クロスオブヴァロー

24日札幌4R3歳未勝利の3着馬。最初、中継を見ていたときは気が付かなかった。クロスオブヴァローが後方から追い上げてきた。

ただボクの目にはゴール前、まったく追わない浜中しか見てなかった。故障？

月曜に出る週報競馬ブックを見ると浜中のコメントが短い「よく頑張ったけどね」なんとなく不自然なコメントだ。

ブックの「次走へのメモ」を見る。「ゴール前勝馬が内に切れ込み、2着馬が外へ、進路がなく退く」とある。

なるほど、それで分かった。勝ったクリノイヴァンカの騎手菅原明は2日間の騎乗停止の制裁。

なぜ、浜中は勝馬に寄られて進路がなくなったとコメントしなかったのだろう。推測だが勝てると思っていたのでショックが大きかったか。

あるいは、今年デビューの菅原明の気持ちを慮ってのことか。

VTRを見た。最初に見た中継のときとは、いろいろ違って見えた。
では、次走クロスオブヴァローが出走してくれば、馬券を買うか。

阪神も中山も3歳未勝利戦はない。それだけに勝ちたかった浜中の胸中が改めて分かる。

同じ札幌の6R、5着だったレンジャーガール。これは週報のコメント。騎乗した国分恭「直線で狭くなった。スムーズなら際どかった」。

そして、「次走へのメモ」
「4角から包まれっぱなし、直線も窮屈でまともに追えず。脚を余してもったいない競馬」

レンジャーガールも次走出てくれば馬券を買うか。この馬も未勝利戦だった。

次はどこを使うか。不利馬を狙うにも難しい。

続キーンランドカップ

1枠1番からダッシュをきかせてナックビーナスが先頭に、スタートはダノンスマッシュの方が良かったが川田はなだめて中団に、ハナを切るナックにライオンボスが競りかけてきた。

逃げるのも競りかけられるのも想定内だ。ただし3F33.2はこの日の馬場状態を考えると速すぎる。過去10年の最速は33.0だが良馬場でのもの。稍重での33.2はちょっと。昨年逃げ切ったときが33.7だ。

それでもあと200で2、3馬身のリードがあったしライオンも振り切った。ようし逃げ切れる。「そのまま」を連呼した。勝てると思った。

甘くはなかった。あと100もなかったところを外からドッと追込み勢がナックビーナスを呑み込んだ。5着だった。せめて3 着なら。ダノンとのワイドを厚めに持っている。せめて3Fを33.7 で行ってれば。せめて。

まあ、現実は現実だ。仕方がない。新潟10Rのストーミーシーからの馬連194倍を200円と単勝11倍を500円獲った。よしとしよう。

キーンランドの回顧

昨日の新潟9R五頭連峰特別のジョーアラビカは、正直いって自信があった。懸念材料のスタートを決めて願ってもない好位置、4、5 番手で追走。

これは勝ったかな。やや早めの仕掛けで、あと200で先頭をうかがう。ところがそこから伸びない。先行した内枠の馬にくらべて外の差し馬の末脚がいい。あっという間に飲み込まれて7着。

がっくりと落胆した。しかしここで落ち込んでいては、競馬をやってはいけないだろう。つづく10Rにチェック馬ストーミーシーが出ている。近走5、8、5、4着。単勝オッズ11.5　複勝2.2-3.6だ。　チェックしたのは6/16米子S5着のとき。メンバー最速の上がり33.4。跨った杉原のコメント。「どこかで嵌まると思う」。

そして杉原のいう通り嵌った。単勝1150円。馬連の相手アンコールプリュは11番人気馬。馬連19480円。

ようし!　この勢いでキーンランドカップも。

つづく

ジョーアラビカは来なかった

ので今日もう一頭のチェック馬ストーミーシーを買った。

単勝11倍
馬連194 倍
だった。

キーンランドカップ

今日のキーンランドカップは1枠1番ナックビーナスを狙います。理由は鞍上が岩田父で1番枠だから。

では、内枠が有利かといえばそんなこともない。でもやはりどちらかといえば内は有利でこの馬には絶好枠と言えなくもない。どっちやねん!

