運営達成度の四つの評価結果をもとに大学ごとに反映分の基礎になる「ウエイト」を算定。さらに評価反映額を計算し、各大学の拠出額を出した。
 文科省によると、ウエイトの計算上の最高点は91で、トップの奈良先端科技大学院が70だった。滋賀医科、浜松医科と続く。いずれも研究水準や業務運営達成度などが高評価を受けた。これに対して弘前大が35.39で一番低かった。全体でみると、旧帝大など大規模な総合大学は相対的に上位にある。一方、教員養成系の単科大や地方大はおおむね評価が低かった。
 また、評価反映分の増額となったのは、東京大2500万円のほか、東京工業大1600万円、京都大1300万円が上位で、減額となったのは琉球大マイナス800万円、信州大同750万円、弘前大同700万円だった。
 国立大は法人化の際、1期6年間の評価で交付金に差をつけることを方針として決めた。今回は、教育研究に直接響きにくい一般管理費だったが、特に小規模校では経営に響く可能性が高い。  (編集委員・山上浩二郎、石川智也)
=======================================
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●UFO現る

2010年03月25日 05時16分23秒 | Weblog

ニセ科学似非科学疑似科学」批判者に痛烈な反撃が・・・・・・。何と云ってもUFOが確認されたのですから!

=======================================
ブルガリアの円錐型UFO
Circular conic UFO in Bulgaria

◀伝説▶ 2010年1月3日、ブルガリアを流れるデビン川のほとりで、光沢を放った円錐型のUFOが偶然、旅行者の撮影していたビデオに映り込んでいた。

この映像は車内を走行中に撮られたもので、実際に映像を見るとUFOは完全に宙に浮いていることがわかる。しかもかなり鮮明だ。

UFO研究家による映像分析によれば、問題のUFOは窓についた水滴の後ろにあることがわかり、これによって単純な合成などではあり得ないという結果が出ている。つまりこのUFOは合成ではなく、現場に実在した本物だったのである。

【http://www.nazotoki.com/
                  bulgaria_ufo.html】
=======================================

 
矢追氏その他が泣いて喜びそう。映像内のおじさんも、言葉を理解はできませんが、得意げ。何を説明してるんでしょうね?

 でも、オチは単純明快。(ASIOS本城さんの◀謎解き▶をどうぞ。興味をもたれた方は、こちらもどうぞ。続編が出るらしいですよ、楽しみです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●検察裏金問題

2010年03月24日 05時06分21秒 | Weblog

随分以前の記事ですが、月刊『創』WPに以下が掲載されていましたのでご紹介。

=======================================
http://www.tsukuru.co.jp/shukanshi_blog/2010/03/222.html

検察裏金への追及 どこまで可能か (2月22日掲載

 原口一博総務相が十七日、検察の裏金問題について「全部オープンにする。聖域なくやる」と語ったという、そのニュースをテレビで見た時、思わず私は身を乗り出した。本当ならすごいことだ。
 検察の裏金を内部告発しようとして二〇〇二年に「口封じ」逮捕された三井環・元大阪高検公安部長がどんなに大変な目に会ってきたか。彼が収監された〇八年から『創』に獄中手記を連載していた関係で、私はよく知っていたからだ。
 収監後、持病の糖尿病の治療が十分に受けられず生命の危険を予感した三井さんは「閉ざされた塀の中で何が起きても外部にはわからない」「私を生きて塀の外に出さないつもりか」と語っていた。
 結局、この一月に無事満期出所し、その後様々な場で検察批判を展開している。『週刊朝日』2月26日号では、同じく元検察幹部で朝鮮総連ビル詐欺事件で逮捕された緒方重威・元広島高検検事長と対談している。
 その中で三井さんは仮釈放が却下された話に触れている。緒方さんは「このような扱いを受けることはふつうないですよ」と語り、三井さんも「刑務所長が申請した仮釈放が却下される率はわずか2%程度なんですよ」と語っている。「検察の横槍が入ったということがはっきりわかった」という。国家権力内部告発を企てるような人間がどんな目にあうか。報復は執拗だったというわけだ。
 先の原口発言は、その三井さんが闘ってきた検察裏金の聖域にメスを入れようというもので、おおいに歓迎すべきことだ。ただ実際できるかについては、懐疑的な見方が多い。
 例えば『週刊文春』2月25日号「平野官房長官の"恫喝"鳩山官邸vs検察『10日間の暗闘』をスッパ抜く」。二月四日の小沢不起訴は検察と官邸の取引きによるもので、「九日に政府が公表した国家公務員法改正案では検察庁は対象外となっていた」。つまり検察庁の権益確保と小沢不起訴が裏取引されたという見方だ。これが本当なら、裏金追及は期待できないことになる。
 三井さんは『週刊朝日』で「検察が裏ガネを認めて謝罪してくれる」まで闘うと言っている。その執念が実る日は来るのだろうか。
(月刊『創』編集長・篠田博之)
=======================================
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●DNA誤情報の登録

