Activated Sludge ブログ ~日々読学~

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●「死刑という刑罰」: 飯塚事件では「冤罪被害者」を死刑…「冤罪被害者」の命を、最早、償いようもない

2018年05月04日 00時00分02秒 | Weblog


レイバーネットのコラム【●木下昌明の映画の部屋 第239回/死刑映画週間『獄友』『白と黒』など8本を上映〜「死刑という刑罰」を考える】(http://www.labornetjp.org/news/2018/0216eiga)。

 《金聖雄(キム・ソンウン)監督の『獄友(ごくとも)』は、日本で起きた狭山袴田布川足利といったよく知られた殺人事件で長期拘束された5人の「冤罪(えんざい)被害者」に焦点を当てたドキュメンタリー。彼らはなぜウソの自白をしたのか、獄中で何があったのか? 互いに「獄友」と励まし合ってきたことなどが描かれる》。

   『●氷見事件(富山冤罪事件)の冤罪被害者のいま
                 ・・・「人生の歯車は狂ったまま」
   『●「人生の歯車は狂ったまま」:
       東京新聞・桐山桂一さん「冤罪とは犯罪よりも罪深い刑罰」

   『●名張毒ぶどう酒事件という冤罪
   『●「疑わしきは罰する」名張毒ぶどう酒事件、あ~っため息が・・・
   『●司法権力の〝執念〟:
           映画『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』

   『●血の通わぬ冷たい国の冷たい司法: 「奥西勝死刑囚(87)
                     ・・・・・・死刑囚の心の叫び」は届かず

   『●名張毒ぶどう酒事件第八次再審請求審:  
         検証もせずに、今度は新証拠ではないとは!
   『●「触らぬ神にたたりなし、ということなのか」?  
      訴えることが出来なくなるのを待つ司法の残酷さ!
   『●司法権力の〝執念〟: 映画『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』
   『●奥西勝冤罪死刑囚が亡くなる: 
        訴えることが出来なくなるのを待った司法の残酷さ!
   『●血の通わぬ冷たい国の冷たい司法: 「奥西勝死刑囚(87)
                     ・・・・・・死刑囚の心の叫び」は届かず

 例えば、氷見事件では、今も「人生の歯車は狂ったまま」だそうだ。
 例えば、名張毒ぶどう酒事件奥西勝さんは、訴えることが出来なくなるのを…冷酷。
 例えば、飯塚事件では、冤罪者・久間三千年さんを死刑・殺人・私刑。「冤罪被害者」の命を、最早、償いようもない。
 《安倍政権下での死刑執行は31》…だそうだ。

   『●NNNドキュメント’13: 
      『死刑執行は正しかったのか 飯塚事件 “切りとられた証拠”』
   『●①飯塚事件冤罪者を死刑執行:「死刑存置か? 
         廃止か?」…話題にも上らない、死刑賛成派8割なニッポン
   『●②飯塚事件冤罪者を死刑執行:「死刑存置か? 
         廃止か?」…話題にも上らない、死刑賛成派8割なニッポン
   『●飯塚事件冤罪者を国家が死刑執行、
       「この重すぎる現実」: 無惨…「死刑執行で冤罪を隠蔽」

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http://www.labornetjp.org/news/2018/0216eiga

木下昌明の映画の部屋 : 死刑映画週間『獄友』『白と黒』など8本を上映


木下昌明の映画の部屋 第239回
死刑映画週間『獄友』『白と黒』など8本を上映〜「死刑という刑罰」を考える

 死刑って何だろう。なぜ廃止にならないのか。これまで映画でも絞首刑をはじめ、ガス室、銃殺、首に金輪をはめてネジで絞めあげるなどの数々の処刑を見てきたが、そんな残酷シーンに衝撃を受けても、いつしか忘れてしまう。

 死刑は世界的にみれば廃止に向かっている。隣国の韓国では20年間も執行されていない。が、日本をはじめ中国や北朝鮮はいまだに続いている。これでいいのか?