昨日8人気で昨年の覇者ナックビーナスにしては人気がない。今日は6人気と上がってきた。

近走の大敗が嫌われているようだが香港G1と高松宮G1を除けば、G3なら勝ち負けできると戦績は語っている。

このキーンランドカップの前に今日は新潟9R五頭連峰特別にチェック馬のジョーアラビカが出走してきた。こちらを片付けてからキーンランドに向いたい。

今は5番人気になっている。4着、4着のあとだ。単勝で8.1複勝2-2.5。鞍上が和田から松山に替わった。松山は昨日節目の600勝をあげてリズムは悪くない。

松山くん頼むよ（笑）

札幌記念回顧

枠順と道中の位置取りが明暗を分けた結果になった。
1枠1番の好枠を活かして川田は最内を追走。

サングレーザーの岩田はスタートするとスーッと番手を取りに行くと内ピッタリにつける。ワグネリアンも積極的に位置を取りにいったが外枠だけに内には入れない。

フィエールマンも外々を回されて形としてはよくない。フィエールマンより外のサングレーザー岩田の位置取りの巧さが際立つ。

ペルシアンナイトも外をフィエールマンと追い上げてくるが経済コースを巧く立ち回ったブラストワンピースやサングレーザーにレースにさせてもらえなかった。

枠順が大きく影響した結果だった。大阪杯で外々を回されたブラスト陣営が川田を起用したことは成功だった。その大阪杯の外々を回るレースをフィエールマンはやってしまった。

枠順だといえばそうだろう。つまり今の競馬は馬自身の実力差はそんなにない。枠順のひとつ、ふたつが影響する。もちろんレースでの位置取りが結果を大きく左右する。

だから池添から川田に乗り替えたのだ。そんなに騎手の技量に差があるのか。それは自ずとと結果に表れてくる。

もちろん、フィエールマンやワグネリアンが内でブラストワンピースが外枠だったら結果は違っていたと思う。それだけに6枠10番のサングレーザー岩田がいくら内をつくのが好きな騎手といってもファインプレーだと認めないわけにいかない。

これで凱旋門賞にはブラストワンピースは川田で行くのだろう。3着と微妙な結果にフィエールマンは凱旋門賞に挑戦するのか。陣営からの発表を待ちたい。

札幌記念

豪華メンバーで面白いレースになるだろう。ポイントは有力各馬が札幌記念でなく次走が目標のレースだということ。

ブラストワンピースとフィエールマンが結果次第で凱旋門賞へ挑戦する。下手な負け方はできないが、そうかと言ってここをメイチに仕上げるわけにはいかない。

ワグネリアンにしても、目標は天皇賞秋だろう。

それでは、ここメイチに仕上げて臨んでくる馬。クロコスミア、ステイフーリッシュ、クルーガーあたりで90%仕上げの有力馬に歯が立つかどうか。

残るサングレーザー、ペルシアンナイトはどうなのか。ここメイチではないのか。

ブラストワンピースは騎手を川田に代えてきた。大阪杯の外々を回った池添の騎乗が気に要らないようだか、目黒記念はなぜ池添を乗せたか。依頼していたルメールが騎乗停止になって、池添をそのまま乗せることになったらしい。詳しくは知らないが。

その経緯はどちらでもいいが、外々回った大阪杯の騎乗にクレームをつけたので川田としてはコースロスなく乗ると思うが、幸いにしてというか枠順が1枠1番になったので直線はともかく道中は内々を進むだろう。