2010年03月23日 05時17分27秒 | Weblog

asahi.comに下記のような記事が出ていました。誤って逮捕された男性のDNA情報はどうしたのだろう? 当然廃棄?? それから、「警察庁が管理するDNA型データベースに誤った情報が登録」というのは、何塩基、あるいは、どの程度の繰り返し回数の「誤った情報」だったのでしょうかね。

=======================================
【http://www.asahi.com/national/
     update/0320/TKY201003190535.html】

DNAデータベースに誤情報、別人に逮捕状 神奈川県警
                      
2010年3月20日3時1分

 DNA型が一致したとして神奈川県警が今年初め、容疑者として逮捕状と家宅捜索令状を取った男性が、実際は事件とは無関係の別人と判明していたことが捜査関係者への取材でわかった。警察庁が管理するDNA型データベースに誤った情報が登録されていた。DNA型鑑定の精度は飛躍的に高まっているが、人為的とみられるミスが絡み、別人の逮捕状まで取る事態となった。
 捜査関係者によると、横浜市旭区の飲食店で1月、女性がバッグを置き引きされる窃盗事件が発生。神奈川県警旭署は女性の証言をもとに犯人のものとみられる遺留物のDNA型鑑定をし、結果をデータベースで検索したところ、ある男性の型として登録されていることがわかった。
 同署はこの結果や目撃情報などをもとに、窃盗容疑で男性の逮捕状と家宅捜索令状を取得。自宅を捜索したが、男性が容疑を否認し続けたため、逮捕はせずに署へ任意同行を求めた。
 その後の調べでも犯人であるとの確証は得られず、同署は男性から任意提出を受けた検体のDNA型鑑定を実施した。その結果、この男性の型とデータベースに登録されていた型は全く別のものと判明した。登録されていたDNA型は、県警が以前に鑑定し、入力したものだったという。
 県警は朝日新聞の取材に「DNA型をデータベースに登録する作業の前段階で、鑑定前に検体を取り違えた可能性があるが、詳しい原因は現在も調査中」と回答している。鑑定そのものはデータ登録時も今回の捜査でも技術的な誤りがあった可能性は低い、としている。
 データベースに誤登録されていたDNA型の本来の持ち主は現在も不明のままで、問題の窃盗事件は捜査が続いているという。
     ◇
 〈DNA型情報のデータベース化〉未解決事件の犯人の特定や余罪の解明などを目的に、2004年から警察庁が進めている。現在は「DNA型記録検索システム」として、同庁と各都道府県警をオンラインで結び、事件現場の遺留物や容疑者本人から得たDNA型を各都道府県警が入力。データの整理や保管を同庁が一括して行っている。
 各都道府県警は、逮捕した容疑者から採取したDNA型を必要に応じてデータベースと照合することで未解決事件への関与を調べたり、新たな犯罪が起きた場合には現場で採取した型情報を検索し、容疑者を絞り込んだりできる。
=======================================
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●自腹を切れば

2010年03月22日 08時34分54秒 | Weblog

gendai.netに出ていた記事小皇帝知事も自腹を切れば何の問題もないでしょうに。

=======================================
【http://gendai.net/news.php?m=
         view&g=syakai&c=020&no=45076】
                       