 「死刑という刑罰」を考える映画週間と銘打ち、8本の映画と8人の「語る人」によるイベントを2月17日に開催する。

 新作の金聖雄(キム・ソンウン)監督の『獄友(ごくとも)』は、日本で起きた狭山袴田布川足利といったよく知られた殺人事件で長期拘束された5人の「冤罪(えんざい)被害者」に焦点を当てたドキュメンタリー。彼らはなぜウソの自白をしたのか、獄中で何があったのか? 互いに「獄友」と励まし合ってきたことなどが描かれる。

 イスラエルの『スペシャリスト~自覚なき殺戮(さつりく)者』は、ユダヤ人を強制収容所に送り込んだナチスの親衛隊中佐アイヒマンの裁判記録。ここから哲学者ハンナ・アーレントが追究した‟凡庸”な悪の本質もあぶり出されてくる。

 中山節夫監督の『新・あつい壁』は、ルポライターの主人公が、無実なのに死刑にされた男の事件を追った劇映画。

 堀川弘道監督の『白と黒』は1963年と旧作ながら面白い。死刑廃止論者の弁護士が妻を殺されたのに犯人の弁護を買ってでる――犯人像が二転三転するミステリー。そこから何がみえてくるのか?

 その他『プリズン・エクスペリメント』『HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話』『弁護人』『ヒトラーへの285枚の葉書』など。『ヒトラー……』にはギロチンがちらりと出てくるが、胸にぐさり――。これらの作品を素材に金聖雄、鵜飼哲(さとし)、黄英治(ファン・ヨンチ)、坂上香、森達也、佐藤慶紀、太田昌国氏らが語る。

 ちなみに安倍政権下での死刑執行は31人。(『サンデー毎日』2018年2月25号)

※2月17日~23日東京・渋谷ユーロスペースにて。問い合わせ03-3461-0211

〔追記〕『ヒトラーへの285枚の葉書』についてわたしが語ることになりました。改めて見直すと、死刑がどうのの問題を超えて、なかなか奥行の深い作品で、考えさせられました。
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●ドロナワとオトモダチ大優遇問題:「検察庁や裁判所も公務員であり、人事権が官邸にあるという弱点」

2017年06月25日 00時00分03秒 | Weblog

[※ 日刊ゲンダイ(2017年3月4日)↑]



日刊スポーツのコラム【文科省追加調査に独立した司法組織必要/政界地獄耳】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1838927.html)。

 《文書では文科省に指示した側である内閣府にもメスを入れるべき人事権が官邸にある中、大臣や役人に命じても、それらが独立性をもって臨めなければ中立性は担保できずお手盛り感はぬぐえない》。

   『●「有権者はすぐに忘れてしまうとたかをくくって」いるアベ様ら…
                    第三の森友問題を前に御優しい有権者


 泥棒に縄をなわせても意味が無いですよ、泥縄ドロナワしても。アベ様の《徹底的な調査を速やかに実施するよう指示》の内心を忖度した上での泥縄。ア(安)ベシン(晋)ゾウな「安普請」で、お粗末な再調査。それに、《文科省に指示した側である内閣府にもメスを入れるべき》。
 《米国では、司法省が政権から独立した特別独立検察官任命制度》があるそうですが、デンデン王国ニッポンにも導入できないものでしょうか。三権分立権力分立無きニッポン…アベ様や自公お維の好き勝手が一体いつまで続くのでしょうか…。

   『●日本は泥縄で溢れている
   『●泥縄: 「安全神話」に次ぐ「規制(委)神話」の創造
   『●泥縄の果て ~一旦拡散してしまった放射性汚染物質を
                      環境から移染することは可能か?~

   『●東京電力原発人災対策へのお金を「ケチ」ったあげくに、
                        致命的欠陥対策にドブ金か?

    「…当時から遮水壁建設に取り組んで
     いれば、今頃、汚染水であわてることはなかった……無責任東電
     泥縄安倍政権に任せていても、どうにもならない」

   『●「もはや犯罪というしかない」
     ~東京電力汚染水流出大事故と再稼働・輸出という犯罪~
    《福島第1原発 汚染水タンク350個が全滅危機…
     東電の安普請・ドロナワ作業で最悪事態》