ただ、ブラストワンピースは内々を巧く捌いてくる器用さがあるんだろうか。

川田の手腕に期待するというところか。

フィエールマンは、オッズに比べて新聞各紙の印が厚くない。なぜだろう。どうも菊花賞、天皇賞を勝ったことでステイヤーと思われている。

1800mのラジオNIKと2200mのAJCCで2着に敗れていることから、バリバリのステイヤーだと思われているのかな。

ラジオNIKは出遅れて小回りの福島を強烈に追い込んでを脚を余したものだ。AJCCは中山で勝ったシャケトラが56、フィエールマンは57で着差アタマだ。

ボクは2000mでも大丈夫と思っている。むしろ洋芝はどうか。凱旋門賞に行くうえでは洋芝もこなす。母方がフランス馬だけに、ここを勝って凱旋門賞だ。

関屋記念回顧

終ってみれば勝ったのがディープインパクト産駒のミッキーグローリー。2、3着がステイゴールド、4、5着がディープインパクトと偏った血統の結果になった。

偏ったと言ったが、それは偏ってなどなくてこれは今の日本の競馬の血統的な現実の分布だろう。

これでディープインパクト産駒やステイゴールド、キンカメ産駒がいなくなったらどうなるかという予測みたいな記事もいくつか読んだ。

さあ、どうなるのか。
ボクのような馬券好きのおやじには知る由もない。ただ、無関心ではいられない。馬券的には影響があるなんてもんじゃないだろう。

それでもディープの仔のキズナやステイゴールドのゴールドシップ、フェノーメノがキンカメのロードカナロアのように継承していくんだろう。

それはそれでディープインパクト、キングカメハメハ以後の血統地図を眺めて楽しみたい。

ボクが競馬を始めた頃は、シンザンの父でもあるヒンドスタンやハイセイコーの父チャイナロック、ダイハードやセダン、リボー系やネヴァーセイダイ系、ナスルーラ系とパーソロンやノーザンテーストなど書き切れないくらい多士済々の種牡馬群であった。

時代とかがごちゃごちゃになっていて馬名とか系統も間違ってるかも知れません（笑）

とにかく憶えきれない多くの種牡馬が入ってきて、それに内国産の種馬も細ぼそと活躍していたもんだから、それぞれの種馬の特徴を憶えたりするのはムリだった。

せいぜいが距離の適性と大レースに強いクラシックタイプかハンディキャップタイプかを区分けする程度だった。

だから、ひょっとしたらボクが競馬を始めたころの群雄割拠の様相を呈する血統分布になるのかなという気もしないではない。
どっちやねん!（笑）

関屋記念の予想

昨年はディープ産駒の1〜3着でまったく当たらなかった（笑）
今年もディープインパクトが亡くなったことでディープ産駒で決まると言いたいところだが、昨日キングカメハメハが急逝し、予想の様相が変わってしまった。

では、キンカメの仔ロシュフォールなのか。
そうだ。ロシュフォールだ（笑）

何か不謹慎の誹りを受けそうな予想だが、このままロシュフォールを本命にした。

鞍上田辺が重賞騎乗機会の連勝記録がかかっていることもある。

それから、ディープインパクトの産駒にも注意はしたい。ディープの産駒にとって新潟の長い直線はもってこいの得意のコースだと思われている。確かに昨年の結果からもそれは言える。

上がり33か32秒台で差してくるディープと前に行くディープで34 秒台で粘るディープ産駒。昨年3着のエイシンティンクルが後者のディープ産駒。

今年で言えばオールフォーラヴ、ディメンションあたりか。

人気のロードカナロア産駒ケイデンスコールはG1NHKマイルでアドマイヤマーズに1/2差の2着はここでは威張れる戦績だ。このコースも2歳Sで勝っている。

7番のロードクエストも新潟2歳Sの覇者だ。ケイデンスコールがロードクエストにダブルのでボクはもうひとつ人気ほどの信頼感を持てないでいる。

脚質による有利不利はなさそうだ。ゴール前は先行馬と差し追込み馬の入り乱れた様相がイメージされる。

◎ロシュフォール
○オールフォーラヴ
▲ディメンション
△ケイデンスコール
△サラキア
△ミッキーグローリー
印にすればこうなった。

ディープインパクト…その2

ディープインパクトは種牡馬としての父サンデーサイレンスの成績を超えてはいない。

父サンデーサイレンスが、社台系肌馬のほとんどに種付けが可能だったことに比べるとサンデーサイレンス直仔のディープインパクトはSS系牝馬には付けられなかった。

それでもミスプロ系などの肌馬から活躍馬が出て、近年はノーザン
社台の潤沢な資金で南米や欧州のG1牝馬に種付けするようになった。それこそ世界的に名だたる繁殖牝馬が空輸で種付けに訪れるまでになった。

ボクがPOGの仮想馬主にディープインパクトを指名した根拠は全兄のブラックタイド（キタサンブラックの父）の弟だからということではない。

そのことは、つづきで