2010年03月20日 掲載

フザケルな!再び暴露された石原知事 豪華海外出張の横暴
1泊24万円のスイート宿泊

一日も早く辞めさせろ
 開会中の都議会で、今週、トンデモない石原慎太郎都知事浪費ぶりが暴露されていた。08年から09年の東京五輪招致のための5回の海外出張すべて(23泊中21泊)で、東京都の規定上限を大幅に上回る宿泊費が使われていたのだ。
 石原は過去にも豪華海外出張のムダ遣いが批判され、3年前の都知事選直前に東京都は改善策を出している。そこには、「ホテルは、セキュリティーや非常時の連絡体制など条件を備えたものから、最も価格の低いものを選定する」とある。石原は、自分で改善策を出しておいて、全く守っていなかったのだ。3選が危うくなって、慌てて作ったのだろう。都民をバカにするにもほどがある。
 今回のムダ遣いで最もヒドいのは、08年の北京五輪視察だ。たった1泊の滞在なのに24万3000円の超豪華スイートルームに泊まっていた。それも夫人同伴である。
「知事夫妻が宿泊したのは、128平方メートルもの広さのある『長城スイート』。部屋にはバス・トイレが2カ所、ウオークインクロゼットが2カ所もある。五輪でホテルが混雑し、価格が高めの時期だったとはいえ、事前の旅行代理店からの連絡では、1泊8万5000円のエグゼクティブダブルに空きがあった。それなのに、都側はスイートを予約したのです。夫人には、海外出張支度金4万3120円も支給されていました」(都政関係者)
 昨年のローザンヌ(スイス)出張でも、12万2850円の部屋に泊まっている。これは知事の宿泊費の規定上限3万3500円の3.7倍だ。他の出張先でも石原の宿泊代は平均8万円だ。
 都議会では、この問題を追及した共産党の吉田信夫都議に対し、吉川和夫知事本局長が、「規定を超える部屋を使ったのは、要人との会談の可能性があったから」と説明した。しかし、実際は要人とは会談せず、吉川局長の答弁はシドロモドロ。石原知事に至っては、「自分の泊まるホテルを指定したことはございません」と開き直る始末だった。
 石原の浪費はホテル代だけじゃない。航空機はいつもファーストクラスで、現地では必ず専用車を使う。一方、共産党の調査では、埼玉や大阪など多くの大都市圏の知事は、ビジネスやエコノミーに乗り、現地でもマイクロバスや公共交通機関を使っていた。
 石原知事よ、とっとと辞めてくれ。
=====================================

 都民ではありませんが、同感。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●自己矛盾

2010年03月21日 09時58分53秒 | Weblog

これもマスコミの嘘八百なのでしょうかね。大きなことばかり言いつつ、机の下ではこんなことやってるわけです。asahi.comに以下の記事が出ていました。

=======================================
【http://www.asahi.com/national/
    update/0320/SEB201003190056.html】

阿久根市長家族の経営会社、市発注工事を1円差で落札
                       2010年3月20日5時41分
 鹿児島県阿久根市で2月に実施された市発注工事の入札で、竹原信一市長の家族が経営する土木会社が、最低制限価格をわずかに1円上回る価格で落札していたことが19日分かった。同市では最低制限価格を竹原市長が決め、知りうる立場にあるのは市長だけだという。
 市の説明によると、市の総合運動公園施設整備工事の入札で、2月26日に9社が参加して行われた。事前に公表された予定価格は550万9999円で、入札額が下回った場合は失格となる最低制限価格は446万476円(税抜き)だった。竹原市長の家族が取締役を務める土木会社の落札額は446万477円で1円差。次点の建設会社は4円差だった。
 市財政課によると、工事の最低制限価格は竹原市長が決め、他の職員は入札終了後まで分からない。
 竹原市長はかつてこの会社の社長を務め、2008年8月に初当選後も社員として籍を置いていた。市議会で「市長という立場で兼業をすべきではない」と指摘された際、「私は不正はしない」と反論したこともある。現在は直接的な関係はない模様だ。
 朝日新聞は竹原市長に取材を申し入れたが、総務課の職員によると何もコメントしなかったという。
 〈入札問題に詳しい武田晴人・東京大大学院経済学研究科教授の話〉そもそも強い権限を持つ人が、入札の最低制限価格を知りうるのがおかしい。不正の温床になりかねない。また、市長の家族がいる会社ならば入札参加を控えるべきではないか。
=======================================
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●NHK受信料督促訴訟の敗因?