   『●泥棒に縄(政治資金規正法やあっせん利得処罰法)を
         なわせても…「不適切だが違法でない」が続くだけ
    《首都のが二代続けて「政治とカネ」の問題で辞職した。
     政治資金に関連する法律の抜本的な改正を
     政治家が自ら進めるべきだ》
    「泥棒に縄をなわせても…「不適切だが違法でない」が続くだけで、
     政治資金規正法や、甘い利が明らかな方さえ不起訴となるような
     あっせん利得処罰法が機能する法律に変わるとは思えません。
     《第三者に調査権限を》の「第三者」なるものにも、今回の吸「血税」氏の
     件で大いなる疑問。「不適切だが違法でない」をただ繰り返すだけの
     「第三者」って、都民の皆さんにとって、一体何の役に立つの?」

   『●「人生の歯車は狂ったまま」:
     東京新聞・桐山桂一さん「冤罪とは犯罪よりも罪深い刑罰」
   『●教員について密告させ、労組を監視する=
        自公支持者の皆さんの大好きな「超・監視管理社会」
    「東京新聞の記事【隠し撮り問題、被害届提出 大分県警「適正に捜査」】
     …でも、「泥縄」「ドロナワ」させても無理なのではないでしょうか、
     「盗撮」「監視」の真相解明なんて?」

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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1838927.html

2017年6月12日10時14分
文科省追加調査に独立した司法組織必要/政界地獄耳

 ★テレビの討論番組でも、与党は「文科省は追加調査を速やかにせよ」とはいうものの、追加調査という名の再調査はいつ終わるのかわからないと、文科省の役人と同じことを繰り返す。つまり再調査も、その発表のタイミングも、すべて官邸任せ官邸の采配ですべてが動くという、官邸を守るためのしもべでしかない。本来首相・安倍晋三が「徹底的な調査を速やかに実施するよう指示」というのならば、文書では文科省に指示した側である内閣府にもメスを入れるべきである。

 ★約1年前、東京都知事・舛添要一の公私混同などさまざまな疑惑に対して、舛添は公平中立な第三者に調査させると自らが探してきた弁護士に調査を依頼問題はないという結果をもって調査を終わらせた。しかし、公平中立な第三者とは、当事者たる舛添の管理の及ばないものを指す。その意味では、自分で雇った弁護士を中立な第三者とは言わない。その意味でも人事権が官邸にある中、大臣や役人に命じても、それらが独立性をもって臨めなければ中立性は担保できずお手盛り感はぬぐえない

 ★日本の三権分立の中で司法が弱いと感じるのは、独立性が高いといわれる検察庁や裁判所も公務員であり人事権が官邸にあるという弱点がある。今までそこまで問われることがなかったのは、マスコミが明確にその補完をしていたということと、野党や世論を無視して事を構える政権が少なかったからだ。しかしメディアが政権のチェックを怠り、野党が体たらく、共謀罪によって一般人を対象に監視国家になれば声を上げていた人も潜めざるを得ない。米国では、司法省が政権から独立した特別独立検察官任命制度がある。日本も、その程度の組織が必要な国家になったといえる。同時に検察審査会だけでなく、憲法裁判所など司法のチェックができる制度も急務だ。(K)※敬称略
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●「人生の歯車は狂ったまま」: 東京新聞・桐山桂一さん「冤罪とは犯罪よりも罪深い刑罰」

2016年08月20日 19時11分47秒 | Weblog


東京新聞の桐山桂一氏によるコラム【【私説・論説室から】氷見事件を思い出す】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2016080302000144.html)。

 《「二〇〇二年の氷見事件(富山)が思い出された。…いくら否認しても無駄だったという。「何を言ってもだめだ。信じてくれない。あきらめた」とAさんは語っていた。…冤罪(えんざい)とは犯罪よりも罪深い刑罰に思われた」》。

   『●刑事訴訟法の「改正」どころか、
      警察・検察に、司法取引と盗聴拡大という「追いゼニ」
     《国会で審議中の刑事訴訟法の改正案は、取り調べの
      録音・録画とともに、司法取引を導入する。通信傍受も大幅に
      拡大する内容だ。冤罪(えんざい)防止という目的から逸脱する
      刑事司法の改革ではないか》

 「冤罪とは犯罪よりも罪深い刑罰」を受けてしまった氷見事件氷見冤罪事件)の冤罪被害者は、「人生の歯車は狂ったまま」だと仰っています…。あまりに残酷、そして、誰も責任をとらないデタラメさ具合。警察や検察は、さらには、ドロナワ泥棒に縄をなわせるようなことまでやっている。国賠をやっても、家族との関係が元に戻る訳でもなく、まさに「人生の歯車は狂ったまま」。

   『●氷見事件(富山冤罪事件)の冤罪被害者のいま
                 ・・・「人生の歯車は狂ったまま」
     ■『週刊金曜日』(2013年3月29日、937号) / 
       山口正紀さん【冤罪の責任を問う裁判報道を 映画『約束』から】、
        氷見事件無実の人を有罪にした中牟田博章裁判長が
        「再審請求を審理する資格があるのか」? ・・・

   『●「アベノミクスに騙されないための政治経済学」
          『週刊金曜日』(2013年3月29日、937号)
   『●「きみ、もっと驚きたまえよ」
     『週刊金曜日』(2013年6月14日、947号)についてのつぶやき
     ■『週刊金曜日』(2013年6月14日、947号) / 
        氷見事件山口正紀さん【強かん犯を野放しにした警察 
        氷見事件国賠訴訟】。せめてもの国賠
        (http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/25cfbe2a14b41322994f35c3c15a5364

   『●「日本の英語教育は間違っている」
      『週刊金曜日』(11月8日、967号)についてのつぶやき
     ■⑪『週刊金曜日』(2013年11月8日、967号) / 
       山口正紀さん【やっぱり全面可視化が必要だ 氷見事件国賠訴訟】、
        「痛ましくて、傍聴席で証言をメモしているのが辛くなった」。

   『●「特集「3・20」 地下鉄サリン事件から20年」
        『週刊金曜日』(2015年3月20日、1032号)
     ■⑦『週刊金曜日』(2015年3月20日、1032号) / 
      山口正紀さん【警察の違法性は認められたが 氷見事件国賠訴訟】、
       「・・・逮捕され、約2年間服役させられた後で真犯人が出現
        再審無罪に・・・。警察の捜査の違法性を認め、県に・・・
        支払を命じたが、国と個人被告2人(長能善揚・元富山県警
        警部補、松井英嗣・元富山地検副検事)に対する請求は棄却した
        ・・・原告の訴えは届いたのか。・・・判決が検察の冤罪責任を不問
        した報道は、・・・見当たらなかった」。「人生の歯車は狂ったまま
        (http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/a1e91fff854b1ea814fb65ad43715a89

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2016080302000144.html

【私説・論説室から】
氷見事件を思い出す
2016年8月3日

 傷害罪で起訴した男性二人が犯人でないとして、東京地検が公訴を取り消すという異例の出来事が先月、あった。写真で容疑者を特定する「面割り」に頼り切って、捜査側は誤ってしまったのだ。

 二〇〇二年の氷見事件(富山)が思い出された。少女への暴行事件、暴行未遂事件が起こり、タクシー運転手の男性Aさんが犯人とされた。「やっていない」と否認しても、取調官は取り合わず、やがて「自白」した。懲役三年の判決を受け、服役した

 ところが、真犯人が現れた。鳥取県警に逮捕された真犯人は、氷見での二事件を詳細に自供した。裏付ける客観証拠もあった。〇七年にAさんのぬれぎぬは晴れたものの既に服役を終えた後だった

 どうして犯人に仕立て上げられたのか、当時、私はAさんにも会って取材した。被害者の目撃供述が重要な証拠だった。だから、捜査段階では、似顔絵が作られた。私も見たが、Aさんに似ているといえば、似ている。面割り写真台帳がつくられ、十五人の顔写真から被害者に犯人と思われる人物を選ばせた。それがAさんだった。

 いくら否認しても無駄だったという。「何を言ってもだめだ。信じてくれない。あきらめた」とAさんは語っていた。絶望して、法廷では何と罪を認めた。冤罪(えんざい)とは犯罪よりも罪深い刑罰に思われた。

桐山桂一
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●「特集「3・20」 地下鉄サリン事件から20年」 『週刊金曜日』(2015年3月20日、1032号)

2015年03月23日 00時00分02秒 | Weblog


週刊金曜日』(2015年3月20日、1032号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、青木理さん【司法を正す 第12回/高知白バイ事件再審請求中の元スクールバス運転手、片岡晴彦さん 警察権力による極悪な組織犯罪が疑われる】と山口正紀さん【警察の違法性は認められたが 氷見事件国賠訴訟】

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■①『週刊金曜日』(2015年3月20日、1032号) / 「特集「3・20」 地下鉄サリン事件から20年」。表紙は森達也さん。西江昭吾氏+篠原知恵氏・「沖縄タイムス」記者【沖縄防衛局、「辺野古新基地」資料を改ざんして公表 埋め立て「承認」正当性揺らぐ】。バチアタリな人たちhttp://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/7b9d3cfcd73bbbeb41cee2815f434d0d

■②『週刊金曜日』(2015年3月20日、1032号) / 板倉由美氏【米国、国連本部で女性の地位委員会が開催 NGOは「慰安婦」企画展も】。小山エミさん【日本の〝右派〟団体にニューヨークで抗議デモ 『産経もデマを垂れ流しか】。薄っぺらで反知性的なタカ派(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/e9afcbe0d6285ceb353040f880c9a5da

■③『週刊金曜日』(2015年3月20日、1032号) / 伊田浩之氏【3・11から4年経って悪化する東電の傲慢体質 廣瀬社長アンダーコントロールと強弁】、「アンダーコントロールだという意味です。安倍総理のおっしゃった外洋への影響はコントロールされているという理解です・・・」。屁理屈にもなっていない(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/8288fd9e3a47f99b046301fb307004cf

■④『週刊金曜日』(2015年3月20日、1032号) / 中村文則氏×森達也さん【対談 世界の反面教師になれる日本】、「日本には「絶望」が決定的に足りない・・・「絆」という言葉に潜む同調圧力と排除の意識・・・メディアに蔓延する「忖度」の積み重ね」。「もっと絶望した方がいい」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/8577741e2a47d510acf5109607e69e21

■⑤『週刊金曜日』(2015年3月20日、1032号) / 梶山天氏【警察の「DNA型検査」独占の危険 冤罪発見が妨害され、権力犯罪が野放しに】、「足利事件袴田事件などで、冤罪実証の決め手となったのが、大学の法医学教室などが実施したDNA型検査だった。ところが警察は、自分の付属機関のみにこの検査を独占させようと計画している」

■⑥『週刊金曜日』(2015年3月20日、1032号) / 青木理さん【司法を正す 第12回/高知白バイ事件再審請求中の元スクールバス運転手、片岡晴彦さん 警察権力による極悪な組織犯罪が疑われる】、「ブレーキ痕は捏造か・・・高速訓練の疑いも・・・子どもたちへの影響」。これまた冤罪(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/386f0f082eea55bebe40ea8e94187a55

■⑦『週刊金曜日』(2015年3月20日、1032号) / 山口正紀さん【警察の違法性は認められたが 氷見事件国賠訴訟】、「・・・逮捕され、約2年間服役させられた後で真犯人が出現再審無罪に・・・。警察の捜査の違法性を認め、県に・・・支払を命じたが、国と個人被告2人(長能善揚・元富山県警警部補、松井英嗣・元富山地検副検事)に対する請求は棄却した・・・原告の訴えは届いたのか。・・・判決が検察の冤罪責任を不問にした報道は、・・・見当たらなかった」。「人生の歯車は狂ったまま」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/a1e91fff854b1ea814fb65ad43715a89

■⑧『週刊金曜日』(2015年3月20日、1032号) / 平田剛士さん【環境を破壊する原発震災復興工事(下) 仙台湾「海岸エコトーン」を防潮堤・防災林が脅かす】、「多様な生態系が回復中・・・海岸エコトーンが分断・・・「国土強靭化」の欺瞞性」。(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/ba81cad971a91108269e4a1ba8870cf7

■⑨『週刊金曜日』(2015年3月20日、1032号) / 【井上久男の経済私考/F1復帰するも経営は落ち込むホンダ 失われた独自性と「ワイガヤ」の社風は戻るか】、「・・・ワイワイガヤガヤと議論しながらもの造りに励む明るい風通しの良い会社という意味だが、現状はその真逆状態にある。・・・斬新な商品を出せなくなった。・・・「トヨタがやっているTQM活動をホンダは真似しすぎたから」・・・トータル・クオリティ・マネジメント・・・社員自らが独自の斬新なアイデアを出せなくなった・・・ソニーと同様にホンダもらしさを失ってしまった」。復活してほしい(『本田宗一郎との100時間 燃えるだけ燃えよ』http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/16c8392d6e9d82bdaaac3eadf745f2f0

■⑩『週刊金曜日』(2015年3月20日、1032号) / 粟野仁雄さんの書評【安倍首相の「愛国」の化けの皮を剥ぐ快著/『安倍首相から「日本」を取り戻せ!!』 泥憲和=著、かもがわ出版】、「イスラエル国旗を背に首相が無防備にぶった演説が二人の日本人の命を奪ったことは記憶に新しい。・・著者は15才で陸上自衛隊に入隊。・・・真の愛国者かどうか、この本を読んで安倍首相を観察しよう」。「積極的平和主義」の未来、「後藤さん・・・が伝えようとした多くの民衆の死を想像してほしい」http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/a9848ad871bd41a2f5bf738868ab877d
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●氷見事件(富山冤罪事件)の冤罪被害者のいま・・・「人生の歯車は狂ったまま」

2014年07月22日 00時00分44秒 | Weblog


『NNNドキュメント’14/陽炎 冤罪被害の闇』(http://www.ntv.co.jp/document/)を見た。

 氷見事件氷見冤罪事件)(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/2f8a9767110f10e6864820abb7d2ed16)の冤罪被害者のいま。
 冤罪服役、出所2年後に冤罪が晴れる。警察・検察のデタラメ、そして弁護士のダメぶり。再審請求で無罪が確定しても、一切責任をとらない彼ら関係者、そして変わらない社会の眼。冤罪逮捕から7年後(2009年5月)に始めた国賠訴訟でも、何も真実は明らかにならず。人目を避けて生活する柳原浩さん、「人生の歯車は狂ったまま」。本当に冷たい社会。
 怒鳴られ、拳を突出し脅された取り調べへのフラッシュバック、それによるPTSDで通院が必要な状態。なぜ故郷を離れ、東京で孤独に暮さねばならないのか? 冤罪被害を裁判で明らかにする、それだけを心の拠り所に。5年前に起こした裁判、「富山冤罪事件」(氷見事件)の裁判(富山地方裁判所)。警察と検察の全ての捜査資料の開示を求めても、黒塗りだらけ。柳原さんのアリバイを隠蔽。体液が柳原さんの血液型とは一致しなかった可能性があることを知りながら、科学捜査研究所員が警察や検察を慮って再鑑定せず、といったデタラメ。尋問の全面可視化には程遠い「2%の可視化」、抜け穴だらけの法制審の提言
 いまも続く兄・姉との深い溝。こんなデタラメな冤罪事件さえなければ・・・・・・。事件に巻き込まれて12年。陽炎、「5年に及ぶ裁判は来年3月までに判決が下される見通し」。

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http://www.ntv.co.jp/document/、7月20日(日) 11:00~放送】

陽炎 えん罪被害の闇  
55分枠

  放送: 7月13日(日) 25:00~
  ナレーター: あがた森魚
  制作: 北日本放送
  再放送:  7月20日(日)11:00~ BS日テレ
         7月20日(日)18:00~ CS「日テレNEWS24」

もう疲れたから、自殺するところを撮影してください」メールの送り主は柳原浩さん(47)。富山えん罪事件の被害者だ。えん罪発覚後、地元で就職活動をしたが25社で不採用。3年前に故郷を捨て、生活保護を受けながら東京のアパートで1人暮らしをしている。厳しい取り調べがフラッシュバックするようになり心的外傷後ストレス障害と診断された。なぜ犯人にされたのか? 自白を強要された取調官が国家賠償訴訟の証言台に立つ。独自に入手した捜査報告書などが、証拠のねつ造や自白偏重の警察捜査の危険性をあぶり出す。さらに獄中の真犯人から届いた手紙から、警察が柳原さんの無罪に気付いていた疑いが深まるえん罪によって人生を狂わされた男。その絶望と希望を描く。
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