上がりの決め手を出そうとしたが、やめました(笑)
33秒台がいなくて34と35ばかりなので意味がなくなった。例えば馬群が先頭から最後方まで10馬身くらいだとすると逃げるダンビュライトが35秒台で上がれば最後方から33秒の脚で差し切れる計算になる。
計算にはなるが現実には机上の計算通りにはならない。直線に入ってから追い上げるのでなく、徐々に追い上げていれば5馬身差くらいを直線で挽回すれば、なんとかなるからだ。徐々に追い上げるのが外を回ってコースロスしてしまうと計算通りにいかない。
そういうゴチャゴチャとチマチマ考えるのはボクは好きではない。もう少しざっくりと考える競馬の方が性に合う。だからラップで考えるのをひとまずやめます。
考えないといけないのは、騎手の乗り代わりだ。ラヴズオンリーユーがデムーロから川田に、ワグネリアンが福永から武豊に、ステイフーリッシュが石橋から和田竜などに乗り代わった。他にはダンビュライトの松若以外は全部乗り代わりと、ちょっと珍しいことになった。
今日、東京で共同通信杯があるのでそちらの馬に乗る騎手の使い分けなので仕方がない。
その乗り代わりで今日のレースに大きく影響すると思われるのは、1番人気ラヴズオンリーユーの川田への乗り代わりだ。有馬記念で何もしないで後方のまま10着に終わったことで陣営の我慢も限界だったようだ。
そうなれば、川田へのスイッチはラヴズオンリーユーの好位づけあるいは先行することを暗示している。それはそうだろう。今日は逃げ馬がダンビュライト一頭でスローペースが予想されるところを、有馬記念のように後方で待機すれば川田への乗り代わりの意味がない。
ダンビュライト一頭でスローペースになるというのは、正しくない。そう思われてはいるが、ボクのレース位置と決め手で触れたように、今日のメンバーは決め手のない馬の集まりだ。自分が乗る馬が決め手がないと思う騎手はどうするか?
それは先行または好位で進めたいだろう。それがほとんどの馬だったらハイペースにこそならないが、スローペースにはならないというのがボクの予想だ。