2010年03月20日 05時33分17秒 | Weblog

nikkansports.comに以下の記事が出ていました。こんなに連敗が続いているとは思いもしませんでした。不思議です。「これまで27件の簡裁判決と昨年7月の東京地裁判決のすべてで請求が認められていた」というのは、契約した人のみなのか、それとも契約していない人も含むのか、気になるところ。「放送法は「テレビを設置した者は、NHK受信契約を結ばなければならない」と定めている」というのも本当なのか、単なるNHKの言い分なのか? 結ぶつもりもないし、結んでもいないのだが・・・。私は、「本多さん支払ったならば、支払いましょう」の一言で片づけています。

=======================================
【http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20100319-607932.html】

NHKが受信料督促訴訟で“初黒星”

 NHKが札幌市中央区の40代男性に未払い受信料約12万円の支払いを求めた訴訟の判決が19日、札幌地裁であり、杉浦徳宏裁判官はNHKの請求を棄却した。受信料督促をめぐる訴訟で、NHKが訴えを認められなかったのは初めて。
 訴訟では世帯主の夫に代わり妻が結んだ受信料契約が有効かが争われ、杉浦裁判官は「男性が妻に代理権を授与したり、妻の行為を追認したりした事実は認定できない」などとして無効と判断した。
 判決によると、男性の妻は2003年2月、放送受信契約書に男性名義で署名。その後、男性が契約に気付き、同12月以降、受信料を支払わなかった。
 NHKは訴訟で「代署であっても、民法761条が定める日常家事債務にあたり、男性は連帯責任を負う」などと主張したが、杉浦裁判官は「受信料は物品の売買と違い、国民から徴収される特殊な負担金で、日常家事債務には当たらない」として、男性に支払い義務はないと結論づけた。
 NHKによると、2006年11月以降、受信料の支払い督促を各地の簡裁に752件申し立て、これまで27件の簡裁判決と昨年7月の東京地裁判決のすべてで請求が認められていた。
 放送法は「テレビを設置した者は、NHKと受信契約を結ばなければならない」と定めている。(共同)                [20103192221分]
=======================================
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●密約破棄

2010年03月19日 22時43分46秒 | Weblog

東京新聞のTOKYO WEBに以下の記事が出ていました自民党の政治家の顔色を見てもみ消したわけですね。西山太吉・元毎日新聞記者の記者生命を奪っておいて、さんざん嘘を吐き、最後はもみ消してあげるわけ。

=======================================
【http://www.tokyo-np.co.jp/article/
 politics/news/CK2010031902000218.html】

密約文書破棄 聞いた』 東郷元局長が証言       2010319日 夕刊

 衆院外務委員会は十九日午前、日米間の密約に関する参考人質疑を行い、斉藤邦彦元外務事務次官、東郷和彦元外務省条約局長、森田一・元自民党衆院議員、西山太吉・元毎日新聞記者の四人が証言した。東郷氏は局長時代に核搭載艦船の寄港をめぐる密約などに関する重要文書を後任局長らに引き継いだと明言。「外務省をよく知る人から(二〇〇一年の)情報公開法施行前に関連文書も破棄されたと聞いたことがある」と述べ、一部文書が破棄された可能性があると指摘した。
 密約に関与した同省OBらが国会で証言したのは初めて。
 東郷氏の局長在職時期は一九九八年七月から九九年八月。東郷氏の重要文書は五十八件に上り、うち十六件を最重要資料として二重丸の印を付け、五つの赤い箱型ファイルに年代別に整理して納めたと説明。
 後任の条約局長だった谷内正太郎前事務次官に引き継いだほか、文書リストを当時、北米局長だった藤崎一郎現駐米大使に送ったという。
 ところが、有識者委員会の報告書では「最重要文書は八件発表されたが、(残り)八件は見ていない」と証言。見つかっていない文書の中には、米核艦船の日本寄港に言及したライシャワー元米駐日大使の発言に対する歴代条約局長の意見書などが含まれると述べた。
 文書破棄の事実確認については「いま外務省で勤務する人たちにしか判断できない。きちんと調べて発表してほしい」と訴えた。
 一方、斉藤氏は事務次官在職当時に、米核艦船寄港について「何が持ち込みに当たるか、日米に了解の差が存在すると思っていた」と述べ、核持ち込みの可能性を認識していたと証言。密約については「引き継ぎを受けてないし、首相にブリーフ(説明)したこともない」と述べ、当時の首相だった宮沢喜一、細川護熙、羽田孜、村山富市の四氏に伝えなかったことを認めた。
谷内前次官に招致を要請へ
 鈴木宗男衆院外務委員長は十九日、密約をめぐる文書破棄問題で谷内正太郎前外務事務次官に参考人として出席を求める考えを示した。
=======================================

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする